今夜の授業を職員の松山三連複が振り返り!
SCHOOL OF LOCK!今夜の授業テーマは、「新学期、新生活が始まって2か月…」!!
「新学期や新生活が始まって2か月…」に続く生徒のみんなの心境や報告などを聞いていきました!
最初に電話をつないだ生徒は…【神奈川県 13歳 女の子 RN.名有りの鮭】
「新学期が始まって2か月…教室に行けていない。」というRN.「名有りの鮭」は、4クラスだった小学校から13クラスある中学校に進学して、その環境変化に耐えられず、徐々に学校に行けなくなったとの事。段々、クラスのみんなの声がうるさく聞こえて、ストレスが溜まり、現在は支援室に通いながら学校生活を送っているRN.「名有りの鮭」に対して、校長が『みんなと一緒にいる時間が正しいとは限らないよ』と優しくアドバイスを送っていきました。
次に電話をつないだ生徒は…【福井県 17歳 女の子 RN:鱈子】
「新学期が始まって2か月…最後のインターハイをコロナの影響で辞退することになった」というRN.「鱈子」は、おととい、顧問の先生からコロナの影響で、インターハイを辞退することを告げられたとの事。10年以上続けてきたバレーで、1度もレギュラー入りを果たせずにいて、今回初めてレギュラー入りを果たせそうだったというRN.「鱈子」に
ぺえ教頭は「これからの人生、何でもいいから勝ち続けること!負け続けた分、勝てるチャンスが多いと思って!」と熱いアドバイスを送っていきました!
新学期が始まって2か月経った、今の生徒の気持ちや報告を聞いていきました。
今夜の授業はradikoのタイムフリーで聴きなおすことができます!ぜひ再出席してみてね!
新学期、新生活が始まって2か月…みんなはどう過ごしている?
こもり校長「5月28日土曜日に、僕らは一緒に『True Colors CARAVAN』で名古屋に行きました」
ぺえ教頭「名古屋は暑かったね。30度あったのかな? 屋外でのイベントだったら、参加してくれたみんなも暑い思いをしたよね…」
こもり校長「日焼けは大丈夫だった? 俺は、あの一瞬で日焼けしたよ」
ぺえ教頭「私も顔が真っ赤になった…」
こもり校長「この2人で生徒に会いに行くって意外と珍しいんだよね」
ぺえ教頭「“私、ラジオネーム何々です”みたいことを伝えてくれる生徒がいて、“あっ! あなたが!”って思った」
こもり校長「あったね〜」
ぺえ教頭「すごくうれしかった! 本当は、全員に名前を聞きたかった」
こもり校長「話したかった」
■
TRUE COLORS FESTIVAL
土曜日に名古屋で開催されたTRUE COLORS FESTIVALに行きました!パフォーマンスに圧倒され、会場の一体感にも魅了されました。SOCIAL LOCKSでの教頭の言葉はとても奥が深かったです。勉強にもなって色んなことを考えるきっかけになったのでよかったです!校長教頭職員さんお疲れ様でした!
腐ったパンダのカップケーキ
女性/19歳/愛知県
2022-05-30 13:03
こもり校長「“腐ったパンダのカップケーキ”は、会場にいたんだ!?」
ぺえ教頭「どこにいたの〜?」
こもり校長「“腐った、です”だけでも言ってくれたらわかったのに!」
ぺえ教頭「スケッチブックにでも書いて見せてくれたらわかったんだけどね〜」
こもり校長「いてくれてたんだね!」
ぺえ教頭「きっと、前の方で観てくれてたんだろうね」
こもり校長「早い人は、朝6時半とかから並んでくれたらしいよ」
ぺえ教頭「イベントは、お昼ぐらいからよ」
こもり校長「俺らの出番は、12時15分とかだったかな?」
ぺえ教頭「6時半だと、私が東京の自宅を出るよりも早い。そんな時間から、会場の“アスナル金山”にスタンバイしてくれてたのね! うれしいよね〜」
■
校長、教頭、はじめまして。
28日行きました。私は、この春に名古屋に引っ越しをしたのですが、初めて名古屋に来て良かったと思いました。いつも声や写真だけのお2人を生で見ることができて、とてもうれしかったです。1時間半自転車をこぎ続けた甲斐がありました。
余談ですが、帰り、迷いまくって2時間ちょい、自転車をこぐことになりました。
せのがわいおり
女性/14歳/愛知県
こもり校長「往復で3時間半の自転車だ…」
ぺえ教頭「あの暑い中を… ありがとうございます」
