今夜の授業テーマは『こうだったら出れるのにな!?逆電』
『 ガリ 』
こもり校長「今日、何やら噂によると、ここTOKYO FMでお昼にもSCHOOL OF LOCK!が開校してたらしいんだけど、みんな知ってるだろうか?」
COCO教頭「校長、その噂を私も聞きまして。なにやら元校長と元教頭が揃い踏みして、お昼から大騒ぎしてたらしいじゃないですか(笑)」
こもり校長「そう。聴いてない生徒だったりとか、あと TOKYO FMでのお昼だったから、関東圏以外の生徒はちょっと正直わけ分かんないと思う。“いきなり何のことを話してるんですか?”と思うかもしれないから、詳しい経緯を話すと、元々関東ローカルのTOKYO FMで、毎週月曜日から木曜日、お昼の1時から放送している、元乃木坂46の山崎怜奈先生がパーソナリティーの番組
『山崎怜奈の誰かに話したかったこと。』という番組があるのね。『ダレハナ』って言うと、あの番組かなと思う生徒もいると思うんだけど、今週、山崎怜奈先生が夏休みということで、1週間、代演ウィーク。TOKYO FMの中でパーソナリティを入れ替えて行っていく、毎日違うパーソナリティの方がれなち先生の代理を務めてやっていくと。実は俺も、今週の月曜日、『ダレハナ』に電話出演したりしてたわけ。
で、そんな中、今日代演を務めたのが、SCHOOL OF LOCK!初代教頭・やしろ元教頭。で、『ダレハナ』は毎日日替わりでゲストの方がいらっしゃるんだけど、今日やしろ元教頭のもとに現れたゲストが、とーやま元校長だったと。だから、何の神様のいたずらか、初代教頭と2代目校長が揃っちゃったというわけですね」
COCO教頭「すごいね。なかなかないよね」
こもり校長「こんな巡り合わせはなかなかないことだよ。」
COCO教頭「しかも『ダレハナ』で」
こもり校長「そう。だから、もしかしたら、その情報を聞きつけた生徒はすごく楽しみにその放送を聴いたかもしれないね。かくいうその生徒の1人が、私、こもり校長でございます」
COCO教頭「元生徒だからね」
こもり校長「ちょっと生徒の気持ちになっちゃったね。2人の声がもう1回揃って生放送で聴けるのかなと思うと、ちょっとワクワクした自分もいるんだけども。また、言ってしまうと、本当にただ1時間、いい大人がわちゃわちゃしてたって話なんだけど(笑)」
COCO教頭「結果ね(笑)」
こもり校長「で、とーやま元校長が最近恒例になっている、お寿司を持ってのご登場みたいな」
COCO教頭「それもすごいよね」
こもり校長「面白いよ(笑) なぜ恒例の?みたいな」
COCO教頭「しかも実費でね」
こもり校長「そう。で、おそらく俺とか、(2人のことを)知ってる生徒は、“あ、校長と教頭の元の組み合わせだ”ってなる人もいれば、『ダレハナ』をいつも聴いてくれてるリスナーの皆さんからしたら、“おじさんが急にゲストに来て、寿司を持ってきたぞ”みたいな」
COCO教頭「そうだよね(笑) 当たり前と思っちゃいけないよね」
こもり校長「しかも、やしろ元教頭にはやしろ元教頭のスタイルがあるから、本当だったら生放送が始まる1時間ぐらい前に来て、打ち合わせをいっぱいして“こういうことしましょうか”っていうのがあるんだけど、やっぱもう大ベテランですよ。TOKYO FMにも何年いるの? 16〜17年ぐらいいるのかな。大ベテラン。大先輩。だから本番生放送ギリギリに登場して、『ダレハナ』のスタッフ全員がすごい顔で迎えたっていう(笑)」
COCO教頭「ちょっと聞いたけど、重いギスギスした空気で始まったって言ってたもんね」
こもり校長「そうだよ。しかも、れなち先生のことをやしろ元教頭が“ラジオバカ”って」
COCO教頭「ひどくない? あんなに毎日やってるのに」
こもり校長「で、とーやま元校長が“バカラジオ”って言って、それはちょっと意味が違うんじゃないかみたいな話になったりとか(笑) まあ、とにかくすごかったわけ。で、お寿司のガリを食べてむせちゃって、メールが読めなくなるみたいな。到底お昼のラジオ番組とは思えないことが繰り広げられたわけよ」
COCO教頭「深夜じゃないですよね?」
こもり校長「でも、それを改めて冷静に聴いてみると、すごく夢がある話だなと思うわけ。やっぱり、やしろ元教頭もとーやま元校長も生徒のみんなと一緒で、新しい未来の鍵を見つけて一歩踏み出してこの学校の外に自分の人生を歩んでいった中で、時が経ってお互い違う道を進んだはずなのに、いつかまた合流するとか、お互いの道が一緒になるポイントが来るとか、やり続けるとこんなことが起きるんだな、みたいな。で、しかもその揃った時には、今までのことは全部リセットされてなくて、今まであったこととか培ってきたものが乗っかって、あんなにも自由なラジオができるんだなってことに、俺はすごく夢のような時間だったなとちょっと思ったっていうね」
COCO教頭「私、そのお2人はよしもと学園で一緒っていうのがそもそもあるじゃない。だけど、やっぱりこのTOKYO FMで会うのはまた違った感覚だと思うんだよね。お笑い好きに振り切ってるわけでもないじゃない。そういう環境の中で2人が巡り合わせる瞬間がここでまたあるのは、すごく感動的だよね。…いいと思います」
こもり校長「ええ? …今、あなたの番です」
COCO教頭「(笑)」
こもり校長「“あなたですよ”みたいな顔で今、見てきましたけども、まだ全然あなたです(笑)」
COCO教頭「頭の中で、私は想像したわけですよ。お2人が。…校長、聞いてますか?」
こもり校長「聞いてますよ(笑) でも、さすがにもうそろそろ1年経ちます。そろそろ生放送に慣れてもらってもいいです?(笑)」
COCO教頭「そうだよね(笑) 言ってて、お2人の顔が浮かんだ瞬間にちょっと緊張しちゃったわけ」
こもり校長「まぁ、分かるけどね。だから、言ってしまえば、我々の未来みたいなものは、あのガリなのかもしれないと」
COCO教頭「そういうことですか」
こもり校長「どういうこと?」
