ゲンキンな歴史 2015.5.13 水曜日

はからずも大金を手にした男・茂木に、「美女たち」が群がり始めた。今夜もセレブが集うラウンジで、美女と待ち合わせ。
　
　
茂木：サラ、話ってなんだい??
　
サラ：…茂木、私、古本屋を巡りたいなーと思って、だから茂木…5万円頂戴！
　
茂木：5万円!!??古本を買うのに5万円ならまだ分かるけど、巡るのに5万円って、そんな大金あげない！あげないよ!!
　
サラ：どうしてよ!?
　
茂木：サラ！いいかい!?
5万円というお金はね、その昔、井原西鶴が……
　
サラ：また、昔の話!?
　
茂木：そうだよ！いいから聞いて！
　

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「好色一代男」「世間胸算用」など、数多くの作品を残した江戸時代の小説家、井原西鶴。
「好色一代男」全8冊セットの当時の値段は、一両を10万円とした場合、現在のお金に換算するとおよそ5万円!!!
　

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茂木：…だからね、サラ、5万円は簡単にはあげられないよ！
　
サラ：わかったわ。茂木、私一代で、全国の古本屋を全て巡る。だから、茂木！5万円頂戴！
　
茂木：サラ一代で!?全国の古本屋全て巡るって、何店舗あるんだよ！それは「古本屋一代女」じゃないか！よし、サラ！古本屋巡りの旅、これでスタートさせるんだよ！はい！5万円！
　
サラ：茂木、ありがとう〜！大好き！さっそく古本屋に行って、私が持ってる雑誌を売ろうっと♪