今夜の授業テーマは『私の直したいところを全力で叱ってください!!』
COCO教頭「校長、私ここでちょっと宣言していいですか?」
こもり校長「なんかいつもよりもすごく本当に覚悟を決めた女の顔をしているけども。発表?」
COCO教頭「ちょっとここで生徒のみんなに宣言したいことがあって」
こもり校長「宣言?」
COCO教頭「
私、4月21日日曜日にTOEIC受けようと思います!」
こもり校長「TOEIC? 英語のテストのやつ?」
COCO教頭「YES」
こもり校長「なんで?」
COCO教頭「それこそ、こないだの月曜日に共通テストの報告会したじゃない。そこで実際にセンター試験(※正しくは共通テスト)の問題をちょっと解いてみたのね。そこで正解したにも関わらず、問題解くのに時間めっちゃかかってるわって思ったのよ。で、シウマ先生(琉球風水志シウマ先生)にも、今年資格を取った方がいいって言われてたし、生徒のみんなも受験勉強を頑張ってるから、やっぱみんなと頑張るためには私もTOEIC受けるしかねえなって思ったの」
こもり校長「なるほどね。もともとこう教頭自身のストロングポイントなわけじゃない。英語が喋れるとか。やっぱ外資系で働いてたりもしたしね。英語を使って自分が本当に1人の人として戦ってたのが、どこかしら最近ちょっと鈍ってんなみたいなのがあるってこと?」
COCO教頭「おっしゃる通り。で、今よしもと学園でのお仕事とかも、英語の仕事とかが結構入ってきてるんだけど、ちょっとこのままだと説得力なくなるなって思ってさ。だから、900…」
こもり校長「え、元々はTOEIC何点持ってたの?」
COCO教頭「915か950か覚えてないんだよね」
こもり校長「え、でも900超え?」
COCO教頭「900超えはしてます」
こもり校長「すごくない? TOEICって990点満点でしょ? で、900超えでしょ。あ、だから、ある種それをちゃんと持ってたのにみたいなところが、心の中にあるってことね?」
COCO教頭「あるの。だから悔しくて。でも、やっぱ日々の忙しさにかまけて、ちょっとあんまりやってなかったから」
こもり校長「でも、本当に生徒たちの声を聞いて、ある種自分ももっと頑張れるんじゃないかなって思ったところがあるってことでしょ?」
COCO教頭「そう。みんなのおかげ。伸ばせるところもっとあるわと思って。ただやってないだけじゃんってなったのよ」
こもり校長「なるほどね。じゃ、ある種再挑戦?」
COCO教頭「もう5年ぶりとかじゃない。だから、そもそもTOEICって2年間しか有効じゃないのよ」
こもり校長「あ、じゃ切れてるんだ」
COCO教頭「切れてる。それもあるし、ちゃんとプロフィールにも書けるように、もう1回ちゃんと。今たぶん受けても900取れないと思うから」
こもり校長「その4月21日の目標点数は?」
COCO教頭「とりあえず、950だな」
こもり校長「
950点を目指す」
COCO教頭「
目指します」
こもり校長「でも宣言するからには、もし4月21日日曜日にTOEIC受けて950点以下だった場合は教頭を…?」
COCO教頭「バカバカ(笑) 教頭を続けるは続けますけど」
こもり校長「辞めま…」
COCO教頭「すぇん(笑) 辞めませんが」
こもり校長「でも、1個新しい目標を持って。2年目にも入るわけだから」
COCO教頭「そう。ちょうどタイミングもいいなと思って。頑張っていきとう思います」
こもり校長「それはすごい。生徒のみんなとともにだね」
COCO教頭「そう。一緒に私も頑張る」
こもり校長「英語の授業とかも、もしかしたら今後あるかもな」
COCO教頭「そう。あるかもしれないし。分かんないけど、海外のアーティストの方がゲストにいらっしゃって通訳なしとかで」
こもり校長「それができるってことだよね! テイラースウィフト来るし。ライブあるよね」
COCO教頭「ライブね。びっくりした! 生放送来るかと思ったわ」
こもり校長「それはやばい。俺、何も喋れない。その時は休む」
COCO教頭「いや、来て(笑)」
さぁ、本日の黒板はこちら!
『 直したい 』
こもり校長「生徒のみんな、自分で直したいと思ってるけど、なかなか直せないなと思ってるところはどこだろうか? 教頭はどこ?」
COCO教頭「私は後回し癖かな」
こもり校長「それこそさっきの話に繋がるってことでしょ」
COCO教頭「もっとやる時間あったのに、ギリギリになっちゃったから。こういうとこだよね。校長は?」
こもり校長「俺は暇ができちゃうと寝ちゃう癖」
COCO教頭「疲れてんだべ」
こもり校長「いやいや、違うの。忙しくさせてもらわないと、自分で忙しくできないのは直したい。自分でもっと予定を立てて何かするみたいな」
COCO教頭「そうか。でも、なかなかこういうのって直らないと思うのよ。誰かにガツンと言われたら別なんだけど」
こもり校長「とは思うんだよね。だからこそ、ちょっと今年は変わりたい直したいところがあるけど、自分じゃ直せないって生徒に向けて、今夜はこんなテーマで授業やっていこうと思う。
『私の直したいところ全力で叱ってください!!』」
こもり校長「自分のダメな所が分かっている、分かっているんだけど、“でも、どーしても自分では直せません!” “何度も直そうと思ったけど、やっぱ無理でした” そんな生徒のために、今夜は愛を持って叱っていこうと思う。例えば、“言い訳ばかり言ってしまうので、言い訳をやめたいから叱ってください”とか、“何を決めるにしても、全部誰かに決めてもらっている! そんな自分を変えるために叱ってください”とか。だた俺は末っ子だし、頼っちゃう側だから、今日はこんな感じの生徒に、この方が“お叱り”をしてくれます」
COCO教頭「はい! 今日は教頭のCOCOにお任せくださ〜い。生徒のために、愛のあるお叱りを、ビシバシしてきたいと思います〜!」
こもり校長「だいぶコテコテの関西お姉さん、まいりましたね」
COCO教頭「(笑) 当たり前やないですか。バシバシいかせてもらいますからね」
