あの日から月日は3年経っていた。
めぐみ:わぁ!手作りのお菓子、亀桃さん、ありがとうございます。
亀桃:めぐみさん誕生日おめでとう。
めぐみ:嬉しいです。
亀桃:あと、あなたにも。
DT:ミーにもくれるの?嬉しいんじゃない!
めぐみ:DTよかったね!
かつては、高級なプレゼントでなければ喜ばなかった2人が、お金の全くかかっていないプレゼントで喜んでいた。
江戸時代にも超高級なお菓子屋さんがあった。
そのお店の名前は「鈴木越後(すずきえちご)」。
このお店の羊羹は、値段が高すぎたせいか、賄賂にも使われたという。
その羊羹の値段を現在のお金に換算すると!なんと!およそ10万円!!
めぐみ:本当にありがとうございます。実は、私、亀桃さんのおかげで、人生が変わりました。
DT:ミーだってそうだよ!本当に、ありがとうございますなんだよ!
亀桃:私は何もしてないわ。
めぐみ:いえ、あのままでは私、ダメな人間になっていました。セレブ総選挙で不正が発覚して無一文になったけど、今はこれで良かったと思っています。…亀桃さんを紹介してくれたサラさんにも、感謝を伝えないと。
亀桃:サラさん、今、とっても忙しいみたいね。
めぐみ:そうですね!今、結婚式場を見て回ってるみたいですね!