COCO教頭「ガリってことですか?(笑)」
こもり校長「(笑)」
COCO教頭「ガリを食べられるような関係になるってこと?」
こもり校長「ああ、そうだね。堂々と2人でガリを食べて、めちゃくちゃ自由にラジオができる日がいつか来るかもしれないと。今改めて思ったけども、我々は結構長いスパンで…今の教頭とのやりとりからすると、未来の鍵がまだ見つけられそうにないので(笑)」
COCO教頭「そうだね(笑)」
こもり校長「だから、いつかそんな日が来ると信じて今日も授業していこうかな。SCHOOL OF LOCK!、今夜も開校です!」
♪ 好きというのはロックだぜ! / 乃木坂46
こもり校長「でも、好きということは、そういうことなのかもな。結局、俺はこのSCHOOL OF LOCK!のこと自体が総じて好きなんだなと思った。俺らはまだまだだな」
COCO教頭「そうだね(笑) ていうか、私がね」
こもり校長「勝てないってことも含めて。でも、あんなすごく偉大な歴代の校長教頭がいるから、俺らも絶対にああなれると信じてまだまだ頑張っていこうね。
しかも、この曲が流れるってことは、これも言っておこうかな。3月30日と31日に、クリエイターの箭内道彦さんがさいたまスーパーアリーナで開催するライブイベント
『風とロック』。最初で最後のさいたまスーパーアリーナで、とーやま元校長とやしろ元教頭が公式応援隊を務めるんだって。しかも、30日のお昼公演には、かっきー(賀喜遥香ちゃん)と和ちゃん(井上和ちゃん)が所属する乃木坂46も出演と。しかも、サンボマスター先生と対バンだよ。こんな対バンある?」
COCO教頭「聞いたことない。初めてでしょ? やばい」
こもり校長「この対バンすごいよね。だから、こういうところでもSCHOOL OF LOCK!の縁は広がっているんだなと改めて楽しくなる、嬉しくなるような発表だったなぁ」
<気になる生徒は、
『風とロック』の公式ホームページをぜひ見てほしい!>
こもり校長「さっきも話したけど、教頭は赴任してきてもうすぐ1年じゃない。この1年で、何回生徒の電話をつないできたか、知ってる?」
COCO教頭「え、今まで…えっ、とにかくたくさんの生徒と電話できたってことは分かるんやけど、数字で言うと分かんない」
こもり校長「それを一瞬で解決してくれる生徒が、実際にうちにはいるんです。掲示板で俺らの逆電回数とか在籍日数とか出席日数とかをずっと記録してくれてる生徒、
RN 草食系ウォーカーがいるんだけど、それによると、
昨日(1/23)までの時点で600回!」
COCO教頭「私? ちょっとそんなに? 600って数字はエグいわ!」
こもり校長「すごくない?」
COCO教頭「しかも、昨日知らん間に記念日だったんだ(笑)」
こもり校長「そう。こういうのは急に来るの。で、俺も全然知らなかった上に、これまたびっくりなんだけど、
昨日までで俺、2732回逆電してるらしい」
COCO教頭「桁がすごい(笑)」
こもり校長「これはちょっとビックリ。2700はやばいよね。もうすぐ生徒のみんなと3000回よ。すごいよね」
COCO教頭「これ、歴史感じるね」
こもり校長「本当にそう。でも、日常のたわいもない報告とか、恋愛の相談とか、誰にも言えない悩み、君の大切な時間の近くにいることができて、本当にすごく嬉しいなと思うし、我が校にはたくさんの生徒がいるわけよ。
学校掲示板に登録している生徒の数は、もう約50万人」
COCO教頭「50万人(笑)」
こもり校長「スーパーマンモス学校です」
COCO教頭「それは完全に日本一だね」
こもり校長「そのほかにも、
メールとか
LINEで書き込みしてくれている生徒ももちろんいて。
でも、俺らはもっともっとたくさんの生徒と電話していきたいわけ。だけど、それぞれいろいろな理由で逆電ができない生徒がいるのも事実だし、職員情報によると、今までそういう生徒を何人も見てきたということで、今夜の授業は…!」
『こうだったら出れるのにな!?逆電』!!!
こもり校長「今夜は、今まで何かしらの理由で逆電を断念してきた生徒に電話をつなぐべく、俺と教頭が知恵を絞ってハードルを突破していこうと」
COCO教頭「今まで逆電を断念してきた生徒は、その理由と、もし電話ができたら話したいこと、こういうことありますというのを書き込んでほしい。スマホやパソコンがなくて、掲示板に書き込めないよという生徒は、FAXとかで、話したいことと電話番号を書いてくれても大丈夫です」
こもり校長「ちょっとハードル突破を考えるべく、書き込み」
私は友達にバレないか不安です。
恥ずかしさもあります。
もし逆電ができたら高校生活、特に部活の話をたくさんしたいです。
校長教頭とお話ししたい気持ちは山々なので、いつか打破したいです。
ヤマコマ
-/15歳/群馬県
COCO教頭「身バレね」
こもり校長「どうだろうね。ギリかわせる話とか、声変えるとかできるんじゃない?」
COCO教頭「声変えるのあるよね」
こもり校長「そう。俺ら急に宇宙人になるとか、たまにあるじゃない」
COCO教頭「(笑) それを駆使してという手もある」
こもり校長「あと、めっちゃ温泉みたいなところに行くみたいな」
COCO教頭「エコー効かせまくるみたいな」
こもり校長「響いて何言ってるか分かんない(笑)」
■
こうだったら出れるのにな逆電
こもり校長、COCO教頭、こんにちは。
僕は、昨年からSCHOOL OF LOCKに掲示板登録していますが、自分が恥ずかしがり屋なのもあり、上手く話せそうな話題が見つからず、生放送教室で話したことがありません。
でも、こもり校長とCOCO教頭と話したい。
そこで、お二人と僕の大好きな映画の話がしたいです。
紹介したい映画も沢山あります。
もし、よろしければ紹介させて下さい。
よろしくお願いします。
ニャオニクス
男性/16歳/東京都
2024-01-24 17:02
こもり校長「もうできるよ。映画の話しよう。逆に俺が不安。映画何も知らないから(笑)」