こもり校長「俺はなんやかんや全国に行ってるじゃない? でも、教頭は珍しいらしいね。みんなに“テレビの人”だと思われてるんじゃない? “実物、本当にいたんだ…”のレベルっぽいよ。終わった後のSNSとかを見てそう感じた。“会えてうれしかった”って書いてる子が多かったよ」
ぺえ教頭「
会場で、“あっ、動いた…”、“しゃべってる…”って言われた(笑)」
こもり校長「なかなか行かないからね」
ぺえ教頭「そもそも、日中の明るい時間に、外に出ることが、あまりない(笑) 久し振りにあんなに日光を浴びたから、帰りの新幹線が体力の限界だった… もう爆睡… それで、品川駅で降りる予定だったところを、寝過ごして終点の東京駅まで行っちゃった…(笑) 」
こもり校長「越えて行っちゃったんだ(笑)」
ぺえ教頭「名古屋は、“ひつまぶし”が、おいしかったわ。楽屋にあったお弁当を、入って、すぐに食べた」
こもり校長「俺は、時間がなくて、食べられなかった… イベントには、SKE48の須田亜香里先生がゲストで登場してくれました。FM AICHIからは、黒江美咲先生も来てくれました」
ぺえ教頭「須田亜香里は、先ほど、SKE48を卒業することを発表しました」
こもり校長「ビックリした!」
ぺえ教頭「私は、同じ事務所だから、聞いてたのよね」
こもり校長「俺だけがなにも知らずにいたの? “機会があれば、SKE48さんとは、またお会いできるかもしれませんね”って言ったときに、なんか、微妙な空気だな、とは思った」
ぺえ教頭「濁しがあったのね(笑)」
こもり校長「俺の言葉が刺さってないのかと思ったの。でも違ったんだね」
ぺえ教頭「“3日後に卒業を発表するんです”っていう気持ちが心の中にあったのかもね」
こもり校長「次は、6月19日日曜日に広島に行きます!」
ぺえ教頭「愛知より遠いわね… 新幹線で行くと…」
こもり校長「4時間は、かからないかな? かかるかな?」
ぺえ教頭「広島に行くのは、いつ以来だろう?」
こもり校長「修学旅行以来?(笑)」
ぺえ教頭「いや。ロケで行った。でももう5年くらい前かな?」
さぁ、では今日の黒板はこちら!
『 2ヶ月 』
こもり校長「新学期・新生活が始まって2ヶ月。生徒の君は、いま、どんな感じ? SCHOOL OF LOCK! 今夜も開校です!」
♪ らしくもなくたっていいでしょう / TOMOO
こもり校長「今回の愛知は、ゆっくりできなかったじゃん。朝一番で行って、僕も教頭もすぐに帰ってきたから。今度は、ゆっくりと行きたいね」
ぺえ教頭「
『Skyrocket Company』は、沖縄に行ってたよ。うらやましいわ」
こもり校長「SCHOOL OF LOCK! も、いつか沖縄での課外授業をよろしくお願いします!(笑)」
■
新生活、新学期が始まって2ヶ月…
新生活、新学期が始まって2ヶ月…体調を崩すことがやたら増えました。
たぶん、テストや塾などのストレスのせいだと思います。
今日も頭痛がひどく微熱もありました。
しんどい...。
ネコ69(ロック)
―/17歳/兵庫県
2022-05-30 18:37
こもり校長「環境がガラッと急に変わって感じることは多いよね」
ぺえ教頭「余談だけど、今日は“新月”だから… 私は月の影響で頭が痛いのよ…」
こもり校長「そういうのもあるんだ…」
ぺえ教頭「繊細な子は、もしかしたらね… 今日、頭が痛い子は、月のせいよ(笑)」
こもり校長「新学期、新生活が始まって2ヶ月が経ったけど、どうだろう? 生徒の君は順調かい?」
ぺえ教頭「どうだろうね… 校長は、“行きたくない”みたいな気持ちになる日はあるの?」
こもり校長「
あるよ。毎日だよ」
ぺえ教頭「毎日なの?(笑)」
こもり校長「
基本的に毎日、行きたくない(笑)」
ぺえ教頭「でも、現場に行けば、仕事が楽しい?」
こもり校長「どうだろうね…」
ぺえ教頭「素直ね(笑)」
こもり校長「ものによる…」
ぺえ教頭「正直ね〜(笑)」
こもり校長「俺はプレッシャーを感じやすいタイプだから。仕事に行った時に、気合が入ってない自分に対して、“失敗するんじゃないか?”という気がして、頭が痛くなったりする」
ぺえ教頭「過剰に自分に厳しすぎるところがあったりするよね」
ということで、今晩のSCHOOL OF LOCK! は、こちらの授業です!
