* 放 送 後 記 *

第190話「亀裂のtreat」

舞台は、アメリカ。
 
茂木が愛する娘、高校生の芋子と話さなくなって、1週間。
茂木はなぜこうなってしまったのか?もしかしたら、あの日のことじゃないかと、思い返していました。
 
 
茂木:芋子!今、何時だと思ってるんだ。
 
芋子:…。
 
茂木:門限の8時を30分も越えてるじゃないか!
 
芋子:…。
 
茂木:連絡もしないで!ママも心配してたんだ!いったい誰といたんだ!何で何も話さないんだ!芋子!
 
芋子:Don't treat me like a child!
 
茂木:ん?「ドント・トリート・ミー・ライク・ア・チャイルド」!? 「トリート」ってなんだ!?トリートメント勝手に使ったのがバレタのかな。調べよう!!
「トリート」「トリート」の意味は…
「扱う」!
つまり!「ドント・トリート・ミー・ライク・ア・チャイルド」は、「子供扱いしないで!」ってことか!
 
茂木:芋子!まだ、高校生なんだ!8時の門限、これは守りなさい!約束だよ!
 
芋子:みんな、8時の門限の家なんてないよ。なんで私だけ、早く帰らないといけないの
 
茂木:芋子!よそはよそ!うちはうちだ!8時までに帰ってきなさい!もう、7時半にしてもいいくらいだ!
 
芋子:もういい!知らない!お父さんがつくったご飯、もう一生食べない!お父さんなんて大嫌い!
 
茂木:芋子!!
 
 
芋子に言われました。
「ドント・トリート・ミー・ライク・ア・チャイルド」、「子供扱いしないで!」
芋子と話さなくなって一週間。原因はこの門限のことかもしれません。
高校生といえども、芋子はまだ子供…心配なんです。
芋子を愛してるから。
 
芋子…。

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