こもり校長「これはまくし立ててくる系のお姉さんだね。やっぱ人生経験が長いわけじゃないですか。今年も38にもなるわけで。やっぱ後輩とか社会人としていっぱいいるわけじゃない。そういうCA時代とか後輩に怒ったりみたいなことはしてたんですか? 叱る系?」
COCO教頭「正直叱らないです。叱れなかった。叱るというよりは淡々と言わなアカンことは言ってるって感じかな」
こもり校長「ビシビシっていう感じじゃない?」
COCO教頭「全然感情派ではないです。なので、生徒のための愛のあるお叱りなので、安心はしてほしいなと思います」
こもり校長「どうだろうね。まぁまぁ今日は君が今どうしても直したいと思っているところを学校掲示板に詳しく書き込んでほしい。で、今日は怒ってほしい人が多いらしくて(笑)」
パン詰まるみえこ 神奈川県 14歳
こもり校長「学年は?」
パン詰まるみえこ「中学2年生です」
COCO教頭「中2高2は…Do What You Want!」
パン詰まるみえこ「OK」
こもり校長「そんなに怒ってほしいのか?」
パン詰まるみえこ「そうです。
誰にでも下ネタを言ってしまう私を」
こもり校長・COCO教頭「(笑)」
COCO教頭「それって結構ラジオネームにも影響してるの?」
パン詰まるみえこ「そうです。もう周り全員下ネタ大好きで、友達から教えてもらいました」
COCO教頭「(笑)」
こもり校長「ただ、ラジオネームは、食べる“パン”、物が詰まるとかの“詰まる”、に、“みえこ”。パン詰まるみえこです」
COCO教頭「パンツ丸見えじゃないってことだもんね」
パン詰まるみえこ「はい(笑)」
こもり校長「で、パンツは」
COCO教頭「おーい! ショートし過ぎ。びっくりした(笑)」
こもり校長「長いからギュッとして(笑) で、問診票みたいなのがここにあるの。で、見ていくと、小学校の頃から友達との会話は下ネタばかりということなんだけど、話すことがなくなったら、とりあえず言っちゃうみたいな?」
パン詰まるみえこ「そうですね(笑)」
こもり校長「どういう感じで言っちゃうの?」
パン詰まるみえこ「友達と話している中で、話題がなくなって、その沈黙の時間になったときに、“あ、やばい話題出さなきゃ”ってなって、唐突に下ネタをぶっ込んでみるみたいなことをやってしまう…」
こもり校長「だから、あくまでも会話の中での下ネタだ。それってパンツは共学?」
COCO教頭「呼び方、パンツでいくのね(笑)」
パン詰まるみえこ「あ、女子高です」
こもり校長・COCO教頭「あ〜」
こもり校長「そういうのも相まってみたいなところもあるのかな」
COCO教頭「あると思うな」
パン詰まるみえこ「そうですね(笑)」
こもり校長「でも、俺は下ネタに頼っちゃうみたいなのは、いいかなとは思うんだけど、なんで直したいの?」
パン詰まるみえこ「中高はまだ下ネタ言ってても許されるかもしれないですけど、大学生とか社会人になったら、異性の目もあるし、そういうわけにはいかないんじゃないかなと思って、直したいです(笑)」
こもり校長「ごもっともですね」
COCO教頭「その危機感は感じてんのや」
パン詰まるみえこ「はい(笑)」
こもり校長「でも、沈黙の時に下ネタを言っちゃうってだけ? いろいろ会話の中とか出会い頭とかさ」
パン詰まるみえこ「そう。出会い頭にも言ってしまうこともあって(笑)」
COCO教頭「どういうこと?(笑)」
こもり校長「何を言っちゃうの?」
パン詰まるみえこ「特に仲良い友達限定ですけど、“おはよう”の後に下ネタを付けてしまうとか。“おはようピー”とか、”ただいまピー”みたいな」
こもり校長・COCO教頭「(笑)」
こもり校長「“ただいまピー”は親じゃない?(笑)」
パン詰まるみえこ「それもあります(笑)」
COCO教頭「もうこれは言えないか(笑)」
こもり校長「そのピーは言えないの?」
パン詰まるみえこ「それは言えない」
COCO教頭「言えないレベル?」
こもり校長「38局ネットじゃ言えない?」
パン詰まるみえこ「はい(笑) …」
こもり校長「そうか。そこまで詰まるんだったら言えないんだろうな。それはあんまり追っかけないようにしとくわ」
パン詰まるみえこ「はい(笑)」
こもり校長「これは社会の目もあるし、いつか大人になったりとか、異性の方とお喋りする時にさすがにその間ができて、きなり“チン○”って言い出したら」
COCO教頭「あぶね〜」
パン詰まるみえこ「(笑)」
こもり校長「(笑) 言い出したら、さすがに向こうもびっくりしちゃうから、今日はちょっと叱ってもらいたいみたいなことなのかな?」
パン詰まるみえこ「そうです」
こもり校長「今日、頼りになるか分からないけれども、お叱り先生来てくれているから、COCO教頭、お叱りタイムお願いします」
パン詰まるみえこ「お願いします」
COCO教頭「分かりました。
パンツ! あんた! TPOをわきまえなはれや!」
パン詰まるみえこ「(笑) 分かりました」
COCO教頭「ちょっとパンツ、ええかな。TPOという言葉は知ってるかな?」
パン詰まるみえこ「はい、知ってます」
COCO教頭「Time、Place、Occasion。時間、場所、場面って話やな。で、パンツがすごく下ネタで盛り上がっているというのは分かんねん。ウチもそうやってん、14歳ぐらいの時。やねんけど、内輪ネタで盛り上がっている時、そこはええがな。ただ、全然下ネタ嫌いな子もぎょうさんおるわけやから、そうなった時のこっち側の気持ちってやっぱ考えておかなきゃあかんやんか。正直ちょっとパンツ、自分、下ネタに逃げているとこないかな?」
パン詰まるみえこ「あるかもしれないです」
COCO教頭「あるやんな。絶対あるやんな。ここでやっぱり下ネタ以外に面白いことをズバッと言える子って、やはり会話の広がり方も増えてくると思うのやんか。だから、そこでやはり将来的に好きな人ができたりとか、社会人になっていろんな人とコミュニケーションを取らなあかんってなった“チン○”はさすがにあかんと思うねん」
パン詰まるみえこ「はい。そうですね」
COCO教頭「せやんな。せやから、沈黙に耐え切れず言いたくなったら、絶対にこう言ってほしい。
