舞台は、日本。
職業も、何もかもを捨てて、恋人のキャシーを連れ、アメリカから日本へ帰ってきた、茂木淳一。
山奥でひっそりと暮らす2人は、自給自足の生活をしていました。
茂木:ごめん、キャシー。今日も、いのしし…獲れなかった…。
キャシー:茂木!いいよ!気にしない!私は、木の実と山菜で、十分。
茂木:でも…ふがいないなぁ。ふがいない。
キャシー:茂木、大丈夫……Luck comes to those who laugh.
茂木:…ん?「ラック・カムズ・トゥ・ゾーズ・フー・ラフ」?ラフって、何だ?ピラフのこと?ピラフ食べたいなー!し、調べよう!!
「ラフ」、「ラフ」…あった!「ラフ」の意味は!
…「笑う」!
あ、それとこれ、ことわざじゃないか!「ラック・カムズ・トゥ・ゾーズ・フー・ラフ」、「笑う人のもとには運がやってくる」つまり!日本のことわざでいうところの、「笑う角には福来る」
茂木:キャシー。そうだよね。こんな顔してちゃいけないよね……アハハハハッハ!!!
キャシー:茂木!いいかお!アハハハハ!
茂木:そうさ!笑っていれば、幸せがやってくるんだ!笑ってやる!笑ってやるぞ!明日も明々後日も笑ってやる!アハハッハアハハッハ!
キャシー:アハハハハ!幸せ〜!!
茂木:ヤッホー!!!!
今日もいのししが獲れなくて、暗い顔をしていたら、キャシーにこう言われました。
「ラック・カムズ・トゥ・ゾーズ・フー・ラフ」、日本のことわざでいうところの、「笑う角には福来る」!キャシーは本当にいい子です。
そう。だから。僕は、明日!明日!
………また明日!