『新生活、新学期が始まって2ヶ月…』
こもり校長「“新生活・新学期が始まって2ヶ月…”のあとに続く、生徒の君の“今”を教えて下さい」
ぺえ教頭「“友達が出来た”、“学校行ってない”、“特に変化ないです”、など、なんでもOKです。
こもり校長「教頭は、そういう“行きたくない”みたいなことはないの?」
ぺえ教頭「
毎日1回はその感覚になります」
こもり校長「俺と一緒だ(笑)」
ぺえ教頭「責任感とかに背中を押されて、気付いたら仕事場にいる(笑) そういう感じを、いいんだか、悪いんだか、続けてしまってる自分は、いたりする。“これで本当にいいのだろうか?”とか、“この感覚を持ったまま働いて、この先、生きて行く上で得るものがあるのだろうか?”とか思う。すごく迷いますよ(笑)」
こもり校長「僕らは、去年の10月から、この2人で、SCHOOL OF LOCK! を、やっています。『新SCHOOL OF LOCK!』 が始まって8ヵ月です。僕は、断捨離が出来ずに、物が増えていった8ヵ月でした。“校長になって心機一転”、とは言ったんだけど、増えてごちゃごちゃしちゃってるね…」
ぺえ教頭「私は、『新SCHOOL OF LOCK!』 が始まってからの8ヵ月だと…
“いまが一番、迷いの中”で、ございます(笑)」
こもり校長「どうしたの?」
ぺえ教頭「短い時間で話せることではないのよ(笑)」
こもり校長「じゃあ、とこかで、ゆっくりと聞かせてください(笑)」
<電話が鳴る音>
こもり校長「なに? 電話? 生徒からかな? 出てみる? もしもし!」
<電話に出る音>
謎の男「もしもし! 校長! 突然なんですけど、アンケートしていいですか? アンケートをお願いします! すぐに終わりますので!」
こもり校長「えっ? 誰なんですか?」
謎の男「
松田ですよ! 私、松田です!」
こもり校長「松田? って、あの、ダイナマイトカリスマ営業部長の?」
松田部長「そう。
『松田LOCKS!』の松田でございます。校長と教頭は、いま、なにをしてるんですか?」
こもり校長「ゴリゴリの授業中ですよ(笑)」
松田部長「今日は、お願いがあって、お電話したんです。実は、生徒のみなさんに答えて欲しいアンケートがありまして… 校長と教頭からも協力してもらえるように伝えてほしいんです。いかがでしょうか?」
こもり校長「アンケート?」
松田部長「全然、大丈夫でございます。簡単なもので、すぐに終わります。“授業内容の向上に役立てる”、そういった趣旨のものでございます」
こもり校長「“授業内容の向上”なら、重要じゃないですか?」
松田部長「パッと、すぐに、終わります。“いつもラジオを、どうやって聴いてるの?”とか、“何曜日ぐらい聴いてるの?”とか、そういう… 30秒から3分くらいで終わるものですから…」
ぺえ教頭「なんかすごく怪しい気がするけど… これ、大丈夫?」
こもり校長「協力すると、なにかがもらえたりするんですか?」
松田部長「ないです。でも、協力していただきたい! 今後に生かされますから! Webチームのみなさんやいとかん先生には、了解を得てるんで。
詳細は、サイトとか、Twitterを見たらわかりますので、そこからお願いします」
こもり校長「もう、サイトがあるんですか?」
松田部長「校長、すみません。明日、ゴルフがあるので、もう切ります」
こもり校長「ちょっと〜! 部長〜!」
<電話が切れた音>
ぺえ教頭「切れちゃった(笑) なんか独りよがりな電話だったわね(笑)」
こもり校長「自分でかけてきておいて、切るって…(笑)」
ぺえ教頭「なに? アンケート? 松田部長を使ってたエンタメでオブラートに包もうとしてたけど、もしかして、割とガチなアンケート? 私たちの通信簿的なものかしら?」
こもり校長「そうだったら、みんな頼むよ〜(笑) “松田部長からのお願いアンケート”の詳細は、
SCHOOL OF LOCK! の公式サイト、公式Twitterで確認できるそうなので、気が向いた生徒は協力してほしい。通信簿的なものだったら、いま聴いている生徒の君から評価が、我々につながるということだから…(笑)」
ぺえ教頭「いいことを書いてね(笑)」
こもり校長「よろしくね」
ぺえ教頭「お願いします(笑)」
気を取り直して! 今晩のSCHOOL OF LOCK! は、こちらの授業です!
