舞台はアメリカ。
留学生・茂木淳一がスタントマンで参加した映画、『テンプラボーイ』の公開日。
茂木淳一は愛しのキャシーと、映画館へ行きました。
茂木:ほらほら、キャシー!ついにラストシーンだ!ここで僕がテンプラに気付くよ!
(映画のラストシーン)
茂木:終わったーーー!エンドロール!キャシー!どうだった?
彼女:……terrible!!
茂木:…ん?テリブル?どういう意味だ?僕の演技がどうしょうもないってことかな?調べよう!!
あった!「テリブル」の意味は………
「ひどいっ」!
キャシー。そんな。ヒドいよ。…キャシー!「ひどい」ってひどいよ!
彼女:ひどい?
茂木:ああ!「ひどい」は、英語で「テリブル」!
彼女:YES!ひどい!
茂木:ぼ、僕の演技、そんなにひどかったかい?
彼女:NO!監督がひどい!もっと茂木を使え!茂木、最高だった!
茂木:キャシーーーーーーー!!!!!!もっと僕を褒めてーーーーーーーーー!!!
僕がスタントマンをやった映画『テンプラボーイ』を観て、
キャシーが「テリブル」、つまり、「ひどい」って言ったんだけど
監督がひどい!もっと!茂木を使え!って!
もう嬉しくて、僕は今から、キャシーを……デートに誘います!
また来週!