茂木:めぐみちゃん、ずっと、LINEばかりしてて、僕の話をあんまり聞いてくれなかった。急に冷たくなった気がする。美術館の後の買い物だって……
めぐみ:この化粧品、欲しいなと思ってたんですよね?
茂木:じゃあ、めぐみちゃん、買ってあげるようか。
めぐみ:え?いいんですか?
茂木:だって化粧品、お金かかるだろ?
めぐみ:でも私、茂木さんに化粧品だけで、3000万円くらい買ってもらってますよ。
茂木:これでめぐみちゃんの気を引けるなら安いもんさ。
茂木:いいのいいの、3000万円くらい。毎月でもいいくらいさ!そうだ。めぐみちゃん、3000万円っていったらね、江戸時代に…
江戸幕府13代将軍、徳川家定の妻、篤姫。彼女は、島津家から、化粧品の代金を毎月もらっていた。
そのお金を現在のお金に換算すると!1ヶ月なんと!およそ3000万円!!
めぐみ:今日は、化粧品を買ってもらってありがとうございました。
茂木:いーや、安いもんだよ!
めぐみ:あ、茂木さん私この後、用事があるので帰ります!
茂木:え?家まで送っていこうか?
めぐみ:いえ!いいです!
茂木:そっか…じゃあ、また連絡するね!またねー!
めぐみ:…ふぅ。『ごめんね。用事が済んだから、今から行くね。待っててね、ダーリン。』
- Prev || 1 || Next -