ゲンキンな歴史

ゲンキンな歴史 2015.6.23 火曜日

はからずも、大金を手にしてしまった、男・茂木。大金持ちになった途端、「とんでもない美女たち」が群がり始めた。今夜も、セレブが集うラウンジで、美女と待ち合わせ。
 
 
サラ:茂木、わたしね、町美脚になりたいの、だから茂木…45万円頂戴?
 
茂木:45万円!!??なんで町飛脚になるのに、僕が45万円を出すんだよ!ダメに決まってるじゃないか!
 
サラ:ダメ?
 
茂木:君いいかい?町飛脚で45万円といったらね……
 
サラ:もしかして昔の話?
 
茂木:もちろん昔の話さ!
 


荷物を運ぶ職業として、江戸時代に、一般にも普及した町飛脚、つまり、飛脚。
距離や日数により値段には違いがあり、江戸から京都を6日間で届ける「町飛脚」の料金を現在のお金に換算すると、
なんと!およそ45万円!!




茂木:…昔は6日間で江戸から京都に届けものをするのに45万円もかかったんだ。飛脚になりたいからって、45万円はあげられないよ!
 
サラ:飛脚?茂木、私、「町の美脚」つまり!「町一番の美脚」になりたいの。
 
茂木:え!?町の美脚!?町飛脚じゃないの!?また勘違いしちゃった!?
 
サラ:茂木、び・きゃ・く。
 
茂木:ハハっ!そうだよね!飛脚になりたいなんて、そんな目で見つめられて、いやいや勘違いじゃないよ!
足のキレイな美脚になるには、そう!それくらい必要だよね!はい!サラ!45万円!
 
サラ:茂木!ありがとう!電磁波でセルライトを分解してきまーす♪
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