『新生活、新学期が始まって2ヶ月…』
■
新生活が始まって2ヶ月。まだ友達2人です。
かかとおとし
15歳/神奈川
ぺえ教頭「2人いたら十分よ」
こもり校長「だよね。みんなと友達になれるに越したことはないけど…」
ぺえ教頭「2人くらいがいいわよ(笑) その2人と深い関係になったら楽しいと思うよ」
こもり校長「俺も、そう思う」
■
新生活が始まって2ヶ月。想像してた高校生活とのギャップに困っています。自分の想像では、高校生って、部活とか勉強とか恋愛とかで忙しそうで、でもキラキラしてるイメージがあったのに、いざ自分が高校生になると、そんなの1ミリもなくて悲しいです。
くろゆきひめ
15歳/福岡県
こもり校長「どう? 俺は、そもそもキラキラじゃなかったから…」
ぺえ教頭「私は、坊主頭で、部活一筋だったけど。“あれは果たしてキラキラだったのか?” と、思うところはある」
こもり校長「忙しさはあった?」
ぺえ教頭「部活も恋愛もしてたから、“くろゆきひめ”からすれば、私は、キラキラした高校生活だったのかもね…」
こもり校長「自然とそうだったの? それとも、自分で掴みに行った感じなの?」
ぺえ教頭「あ〜 私は、掴みに行きました(笑)」
こもり校長「やっぱり、そうだよね」
ぺえ教頭「恋愛も部活も積極的に“自ら”っていう意識で動いてたかもしれない。実を結んだことだけじゃなく、全然ダメだったこともあるけどね。でも、やることはやったかな? いまよりも積極的だったかも。だから楽しかったのかもね。タイミングを見計らって“いまだ!”って感じたときは勇気を出して行った方がいいかもね!」
■
新学期が始まって2ヶ月。私は教室に行けていません。4月の半ばまでは問題なく行けていたのですが、5月の最初の方からだんだん行けなくなってしまいました。理由は環境の変化が耐えられず、ストレスからクラスの子たちの声が大きく聞こえてしまうようになってしまったことです。
いまは、支援室という、教室に行けない子たちが行く教室に通っているのですが、なかなか落ち着きません。小学校のときは楽しく行けていたので、どうしたらいいのかがわかりません。
これが私の2ヶ月間の気持ちです。
名有りの鮭
女性/13歳/神奈川県
こもり校長「これは気になるから、電話をしてみようか? もしも〜し!」
名有りの鮭 神奈川県 13歳
こもり校長「いまは中学1年生?」
名有りの鮭「はい。中学1年生です」
こもり校長「中学生活に馴染めてないの?」
名有りの鮭「馴染めていません」
こもり校長「4月の半ばくらいまでは行けてたんだよね?」
名有りの鮭「はい」
こもり校長「“環境の変化”って言っているのは、どういうことなんだろう?」
名有りの鮭「周りの子たちとの性格が合わなくなってしまったんです…」
こもり校長「小学校よりも中学は人数が増えるとか減るとか、そういう変化もあった?」
名有りの鮭「はい。小学校のときは4クラスだったんですけど、中学で13クラスとかなり増えてしまいました」
こもり校長「13クラスは多いね。それは急に変わるね。小学校の時の友達はいないの?」
名有りの鮭「仲が良かった子は全員離れてしまったんです」
ぺえ教頭「それは心細いね…」
こもり校長「周りが、ほとんど、“はじめまして”の子ばかりってこと?」
名有りの鮭「はい。同じ小学校出身も何人かいるんですけど、あまり話したことない子たちなんです」
こもり校長「周りはみんな、結構和気あいあいとしてる?」
名有りの鮭「はい」
こもり校長「その感じが、“なんか合わないな”、“合わせられないな”みたいなこと?」
名有りの鮭「集団があまり得意ではないんです」
こもり校長「メッセージに書いてくれた“クラスの子たちが声が大きく聞こえてしまうようになった”というのは、どういうこと?」
名有りの鮭「普通に喋ってる声が、ストレスから刺激が強くなってしまって、クラスにいられないみたいな状態になんです」
こもり校長「意識してないのに声が入ってきちゃって、“うわぁ〜”みたいな?」
名有りの鮭「そうです」
こもり校長「周りの子たちはどんな話をしてるの?」
名有りの鮭「“小学校どこ?”、“趣味はなに?”、“合唱コンクールや勉強室はどうだった?”みたいな話をしてます」
こもり校長「4月の半ばぐらいまで行けてた時は、みんなとは話をしてたの?」
名有りの鮭「クラス全体で話すっていうよりも、仲のよい2〜3人と話してる感じでした」
こもり校長「そういう輪の中に入ってたんだ」
名有りの鮭「はい」
ぺえ教頭「そうだったんだね…」
こもり校長「その時、話していた子たちとはどうだったの?」
