今夜の授業を職員のジェーンが振り返り!
今夜のSCHOOL OF LOCK!には、5/11にアルバム「ANTIDOTE」をリリースした、シンガーソングライターの
向井太一先生が来校!!!
向井先生とおくる授業テーマは
自分の中の悪い自分!!!
ずるい自分、腹黒い自分、口ばっかりな自分、素直になれない自分、弱い自分など・・・!今夜は、生徒自身の中に潜む悪い自分を教えて行ってもらいました( ˘ω˘ )
1人目に電話を繋いだ生徒 RN:
明日を飛ぶ鳥の中にいる悪い自分は『周りのみんなを対等じゃない目線で見てしまう自分』。友達がテストで良い点を取った時に「勉強してないけど良い点数が取れた!」って言っているのを聞いて、ついつい「それってたまたま選択問題で取れただけじゃん」と言い返してしまって友達と口論になってしまったり、両親に何か言われた時も反発してしまったり、、と、物事や周りの人に対して自分が上から見てしまう癖があるという。反発しやすい性格も相まってどうしてもそういう選択をしてしまうけど、これでは損するというのも分かっているので、直していきたい悪い部分だなと思っている。と話を聞かせてくれました。
2人目に電話を繋いだ生徒 RN:
ダッフーの中にいる悪い自分は『可愛い人のことをずるいと思ってしまう自分』。子供のころから一重がコンプレックスで普段からアイプチを使って二重にしていて、少しでも可愛くなれるようにと努力していたけど、、ある時、二重の可愛い子にアイプチの事を陰で言われている事を知ってから、より一重に対してのコンプレックスが強くなり「可愛い子は元が良いからずるいよな」と思うようになってしまったという。。そんな風に思う自分が嫌いだしそんな自分が悪いなと思ってしまう。と話を聞かせてくれました。この話を受けて向井先生からは「ずるいって思う自分が嫌いかもしれないけど、そう思いながらも綺麗になる努力をしているRN:ダッフーちゃんは偉いし、その気持ちをバネにすればもっと素敵な自分になれると思うよ。」と声をかけていきました。
向井太一先生来校!! 君の中にいる悪い自分は??
『 部活 』
■
初めて
今日初めての部活でした。先輩に分からない所を沢山聞きながら、あっという間に部活が終わりました!名前やすることが覚えれるか心配で、心配事だらけだけど、精一杯頑張ろうと思います!!
今眠たすぎて寝たいけど、明日はテストがあるのでSOL聞きながら勉強したいと思います!!
辛ぇパン
女性/15歳/広島県
2022-05-24 19:17
こもり校長「そうか。辛ぇパンは昨日が初部活だったのか」
ぺえ教頭「え、4月から学校は始まってるけど…」
こもり校長「だから、部活どこに入ろうか、ずっと悩んでたんじゃない?」
ぺえ教頭「あ〜。1ヶ月間ぐらいちょっと悩んで、ようやく決めて」
こもり校長「いや、ホントお疲れ様。初回は大変だっただろうに」
ぺえ教頭「何部に入ったんだろうね?」
こもり校長「どうだろうね。でもやることが多いっていうんだから…」
ぺえ教頭「スポーツかな? でも、そんなこともないか。吹奏楽部でもね…」
こもり校長「手入れだったり、やることはいっぱいあるからね。名前とかすることを覚えられるか心配って難しいね。俺ホントに人の名前を覚えられないのよ」
ぺえ教頭「同じくよ」
こもり校長「もう俺ホントに人の名前が覚えられなくて。もう何か一種のそういう何かなんじゃないかと思っちゃうぐらい、覚えられないのね」
ぺえ教頭「はいはい(笑) それって、名前を覚えようと努力はする?」
こもり校長「する」
ぺえ教頭「あ〜。私はもうしないんだよね」
こもり校長「この話どっかでしたよね?」
ぺえ教頭「え、してないよ」
こもり校長「いや、した。同じ会話したもん。だから俺、今の答え知ってたもん」
ぺえ教頭「夢よ。…え? 本当に?」
こもり校長「うん。もう努力すらしないって聞いたもん」
ぺえ教頭「本当に?」
こもり校長「俺も同じこと言った覚えがある。周りの人さえも全く覚えられないんだよねって」
ぺえ教頭「デジャブじゃなくて?」