COCO教頭「ニャオニクスに逆に教えてもらう体でもいいからね」
こもり校長「それでいいのよ。俺が逆に質問をめちゃくちゃするから。それに答えてくれるだけでもいいし」
COCO教頭「これ、電話で完成できます」
こもり校長「そう。で、改めて、もう少し方法とか、生徒が今言ってくれたこととか、現実可能なことかも含めて、もろもろ練っていこうと思うから、もちろん理由によっては電話を繋ぐことができない生徒も中にはいると思うんだけど、1人でも多くの生徒と電話をしていきたいと、俺らを思ってる。今日こそは、俺たちと話していこう。キミとの初めての逆電、楽しみにしてる!」
こもり校長「さっき紹介した生徒、
RN ヤマコマと
RN ニャオニクス。いろいろと考えました。ヤマコマに関しては、結論、声を変えてみるのはどうだろうか?」
COCO教頭「いいと思う。もうその手しかないかもね」
こもり校長「俺らの中でもあるじゃない。
(容疑者ボイス)そうそう、こういう感じ。これをやってしまえば、もう分からないというか。違いますよ、やってしまったわけではなく。出来心と。本当にやろうと思ったわけじゃないんですよ。気づいたら…」
COCO教頭「みんなそういうこと言うんですよ」
こもり校長「(容疑者ボイス)ごめんなさい。許してください」
COCO教頭「やる人はみんなそう言うんです。正直に言ってください。もう絶対にしないですよね?」
こもり校長「(容疑者ボイス)…はい。もう絶対しません…」
COCO教頭「出来心だったんですね?」
こもり校長「(声戻って)ふぁい…やべ、俺の声(笑) しかも、普通の俺の声もちょっと声を変えてたのがバレてめっちゃ恥ずかしい」
COCO教頭「変える必要ないのに(笑)」
こもり校長「めっちゃ恥ずかしい。でも、すっちゃん、これはいけるよね? 出た時にすでにこの声になっているのもいけるよね? そうだよね?」
COCO教頭「OKサイン出ました」
こもり校長「ヤマコマと電話繋いでみようかな」
ヤマコマ 群馬県 15歳
こもり校長「学年は?」
ヤマコマ(ボイスチェンジ状態)「高校1年生です」
こもり校長「この声だったらどう?」
ヤマコマ(ボイスチェンジ状態)「さっき校長が声を変えてたのを聴いて、何も聴こえなかったです」
COCO教頭「何も聴こえなかったか?(笑)」
ヤマコマ(ボイスチェンジ状態)「はい」
COCO教頭「ちょっと聴きづらい?」
ヤマコマ(ボイスチェンジ状態)「聴きづらいです」
COCO教頭「ここままいく? それとも外す?」
ヤマコマ(ボイスチェンジ状態)「外してみたい」
こもり校長「じゃ外すよ?」
ヤマコマ(ボイスチェンジ状態)「はい」
こもり校長「ヤマコマ?」
ヤマコマ「はい」
COCO教頭「お〜、こういう可愛い声なんだ」
こもり校長「可愛い声なんだ。やっぱエフェクトってすごくない?」
COCO教頭「別人だぜ(笑)」
こもり校長「あ、でもヤマコマからしたら、どんなエフェクトになってるのか分かんないのか。でも、声出すぐらいだったら、あんまり嫌な感じではない?」
ヤマコマ「ないです」
COCO教頭「よかった」
こもり校長「やっぱ、こういうのは試してみないことには分かんないからね。しかも、俺の感覚では、逆に自分の声が逆電で電波に乗っているのを聴き直した時に、ちょっと嬉しかったりするもんよ」
ヤマコマ「はい」
こもり校長「そう。だから、あとでradikoとかで聴き直してみて」
ヤマコマ「はい。分かりました」
こもり校長「今日はヤマコマの、身バレしたくない想いもあるじゃない。だから、ちょっとギリギリの範囲の話をしていこうかなと思うわけ」
ヤマコマ「はい」
こもり校長「で、ちょっと部活の話をしたいって言ったじゃん。だから、部活の話をギリギリのラインでしていきたいなと思うの。部活は何をやってるの?」
COCO教頭「攻める(笑)」
ヤマコマ「え。結構珍しい部活で…アレです」
こもり校長「そこからか。OK。いいんだよ。そういうところから探っていかないと」
ヤマコマ「はい(笑)」
こもり校長「何やっているかを言ってしまったら、“あ、あそこの学校の…”ってなるような感じなのかな?」
ヤマコマ「結構絞られちゃいます」
こもり校長「そうなんだ。じゃ、その部活が運動部なのか、文化部なのかはどう?」
ヤマコマ「文化部です」
こもり校長「それまではOKね」
COCO教頭「え、踊る系か、音楽系か、あと家庭科とか何か作る系とかだったら、どういう感じ?」
ヤマコマ「踊ってないです」
こもり校長「やばい。クイズみたいになってきた。めっちゃおもろい(笑) 道具を使うものかな?」
ヤマコマ「あ、使います」
こもり校長「はいはい。最終的には形に残るものか残らないものか?」
ヤマコマ「形に残る? あ、たぶん残らないと思います」
こもり校長「あ〜」
ヤマコマ「あ、残るのかもしれない。どっちだろう(笑)」
こもり校長「いいね。結果、何も分からない感じが」
COCO教頭「アキネーター?」
こもり校長「そう。最終的には“あなたの部活は…”って(笑)」
COCO教頭「(笑)」
こもり校長「でも、今ヤマコマが入っている部活の話は、どんな話がしたいの?」
ヤマコマ「
近々、大会があって。ちょっと頑張りたいなって思ってまして」
COCO教頭「いつあるの?」
こもり校長「言えないんじゃない? だって、その大会の日程が分かったら、その部活って…」
COCO教頭「あぶねー(笑)」
こもり校長「そういうことだよね?」
ヤマコマ「割とそうかもしれない(笑)」
こもり校長「逆に誘導尋問でバレさせていくのはやめてよ」
COCO教頭「そうだよね。よくないよね(笑)」
こもり校長「これは、部活がバレちゃうのが一番の身バレだから。近々、何かしらのコンテストなり大会なりがあるってことでしょ?(笑)」
ヤマコマ「はい」
こもり校長「で、そのことについて何か思うことがあったりするの?」
ヤマコマ「
気持ち的には全然緊張しないタイプなんですけど、体はめっちゃ震えてて、自分が思うようにできないなっていうのがあるので、最初から100%の状態で納得いくようなものができたらいいなとか思うんですけど」
