舞台は、日本。
職業も、何もかもを捨てて、恋人のキャシーを連れ、アメリカから日本へ帰ってきた、茂木淳一。
山奥でひっそりと暮らす2人は、自給自足の生活をしていました。
茂木:ただいま。
キャシー:おかえりなさい。茂木。何、持ってるの?
茂木:いや、実は……
キャシー:もしかして…Have you had any game?
茂木:…ん?「ハブ・ユー・ハド・エニー・ゲーム」?「ゲーム」って、あのゲームのことかな?「あなた、たくさんゲーム持ってる?」ってこと?
「ゲーム」、「ゲーム」の意味は………ああ!
「獲物」!っていう意味もある!
「ハブ・ユー・ハド・エニー・ゲーム」ってことは、「獲物が獲れたの?」ってことか!いや、獲れてないんだよキャシー。
茂木:キャシー。獲物はないんだ。獲物はないんだけど…よく日本までついてきてくれたね。セレブな君が、よくこんな山奥での生活を、受け入れてくれた。キャシー、コレを、受け取ってほしい。
キャシー:なに、これ?え?嘘!指輪?……嬉しい。
茂木:僕にはキャシー。君しかいない。君がいるだけで、僕は、幸せなんだ。生きていきたい。だから、僕と、結婚してください!
舞台は、日本。
この続きは…また明日。