“チンパ”!」
パン詰まるみえこ「(笑)」
こもり校長「チンパ?」
COCO教頭「これなるセーフですから」
パン詰まるみえこ「分かりました(笑)」
こもり校長「チンパ? もうそれほとんどじゃない?(笑)」
パン詰まるみえこ「(笑)」
COCO教頭「大丈夫です。これなら、“それ何ですか?”って会話が広がることもあるから」
パン詰まるみえこ「はい(笑)」
COCO教頭「やっぱり大人になるにつれて、下品な女性っていうのは結構モテない傾向にございます」
パン詰まるみえこ「分かりました」
COCO教頭「だから、そこをしっかりと認識しながら、大人の女性に近づいてってほしいなと思っております」
こもり校長「どうだ?」
パン詰まるみえこ「もうこれからは“チンパ”で生きていこうと思います」
COCO教頭「(笑)」
こもり校長「大丈夫か?」
COCO教頭「全然大丈夫。信じて」
パン詰まるみえこ「はい」
こもり校長「じゃ、これからはチンパでいきましょうか。将来のことを見据えて、今度よかったらピーを聞かせて」
パン詰まるみえこ「はい(笑)」
こもり校長「じゃあな」
パン詰まるみえこ「ありがとうございました!」
こもり校長「いやぁ、思ったよりも詰めてくるタイプのお叱り先生でしたね。あそこまで間髪入れずに詰められると、ちょっと怖いよね」
COCO教頭「こっちは本気でみんなのこと正したいと思ってるわけですから」
こもり校長「そうだよね。だとしても、チンパはダメじゃない?(笑)」
COCO教頭「いえいえ、全然。だって何も触れてないですから」
こもり校長「まぁ触れてはないですけど。もうちょっと逸らせなかったですか?」
COCO教頭「(笑) なんで最後、チンパに寄っちゃたんだろうのは思いつつも…」
こもり校長「まだ、キンパとかだったら、“あ、韓国料理ね”みたいなね。“チンパって何ですか?”って聞かれたら何て答えるの?」
COCO教頭「そりゃもう…造語です」
こもり校長「何と何を合わせた造語?」
COCO教頭「えーと、チンパンジーと…タンポポの…(笑)」
こもり校長「(笑) さぁ今夜の授業テーマ、私の直したいところは全力で叱ってください。生徒のみんな、書き込み待ってます!」
COCO教頭「(笑)」
■
カッコいい!!
COCO教頭、カッコいい…カッコよすぎます!!さっそく、「解放」してますね!応援します!よし、私も頑張ろう!
マンボリアン
女性/16歳/富山県
2024-01-18 22:07
こもり校長「10時7分に書き込んでくれてるのね。だから、たぶんTOEICの方だと信じてる。解放がさっきのチンパでしたっけ? 何の略でしたっけ?」
COCO教頭「チンパンジーと、タンポポ(笑)」
こもり校長「解放してます」
COCO教頭「解放してますから。でも、TOEICの方でしょ?」
こもり校長「分かんない。マンボリアンはどの解放のことを言っているのか分からんけども」
COCO教頭「前出であってほしい」
こもり校長「…チンパ!」
COCO教頭「あぶね〜(笑)」
こもり校長「今日の教頭は名言を出してってくれるということで」
COCO教頭「そうですね(笑)」
こもり校長「解放の年ですから」
COCO教頭「そうですよ。自分で言ったんだからね」
そらゆき 静岡県 15歳
こもり校長「学年は?」
そらゆき「高1です」
こもり校長「叱ってほしいことが今日はあるの?」
そらゆき「はい。
授業中やテスト中に爆睡してしまうことを叱ってほしいです」
COCO教頭「しかも、爆睡なんや(笑)」
そらゆき「はい」
こもり校長「どんな時に寝ちゃうというか。授業中テスト中とは言っているけども、どれぐらい寝ちゃうというか?」
そらゆき「50分くらいの授業の中で、もう区切り区切りで寝てしまう感じです」
こもり校長「10分寝たら5分起きて、10分寝たら5分起きてみたいな?」
そらゆき「はい。最近はスライドが変わるごとに起きるって感じです」
こもり校長「スライド?」
そらゆき「今、スライドで勉強をしたりするんですけど」
こもり校長「もう黒板じゃないの?」
そらゆき「黒板もあるんですけど、今はスライドの方が多いんですけど」
COCO教頭「スクリーンに何かを映してってこと?」
そらゆき「そうです」
COCO教頭「すげー そうなんや」
そらゆき「だから、変わるともう見られないんですよ」
COCO教頭「だから、その時に起きていないと、頭に入らないってことだよね?」
そらゆき「はい」
こもり校長「だから、ほとんど寝ちゃってるってことか」
そらゆき「はい」
こもり校長「それは怒られたりしないの?」
そらゆき「最初は怒られたりしてたんですけど、今はもう先生と目が合うと、ニヤって笑われて(笑)」
COCO教頭「それもおもろいな(笑)」
こもり校長「だから、“今、起きたな”って」
そらゆき「そう。“寝てたな”みたいな顔されます(笑)」
こもり校長「それはずっと前から?」
そらゆき「高校に入ってから、ちょっとひどくなったなって感じてます」
こもり校長「何か原因はあるのかな?」
そらゆき「あります。月曜日と火曜日に宿題の提出とかテストとかが溜まってて、それの勉強を夜にするので、夜にやろうとすると、気付いたら2時になったり、3時になったりしてしまいます」
COCO教頭「すごいな」
こもり校長「とは言え、夜も長いわけじゃない。7時とか8時から勉強したら6時間とか勉強してるってこと?」
そらゆき「そんなにしてないです」
こもり校長「何をやってるのよ?」
そらゆき「(笑) やっぱり家に帰ってくるのって、やっぱ7〜8時くらいになって」
こもり校長「あ、部活とかもやってるから?」
そらゆき「あ、そうです。で、ご飯とかお風呂とか入って準備とかすると、もうって11〜12時くらいになってしまって」
こもり校長「もしかしたら原因はそこかぁ?」
そらゆき「そうなんです(笑)」
こもり校長「そうだよな。8時に帰ってきて12時まで、4時間あるわけだよ」
そらゆき「そうですね(笑) あと…」
こもり校長「そこがちょっとかけすぎているというのもあるのかもな。朝は何時起き?」