こもり校長「でも、不思議なことに緊張はしてないんでしょ?」
ヤマコマ「しないです」
こもり校長「でも、体が、というのはどういうことなんだろうね?」
ヤマコマ「分かんない…」
こもり校長「別に練習が足りないとかというわけでもないんでしょ?」
ヤマコマ「最近はもう本当に、朝から放課後まで練習をやって、みたいな」
こもり校長「逆のパターンだったら分かるの。別に緊張もしないし、かといって練習もしなくて…みたいな。だから、そもそも出来上がってないまま本番出ちゃって、うまくいかないパターンだったら理解はできるんだけど。仕上げていって緊張もしてないのに、体が震えちゃうっていうことだもんね?」
ヤマコマ「そうですね」
COCO教頭「今まで大会とか、この部活で出たことはあるの?」
ヤマコマ「大会は初めてなんですけど、その発表自体は何回かあって」
COCO教頭「じゃ、人前でいろいろ、何の部活か分かんないけどやったことはあるんだ?」
ヤマコマ「はい、あります」
こもり校長「これも答えられる範囲でいいんだけど、体がうまく動かない状態で、何かをやろうとすると、どういう風になっちゃうの?」
ヤマコマ「え? なんだろう? 難しい…」
こもり校長「OK! これはやめておこう。難しかったら答えなくていいよ。でも、とにかく何かしらが上手くできないってことでしょ」
ヤマコマ「そうです」
こもり校長「だから、もう根本の根本よ。人として本番100%の力が出せない。でも、原因は体が震えているからなのかな。自信がないとか?」
ヤマコマ「ん〜、自信はあんまりないタイプなんですけど、でも楽しいは楽しいから、いろんな感情がごちゃごちゃになってるって感じがします」
こもり校長「さっき緊張しないって言ってたじゃん。何で自分で緊張してないと思うの?」
ヤマコマ「昔、ピアノ習ってた時に、めちゃくちゃな失敗をして、発表会で1分以上弾けなくなったんですよ。それがあったから、それ以上の失敗はこれからないだろうなって思って。そこから全く緊張しなくなりました」
COCO教頭「その失敗があるから、ある意味、楽観的でいられるんだ?」
ヤマコマ「はい」
こもり校長「でも、分かんないけど、自分が思ってないだけで、すごく体が覚えてトラウマになってるのかもよ」
ヤマコマ「あ〜」
こもり校長「イップスじゃないけど、人前に出た時に体が無意識に固まってしまうとか、もしかしたらそういうことなのかもしれない」
ヤマコマ「あ〜」
こもり校長「何か、どこかしらで思っちゃってることはあるのかもしれないね」
ヤマコマ「確かに」
こもり校長「だから、やりまくるしかないと思うんだよね。たぶん人前に出た時に体がぐっとなっちゃうっていうことじゃない。だとしたら、人前でめちゃくちゃ練習するべきだと」
ヤマコマ「あ〜」
こもり校長「分からないけど、お母さんの前でいきなり練習するとしたら、恥ずかしい?」
ヤマコマ「いや、別に恥ずかしくないです」
こもり校長「じゃあ、お母さんの前とかでずっと練習したこと…何をするか分かんないから家でできるか分からんが、お母さんの前で練習するとか、あと、友達の前で練習するとか、人前で練習しまくった方がいいと思う。で、その時の感覚を自分で慣らしてあげる」
ヤマコマ「はい」
こもり校長「人前でする時って、“こういう力み方があるんだ”とか、”こういう癖があるんだ”とか、1人の練習とはちょっと違うなってところを見つけ出してあげて、それを克服していく練習をするのがいいんじゃないかな」
ヤマコマ「はい。ありがとうございます」
こもり校長「あと、何が1つだけ言えるかというと、ヤマコマが何をしてるか本当に分からないけど、俺らは応援している!」
ヤマコマ「ありがとうございます」
こもり校長「だから、ちょっと時期をずらしてでもいいし、そのコンテストがどうだったかは、本当にギリギリのラインで、また書き込みで教えて」
ヤマコマ「分かりました」
こもり校長「LINEでもいいし、メールでもいいし。頑張ってよ」
ヤマコマ「はい。頑張ります!」
こもり校長「近々のコンテスト応援してるからね」
ヤマコマ「はい。ありがとうございました」
COCO教頭「ありがとね」
♪ 失敗は間違いじゃない / 映秀。
COCO教頭「初めての生徒と話すってすごく嬉しいよね」
こもり校長「嬉しい嬉しい。もちろん嬉しい。あとやっぱ、やってみて良かった。声を変えてみるやつ。やらなきゃきっと出られなかったことだったと思うし、ホントに良かった」
COCO教頭「次もぜひ電話したいんだけど、恥ずかしがり屋でちょっと緊張しちゃう、
RN ニャオニクス。私たちはどうしても話したいの。ニャオニクス、聴いてるか? だから、これから10コール以内に出てくれたら嬉しい。で、もしちょっと緊張しちゃうっていうのがあったら、声を変えたりとか、いろんなことが私達はできるから。今から電話するからさ」
こもり校長「すっごくすべるギャグも教頭ができるし」
COCO教頭「そうなの。意図せずとも」
こもり校長「恥ずかしいという意味では」
COCO教頭「(笑)」
こもり校長「じゃ、行きますか。ニャオニクスに電話をかけてみます!」
<プルルル…>
こもり校長「いいんだよ。勇気が出たタイミングで」
COCO教頭「一緒に話そう」
<プルルル…>
こもり校長「押せる時に押そう。勇気が出たらでいいんだけども」
<「ただいま、電話に出ることができません。ピーッという発信音の後に…」>
こもり校長「そのパターンもある」
<「お名前とご用件をお話しください、ピー」>
こもり校長「SCHOOL OF LOCK!、校長のこもりです」
COCO教頭「教頭のCOCOです」
こもり校長「RN ニャオニクス、僕たちは君と喋りたいと心の底から思っている。もし万が一、君の勇気が出る時があれば、SCHOOL OF LOCK!で一緒に話さないか? その時を待っている! ではまた!」
