舞台は、アメリカ。
「ダンサーになりたい」という夢を話した茂木の娘・芋子。
芋子に「芋畑を継いで欲しい」と思っている茂木は、この日……
茂木:芋子さん。お父さんは、そのダンサー、という夢に反対だな。なぜなら、不安定な世界だから。
芋子:私ね、初めて、本当になりたいものに出会ったの!
茂木:芋子さん。せっかく大学も卒業して、経営学も学んだのに何で…
芋子:でも、これだけは譲れない!
茂木:芋子!もう好きにしなさい!そのダンスの学校の学費は出しませんよ!
芋子:I can earn money!
茂木:…ん?「アイ・キャン・アーン・マニー」?「アーン」って、なんだ?アーントニオ猪木なら知ってるけどな?調べよう!! 「アーン」「アーン」の意味は………
「稼ぐ」!
「アイ・キャン・アーン・マニー」ってことは、え…「私、お金を稼げるわ」ってこと!?
茂木:芋子さん、甘いぞ。もし出来るんだったら、出ていきなさい。
芋子:分かったよ、出て行く。
茂木:そんな分からず屋は、出ていけ。あれ?芋子さん、何も持たずに?もう出て行くの!?
芋子:だって出て行けって言ったから。
茂木:芋子!待ちなさい!
芋子:何でよ!出て行けっていったのそっちでしょ!…さよなら。お母さんによろしく言っといて。
茂木:…い、芋子。
「アイ・キャン・アーン・マニー」、「私はお金を稼げる」そう言って、芋子が出て行きました。
僕が電話しても出てくれません。心配です。
今、どこで何をしているのか?
芋子さーーーーーーーん!!!!!!
これを聞いてたら、電話くださーーーーい!!!