舞台はアメリカ。
ひょんなことから映画の主演俳優に選ばれた留学生・茂木淳一。
キスシーンの練習を愛しのキャシーに見られてしまい、その誤解を解けずにいたものの、
キャシーは、茂木の言い訳を少し信じてみようと思い始めていました。
茂木:あれ?もう、待ち合わせの時間から5分経ったぞ。遅刻なんて珍しいな。このカフェを指定されたんだけどな。ミシェル、相談にのる気、なくなっちゃったのかな。
ミシェル:茂木〜!
茂木:あ!ミシェル!こっちこっち!ん?誰から電話だ?う、嘘だろ!?キャシーじゃないか!もしもし!!!
キャシー:茂木…今、何してる?
茂木:キャシー、今は…
ミシェル:茂木〜!アイムソーリ〜!
茂木:しーー!ちょっとだまってて。…キャシー!今は…あの…その……
キャシー:Who's there?
茂木:…ん?「フーズ・ゼア」?まずい予感しかしない!調べよう!!
これか、フーは、「誰」だろ、で、ゼアの意味は
「そこに」。
「フーズ・ゼア」の意味は………「そこに誰がいるの」!?これは、本当のことを言うべきかな?もう分かんないよ!
茂木:キャシー!あの、誤解しないでくれよ。
キャシー:フーズ・ゼア?
茂木:僕は、キミの妹のミシェルと一緒だよ。あ、違うんだ!打ち合わせなんだよ!…切られたよ!だから、誤解なんだって、キャシーーーーーー!!!
せっかく、キャシーから電話がきたのに。「フーズ・ゼア?」、「そこに誰がいるの?」っていう会話だけで切られちゃいました。
キャシーは僕に、何を言おうとしたんだろう。
この続きは………また明日。