♪ N.G.S / ASIAN KUNG-FU GENERATION
こもり校長「今できなかったということは、先があるということだから。回答を先延ばしにできるということは、まだ未来があるということですから、またいつかどこかのタイミングでニャオニクスに会えることを願っているし、今日というパターンもまだある。今日はまだ終わらないから。で、他にもちょっといるのよ」
僕は普通の電話が使えない契約の携帯しか持っていなく、逆電できません。
なので、初めてSCHOOL OF LOCK!を聞いた時から逆電することが夢でした。
いつか逆電することができますように。
いかめしめんだこ
-/13歳/北海道
COCO教頭「普通の電話ができない」
こもり校長「そう。だから、登録されてない番号には電話できないとか、たぶんそういうことなんだと思うけど、LINEで来たメッセージなのよ。だから、LINEができるってことなのよ。ってことは、LINE電話はできるんじゃないかと?」
COCO教頭「繋げられる可能性あるよね」
こもり校長「それってどうなんだろ? LINEで電話って、技術的には可能なの?」
<ピンポン!>
COCO教頭「おぉ! できるんだ!」
こもり校長「てことは、いかめしめんだこは、LINEで電話ができれば…今の状態が分からないからそもそも電話できないってパターンもあるかもしれないけど、もし(LINE)電話だったらいいですよっていうことだったら、ぜひLINEから電話をかけようってことなんだけど。そういう時は何? うちのLINEからなのかな?(笑)」
COCO教頭「公式の?」
こもり校長「ちょっとそこらへんを技術部と相談しつつ、職員と話し合いながらやっていきますわ。いかめしめんだこ、もしかしたらLINEで電話をかけるかも。なるべくこっちも準備してみるから、もし良かったら後でお話できたら嬉しいななんて思ってます」
♪ CALL CALL CALL! / SEVENTEEN
こもり校長「今まで何かしらの理由で逆電を断念してきた生徒に、何とか知恵を絞って電話を繋いでいる。掲示板には“そもそも電話がない”とか、“親御さんから夜の使用を制限されている”って生徒もいて、さすがに電話自体が使えないとなると、俺らも逆電していくことはできないから、ここで書き込みだけでも紹介していきたいなと思う」
■
逆電出たい、、、
わたしは、どれだけ逆電に出たくても、親から止められるから、出られないんだぁぁぁぁぁ!
さて、私が逆電に出られないけど話したいことは、ダンスや絵などの表現についての相談です。
私の好きなことは、コンテンポラリーダンスや絵や作曲(?)や生徒会活動です。
その全てに共通することが、「表現する」ということだと思います。
踊り、絵、音楽、言葉、など手段は様々ですが、自分が考えたこと、感じたもの、生まれた気持ち、それらが誰かに伝わることは、責任も伴うけれど、有意義なことだと思っています。
なので、相談です。
校長、教頭が表現するときに大切にしていることはなんですか?
えしゅ
女性/14歳/静岡県
2024-01-24 16:45
こもり校長「否定されても、自分はこのためにやったという信じられるものを持つこと」
COCO教頭「というのは?」
こもり校長「何かを表現するってことは誰かに届けるってことで、何かを届けるってことは絶対に何か評価されるということだから、その時に、絶対にそれが正解だと言ってくれる人もいれば、それは正解じゃないって人ももちろんいるし、それをいいと言ってくれる人もいれば、良くないと言ってくれる人もいるし。表現するってことは評価されること。
で、評価された時に、“でも自分はこのために表現したんだ”って芯をしっかり持っておくことで次にチャレンジできるし、自分が表現したいものを表現できる自信にも繋がると思うから。それを無くしちゃうと、何のために表現しているのか、良くないと言った人たちに向けて心が動いちゃうから、それを持つことかな」
COCO教頭「誰に何を言われようともぶれない軸、みたいな」
こもり校長「そうだね」
こもり校長「で、さっき話した、
RN いかめしめんだこ、LINEで送ってきてくれているから、LINE電話だったら出来るんじゃないかということで、結論。技術部と話しまして、結果、LINE電話できます!」
COCO教頭「YES! よく頑張ってくれた」
こもり校長「そう。だから、繋いでみようかなと」
<LINE通話呼び出し音>
COCO教頭「LINEやな〜」
いかめしめんだこ 北海道 13歳
こもり校長「LINEだったら電話できたな」
いかめしめんだこ「はい、できました」
こもり校長「普段、電話できないっていうのは、そういう契約でできないってこと?」
いかめしめんだこ「普通の電話が使えないけど、値段が安くなるっていう契約をしているらしいんで」
こもり校長「あ〜、なるほどね。だから、制限を取ることによって携帯代を抑えようというご家族の想いのもとだから、それはしょうがないところかなと思いつつ、でもLINEだったら、ついに叶ったな。電話することが」
いかめしめんだこ「はい」
こもり校長「個人的には今すごく嬉しいんだけど、どう?」
いかめしめんだこ「去年の春ぐらいに聴き始めたんですけど、ずっと憧れてたので」
COCO教頭「そうかぁ!」
こもり校長「俺も嬉しいよ。直接そうやって、いかめしめんだこの口から聞けて。本物の校長です」
COCO教頭「(笑)」
いかめしめんだこ「…」
こもり校長・COCO教頭「あれ?」
こもり校長「いなくなった? いかめし?」
いかめしめんだこ「はい」
こもり校長「いた! ヒヤヒヤする間で俺を転がしてくるね。ちなみに、いかめしは何を話したい?」
いかめしめんだこ「
今、僕は読書にハマってるんですけども、何冊か気に入った本があるんですけど、COCO教頭とこもり校長のオススメの本を聞きたいなと思って」
こもり校長「ちなみに今、何にハマってるの?」
いかめしめんだこ「今は雨穴(うけつ)さんが作ってる、
『変な家』と
