ゲンキンな歴史

ゲンキンな歴史 2015.6.1 月曜日

はからずも大金を手にした、男・茂木に、「美女たち」が群がり始めた。今夜もセレブが集うラウンジで、美女と待ち合わせ。
 
 
茂木:サラ、話って何だい!?
 
サラ:私、バカンスで、カリフォルニアに行きたいの!だから200万円頂戴!
 
茂木:200万円!!??何で200万円も大金を僕が払うのさ!あげないよ!
 
サラ:どうして!?
 
茂木:いいかい!?
その昔、アメリカでゴールドラッシュという時代があってね…
 
サラ:ゴールド!?
 
茂木:汗を流して、金を掘り出したんだよ!
 


アメリカで1848年から始まったとされる、ゴールドラッシュ。
一攫千金を狙い、金を掘り出そうと人が押し寄せたが、その中に一人だけ日本人がいたという。
彼の名はジョン万次郎。彼が2ヶ月で稼いだお金は、現在のお金に換算すると…およそ200万円!

 


 
茂木:ジョン万次郎が必死に稼いだお金が200万円。そのお金で、船を買って、ハワイ経由で、ようやく日本に戻って来られたんだ。だから200万円は簡単にはあげられないよ!
 
サラ:茂木、じゃあ私も、カルフォルニアに行って、ハワイ経由で、遊んで帰ってくる。だから、200万円頂戴!
 
茂木:カリフォルニアからハワイって…ジョン万次郎と同じルートじゃないか。
 
サラ:それとハワイから帰ってきたら、私、佐渡島に行く。
 
茂木:佐渡島といったら、日本のゴールドラッシュ!金山があったところじゃないか!
よしサラ!君の熱意は伝わったよ!はい!200万円!
 
サラ:茂木、ありがとう〜!大好き!佐渡島でお土産買ってくるね〜!
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