そらゆき「朝は6時です」
こもり校長「ちなみに、さっきの何か言いかけた“あと…”だったね?」
そらゆき「(笑) 塾とかあると塾が終わるのが10時とかなので」
こもり校長「それは仕方ないわ。でも塾行った日は勉強しなくていいんじゃない?(笑)」
そらゆき「塾と宿題は別なんですよ」
COCO教頭「学校からの宿題とはまた別だもんな」
こもり校長「そうか。それ言われたら無理だな。じゃ、実質毎日3〜4時間ぐらいしか寝てないってこと?」
そらゆき「あ、そうですね。1回、月火で習慣が崩れちゃうって言うか。戻してもまた2〜3時になっちゃうんです」
こもり校長「宿題とかは夜じゃなくて、昼勉強じゃダメなの?」
そらゆき「昼とかにやると、集中できなくて内容とかがもう全然入ってこないみたいな」
こもり校長「でも、それよりは、生活習慣とかの乱れもあるけど、授業中とかテスト中に寝てしまうのはやっぱり良くないんじゃないかなっていうのは、自分の中で感じてるってことか?」
そらゆき「はい、そうです」
こもり校長「そうか。じゃそれは叱ってもらうしかないな」
そらゆき「はい(笑)」
こもり校長「ちょっと今日はお叱り先生が来てるから、しっかり叱ってもらいなさいよ」
そらゆき「はい」
こもり校長「教頭! お叱りタイムお願いします!」
COCO教頭「分かりました。
あんた、教室はベッドとちゃいまっせ!」
そらゆき「はい(笑)」
COCO教頭「ちょっと聞いてほしいんやけどな。正直に言ってほしいねん。家に帰ってきました。ご飯を食べて宿題するまで、スマホ、マンガ、ゲームとかやる時間正直あるんちゃうかな?」
そらゆき「あります(笑)」
COCO教頭「あるんかい(笑) ほんで、やっぱり私が心配なのは、寝るの2時ぐらいで、起きるの6時と3〜4時間しか寝てないじゃない。人間は7時間睡眠を推奨されています。なので、半分ぐらいなわけやから。となった時に、学校で寝てもうてるから夜寝れないみたいなのもあると思うのよ。昼夜逆転してる」
そらゆき「あ〜」
COCO教頭「この先生の気持ちにもなってほしい。みんなに授業を教えるためにスライドをどれぐらい時間だけで作ってると思いますか。私、ちょっと学校で授業したことあって、スライド10枚作るのに2週間かかったかな」
そらゆき「え〜」
COCO教頭「そう。そういうこともしっかり考えて。授業はみんなで作っていくもんやからね。だから、せめてスライドを流れている間は起きてあげるということをするために、SCHOOL OF LOCK!で、“また明日〜!”のタイミングで寝てください」
そらゆき「はい(笑)」
COCO教頭「以上です」
こもり校長「もし授業中、眠くなった時はなんて言葉を発すればいいですか?」
COCO教頭「そうですね。これに尽きると思います。
チンパ!」
そらゆき「チンパ?」
COCO教頭「そらゆき。眠たいなと思うやん」
そらゆき「はい」
COCO教頭「そしたら…チンパ! って自分の中で思い出してほしいねん」
そらゆき「はい」
COCO教頭「これを唱えることで、“あ、私、起きなあかん”っていう、マインドを、今、私がそらゆきに植え付けましたから」
そらゆき「チンパ…」
こもり校長「叱られてみて、どうだ?」
そらゆき「チンパの意味が(笑)」
こもり校長「そうね。この時のパターンのチンパは何の略でしたっけ? 造語ですもんね」
COCO教頭「そう。造語で、沈黙のリンパです。…チン…チン。OK」
<ドーン!>
COCO教頭「OKでしょうよ!」
こもり校長「ちょっとこの言葉を合言葉に、しっかりサイクル戻せるように頑張って!」
そらゆき「はい。ありがとうございます」
♪ 燃えよ / 藤井風
こもり校長「やっぱチンパが大事なんだね」
COCO教頭「全然大事。やっぱり意識の問題だから」
こもり校長「まだまだお叱りいただきましょうかね」
キキ 東京都 16歳
こもり校長「学年は?」
キキ「高1です」
こもり校長「叱ってもらいたいことがある? それは何だろ?」
キキ「
赤点を2回連続で取ってしまいまして。で、三学期にテストがあるんですけど、それで赤点をくらってしまったら追試がありまして、それに落ちたら、もう留年かバイバイなんですよ」
COCO教頭「厳し〜」
こもり校長「結構イエローカードじゃない?」
キキ「結構ギリギリを攻めてて(笑)」
COCO教頭「いやいや、自らの意思で攻めてる(笑)」
こもり校長「だいぶじゃない? 次に赤で追試アウトだったらグッバイってことでしょ?」
キキ「グッバイですね」
COCO教頭「おいおい」
こもり校長「結構ヤバい状態じゃない?」
キキ「結構ヤバいですね」
こもり校長「何点から赤点なの?」
キキ「29点以下が赤点です。30点はセーフ」
こもり校長「あ、そう。何が苦手なの?」
キキ「数学と化学が苦手なんです」
こもり校長「じゃ理数系か。勉強でもしっかりしているんでしょ?」
キキ「…あ、まぁ前日とか(笑)」
こもり校長「ん〜、してないな。それは危機感のない勉強の仕方だな」
キキ「(笑)」
こもり校長「赤点とか取ったら課題とか出るんじゃないの?」
キキ「そうです。課題がありまして、それを私は今まで2回連続でくらってしまいまして」
COCO教頭「どれぐらいの量あるのよ?」
キキ「結構ヤバいです。分厚いんですよ」
こもり校長「でしょ? ヤバいわけじゃない」
キキ「ヤバいです」
こもり校長「で、次グッバイアイザック手前ってことでしょ?」
キキ「結構手前ですね(笑)」
こもり校長「結構危機感を持ってないとダメじゃないの?」
キキ「危機感あるんですけど」
こもり校長「ないんじゃないの(笑)」
キキ「あるんですけど(笑)」
COCO教頭「本当にあるのか(笑)」
こもり校長「じゃあるんだったら、テスト期間の1ヶ月前とかから、ちゃんとノートを振り返って勉強してみたいなのやってる?」
キキ「…やっ…まぁまぁ」
COCO教頭「さっき前日って言ってたじゃん」
こもり校長「(笑) なんで今、隠したんだ」
キキ「(笑)」
COCO教頭「一夜漬けで、できる人とできない人いるからな」