『変な絵』って本にハマってます」
こもり校長「あ〜、映画化もされるやつね」
いかめしめんだこ「あ、そうです」
こもり校長「そうだよね。知ってる」
COCO教頭「どんなお話なの?」
いかめしめんだこ「主人公のところに変な間取りが送られてきて、その謎を解いていくミステリー小説です」
COCO教頭「そうか。ミステリー、結構好き?」
いかめしめんだこ「いや、ミステリーこれが初めてです」
COCO教頭「そうなんだね。どんな本がいいかな?」
こもり校長「ちなみに、『変の家』には、どうやってたどりついたの?」
…
こもり校長「なるほどね」
COCO教頭「まだ言ってないよ(笑) いかめし?」
…
こもり校長「もしかして今、ホラーの世界に入っております」
COCO教頭「いやい(笑) 変な家にいる?」
こもり校長「今、間取りの中に。狭間の中に今、我々が。怖い。急に壁に。俺、これ知っているからやばい。ちょっとネタバレしちゃいそう」
COCO教頭「やめてよ(笑)」
こもり校長「変な壁が。何だこの隙間は。この家の中にある、この変な隙間は何なんだ。ドアもないのに何なんだ。校長が今閉じ込められている」
COCO教頭「いかめし? …いないか」
こもり校長「暗いよ。助けてくれ。俺だけが今この暗い部屋に閉じ込められている。俺だけなのか。いかめし、聞こえるか?」
…
こもり校長「やっぱ俺だけ暗い部屋に閉じ込められたっぽい(笑)」
♪ Bling-Bang-Bang-Born / Creepy Nuts
こもり校長「やっぱ、トライアンドエラーは必要だと思う。ただ今日は、ちょっとうまくいってない(笑)」
COCO教頭「なんせ初めてだから仕方ない」
こもり校長「ちなみに、いかめしめんだこにオススメする本は、俺は
森絵都さんの小説『カラフル』かな」
COCO教頭「オススメの理由は?」
こもり校長「中学の時に初めて読んだ小説で、俺の好きな世界観みたいなのを作ってくれた本かな、俺の人生観みたいな。いかめしめんだこも中学生だから、逆に、この本を今読んでくれたら、いかめしめんだこはどういう風に感じるか、ちょっと聞いてみたいというところがあって、オススメした」
COCO教頭「私は、『変な家』で最近ミステリーデビューされたということで、その繋がりで
東野圭吾先生の小説『変身』。軽く内容を言うと、脳移植をしたことで、優しい人格がどんどん変わっていくという。これはもう1日で読み切った本当に楽しいミステリーだから、ぜひ読んでみてほしいなと思います」
こもり校長「これが届いて欲しい。で、他にもちょっと電話できない生徒と電話していきたいなと思うんだけど」
■
こうだったら出れるのにな!?逆電
いつも寝ながら聴いています
僕は小5なのでもうちょっとはやい時間だと逆電に出れます
ははた
男性/11歳/北海道
2024-01-24 20:36
COCO教頭「(笑) そうか、ごめん」
こもり校長「起きているかどうかは別として君と話したい。もし起きたら話そう。電話かけます! でも11歳だもんな。11時半だから、もうすでに眠いアウトなラインは超えてる可能性がある。もし出てくれたら…」
ははた 北海道 11歳
こもり校長「学年は?」
ははた「小5です」
こもり校長「今日は起きててくれてたの?」
ははた「はい」
COCO教頭「待っててくれた?」
ははた「はい」
こもり校長「危なかった? もしかして、ちょっと寝かけてた?」
ははた「ちょっと眠たくなってきた」
COCO教頭「そうだよな(笑)」
こもり校長「いつも寝ながら聴いてくれてるってことだけど、何時ぐらいまでだったらいつも聴けてるんだろう?」
ははた「11時ぐらいまでは大体起きてます」
COCO教頭「じゃ、今日はだいぶ頑張ってくれてるね」
ははた「はい」
こもり校長「でも。やっと話せたね!」
ははた「はい! めちゃくちゃ嬉しいです!」
COCO教頭「よかった!」
こもり校長「俺も嬉しいよ。せっかく電話できたから何か話そうよ。何話す?」
ははた「
一昨日が誕生日だったんですよ」
こもり校長・COCO教頭「おめでとう!」
ははた「ありがとうございます。
で、信じられない話かもしれないですけど、親がお誕生日なんですよ」
COCO教頭「え!」
こもり校長「すごいね」
ははた「お母さんが同じ誕生日なんですよ」
COCO教頭「じゃママもお誕生日おめでとうだ」
こもり校長「ははたの母、誕生日おめでとう」
COCO教頭「韻踏んで(笑)」
ははた「で、もう1つ信じられないかもしれないんですけど」
こもり校長「嘘でしょ。もうないでしょ(笑)」
ははた「
友達も同じ誕生日なんですよ」
こもり校長・COCO教頭「すげー!」
ははた「
で、次の日、担任の先生の誕生日なんですよ」
こもり校長「みんな誕生日じゃん」
COCO教頭「かたまってるね」
ははた「(笑)」
こもり校長「じゃ、昨日とか一昨日は、みんなで誕生日パーティーとかしたの?」
ははた「はい」
こもり校長「いいね」
ははた「お父さんが仕事だったので、食べに行く予定だったんですけど、食べに行けなかったので、今日食べに行ってきました」
こもり校長「いいね。何食べたの?」
ははた「寿司です。最初はステーキ食べに行こうかって言ってたんだけど、もともと寿司を食べに行く予定だったんですよ。でも、1週間ぐらい前に食べたんですよ」
COCO教頭「ステーキをでしょ」
ははた「うん。で、自分の方が寿司が好きだから、結局寿司にしたんです」
こもり校長「でも好きなものを食べに行けて良かったな」
ははた「はい」
COCO教頭「それは誕生日の特権だから」
こもり校長「誕生日プレゼントとか何かもらった?」
ははた「フィギュアとかを飾る棚」
こもり校長「棚をもらったの? フィギュア好きなんだ?」
ははた「好きっていうか、飾るところがなかったので、もらいました」
こもり校長「なるほど。何か今ごちゃごちゃしているのをまとめる棚をプレゼントしてもらったってことか」
ははた「はい」
こもり校長「いいな」
