ゲンキンな歴史

ゲンキンな歴史 2015.6.9 火曜日

はからずも、大金を手にしてしまった、男・茂木に、「とんでもない美女たち」が群がり始めた。今夜も、セレブが集うラウンジで、美女と待ち合わせ。
 
 
茂木:めぐみちゃん、さっきから思ってたんだけど、目が赤いね。…どうかしたのかい?
 
めぐみ:茂木さん、あの、実は、友達にシュークリームつくろうと思って、いろいろ食材を買ったんですけど、肝心の砂糖が買えなくなってしまって。1600円足りなかったんです。
 
茂木:1600円!!??砂糖って1600円もするの!?めぐみちゃん、1600円くらいだったら、出すよ!
 
めぐみ:ダメです!そんな1600円は大金です!
 
茂木:…1600円か。
そういえば、『日本誌』という本を書いたケンペルって知ってる?
 
めぐみ:ケンペル!?
 

江戸時代の始め。白砂糖は大変貴重だった。
長崎出島に滞在していたドイツ人の医師、ケンぺルの書に書かれている、白砂糖1キログラムの値段を現在の値段に換算すると、なんと!およそ1600円!!



めぐみ:じゃあ、昔の砂糖は、今の10倍くらいもしたんですね。
 
茂木:今の10倍!?さっきめぐみちゃん1600円足りないって言ってなかった?
 
めぐみ:私、砂糖10キロをまとめ買いしようと思ったんです。
 
茂木:10キロまとめ買い!? そうだ!めぐみちゃんはとてつもない節約家だったんだ!やっぱりいい子だ!
めぐみちゃん!これで、甘いシュークリームをつくってほしい!はい!1600円!
 
めぐみ:茂木さん!ありがとうございます!これで甘いのつくります!
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