舞台は、アメリカ。
俳優として活動している茂木淳一は、恋人のキャシーの婚約を止めることができず、届いた結婚式の招待状も出せないまま。
この日、キャシーへの想いをつのらせながら、1人、自宅で過ごしていました。
茂木:ああ、キャシー。どうして、キャシー…え?キャシーからだ!いい知らせにちがいない!!!もしもし!!
キャシー:もしもし!茂木。
茂木:どうしたんだい、キャシー。…声が、暗いね。
キャシー:茂木。I haven't had a reply to my invitation from you.
茂木:…ん?「アイ・ハブント・ハド・ア・リプライ・トゥ・マイ・インヴィテーション・フロム・ユー」?「リプライ」って、どういう意味だ?「リップクリームが、ライトセーバーになる」ってこと?し、調べよう!!
「リプライ」、「リプライ」の意味は…えええええ!
…「返事」!?
「アイ・ハブント・ハド・ア・リプライ・トゥ・マイ・インヴィテーション・フロム・ユー」は、「私はあなたから招待状の返事をもらってない」か…
茂木:キャシー、招待状は、返せないよ。
キャシー:茂木。私、、大好きな人に、私が一番、キレイな花嫁姿を見て欲しい。
茂木:(涙)僕だって、僕だって、花嫁姿を、見たいよ。でも…
キャシー:茂木の気持ちも分かってる。でも、どうしても…
茂木:(涙)キャシー。もう少し、心を整理させてほしい。…まとまらないよ。
今日、キャシーに、「アイ・ハブント・ハド・ア・リプライ・トゥ・マイ・インヴィテーション・フロム・ユー」、
「私はあなたから招待状の返事をもらっていない」、って言われたけど、キャシーの花嫁姿を見たいけど、
僕は……僕は、僕の隣で笑う、キャシーの花嫁姿が見たかったんだ。