キキ「そうなんです」
こもり校長「分かっとるんかい〜。でも、でも勉強できないってことだよな」
キキ「できないんです」
こもり校長「じゃ、ここはちゃんと認めよう。さっき1か月前からちゃんと勉強しているのかと聞いたら、“うん…まぁやってます”みたいに言ってたけど、本当は?」
キキ「(笑) やってないです」
こもり校長「そうだよな。まずは認めるところから始めて。やってないと。でも危機感はあるんです。でも、できないんです」
キキ「でも、できないんです!」
こもり校長「危機感はあります!」
キキ「あります!」
こもり校長「でもできないです!」
キキ「できないんです!」
こもり校長「じゃ、ここは教頭に怒ってもらいましょう。今日はお叱り先生来てますから」
COCO教頭「もちろんです」
こもり校長「お願いします」
COCO教頭「分かりました。
キキ、あんた今やらへんとFinal Warningくらってまうで!」
キキ「(笑)」
COCO教頭「Final Warningって意味分かる?」
キキ「…さよならバイバイ」
COCO教頭「そういうことです。もう最終宣告です。キキ、ちょっと正直に言ってほしい。この勉強しなくちゃいけない課題が多く出されているタイミングで、スマホとかゲームとかマンガとか、自分の好きなこととか優先させていないですか?」
キキ「…おっしゃる通りです(小声)」
COCO教頭「声ちっちゃ!(笑) せやろせやろ。そうやと思ってん。これ今はまだ高1やんか。で、高2〜3てなったら、受験のシーズンも近づいてくるわけですよ。そうなった時にキキ聞いているか。一夜漬けではどうしようもないことが出てきます。自分が将来目指したい夢、行きたい学校、そういうのが決まった時に一夜漬けで頑張ってこれなかった自分、それで結果が出えへんのめっちゃ悔しくない?」
キキ「確かに」
COCO教頭「だから、このSCHOOL OF LOCK!の授業終わったら、すぐにでも勉強に取りかかってほしいってぐらい、その気持ちを込めて伝えさせてもらいました。
今やらないと、Final Warning〜!」
キキ「(笑)」
こもり校長「キキ、どうだ?」
キキ「もう結構心にきました。ありがとうございます」
こもり校長「そうだな」
COCO教頭「次はないってこともあるんだからね」
キキ「はい」
COCO教頭「だから、やっぱり自分の意識改革から始めてほしいと思う」
キキ「はい」
こもり校長「絶対な、Final Warning、さよならバイバイされないように、意識を高めて頑張ろうか」
キキ「はい!」
こもり校長「頑張るんだよ! 負けるなよ!」
COCO教頭「応援してるからね」
キキ「ありがとうございます!」
♪ ピーターパン / 優里
こもり校長「こればっかりは自分の意識で変えていくしかないからな」
COCO教頭「だって、浪人ということは避けたいという話だったわけじゃない」
■
授業中眠くなったら!
授業中眠くなったら口の中で上あごに舌を少し当ててみてください!
そうすると結構くすぐったくて起きますよ!!
参考までに!!
はるかはやか
女性/18歳/愛知県
2024-01-18 22:42
COCO教頭「上あごに舌。へ〜、面白っ」
こもり校長「で、クルクル〜ってやるといいってことだね。だから、そらゆきに対してのアドバイスでもあるし、キキとかも家で眠くなっちゃったみたいなことがあったら、このアドバイスで。で、キキはどうすればいいだろうね? 家で勉強がやりたいのにできないなって気合が入らない時」
COCO教頭「やっぱ合言葉じゃない?」
こもり校長「何か魔法の合言葉あります?」
COCO教頭「そこはやっぱりチンパですね」
こもり校長「チンパ! このチンパは?」
COCO教頭「これはチンケなクッパです」
こもり校長「チンケなクッパ!」
COCO教頭「はい。これしか食べられなくなっちゃうよってこと」
こもり校長「あ、なるほど」
さて、ここからは…
『SCHOOL OF LOCK!農業部 supported by JA全農』!!!
こもり校長「生徒のみんなに農業の魅力を知ってもらうための部活動!
SCHOOL OF LOCK!農業部の時間! 今週の活動内容は…
SCHOOL OF LOCK!農業部検定」
こもり校長「生徒のみんなに、農業について、より深く、より楽しく知ってもらうために、農業にまつわる問題を出題。正解した生徒の中から抽選で1名に、JAタウンで使えるギフトカード5000円分をプレゼントします!」
COCO教頭「答えはXで受け付けます。答えと“#スクールオブロック農業部検定”をつけて、投稿してください!」
こもり校長「問題を出題してくれるのは、我が校の農業部員、あ〜お先輩、的場パイセン、よろしくね!」
的場パイセン「農業部部員、
虹のコンキスタドール、的場華鈴です!」
明桜先輩「農業部部員、
大和明桜です!」
的場パイセン「みんなは“フードマイレージ”って言葉は知ってるかな? フードマイレージの単位はt・km(トン・キロメートル)。食料を運ぶ量トンに、輸送する距離キロメートルを掛け合わせたものです」
明桜先輩「この輸送する距離が長いと、二酸化炭素の排出量が増えるって、前回学びましたよね?」
的場パイセン「そうです。なので、運ぶ距離が長い輸入した食料よりも、国産を選ぶことで、運ぶ距離が減って、二酸化炭素を減らせるという話をしました! では、SCHOOL OF LOCK! 農業部検定。問題!」
明桜先輩「この問題はYouTube番組
“全農 presents 届け!ファンファーム シーズン4”の#13を見ている生徒は、答えがすぐにわかるクイズとなっています!」
的場パイセン「
輸入食料を品目別にみた場合、運ぶ量と距離で表す“フードマイレージ”の値が最も大きいのは次のうちどれ? A:野菜 B:穀物 C:肉類」
明桜先輩「それではシンキングソングいきますよ。本日のテーマは……受験生応援ソング! ということで、私がよく励まされている曲はこの曲です! 受験生のみんなに届け!」
♪ 泣き虫少年 / Buono!