COCO教頭「ははたは、何か校長と教頭に聞きたいこととかある?」
ははた「
最初にスポンサーが流れるじゃないですか。あの後に流れる曲を知りたいんです」
こもり校長「スポンサーが流れた後に流れる曲。これか?」
<BGM>
ははた「これです。これちょっと好きなんです」
こもり校長「おぉ。嬉しい。ただ、この曲、SCHOOL OF LOCK!用に作ってもらったやつなのよ」
ははた「あ〜」
こもり校長「だから、CDでも出てないし、配信もされてないのよ。で、もしかしたら曲名もない」
COCO教頭「確かに(笑)」
ははた「そうなんですか」
こもり校長「もしかしたら、“SCHOOL OF LOCK!BG”みたいな名前かもしれない。だから、これを聴こうと思っても聴けないのよ」
ははた「そうなんですか」
COCO教頭「毎日ははたが登校してくれると、これが聴けるんだな」
こもり校長「だから、何かできることはないんだけれども、これは絶対10時台の頭では絶対にかけるから、これからも、ははたが起きている間にかけるから、よかったらSCHOOL OF LOCK!を聴き続けてくれよ」
ははた「はい」
…
こもり校長・COCO教頭「(笑)」
ははた「あの…」
COCO教頭「何でも言って」
ははた「僕もあんま話すことがなくて」
こもり校長・COCO教頭「(笑)」
COCO教頭「充分話してくれたよ」
ははた「1つ思い出しました!」
COCO教頭「何!」
ははた「初めて書き込みではないと思うんですけど、
どっちのCat or Dog?で、初めて書いたら、出たんですよ」
こもり校長「あの時の“ははた”か! いつもありがとうな。じゃ、Cat or Dogが聴ける地域だね」
ははた「はい」
こもり校長「これからも起きてる間でいいから、この学校登校してくれよな」
COCO教頭「また電話ししようね」
ははた「はい」
こもり校長「じゃ、また明日!」
ははた「はい」
こもり校長「じゃね」
COCO教頭「バイバーイ」
ははた「バイバーイ」
こもり校長「おやすみ〜」
こもり校長「でも確かに、“オープニングのこの曲、何?”って、そうだね」
COCO教頭「曲名、確かに知らないわ」
こもり校長「いや、たぶんないと思うんだよね」
COCO教頭「ははたに言われてみて気づいたね」
こもり校長「次いってみる?」
COCO教頭「まだまだ電話したいんだけど、電話できない理由として、部屋で電話をするとお兄ちゃんから壁ドンをされちゃうっていう子がいるのよ。東京都16歳男の子、
RN 出汁用鰹節。だから、移動してもらえるなら、もしかしたら電話できるかも」
こもり校長「どうなんだろ? いけるのかな? かけてみようか」
出汁用鰹節 東京都 16歳
COCO教頭「ありがとね(小声)」
こもり校長「あんまり大きい声出せないんでしょ?(小声)」
出汁用鰹節「出しづらいです(小声)」
こもり校長「このままだと電話できないと思うんだけど、出汁用鰹節が電話できるような場所は家にあるのかな?(小声)」
出汁用鰹節「物置みたいな(小声)」
こもり校長「じゃ、電話繋ぎっぱでいいから、物置の方まで声出せるところまで移動してもらっていい?(小声)」
出汁用鰹節「分かりました(小声)」
こもり校長「その間、俺らで繋いでおくから、喋れるようになったら声かけて(小声)」
こもり校長「ただいま、出汁用鰹節が家の中を移動しております。どうなんだろうか。我々の予想です。出汁用鰹節は2階です。2階建ての家、一軒家です。で、2階にいて、隣がお兄ちゃんの部屋ということで、お兄ちゃんの部屋は一番奥なんだよね。その手前が…」
出汁用鰹節「あ」
こもり校長「お、行けた?」
出汁用鰹節「移動できました」
COCO教頭「よかった! 意外と早かった」
こもり校長「俺の変な推理が始まるところだった。ちなみにだけど、出汁用鰹節の部屋って2階?」
出汁用鰹節「2階です」
こもり校長「ほら。俺やっぱ分かんのよ。もう4年もいるから」
COCO教頭「てことはやっぱ一軒家だもんな」
出汁用鰹節「はい」
こもり校長「ほら。お兄ちゃんの部屋が一番奥でしょ?」
出汁用鰹節「あ、そうです」
COCO教頭「怖すぎるんだけど(笑)」
こもり校長「俺が今、一番びっくりしてるから。え、今、もう喋れそうなところ?」
出汁用鰹節「はい」
COCO教頭「ありがとね」
こもり校長「ちなみに、どこで話してるの?」
出汁用鰹節「1階の物置みたいなところで喋ってます」
こもり校長「そこだったら、声が響かないところなのかな?」
出汁用鰹節「はい」
こもり校長「隣がお兄ちゃんで、あんまり大きい声出すとお兄ちゃんがうるさいってなっちゃうか」
出汁用鰹節「はい」
こもり校長「さすがにこの時間だしな」
出汁用鰹節「ちょっと、さっき鉢合わせみたいになっちゃって、本当にちょっとキレられました」
COCO教頭「(笑)」
こもり校長「マジごめん。やっぱ兄ちゃん怖いか?」
出汁用鰹節「結構怖いです」
こもり校長「やっぱ兄貴ってな」
COCO教頭「何個上の?」
出汁用鰹節「2個上です」
COCO教頭「2個上だと怖いね」
こもり校長「ごめんな。俺らが電話したばかりに」
出汁用鰹節「大丈夫です」
COCO教頭「どうしても話したかったの」
出汁用鰹節「こちらこそ」
こもり校長「嬉しい。ありがと。今だったら大丈夫なんだよね」
出汁用鰹節「今は大丈夫です」
こもり校長「せっかく今話せるから、話せるだけ話してこうよ」
出汁用鰹節「はい、お願いします」
こもり校長「何か俺らに聞きたいこととか、最近こんな感じですってことある?」
出汁用鰹節「
今度、放送部に入って、みんなでラジオをすることになりまして。ラジオの極意というか、校長教頭に聞きたいなって」
COCO教頭「それは校長先生、お願いします」
こもり校長「極意? でも、始めるっていうところで言ったら、始めたばかりの教頭先生、極意をお願いします」
COCO教頭「早(笑) キャッチボール返ってきた」
こもり校長「これが極意かも。キャッチボールを早くする」