名有りの鮭「ちょっと気まずかったですけど、まあ楽しかったです」
こもり校長「でも、そこにいるのも、なんかちょっと… みたいな感じになったんだ?」
名有りの鮭「はい、この前“自然教室”があったんです。そこでちょっとずれちゃった… みたいな…」
ぺえ教頭「その元々、仲がよかった2人のお友達とかはどうなの? 心配してくれたりはしないの?」
名有りの鮭「心配して、給食を届けに来てくれたりします」
こもり校長「その時に声をかけられるのはどう思うの?」
名有りの鮭「うれしいけど、ちょっときついかな…って感じます…」
こもり校長「“きつい”っていうのは?」
名有りの鮭「自分が、途中までは一緒に行けてたのに急にいなくなっちゃったのを、“病気とか風邪じゃないのに大丈夫?”って言われるのがちょっとつらいかな…」
ぺえ教頭「声をかけに来てくれることは、救いには、ならない?」
名有りの鮭「うれしい気持ちはあるんですけど、罪悪感というか、“あぁ…なんか、ごめんね…”という気持ちの方が大きいかな…」
ぺえ教頭「申し訳なく思っちゃってるんだね…」
名有りの鮭「はい」
ぺえ教頭「私は、その2人のお友達に、思いっきり甘えてみていいんじゃない? と思ったりするけどね。“弱い部分を見せるのが怖い”とか?」
名有りの鮭「ああ、そうです」
ぺえ教頭「見せた方が、友達もうれしいと思うけどな…」
こもり校長「“またクラスに戻ってみんなと楽しくやりたい”っていう気持ちと、いまの“支援室で自分のペースで何か出来るのが楽”っていう気持ち、どっちが強いんだろう?」
名有りの鮭「自分のペースでやるのは楽なんですけど、その3年後? 2年後? にある
修学旅行をみんなと楽しく行くっていうのが目標なんです。そこを目標にいま頑張ってます」
こもり校長「自分の中に、“みんなと楽しく修学旅行に行きたい”っていう気持ちがある?」
名有りの鮭「はい」
こもり校長「義務的に感じちゃっているのでなければ、それはいいね。義務的に思っているんであれば、“無理する必要はないよ”って言おうとしてたんだけど。自分で、“みんなと”って思えているのであれば、絶対そういう風にした方がいいと思う」
ぺえ教頭「いまは自分のことを責めちゃうことがあると思うけど、“自分の心と向き合わなきゃいけないタイミングなんだ”って私は考えてほしいかな…」
名有りの鮭「はい」
こもり校長「こういう言葉が正しいか、わからないけど、
“みんなと一緒にいることが全てじゃない時代”だと思うよ。昔は正直あったと思うのよ。校長先生が中学生の時とか。校長先生は、毎日、学校に通うんじゃない通信だったんです。その時、“クラスのみんなといないと”みたいな風潮があるような気がした。だから、俺は、全日制から通信に移動するのに罪悪感のようなものがあった。だから、名有りの鮭の気持ちって、あの時に俺が感じたもの近いのかな? ってちょっと思ったの」
名有りの鮭「はい」
こもり校長「
いまは”選べる時代”だと思うから、もし名有りの鮭が、自分のペースがすごく好きなのであれば、自分のペースで自分を作っていくのがいいと思う。
何かを“いやだ”って言えることってすごく大切なんだと、いまになって感じるから」
名有りの鮭「はい」
こもり校長「“修学旅行には絶対みんなで行きたい!”みたいなことがあるならば、何かしら自分が奮い立って行かなきゃいけない瞬間がきっと出てくるはず。だから、教頭先生が言っていたように、“いまは自分に向き合う瞬間だ”という感覚でいいと思う」
名有りの鮭「そうか…」
ぺえ教頭「自分の心となんか向き合うタイミングを経たら、今度は“相手の心に向き合わなきゃいけないタイミング”が来ると思う。人生は、その繰り返しよ」
名有りの鮭「なるほど…」
ぺえ教頭「だから、いまは、そういうタイミングなんだと思うよ」
こもり校長「そうだね。“この2ヶ月の私の気持ちがこれ”というだけであって、それが答えではないから。明日、“学校に行きたい!”と思って、学校に行けたなら、それが答えだと思う」
名有りの鮭「はい」
こもり校長「無理はしなくていいと思う」
ぺえ教頭「自分が壊れないようにしないとね」
名有りの鮭「はい」
こもり校長「またなにかあったら、掲示板に書き込んでほしい。俺たちはここにいるからね」
名有りの鮭「ありがとうございます」
こもり校長「また明日も会おうよ!」
名有りの鮭「はい!」
こもり校長「ゆっくり寝てね」
名有りの鮭「はい! ありがとうございます!」
こもり校長「じゃあね!」
ぺえ教頭「バイバ〜イ」
名有りの鮭「ありがとうございます」
♪ おまじない / Karin.
