サラ:すみませんでした!注文はちゃんと確認します!
店長:サラさん、もう、お客さんカンカンだったじゃないか!
サラ:はい、だから何度も謝りました。次から気をつけます!
サラ:…疲れたー。人に怒られたことなんてほとんどなかったのに、あの鬼店長め!は〜立ちっぱなしで足パンパンになっちゃったよ。お客さん、いっぱい来ると、めんどくさいし。時給なんて、たった……800円だし。サラ:800円っていったら、そうよ。大正時代のあれと同じじゃない……
時は大正時代。日本に初めてコーヒー牛乳が登場した。
当時、コーヒー牛乳は、大変高価で、お弁当一つの値段と同じくらいだったという。
コーヒー牛乳の当時の値段を現在のお金に換算すると…なんと!およそ800円!!
サラ:これだけ働いても、大正時代ならコーヒー牛乳しか飲めないのね。
店長:サラさん、休憩時間もうとっくに過ぎてますけど!
サラ:すみません、今行きますー。
店長:しっかりして下さいよ、いい大人なんですから。
サラ:はいはいはい!
店長:『はい』は、1回!
サラ:はい!
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