ゲンキンな歴史

ゲンキンな歴史 2015.7.30 木曜日

はからずも、大金を手にしてしまった、男・茂木に、「とんでもない美女たち」が群がり始めた。今夜も、セレブが集う夏祭りで、美女とデート。
 
 
茂木:めぐみちゃん、セレブお化け屋敷、面白かったね!
 
めぐみ:茂木さん、結構怖がりなんですね?
 
茂木:怖がってなんてないよ! ハハ! 次は何しようか!
 
めぐみ:あ、風鈴。
 
茂木:風情があっていいね。めぐみちゃん、欲しいのがあったら、どれでも買ってあげるけど!
 
めぐみ:え? 茂木さん、いいんですか? じゃあ、お言葉に甘えてこの、市松模様の風鈴。
 
茂木:いいね。そういえば、風鈴は、江戸時代の頃……
 
めぐみ:江戸時代?


時は江戸中期。この頃、日本にガラス製法の技術が伝わったことにより、
日本ならではの、ガラスでできた風鈴が登場したが、とても高価なものだった。
当時、ガラス製の風鈴、一個当たりの値段を現在のお金に換算すると!なんと!およそ300万円!!



茂木:ガラスの風鈴は、当時一部の人たちにしか買えなかったと言われてるんだ。
 
めぐみ:高いですね。
 
茂木:あの! 店員さん! この市松模様の風鈴ください! え? …さ、さ、300万円!?
 
めぐみ:た、高い! 茂木さん、そんな高い風鈴、ダメです。
 
茂木:これ江戸時代並じゃないか! でも、買ってあげるって言っちゃったし…めぐみちゃん! はい! 300万円!
 
めぐみ:茂木さん! いいんですか…ありがとうございます!
 
茂木:いいって、いいって! 今日はお祭りだからね…あははは。高いな…。
 
めぐみ:この市松模様の風鈴、大切にしますね。
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