こもり校長「こんなリアルなデジャブ、初めてぐらい」
ぺえ教頭「そっか。だから、ようやくSCHOOL OF LOCK!の職員も覚えられてきたかな、ぐらいの正直感じだったし…。職員の名前聞くの、やめてね?(笑)」
こもり校長「そんな酷なことはやらないんだけど、もし万が一のことが起きたら怖いから(笑) だけど、半年とか6ヶ月とかだったら、覚えるの早いんじゃない?」
ぺえ教頭「え、本当に? 確かに職員というか、スタッフの数はいるけど、早い方?」
こもり校長「いや、俺は本当に覚えられないタイプだったから」
ぺえ教頭「全員の名前を覚えるまでにもっとかかった?」
こもり校長「たぶんね」
ぺえ教頭「職員の名前はみんな独特じゃん。ダンガリーとかさ、逆に覚えにくくない?(笑) 逆に普通にスナガさんとかの方がいいんだけど」
こもり校長「さあ、“スナガさん”は誰でしょう?(笑) 俺、そっちの方が覚えられない。普通に名前が覚えられない」
ぺえ教頭「だって、逆にオオハシさんじゃん(笑)」
こもり校長「“オオハシさん”は誰でしょうね(笑)」
ぺえ教頭「誰とは言わないけどね(笑) そっちの方がすんなり入ってくるじゃん。職員の名前、難しいじゃん」
こもり校長「だから、たまに1回で名前と顔、全部覚える人いるじゃん。尊敬するもんね。“えーっと”って言うけど、ちゃんと言える人」
ぺえ教頭「いる。番組のスタッフさんの名前とかもすごく器用に覚えるタレントいるじゃん。私、あんまり好きじゃないもん。すごく媚び売るじゃんと思って」
こもり校長「俺も。分かる」
ぺえ教頭「SKEの須田亜香里とかやるのよ」
こもり校長「言っていいの?」
ぺえ教頭「同じ事務所だから言ってやったっていいのよ」
こもり校長「だって今度、須田さんとって一緒にやるでしょ?」
ぺえ教頭「ツインプラネット(←ぺえ教頭の所属事務所)だからいいのよ。須田亜香里、ノートに書いたりして、一生懸命覚えるのよ。そこまでして人の名前って覚えなきゃダメなのかなと私は思うね」
こもり校長「まあね…って俺は覚えた方がいいと思うんだけど」
ぺえ教頭「覚えた方がいいのかな。自然な流れで覚えた方がよくない? そんな逆らって覚えることは必要?」
こもり校長「必要」
ぺえ教頭「あんたはブレないのね」
こもり校長「(笑)」
ぺえ教頭「何笑ってるのよ」
こもり校長「いや、辛ぇパンの話が…」
ぺえ教頭「カレーパンが何? …(辛ぇパンの書き込みと気付いて)あ、ごめんごめん(笑)」
こもり校長「辛ぇパンの部活の話よ。俺らみたいなもう大人がこんな感じになってるんだから、その先輩のことを覚える覚えないは、そんな無理する必要はないと思う。だけど、もしうまくいきたいんだったら覚えるに越したことはないとは思う。1つの手法としては」
ぺえ教頭「覚えておいた方が得する先輩の名前だけは覚えておいたら」
こもり校長「それを勉強するのが学校だったりするじゃん」
ぺえ教頭「そうそう。自分のさじ加減で、この人かなってね(笑)」
こもり校長「だから無理することなくやってた方がいいと思うし、自分が楽しめるような部活をやっていった方がいいと思う。これは、今の高校1年生・中学1年生にとってはね」
ぺえ教頭「でも、辛ぇパンって名前は覚えやすいわね(笑)」
こもり校長「(笑) だから、ちょっと部活頑張って。無理することなくね。ということで、SCHOOL OF LOCK!、今夜も開校です!」
♪ ミックスナッツ / Official髭男dism
こもり校長「今日は箪笥(たんす)くんがカメラ撮ってくれてるでしょ? 今日、生放送教室にいてくれてる職員は?」
ぺえ教頭「何でなんだろう。私、名前を呼べる日もあれば、呼べない日もあるのよ。それが私だと思ってもらっていい?」
こもり校長「(笑) 名前が出ないか。だって、この人に関してはずっといるよ(笑)」
ぺえ教頭「やばいよね。ちょっと待ってね。…今日は私が違うんだと思う」
こもり校長「じゃ、今日までに思い出したら(笑)」
ぺえ教頭「もちろんもちろん。ごめんごめん」
こもり校長「さあ今日の生放送教室には…!
