ゲンキンな歴史

ゲンキンな歴史 2015.4.15 水曜日

はからずも、大金を手にしてしまった、男・茂木に、「とんでもない美女たち」が群がり始める。
今夜も、セレブが集うラウンジで、美女と待ち合わせ。
 
 
茂木:サラ、話ってなんだい??
 
サラ:…茂木、実は私ね、姪のアゲハに縦笛を買ってあげたくて。だから茂木…500万円頂戴♡
 
茂木:500万円!!??昨日も30万円あげたばかり!そんな大金、あげないよ!!
 
サラ:どうして!?
 
茂木:君!いいかい!?
500万円という大金はね、その昔ベートーベンが……
 
サラ:ベートーベン!?茂木、どうしていつも時代を遡るの!?
 
茂木:いいから聞いて!
 


『運命』や『エリーゼのために』など、後世に残る名曲を数多く生み出した、ドイツの作曲家、ベートーベン。
彼が1曲当たりに受けとった作曲料は、現在のおよそ500万円と言われている。
つまり!500万円とは……
ベートーベンに1曲作ってもらうためのお金だったのだ!!!

 


 
茂木:…だからね、サラ、500万円はあげられないよ!
 
サラ:分かったわ。私もアゲーハのために、1曲、作曲するわ。だから茂木、500万円頂戴!
 
茂木:…ん!?『アゲーハのために』?『エリーゼのために』?サラ!だったらしょうがない!サラ、いい縦笛を買うんだよ!はい!500万円!
 
サラ:茂木、ありがとう〜!大好き!茂木と私、運命かもね!?
 
茂木:ちょっと優しくしたら、すごい機嫌が良くなって、ホント、ゲンキンな女だな♪
また明日!
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