こもり校長「
その時その時の自分にフィットした選択肢を取るっていうことで、俺はいいと思う」
ぺえ教頭「
心地のいい場所を選び続けてね」
こもり校長「それは、自分勝手ではないと思う」
ぺえ教頭「全然、自分勝手じゃないでしょ」
こもり校長「線引きはあるじゃん。例えば俺が、“今日は疲れたから面倒くさい。SCHOOL OF LOCK! は、教頭が1人でやってよ”は、わがままだけど」
ぺえ教頭「そうかな? それすらも、わがままな時代じゃないと思う」
こもり校長「本当?」
ぺえ教頭「“じゃあ、明日は1人でお願いします”と言われるのは嫌だけど(笑) でも、それくらい、素直でいきたいな〜」
こもり校長「そう生きていい時代だと、俺は思う」
ぺえ教頭「わがままじゃないもん。それが“自分の心”でしょ?
“わがまま”じゃなくて、“わが”の“まま”でいいんじゃない? “わが”の“まま”なら、これは、自分の話になるでしょ?」
こもり校長「いいね! それ刺さっちゃった!」
ぺえ教頭「じゃあ、どこかで使っていいよ(笑)」
こもり校長「俺の言葉として使うね(笑)」
■
新学期が始まって2ヶ月…
授業で寝なかった日はない…
真夜中の音楽隊
女性/14歳/東京都
2022-05-30 21:14
ぺえ教頭「ちょっと待って…(笑) “寝なかった日がない”なの?(笑)」
こもり校長「“寝なかった日がない”、です! いいんじゃない?(笑) これがスタンダードなんでしょ? 起きちゃった日は、“やべっ! 起きちゃった…”ってことでしょ?(笑)」
ぺえ教頭「校長からの、“このまま貫いていけ!” というメッセージですか?(笑)」
こもり校長「そう(笑)」
ぺえ教頭「じゃあ、このまま、突き進んでもらいましょう(笑)」
■
新学期が始まって2ヶ月。初彼氏ができました。
ブック女子
13歳/福島県
ぺえ教頭「うらやましいわ! 2ヵ月で早めの結果が出ましたね〜!」
こもり校長「僕の身近にもいました。高校1年生の時に、出会って2ヶ月くらい、ちょうどこれぐらいの時期から付き合い始めたって報告してきた子がいた。結局、3年間、丸々、付き合ってたかな? 俺は、途中から通信に行っちゃったからずっと見ていたわけではないんだけど、聞いた話だと最後まで付き合ってた」
ぺえ教頭「最初から、余程、フィーリングが合ったんだろうね」
こもり校長「だと思う」
ぺえ教頭「“はじめまして”から2ヵ月だもんね」
こもり校長「でも、恋に落ちるのに2ヵ月は十分じゃない?」
ぺえ教頭「十分ですか?(笑)」
こもり校長「1週間でもいいんです」
ぺえ教頭「早くない?」
こもり校長「恋に落ちるのに時間は関係ないんです(笑) 恋に落ちるのに3年間、時間を使った人の方が幸せか? っていったら、違うじゃん?」
ぺえ教頭「まあ、そうね。期間じゃないかもね。じゃあ、RN ブック女子は、ここから育んでいってください!」
■
校長、教頭、こんばんは。
新学期に入り、私は高校3年生になり、所属しているバレー部としても集大成の時期になってきました。今週末にある大会で私たちは引退の予定でしたが、新型コロナウイルスの拡大によって、私たちバレー部は、大会を辞退しなければいけなくなってしまいました。
鱈子
女性/17歳/福井県
ぺえ教頭「そっか…」
こもり校長「気になるよね? 電話してみようか? もしもし!」
鱈子 福井県 17歳
こもり校長「これは、いつ、大会を辞退することを伝えられたの?」
鱈子「一昨日です。Zoomで、“辞退”という形になったと聞きました」
ぺえ教頭「これはもう、“悔しい”とかのレベルじゃないね…」
こもり校長「
今週末の大会ってことは、インターハイに繋がってくるもの?」
鱈子「
はい。インターハイです」
こもり校長「インターハイか」
鱈子「はい」
こもり校長「この大会が最後になる予定だったんだ?」
鱈子「はい。ラストでした」
こもり校長「鱈子は、どれくらいバレーボールをやってきたの?」
鱈子「小学校からしています。10年くらいになります」
ぺえ教頭「高校卒業で、一旦、バレーボールを辞めるつもりなの?」
鱈子「大学で、サークルがあれば入ろうと思っています。あと、いま、クラブチームでコーチのようなことをさせてもらっているんです。そこで、下の子たちの面倒をみようかと考えています」
ぺえ教頭「でも、自分が選手として本気で戦うのは最後の大会だったってことね?」
鱈子「はい。最後でした」
こもり校長「レギュラーとして、試合に出ていたの?」
