【 川端康成 】の書

カコモンクエスト 2014.10.14 火曜日

霊界にいる、勇者・茂木です。
魔法の鍵を手に入れるために、僕は父さんの魂と戦っています。
父さんを倒すと魔法の鍵が手に入る。でも、父さんの存在は完全に消えてしまう。
それでも僕は…
 
 
父さん:父さんを倒したかったらー、このカコモンに答えるんだよ。
「『伊豆の踊子』を書いた小説家はダレだ?」
 
茂木:『伊豆の踊子』…は聞いたことあるけど…クララ!
 
クララ:はいな!確か雑誌『文芸時代』を出して、新感覚派をつくった人物だった気がするでガンす!
 
茂木:もっとヒントちょうだい!
 
クララ:あとは、1968年にノーベル文学賞を受賞した人な気がするでガンす!
 
茂木:ノーベル文学賞!ああ!分かったぞ!『伊豆の踊子』を書いた小説家は…
「川端康成」!!!
 
父さん:正解………
 
茂木:父さん!
 
クララ:茂木!宝箱でガンす!
 
茂木:「川端康成の書」だ!!
 


川端康成。
大正・昭和時代の小説家。雑誌『文芸時代』を出し、新感覚派とよばれる新しい文学運動をおこした。
文芸批評にも優れ、1968年にノーベル文学賞を受賞したことでも有名。
代表作は『伊豆の踊子』『雪国』である。


 
父さん:茂木、父さんの存在は、茂木の記憶からも消えてしまう。
 
茂木:父さん!
 
父さん:茂木、最後に一つだけ伝えるよ。
 
茂木:何だい?父さん!
 
父さん:わたしは、茂木を、お前を捨てたんじゃない。伝説のカコモンを倒すためにわたしは旅に出たんだ。それだけは信じてほしい…ああ。
 
茂木:父さーーーーーーーーん!!!!
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