ゲンキンな歴史

ゲンキンな歴史 2015.8.11 火曜日

はからずもサラに資金援助することになった男・茂木。「セレブ総選挙」でナンバーワンになったら、今まで茂木からもらったお金を全額返すとサラは言っているのだが…


茂木:サラ、「セレブ総選挙」に立候補はできた?

サラ:茂木、実は、昨日が締め切りで、昨日、正式に手続きしてきたわ!

茂木:ああ、間に合って良かったよ!

サラ:でね。ここからはまた相談なんだけど、立候補したら、紙をもらったの。コレ。

茂木:ん、寄付、一口、200億円……!?

サラ:そうなの。これ寄付したほうがいいのかしら?

茂木:に、200億円!? とんでもない金額だよ! …200億円といったら、江戸時代に…

サラ:江戸時代?


江戸幕府5代将軍、徳川綱吉は「生類憐みの令」を制定し、動物を大切に扱うように命じた。
中でも犬は大事にされ、その結果、野犬が江戸の町に増えてしまう。
幕府は対策として東京ドーム20個分にもなる巨大な「お犬様御殿」、つまり、犬小屋を作ることを命じた。
その犬小屋の建築費を現在のお金に換算すると!なんと!およそ200億円!!




茂木:寄付で200億円か…。

サラ:茂木、寄付した方が有利に働くと思うんだけどどう思う?

茂木:そりゃそうかもしれないけど……

サラ:決まりね。茂木。200億円頂戴。

茂木:うーーーーーん、うーーん、少しでも全額返済の可能性があがるなら……しょうがない! サラ! はい! 200億円!

サラ:茂木! ありがとう! 今すぐ寄付してくるわ!
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