鱈子「実を言うと、小学校からバレーボールを始めて、まだ1回もレギュラーになったことがないんです。中学校でもレギュラーではなかったんですけど、スポーツ推薦で高校に行かせてもらって部活をやりました。でも、周りは強い子ばかりでレギュラーになれませんでした。試合でも全然、活躍できない状態でした…」
こもり校長「今回の大会はレギュラー?」
鱈子「
今回の大会は、“誰がレギュラーになってもおかしくない”と言われていたんです」
こもり校長「なるほど」
鱈子「
だから、自分にも確率があったんです…」
ぺえ教頭「悔しい要素がいっぱいあるね… 悔しいどころか、むかつくね!(笑) コロナ!」
こもり校長「そうなのよ。2年前から、こんなだから。多分鱈子が1年生の時の高校3年生で、初めてインターハイが中止になった時の生徒の声も聞いた。これは悔しいよね。鱈子は、レギュラーになれなかったからって、不貞腐れて過ごしてきたわけではないでしょ? 自分なりに、必死にがんばってきたんでしょ?」
鱈子「朝、自主練にも行っていました。自分なりに、練習はしてました」
こもり校長「朝は、何時くらいに行ってたの?」
鱈子「
7時から練習してました」
ぺえ教頭「がんばってきたよ」
こもり校長「試合とかは?」
鱈子「あまり出られてないです。途中からちょっと出るくらいでした。あまり活躍はできていないです…」
こもり校長「でも、“バレーボールをやっていてよかったな!”、“うれしいな!”という瞬間は、あったんでしょ?」
鱈子「ありました。自分がスランプ中で、全然、決められなくなっていた時に練習試合に出たんです。そこで1点決めたんです。みんなが自分のことのように喜んでくれた。それがすごく嬉しかったです」
ぺえ教頭「一体感がある部活だね。みんなでがんばってきたね!」
こもり校長「家族も支えてくれてた?」
鱈子「朝、両親がお弁当を作ってくれて、朝練の送り迎えもしてくれました」
こもり校長「両親には、辞退のことは伝えた?」
鱈子「知らされてすぐに伝えました」
ぺえ教頭「お母さまはなんて声をかけてくれた?」
鱈子「“お疲れ様”って言われました」
ぺえ教頭「お母さんも一緒に悔しかっただろうね…」
こもり校長「“部活として目指している目標”なんていうものもあった?」
鱈子「福井県にはその“福井4強”という学校があるんです。その“4強”を倒すことが私たちの目標でした。挑めるのはこれが最後だったんです…」
ぺえ教頭「“福井工大福井”と戦いたかったわね」
鱈子「はい」
こもり校長「バレーボール部出身は、さすがに詳しいね!」
ぺえ教頭「強いんです。すごく速いバレーでね。なかなか決めさせてくれない。粘り強くてね。監督も元気なのよ。私は“福井4強”わかるわよ」
鱈子「はい(笑)」
こもり校長「教頭の時代からなの?」
ぺえ教頭「そうだね。なかなか崩れない壁だよね。そこに立ち向かうために必死にやって来たんだよね?」
鱈子「はい」
ぺえ教頭「私は、“コロナの影響で大会に出られなかった”といった経験はないんだけど、でも私も高校でなかなか勝てなかったのよ。勝てなくて、負けが続いて、結局、最後の最後まで山形県の中で優勝できずに終わってしまった。最初は、悔しくて悔しくて、鱈子と同じような気持ちだった。
でもその経験で、“私は、高校で負け続けた分、この先の人生ではもう勝ち続けるしかないんだな…”って思った。高校のバレーボールでは勝てなかった。だからこの先は、何でもいいからもう勝ち続ける、と。
高校の時に負け続けたからこそ、すごく前を向いた。そしていま、自分の人生と向き合っていられる。
だからあの時に、全然、試合に勝てなくて、山形県での優勝もできなくて、私は結果よかったんだって心のどこかで思ってる。
いまの私は何に対しても負けてないもん。(笑) 人生の中だと、何が勝ちで何が負けなのか、よくわからないけど、私はいま、胸を張って、あの時の負けや、もどかしい経験があったからこそ、いま、“勝ち続けなきゃいけないよね”という選択肢に辿り着けた気がする。
負けてよかった(笑)
いまの鱈子は、絶対にそんなことを思えないだろうし、笑い話なんかにできるわけない。する必要もない。綺麗事にしか聞こえないかもしれないけど、
鱈子がバレーボールと向き合って一生懸命やった10年間は、この先、何かの糧にしかならない。それを信じてほしい」
こもり校長「辞退を知ったのが一昨日だから整理はついていないと思うけど、いまはどういう気持ちなの?」
鱈子「後輩に後を託せるようにして、自分の進路のことを優先して、がんばっていこうと考えています」
