ゲンキンな歴史 2015.10.27 火曜日

はからずも、セレブナンバーワンになっためぐみちゃんに恋をしている男・茂木、めぐみちゃんの心を引くためにお金を遣い過ぎてしまい、ついに財政破綻してしまった。


茂木：家具も売った。絵も売った。そして、家は差し押さえられた。今日は、これを売って、生活費にあてるか。高級ブランドの掃除機。

お金が無い茂木は、この日も、リサイクルショップにいた。

女性店員：ありがとうございます。買い取り額は110円です。

茂木：ぶふぉ！ひゃ、110円!?だって、このセレブ掃除機、定価は120万円だよ。

女性店員：この掃除機は人気の色じゃないんで、買い取り額はこの程度になってしまうんですよね。

茂木：110円じゃ何も買えないよ。120万円が110円か…。

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国産初の電気掃除機は、1931年に発売された。当時の値段1台110円で超高級品だったという。
その値段を現在のお金に換算すると！なんと！およそ120万円!!

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茂木：これを食べるなんて……いつぶりかなー。

茂木は、掃除機を売ったお金、110円で、カップラーメンを買っていた。

茂木：はぁ、これじゃあ、満腹にはならないよ。かといって、もう売るものがなくなってしまった。…働くか。…働かないと、もう…。…明日、アルバイトを探しに行こう。でも大変そうだな。いや、お金ないんだし。