* 放 送 後 記 *

第151話「発端electricity」

舞台は、日本。
 
職業も、何もかもを捨てて、恋人のキャシーを連れ、アメリカから日本へ帰ってきた、茂木淳一。
大自然に包まれた山奥に、2人の姿がありました。
 
 
茂木:ただいま、キャシー。あれ?なんでお帰りっていってくれないんだい!キャシー。
 
キャシー:茂木。帰りたい。
 
茂木:突然、どうしたんだよ、キャシー。
 
キャシー:だって!We have no electricity.
 
茂木:…ん?「ウィー・ハブ・ノー・エレクトリシティ」?「エレクトリシティ」って、どういう意味だ?「エロクトリカルパレードに行きたい」ってこと?し、調べよう!!
「エレクトリシティ」、「エレクトリシティ」の意味は……
「電気」!
「ウィー・ハブ・ノー・エレクトリシティ」は「電気が通っていない」ってことか!?
 
茂木:キャシー、確かに、電気は通ってないね。
 
キャシー:茂木!テレビもない!暖房もない!いつまでこの生活を続けるの!?もう、私、耐えられない!
 
茂木:待ってくれよ、キャシー。今は、そんなこと言ってる場合じゃなくて……
 
キャシー:お風呂だって、沸かすの大変で!シャワーもない!
 
茂木:キャシー!今は、貯金だけで暮らしてるんだよ!…まずは自給自足できるようにならないと、いけないじゃないか!
 
キャシー:私、帰りたい……
 
 
今日、キャシーに、「ウィー・ハブ・ノー・エレクトリシティ」、
「電気も通っていない」、って言われて、今までで一番大きな喧嘩をしてしまいました。
ずっと口を聞いてくれません。
確かにキャシーはセレブだから……少しは予想してたんだけど。…早かった
 
…また明日。

*最 新 記 事*

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