ゲンキンな歴史 2015.7.20 月曜日

はからずも、大金を手にしてしまった、男・茂木に、「とんでもない美女たち」が群がり始めた。今夜も、セレブが集うラウンジで、美女と待ち合わせ。前回はお金をもらえなかったサラだが…
　
　
茂木：サラ、話ってなんだい??
　
サラ：茂木、最近、何かおかしいのよね。茂木、私ね、セレブ道を学びたいと思って、紳士淑女の国、イギリスのロンドンに行きたい、と思ってるの。だから茂木…300万円頂戴
　
茂木：セレブ道？　ロンドン？　300万円!?　ロンドンへ行くのに300万円なんて！　そんな大金、あげないよ!!
　
サラ：どうして!?　私、ビッグ・ベンが見たいの！
　
茂木：君、いいかい？　明治時代にね…
　
サラ：明治時代!?
　
茂木：とりあえず聞いて！
　

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バッキンガム宮殿や、ビッグ・ベンなど、歴史ある建造物が多いことでも有名な街、ロンドン。
明治時代になると一般人でも船でロンドンに行けるようになったが、当時、一番安い運賃を、現在の値段に換算すると！片道でなんと！およそ300万円!!

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茂木：今時片道7万円くらいでロンドンに行けるのに、明治時代じゃあるまいし、300万円はあげられないよ！　
　
サラ：茂木！　私、お手洗いに行ってくるわ。
　
茂木：何だよ。行けばいいじゃないか。
　
サラ：私ね、お手洗いに行くの。ちょっと長めに。茂木……分かってるわよね？
　
茂木：え？　サラ！　嘘だろ。おれって…ビッグ・ベン!?　大きなベン!?　か、体を張ったギャグじゃないか！　サラ！　君には参ったよ！　サラ！　ロンドンに行って、たくさん食べて、それで…はい！300万円！　
　
サラ：茂木！　ありがとう！　ふー、今日はもらえたわ。