ぺえ教頭「“悔しい気持ち”は、もう、後輩にぶつけなさい(笑) “厳しすぎるんじゃない?”っていうくらい(笑) “私たちは勝てなかった”とか、“試合にも出られなかった”っていう想いを残せるのが鱈子だから。“あんたたちは戦えるんだからいいじゃん”って。“こっちは試合も出来なかったのよ!”って」
鱈子「はい」
ぺえ教頭「“福井工大福井ともやれなかったのよ!”ってさ(笑)」
鱈子「はい」
こもり校長「ここから先は、もっと自分のことを大切にしてほしい。この10年間、1歩でも前に進めるようにとがんばってきた。進路のこととか、さらに自分の方を向こう!」
鱈子「はい」
ぺえ教頭「
負け続けた分、多分ここからは勝てるチャンスが多いと思って(笑)」
こもり校長「勝ってやろうぜ!」
鱈子「はい」
こもり校長「ここで”コロナに負けた”ということにはしたくない。鱈子、勝ちに行こう!」
鱈子「はい」
ぺえ教頭「まだ、本気のバレーボールを続けてもいいのよ(笑) 悔しいのなら(笑)」
鱈子「はい」
こもり校長「これからも一緒にがんばろうな!」
鱈子「はい」
こもり校長「じゃあね!」
ぺえ教頭「バイバ〜イ!」
鱈子「ありがとうございました!」
♪ Letter / SHE'S
ぺえ教頭「いますぐ、“前を向け!”とは言わない。
前を向くためには、後ろを向きつづける時間も必要だと思うから。鱈子は、いまは、いっぱい後ろ向いて(笑) 今日は、どうしても体育会系の言葉になっちゃうわね(笑)」
こもり校長「そうだね」
ぺえ教頭「ちょっと乱暴になっちゃった。すみません…」
こもり校長「“素の松田慎平”が垣間見れてよかったよ(笑)」
ぺえ教頭「福井工大のバレーボール部は強いのよ(笑)」
今日の黒板
『 2ヵ月の今 』
こもり先生「今の気持ちが全てじゃないと思う。今こうして、思えているってことはものすごく大切な事で…。何が大切かって、それは今生きているってこと。
明日、今日思っている事と違っていいじゃん。2ヵ月の今を明日の今に。そして、3ヵ月の今に。それが半年の今になって、1年の今、2年の今、3年の今、そしてそれを繰り返して10代を飛び出して、20代の今になった時にまた話そうよ! その時まで今を諦めないで」
♪ 生きる / 春ねむり
こもり校長「SCHOOL OF LOCK! そろそろ下校の時間です。なにを思ってもいいんだよね。オープニングで話したけど、俺も“仕事に行きたくない”って思ってる。だから、生徒の君も、“学校に行きたくない”って思った時に、自分の中に、“こういう理由だからなんです”というものが明確にあったとする。でもそれが、明日、ひっくり返っちゃったっていいじゃん」
ぺえ教頭「そうね」
こもり校長「“自分でもわからないけど、学校に行きたい!”ってなったとしても(笑) 俺にもあるもん(笑) “何? この仕事?”って文句を言って… 本当はないよ(笑) ないけど…」
ぺえ教頭「あるんだ(笑)?」
こもり校長「ないよ(笑) もし、あった時に…」
ぺえ教頭「あったっていいじゃん(笑)」
こもり校長「そういう仕事でも、終わった後に、“やっぱり楽しかった”って思ったりするもん(笑)」
ぺえ教頭「そうだね(笑)」
こもり校長「“おまえ、あんなに文句を言ってたのに…”っていうね(笑) でも、それでいいじゃん!
いま思ってることに忠実に生きちゃってもいいんじゃない? って思う」
ぺえ教頭「
私だって実は今日、ギリギリまで、ここに来ようか、迷ったもん(笑)」
こもり校長「最高! 来てくれてありがとうございます!」
ぺえ教頭「こちらこそ」
こもり校長SCHOOL OF LOCK! は、明日夜10時に再び開校!」
ぺえ教頭「起立!」
こもり校長「さあ、みんな立って!」
ぺえ教頭「礼!」
こもり校長・ぺえ教頭「また明日〜〜〜〜〜!!!!」
Music
2022.5.30 PLAYLIST
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「友達はできた?」「コロナの影響は?」新学期、新生活が始まって2ヵ月、10代のいま
ラジオの中の学校、TOKYO FM「SCHOOL OF LOCK!」。5月30日(月)の放送では、『新学期、新生活が始まって2ヵ月……』をテーマにお届けしました。4月から2ヵ月が経ったこの時期に、10代のリスナーはどのように過ごしているのでしょうか。パーソナリティのこもり校長とぺえ教頭が、今回の企画を説明する際に話した自身のエピソードと、リスナーのメッセージに対する感想を紹介します。