サラ:ねぇ〜茂木まだ?
茂木:えーと、いいかな、よし。サラ、もう目をあけていいよ。
サラ:うん。わぁ、キレ???!茂木、ここ、「セレブが見られる丘公園」じゃない。
サラの目の前には、色とりどりのイルミネーション、きれいな夜景が広がっていた。
茂木:…きれいだろ?サラ、あの。
サラ:うん。何?
茂木:(…よし、ここで、告白だ。)あの、ぼ、ぼ、ぼ、ぼ、ぼ、ぼ…
サラ:ボ?
茂木:……ボーナスが出て。
サラ:ボーナス?
茂木:そーなんだよ、500万円くらい出たかな?
1864年、新撰組を一躍有名にした、池田屋事件。
この池田屋事件での活躍により、会津藩から新撰組にボーナスが支給されている。
その金額を現在のお金に換算すると!なんと!およそ500万円!!
茂木:ボーナスの話は置いといて、サラ。…ぼぼ、ぼぼぼびぼぼぼ。
緊張している茂木を見て、察したサラ。
サラ:茂木。きれいなイルミネーションを見せてくれてありがとね。あのね、私、クリスマスにデートに誘われて嬉しかった。
サラなりのアシストだった。
茂木:うん。えーと。よし。あの、僕は、サラのことが、歴史好きなサラのことが、お金を大事にするサラのことが、好きです!本当に大好きです!僕と、つき合って下さい!