明桜先輩「めっちゃいい曲じゃないですか? めっちゃ元気出るんですよ」
的場パイセン「いいね! 疾走感が初めて聴いてもスカッとするというか」
明桜先輩「この曲は鈴木愛理さん、夏焼雅さん、嗣永桃子さんの3人でやっているBuono!っていうアイドルさん」
的場パイセン「伝説のアイドルがみんないるんだよ!」
明桜先輩「(笑) 本当に。最近の鈴木愛理さんとかをよく見て、で、Buono!の存在を思い出して、Buono!の曲をめっちゃ聴いてんの。全部歌詞がいいから。しかも全部元気出るから、みんなに聴いてほしい。このみんなが頑張ってる時期に励まされる曲いっぱいあると思うから」
的場パイセン「今がちょうどピークだと思うからね」
明桜先輩「うつむく前に、前を向いて頑張れ〜!」
的場パイセン「頑張れ〜!」
明桜先輩「それでは正解を発表します! 答えは…答えは…span style="color:#8fc041; font-size:120%;">B:穀物です」
的場パイセン「解説していきます。穀物というと、小麦や大豆、とうもろこしなどでですね。穀物類だけではありませんが、できるだけ国産を選んで、国産の消費量が増えて、国産の生産量が増えていけば、日本のフードマイレージも減り、二酸化炭素の排出量も減ることにつながります」
明桜先輩「食料自給率もアップするし、環境問題にもつながっているから、“フードマイレージ”、日頃から意識したいと思います!」
明桜先輩「それでは、当選者の発表をお願いします!」
こもり校長「それでは正解者の中から1名当選者を発表します。当選者は…
らすかる おめでとう!」
COCO教頭「正解した、らすかるには、JAタウンで使えるギフトカード5000円分をプレゼントします!」
こもり校長「来週の活動内容は……“ASMRクイズ キキミミ食堂”」
こもり校長「今夜の生放送教室、授業テーマは…
『私の直したいところ全力で叱ってください!!』」
ken 長野県 14歳
COCO教頭「中2高2は…Do What You Want!」
ken「OK」
COCO教頭「叱ってほしいのかい?」
ken「はい」
COCO教頭「素直だな(笑)」
こもり校長「結構このお姉さん怖いけど大丈夫?」
ken「大丈夫です」
こもり校長「じゃ何をそんな叱ってほしいの?」
ken「
何でもすぐ買っちゃう癖を叱ってほしいです」
COCO教頭「校長やん」
こもり校長「これの何が悪いの?」
ken「自分の全財産を使い切っても、欲しいものがあったら買っちゃうっていう」
こもり校長「何が悪いだろうか」
COCO教頭「いやいや(笑) 全財産使い切ってんだべ?」
こもり校長「そうだよ。全財産てのは、お小遣いをもらって、そのお小遣いを全部使って欲しい物あったらすぐ買っちゃう」
ken「はい」
こもり校長「それでもまだ欲しいものが出ちゃって、自分の本当に本当の本当の本当って隠し財産みたいなところからでも払って買っちゃうみたいな?」
ken「まあなくなった時は親に借りちゃうというか(笑)」
COCO教頭「おいおい」
こもり校長「まぁ別に返せばいいだけの話だからいいんじゃないの?」
ken「(笑)」
COCO教頭「返す目処は立ってるんですか?」
ken「いやぁまだ払ってないのが何回かあって」
こもり校長「でも先は長いですから」
ken「はい(笑)」
COCO教頭「ちなみに、お小遣いはおいくら万円なの?」
ken「月2000円ぐらいですね」
COCO教頭「今日は1月18日じゃん。あといくら残ってるの?」
ken「あと数百円(笑)」
こもり校長「お小遣いはいつも何日にもらえるの?」
ken「いつも月の初めにもらってます」
こもり校長「でもあと12日頑張ればいいだけの話だから、2週間もないから数百円でもいけるよ」
ken「はい(笑)」
COCO教頭「(笑) だいぶ厳しいぞ」
こもり校長「でも使っちゃったんでしょ? 今月は何に使っちゃったの?」
ken「今月はちょっとイヤホンを買っちゃって」
こもり校長「イヤホンって大事」
COCO教頭「めちゃめちゃ肯定するやん」
こもり校長「イヤホンはその1個しかないんでしょ?」
ken「何個かありますね(笑)」
こもり校長「でも見惚れたら欲しいよな。性能とかさ」
ken「あ、そういうのでも」
COCO教頭「アクセサリー感覚でイヤホン買ってる?」
ken「(笑) そういうことじゃなくて音質系で」
こもり校長「ほらやっぱ。俺もすごく分かるよ。音質が違いますって言ったら、やっぱり聴き比べたくなるし、欲しくなるよね。こっちの方がノイズキャンセリングが強いとかあったらさ」
ken「そういうの見て買っちゃいますね(笑)」
こもり校長「めっちゃ分かる」
COCO教頭「今、イヤホン全体で何個あるの?」
ken「イヤホン5個ぐらい(笑)」
COCO教頭「むっちゃあるやん(笑)」
こもり校長「それぐらいあった方が安心だよね」
COCO教頭「それちゃんと5個全部使ってる?」
ken「使い分けてるというか」
こもり校長「だったら、粋な買い物よ。使い分けられてるもん」
COCO教頭「粋な買い物という言葉で片付けていいのだろうか」
こもり校長「だから、俺的にはこれの何が悪いのかがピンと来ないんだけど、なんでkenは直したいんだろう?」
ken「やっぱり物を欲しがる癖はよくないかなって思って」
こもり校長「なんでよくないの?」
ken「我慢できない人というか、なんというか」
こもり校長「我慢しなくていいじゃない」
COCO教頭「ken、悪魔のささやき聞いたらダメだ。聞いたらダメだぞ」
ken「(笑)」
こもり校長「人間は欲の塊なんだから。そのために頑張るわけじゃない。これが欲しい、あれが欲しい、こうなりたい、ああなりたいって」
ken「あ〜」
COCO教頭「それもあるけど…」
こもり校長「その活力を無くしちゃったら、無気力な人になっちゃう」
COCO教頭「ken、欲があるってのはいいことだと思うんだけどさ。校長先生、kenはまだ自分でお金を作れる立場じゃないわけです」
こもり校長「でも、お小遣いという制度を貰って、自分で稼いでいるという点では一緒です」
COCO教頭「人の金(笑) 今、kenは何か欲しいものあったりするの?」
ken「イヤホンとか買っちゃって、今は欲しいものないですね。今は」
COCO教頭「今はないか」
ken「はい。でも、絶対欲しいものが出てくる(笑)」
こもり校長「今後ね」
ken「はい」
COCO教頭「そのお金を使って、結構あとから“あ、使っちった〜”みたいな後悔するの?」
