ゲンキンな歴史 2015.8.27 木曜日

はからずも、「セレブ総選挙」に立候補したサラに資金援助をすることになった男・茂木。あの美女から、男・茂木に、連絡があり、セレブが集うラウンジで待ち合わせ。


茂木：めぐみちゃん、どうしたんの、急に。

めぐみ：あの、茂木さん。実はお願いしたいことがあるんです。

茂木：…な、何だい？

めぐみ：私、今、セレブ総選挙に出てるんです！

茂木：…んっ、え？　そうなの!?

めぐみ：はい、それで、テレビに出たりしてPRしたくて、その資金であの、500万円、頂けませんか？

茂木：500万円？　あの、めぐみちゃん、500万円っていったら、昔、テレビが…

めぐみ：はい。

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1960年。国産のカラーテレビがこの年に登場。テレビに新時代がやってきた。
当時は、21インチで52万円という値段だったが、これを、現在のお金に換算すると！なんと！およそ500万円!!

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茂木：めぐみちゃん。どうしてセレブ総選挙に出たの？

めぐみ：お金持ちになりたいからです！　私が小さい頃から、父の体が弱く、母だけしか働けなくて、しかも兄弟が20人もいてものすごく貧乏でした。いつかお金持ちになりたい、お金持ちになりたいって思ってたんです。

茂木：そうか。でも、めぐみちゃん、セレブ総選挙に出るためには、お金が必要だったと思うんだけど、そのお金は…？

めぐみ：茂木さんごめんなさい！　私、茂木さんに嘘付いて！　お金をもらって！　それでセレブ総選挙に！　立候補したんです！　ごめんなさい！

茂木：めぐみちゃん、やっぱり、そうだったのか…