ゲンキンな歴史 2015.4.6 月曜日

はからずも、大金を手にしてしまった、男・茂木。大金持ちになった途端に……彼の元へ「とんでもない美女たち」が群がり始めた。
今夜は、セレブが集うラウンジで、美女と待ち合わせ。
　
　
茂木：サラ、話ってなんだい??
　
サラ：…茂木、実は私ね、高級フィットネスクラブに通いたくて、だから茂木…200億円頂戴♡
　
茂木：に、200億円!!??昨日、15億円あげたばかりじゃないか！そんな大金、あげるワケないよ!!
　
サラ：どうして!?
　
茂木：君！いいかい!?
200億円という大金はね、その昔、大奥で……
　
サラ：大奥!? 茂木、女の修羅場の話をする気!?
　
茂木：いいから聞いて！
　

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時は江戸時代。徳川将軍家の後継者が途絶えることは、江戸幕府の存亡にかかわる一大事。
将軍のお世継ぎをつくり、育てる場、として、生まれたのが、「大奥」。
維持費は年間20万両と言われ、1両を10万円とすると、その額、およそ200億円。
つまり！ 200億円とは……
江戸幕府を存続させるためのお金だったのだ!!!
　

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茂木：…だからね、サラ、200億円はあげられないよ！
　
サラ：じゃ。私高級フィットネスクラブに通って、将来元気な子供を産むための基礎体力をつけるわ！だから茂木、200億円頂戴！
　
茂木：…ん!?サラは跡継ぎの大切さを理解してくれたってことか。…そうか、だったらしょうがない！サラ、大切に使うんだよ！はい！200億円！
　
サラ：茂木、ありがとう〜！大好き！アイラブユー♡
　
茂木：ちょっと優しくししたら、本当に、機嫌が良くなっちゃう、ゲンキンな女だな♪
ではまた明日！