ken「もう何回もあります」
COCO教頭「何回もあった〜」
こもり校長「今年ある?」
ken「今年はないですね」
こもり校長「じゃ、まだ大丈夫よ。俺もう今年2回ぐらいあるから」
ken「あ〜」
COCO教頭「多い〜」
こもり校長「“あ〜使わなきゃよかったな”って(笑) 俺、既に来月怖いのいっぱいあるもん」
COCO教頭「kenは今、欲しいものを買えて満たされてるのか」
ken「まあ満たされてますね。幸せだと思ってます(笑)」
こもり校長「でも、自分的には我慢ができないところに将来怖くなっちゃうところもあるってことか?」
ken「はい」
こもり校長「こんな惰性で生きちゃってもいいのかなみたいなところもあったりとか?」
ken「そういう考えもあって」
こもり校長「親からもお金を借りちゃってるし、将来借金とかするわけにもいかないしな」
ken「そうです(笑)」
こもり校長「今のうちに直しておかないとってところもあると?」
ken「はい」
こもり校長「じゃ、お叱りお姉さんに叱ってもらうか?」
ken「はい」
こもり校長「じゃ姉さんお願いします」
COCO教頭「分かりました。
ken、よく聞きなさい。お金の余裕は、心の余裕!」
ken「あ〜」
こもり校長「うわ…」
COCO教頭「校長がkenよりくらってどうするのよ(笑) やっぱお金がどんどん懐から消えていくと、人の心に余裕がなくなったりすんのよ」
こもり校長「う…」
ken「あ、なんか分かる」
COCO教頭「分かるでしょ。で、kenが今、自分の好きなものを買えて心が満たされている状態ってすごくいいんだけど、すでにもうあと数百円しかないんでしょ? この自分のことばかりに使うお金って結局満たされるところって知れてるのよ」
こもり校長「う…」
ken「そうですね」
COCO教頭「例えば、お小遣いをくれているご両親に100〜200円払って、アルフォートの1つでも買ってあげて、ちょっとメッセージとか書いて渡してあげるとか、そういう使い方をできるようにならないと。自分だけで完結しちゃう人生って寂しいなって37歳になって思うぜ」
こもり校長「う…」
ken「はい(笑)」
COCO教頭「だから、しっかりと自分だけじゃなくて、人にもお金を使える人になってほしいと私は思う!」
ken「分かりました!」
こもり校長「ken、今のを聞いてみて、どうだ?」
ken「ちょっと心に響きましたね」
こもり校長「そうな。自分のためばかりに使うお金というのは、生き金と死に金があるって話はあるわ。俺らは生き金を使っていこうな」
COCO教頭「人を幸せにしていこう」
ken「はい」
こもり校長「ken!」
ken「はい!」
こもり校長「俺はお前の味方だぞ。どんなになっても味方だぞ」
ken「はい(笑)」
こもり校長「一緒に大切にお金を使ってこうな」
ken「分かりました」
こもり校長「ken〜!」
ken「(笑)」
♪ GOAT / Number_i
こもり校長「お金って向き合い方が難しいんです。人それぞれの向き合い方があるわけですから」
COCO教頭「欲しいものを買うなとは言わないけども、やっぱり限りがある中でやりくりを、今から学んでおかないとね。資質とか。だって、将来キャッシングとかする大人になって欲しくないもん」
こもり校長「でもキャッシングという制度を使えるというのはある種信用だからね」
COCO教頭「(笑) その角度もある」
こもり校長「社会の信用じゃない」
COCO教頭「ちゃんと返せるならいいけどね。でも、kenは実際にまだ返せてないっていう」
こもり校長「まだ中2だからね」
COCO教頭「ちょっと、ちゃんと考えて行動してほしいなって思うよ」
アオ・アクア 長野県 18歳
こもり校長「学年は?」
アオ・アクア「高3です」
こもり校長「何か叱ってもらいたいことがあるの?」
アオ・アクア「はい。
挑戦する前から諦めてしまう自分を叱ってほしいです」
こもり校長「どういうことを諦めてしまうんだろうか?」
アオ・アクア「次、学年が上がったら就職とかのためにインターンシップとかの準備が始まるんですけど、私は今、専門学校に通ってて」
こもり校長「高専ってことか」
アオ・アクア「そうです。私の勉強してる学科だったら、土木とか建築の方に進むのが一般なんですけど、でも私は建物の内装のデザインとかインテリアとか、デザイン系に進みたくて。でも、私の通ってる学科では一般的にじゃないことだから、ちょっと進路も変わってきちゃったりして。で、親にもまだ言えてないんですね」
こもり校長「その自分のやりたいことが変わってきているってことを?」
アオ・アクア「はい。ちゃんと言えてなくて。でも、言ったら反対されちゃうかなっていうのもあるから、自分の中で諦めようと何か理由を作っちゃったりしてて。でも、それをしたら就職に関わることだから、将来の自分が絶対後悔しちゃうだろうなっていうので、諦めくない気持ちがあるので、今日は叱ってほしいですぅ(笑)」
COCO教頭「すごくかわいい言い方してくれるやん、叱ってほしいですぅって」
こもり校長「なるほどな。でも、なんで諦めちゃうってマインドの方になっちゃうの?」
アオ・アクア「小さい頃に、私ダンスの習い事をしたかったんですけど、それを周りに相談した時に、無理だよみたいな否定的なことを言われてしまって。その時には自分では勇気を出しているつもりだったからって、そう言われたことが悲しくて。また否定的なことを言われて諦めるぐらいだったら、自分の中で理由付けて諦めるって方向にいっちゃってる自分がいて」
こもり校長「さっきの就職のことに関しても、ちょっと親に否定的なこと言われちゃったら、また心折れちゃう自分が嫌だから、だったら自分が諦めて、違う道を考えるかってなっちゃうってこと?」
アオ・アクア「あ、そうです」
こもり校長「そうか、ダンスな。その時に周りっていうのはどんな周りに言ったの?」
アオ・アクア「私はお母さんに言ったんですけど、その時には他の習い事もしてたりとかもあったりして、“無理だよ。やめなさい”みたいな感じに言われちゃって。でも、やっぱり今になっても、もっと説得して諦めなければ良かったなって思ってる自分がいるから、もし就職のことも諦めたら、また後悔しちゃうのかなみたいに思っていて」