出汁用鰹節「あ〜」
こもり校長「回転の速さみたいな。でも、本当に何? もうすぐ1年だけど、この1年で学んだこととか、自分の中での“ラジオとは?”みたいなのは?」
COCO教頭「でも、ホントいいカッコしないってところだよね。ラジオっていろんな人が聴くわけじゃない。めちゃめちゃリアルなこと言うよ。となったら、自分のキャラとか年齢とか、立ち位置とかいろいろ考えて、“良く見せたい”みたいなのが最初の頃はあったんだけど、ラジオって顔とか表情が見えないから、声だけで伝わっちゃうじゃない。てなると、いい意味でも悪い意味でも本当にニン(※芸人用語で、個性や人柄のこと)が出ちゃうわけ。だから、背伸びしたり、いいカッコしいしてたらすぐバレちゃうから、私は等身大の自分を心がけてる」
出汁用鰹節「あぁ、素の部分っていうか」
COCO教頭「そうそう。で、いいカッコしたら、SCHOOL OF LOCK!の長である校長にすぐバレるから」
出汁用鰹節「ああ」
こもり校長「だって、今もちょっといいカッコしてるもん」
COCO教頭「いやいや(笑)」
こもり校長「いいカッコして、いいこと言ってる」
出汁用鰹節「(笑)」
COCO教頭「いやいや」
こもり校長「ちなみに言うと、校長先生もずっといいカッコしてるけどね。俺はずっと背伸びしながらカッコつけてる(笑)」
COCO教頭「(笑)」
こもり校長「でも、友達と一緒に作っていくんでしょ?」
出汁用鰹節「はい、そうです」
こもり校長「となると、やっぱり楽しくやるのが一番なんだよ。友達とみんなで話したいことを決めて、みんなで認識してるものを楽しいと思ってちゃんと話せるかどうかが大事だと思う」
出汁用鰹節「はい、分かりました」
こもり校長「あと、情報はすごく明確に見えるものがいい。具体が見える方がいい、というか。…ていうことをイメージして、まずはみんなと楽しく、笑い声が多いラジオが作れたら俺はいいと思う」
出汁用鰹節「はい」
こもり校長「たぶん、最初のうちは苦労することもいっぱいあるだろうし、ネタがなくなるかもとかあるかもしれないけど、それを越えた先に絶対にあると思うから」
出汁用鰹節「分かりました」
こもり校長「楽しんで。ラジオ、めちゃくちゃ楽しいから」
出汁用鰹節「はい」
こもり校長「もしまた次話せる時は、また物置部屋から一緒に話そう。出てくれて、ありがとね」
COCO教頭「ラジオの話しようね」
出汁用鰹節「はい。ありがとうございます」
こもり校長「静かに部屋に戻りなよ」
出汁用鰹節「はい」
こもり校長「じゃね」
出汁用鰹節「ありがとうございました」
こもり校長「いやぁ、なかなかやっぱ難しいよね。今日、そろそろ黒板の時間なんだけど、ちょっと今日1人だけ叶ってないから、再トライいい?」
COCO教頭「そうなの」
こもり校長「RN ニャオニクス。勇気が出ないという生徒が1人だけいて、ちょっとかけてみたんだけど、ダメだったんだよね。最後にもう1回、もし良かったら挨拶を一緒にしたら嬉しいなとか思うから、かけてみよう」
COCO教頭「どうだろ?」
こもり校長「もう最後。だから、これだったらいけるかも。出ても、あまり話すことがなくて、緊張しちゃうけど、最後一緒に挨拶しようみたいな感じで出られれば」
COCO教頭「まずそこからスタートでいいからね」
こもり校長「そう」
ニャオニクス 東京都 16歳
こもり校長「やったー!」
COCO教頭「ありがとう!」
こもり校長「勇気出して、出てくれてありがとう!」
ニャオニクス「何かごめんなさい(笑)」
こもり校長「全然。君と話したかった」
ニャオニクス「めっちゃ慌てちゃって、迷惑かけちゃったと思って、さっきからずっと1人反省会してました(笑)」
こもり校長「だとしたら、その反省会に終止符を打たれて、俺はすごく嬉しいと思ってるよ」
ニャオニクス「ごめんなさい(笑)」
こもり校長「全然謝ることじゃないよ」
ニャオニクス「はい、ありがとうがございます」
こもり校長「で、今日は電話できて勇気を出した1歩目ということで、何か話すというよりは今日一緒に挨拶して、また次の機会、電話しようよ」
ニャオニクス「ありがとうございます。光栄です」
こもり校長「これで、ちょっと勇気出たでしょ」
ニャオニクス「はい、ありがとうございます(笑)」
こもり校長「じゃ、最後の”また明日”を一緒に言おうな」
ニャオニクス「はい、分かりました」
こもり校長「さぁSCHOOL OF LOCK!は、明日夜10時に再び開校!」
COCO教頭「起立! 礼!」
こもり校長・COCO教頭・ニャオニクス「
また明日〜〜〜〜〜〜!!!!」
♪ gear5 / クボタカイ
こもり校長「ニャオニクス、今度会った時はいろんな話しよう。何の話する?」
ニャオニクス「本当に普通の、普段できない映画の話とか」
こもり校長「映画の話ね。あと、ムフフな話とかもいっぱいしようか?」
ニャオニクス「ありがとうございます(笑)」
今日の黒板
今日の黒板はナシ!最後まで生徒と話していきました!
こもり校長の放送後記
キョリをこえて!!
キミと繋がる方穂を探し続ける!!
COCO教頭の放送後記
すっごい楽しかったなー!
フレッシュな逆電!
皆、また話そうね♡でも眠い時は寝て良いからね♡
Music
2024.1.24 PLAYLIST
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「ラジオの極意を聞きたい」10代の質問にSCHOOL OF LOCK!パーソナリティの回答は!?
ラジオの中の学校、TOKYO FMの番組「SCHOOL OF LOCK!」(月曜〜木曜 22:00〜23:55/金曜 22:00〜22:55)。1月24日(水)の放送では、パーソナリティのこもり校長(小森隼/GENERATIONS from EXILE TRIBE)とCOCO教頭(CRAZY COCO)が、リスナーの質問をきっかけにラジオ番組を担当する上で心がけていることを語りました。