舞台は、アメリカ。
俳優として活動している茂木淳一は、キャシーの両親にキャシーと結婚したいと伝えたら、許されず、何もできず、
ただ、時間だけが過ぎていきました。
茂木:あ、ジェシカ。おはよう。
ジェシカ:茂木。おはようございます。やっぱり、どうすることもできなかった、ですか?
茂木:え?どういうことだい、ジェシカ!
ジェシカ:I received an invitation.
茂木:…ん?「アイ・リシーブド・アン・インヴィテーション」?「リシーブド」ってどういう意味だ?「利子はブドウで払う」ってこと???…し、調べよう!!
「リシーブド」「リシーブド」の意味は、「リシーブ」か…!
…「受け取る」!
「アイ・リシーブド・アン・インヴィテーション」は…「私は招待状を受け取った」って…まさか。
茂木:ジェシカ!誰からの…招待状!?
ジェシカ:キャシーからの、結婚式の招待状です。
茂木:ああ、僕が何もできないうちに……もう止められないのか……日取りは?
ジェシカ:来月です。あと、茂木にも届いてました。
茂木:えー…僕は……行かないよ。行くもんか。行けない。行ってたまるか。
ジェシカ:茂木…
茂木:ああ、キャシー…キャシー…
今日、ジェシカに、「アイ・リシーブド・アン・インヴィテーション」、
「私は招待状を受け取った」って言われて、僕の分もありました。
でも、行く気なんて、1ミリにもなりません。キャシーと僕は愛し合ってるのに、何でこんなことに…
……また明日。