こもり校長「なるほどね。でも、そこの無理と就職の無理を天秤にかけた時に、無理の種類が違うと思わない? ダンスが当時小さい頃に習いたいですって言った時にお母さんに言われた無理だよは、背景を見ると他にも習い事してたわけじゃない。そうするともう1個増やして掛け持ちをしてしまうこと自体が、もしかしたら家庭としては負担がすごく大きくて、やらせてあげられなかったことに対しての無理かもしれないし、その小さい頃の時点で、いろんなことを一気にさせるのは、ちょっと今ではないんじゃないかな。たぶん両立できないと思うよってことでの無理だよっていうことだと俺は思うのね」
アオ・アクア「はい」
こもり校長「でも、自分の夢に対しての無理だよは、またちょっと角度が違う無理だよのような気がするから、無理だよって言われることの、その一歩奥、何が無理なのかを考えたりとかすると、ちょっと考え方も変わってくるのかなとか思ったけどね」
アオ・アクア「うーん」
こもり校長「でも、今挑戦する前から諦めてしまう自分の癖みたいなのは、今後後悔してしまう可能性もあるかもみたいなこともあるからってこと?」
アオ・アクア「そうです」
こもり校長「そのダンスのことでも後悔しているしってことか?」
アオ・アクア「諦め続けたら、きっと後悔しちゃうだろうなって感じていて」
こもり校長「そうか。じゃ、ちょっと教頭先生、これはちょっとアオ・アクアのためにお叱りタイムいただいてもよろしいですか」
COCO教頭「もちろんでございます。
アオ・アクア、あんた、誰の人生生きたいの? 楽な方を取るな! …ちょっとキツめに言っちゃった」
アオ・アクア「めっちゃ響きました(笑)」
COCO教頭「アオ・アクアさ、インテリアとかも興味あるって話してくれたじゃない。で、そこを例えば頑張ると決めた時に、お仕事になって、実際にホテルのインテリアを任されるとするじゃない。で、どれだけ熱量を込めて1〜2カ月準備してプレゼンしたとしても通らない場合があるのね。それって他の競合とかぶっちゃってとか、あっちのプレゼンの方が良かったとかで、めちゃめちゃ悔しい思いするのよ。なんだけど、それってやっぱり自分がやりたいことだから、より頑張ろうって次に活かせるのね。けど、今ここで、もしアオ・アクアが諦めちゃったら、その景色も見られないし。今、実際チャレンジできる環境にいるわけじゃない。で、親に言ったら否定されるの怖いって気持ちもすごく分かるんだけど、それは言ってから考えよう。自分が生きたい人生が、夢がここにあるんだったら、自分でドア開けないと。ドアは自動ドアじゃないんです」
アオ・アクア「はい」
COCO教頭「どうだ?」
アオ・アクア「めっちゃ響きました。ありがとうございます」
COCO教頭「やっぱり夢があるって素敵なことだから。ギリギリまで悩んでいいし、自分が見たい景色を私はアオ・アクアにつかんでほしい」
アオ・アクア「はい、頑張ります」
COCO教頭「諦めないで」
こもり校長「俺らも応援してるからな」
アオ・アクア「ありがとうございます」
こもり校長「自分が進みたい道をまっすぐ進めるように。いろいろ大変なこともあるし、心折れる日もあるかもしれないけれど、頑張って!」
COCO教頭「頑張ってね」
アオ・アクア「ありがとうございます!」
♪ fruits / 坂口有望
COCO教頭「そうか。みんな叱られたかったか。だけど、こんなんで良かったら、ナンボでも叱るからいつでも言ってほしい」
今日の黒板
『 なぜ 』
こもり校長「今後、たぶん生徒のみんなが生きてく中で怒られることはすごく多いと思う。で、その怒られていく中で、すごく理不尽に怒られることとか納得ができないことで怒られるとか、自分が理解できないことで怒られるとか、たぶんすごくいろんなパターンで怒られることがあって、その都度その都度、“何なんだよ!”で終わらせない。
なぜ今、自分は怒られてるんだろうか、理不尽に怒られているのならば、なぜ理不尽に怒られているんだろうかとか、理不尽に怒られている理由を考えてみるとか。そこまでいかなかったら、自分が理不尽に今怒られているなって怒られてる種類をわかるとか。そういう風に、常に“なぜ?”“なぜ?”“なぜ?”って疑問を持って全部自分に吸収してほしい。なぜならば、いつか本当に愛を持って怒ってくれてる人と、ただ怒ってるだけって人の区別がつかなくなる日が来るから、その“なぜ?”って疑問を自分の心の中で持ち続けられると、本当の本当に心から愛を持って怒ってくれる人を見つけることができると思う。
だからこそ、全てに対して拒否するんじゃなくて、“なぜ?”の心、受け入れる心を、俺もそうだし、生徒の君も一緒に持っていけたらなと思う」
♪ 成長痛 / サイダーガール
こもり校長「SCHOOL OF LOCK!そろそろ下校の時間です!」
COCO教頭「怒る側は2種類いるから。イライラぶつけたいだけの人と本気で想っているのがあるから、やはり自分自身を測るアイテムとしても、“なぜ?”を持っておいた方がいいと思ったね」
こもり校長「そうだね。今の自分の立場だったり、物差しにもなる可能性もあるし、自分がどういう人についていきたいのか、どういう人の言葉が今刺さるのかって、自分自身の状態を知るきっかけにもなると思うから。いや、でも今日はちょっと教頭先生、いろいろとありがとうございます」
COCO教頭「こちらこそありがとうございました」
こもり校長「心に刺さることばかりでした」
COCO教頭「そうですよね。チンパとかね」
こもり校長「(笑)」
<ドーン!>
COCO教頭「(笑)」
こもり校長「はい、SCHOOL OF LOCK!は、明日夜10時に再び開校!」
COCO教頭「起立! 礼!」
こもり校長・COCO教頭「また明日〜〜〜〜〜〜!!!!」
♪ Flash!!! / King Gnu
こもり校長の放送後記
おこるって
ムズかしいからね
COCO教頭の放送後記
あ、すぐ怒る人
私苦手だけどな!
Music
2024.1.18 PLAYLIST
22:28
22:42
22:49
22:58
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残金数百円…!“欲しい物があると買ってしまう”10代に喝!「生き金を使える人になろう」
ラジオの中の学校、TOKYO FMの番組「SCHOOL OF LOCK!」(月曜〜木曜 22:00〜23:55/金曜 22:00〜22:55)。1月18日(木)は、『私の直したいところを全力で叱ってください!!』をテーマに放送。パーソナリティのこもり校長(小森隼/GENERATIONS from EXILE TRIBE)とCOCO教頭(CRAZY COCO)が、電話をつないだリスナーの“直したいところ”を聞いて、COCO教頭が「喝」を入れました。