<LIVE鳥日誌>22.andymori・・・

連絡ボード 2014.7.27 日曜日

・・・晴れ渡る青い空から差し込む日差しが、いつもよりも眩しく感じる夏日和。
が一転、家を出た午後2時ごろ、外は'予報通り'の雷雨。
1歩あるくだけで靴は中までズブ濡れ、傘をさしてもさして意味はない。

「嵐の前の嵐だ。」

それまでのバンド経歴を見てみると、これ以上ないオープニングアクトなのかもしれない。
今日。確実に何かが終わりを告げる。夏日和の今日。主役の夏より少しお先に。
img_1916.jpg

2014年7月27日(日)。場所はZepp Tokyo。
さて、今回は誰のライブに降り立ったのかというと・・・、andymori先生。
【andymori ワンマン ひこうき雲と夏の音 東京公演】に行ってきました!
mot_2007.jpg

もう説明不要。
SCHOOL OF LOCK!の推薦盤 KING OF ROOKIEや生放送教室(2010年2011年)にも来てくれたし、
曲もバンバンかかってるし、Hz(ヘルツ)先生のandymoriタオルは・・・だし。

いま、これを読んでいるキミはandymori先生にどんな想い出があるのだろう・・・。
andymori先生のどの曲が、いまキミの頭の中に流れているのだろう・・・。
全てのキミの全ての想いと、共にすべきたる最後のワンマンライブ。

「いま、5時のサイレンが鳴る。」

mot_1650.jpg

mot_2450.jpg

mot_1764.jpg

[セットリスト]
01. 1984
02. ベンガルトラとウィスキー
03. Life Is Party
04. ユートピア
05. ボディーランゲージ
06. Peace
07. 投げKISSをあげるよ
08. 兄弟
09. 路上のフォークシンガー
10. クレイジークレーマー
11. Sunny Side Diary
12. ハッピーエンド
13. ゴールデンハンマー
14. 空は藍色
15. ベースマン
16. everything is my guitar
17. クラブナイト
18. 青い空
19. カウボーイの歌
20. 宇宙の果てはこの目の前に
21. FOLLOW ME
22. MONEY MONEY MONEY
23. Sunrise & Sunset
24. グロリアス軽トラ
25. 夢見るバンドワゴン
26. おいでよ
encore
01. 16
02. andyとrock
03. 革命
04. 遠くへ行きたい
05. 愛してやまない音楽を(アカペラ ver)
06. すごい速さ

結局、何曲演ったのかも憶えていない。渦巻き続けている熱気と侘しさ。
たとえ、演奏中にギターの弦が切れても、途中でマイクがスタンドから落ちても、
止まることのないこの時間に、終わりが来ることなんて想像が出来ないようで・・・。

「なんでこれが最後のワンマンなんだ?」

宇宙で1番小さな疑問が湧く。最高の景色を目の前にしながらチンケな心と無意味な葛藤。
想い出と現実が目の前で縦横無尽に交差している。
それを理解している暇も無ければ、整理している余裕も無い。ハッピーエンドへの途中の途中。
知らず知らずに込み上げてくる想いが、視界をボヤけさせる。
最後の最後まで何を語るでもない。特別な姿を見せるわけでもない。
純粋に一直線にいつまでも'andymori'の青い世界が広がっている。
どこまでも鳴らしてくれるようで・・・。でも小山田先生の「ありがとう」に感情が溢れた。
終わりが告げられたのだ。
_azp0019_2.jpg

(※写真の無断使用・転載は一切禁じますよー)

熱狂したステージにandymori先生の姿はもうない。誰もいなくなったステージ。
でも会場にいた誰もがその場を立ち去ることはなく、いつまでもその事実を受け入れずにいるようだった。
ずっと声を挙げ、叫び、拍手と賛辞を贈り続けている。
この場に来ることが出来なかった人、会場の外で音漏れを聴きに来ている人、全てのオーディエンスと共に。

夏のような出逢った時のワクワク。夏のようにあっという間に過ぎ去る儚さ。
一瞬のその光とあどけない笑顔で奏でてくれるその音を浴びられるのは・・・あとわずか。

hakucho_bird________.jpgスノーバード←愛してやまない音楽にありがとう。
- Prev                 Next -
<   2014年7月   >
MonTueWedThuFriSatSun
 123456
78910111213
14151617181920
21222324252627
28293031   

RSS

QRコード 画像
MOBILE SITE