シンガーソングライターの向井太一先生が来校ーーーー!!!!!」
■
向井先生がスクールオブロックに来校なんて嬉しすぎます。
向井先生の爽やかでソーダ水のような歌声が大好きです。
ウメボシマーコ
女性/17歳/千葉県
向井先生「ありがとうございます(笑)」
ぺえ教頭「ソーダ水なんだね」
こもり校長「爽やかででも弾けるようなポップな感じというところで」
ぺえ教頭「そうだね」
こもり校長「SCHOOL OF LOCK!は、ゲスト講師の方を先生とお呼びしておりまして、なので今夜は向井先生と呼ばせていただきます。向井先生は人の名前は覚えられるタイプですか?」
向井先生「僕、前職はアパレルをやっていて、その時をめちゃくちゃ覚えてたんですけど…」
こもり校長「アパレルの人って何で、あんなに名前を覚えられるんですかね?」
向井先生「それを一番最初に考えるんですけど。でもやめてから本当に覚えられなくなりました」
こもり校長「あ〜」
ぺえ教頭「え、アパレルの人って名前覚えるの?」
向井先生「覚えます」
こもり校長「覚えますよね。顧客の方だったりとかさ」
ぺえ教頭「私、その時から覚えてないよ」
こもり校長「あ、そっか。教頭はアパレル店員だったか」
向井先生「そうですよね」
ぺえ教頭「でも、今はあんまり人の名前を覚えるのは得意じゃないんですか?」
向井先生「全然覚えられない。顔も僕は結構苦手な方で」
こもり校長「コツとかはあったんですか?」
向井先生「久しぶりに会う当時のお客様とかだったら、もう会話から探り出したりしますね。“下の名前なんでしたっけ?”みたいな」
ぺえ教頭「うまいね」
向井先生「今よく使うのは、どこで会ったか分からない人とかは、“一番最後に会ったのどこでしたっけ?…ですよね〜”みたいな、そういう引き出し方はありましたね(笑)」
ぺえ教頭「何かモテそうね?」
向井先生「ホントですか?(笑)」
こもり校長「いや、俺も思った」
ぺえ教頭「その手口、いろんな人に使ってません?」
こもり校長「手口って言い方は」
一同笑い
ぺえ教頭「イケメンがああいうことすると、手口に見えちゃうのよ」
こもり校長「分かる分かる(笑) ちょっと辛ぇパンも今の手口をぜひ身につけてもらって」
こもり校長「向井先生は10代の頃、どんな生徒でした?」
向井先生「10代は本当に大人しくて、教室から一切出なかった。もともと漫画家にずっとなりたくて、小学校は漫画研究クラブにいて、中学校では美術部にいたという。なぜか高校から音楽を始めるっていう、謎の…。すごく大人しかったです」
こもり校長「芸術みたいなところはちょっと似ている部分もありますけど、ちょっと急に何かスイッチが変わったんでしょうね」
向井先生「確かに。でも、いまだにマンガ喫茶とかすごく行くんですよ。マンガ大好きで」
ぺえ教頭「じゃ、絵を好きで描くのも得意なんですか?」
向井先生「それが才能がないというのは、途中で気づいて。で、もう1個好きなことだったのが音楽だった…っていう感じですね」
こもり校長「どこに才能が落ちてるか分からないものですね。
そんな向井先生は、5月11日に5枚目のアルバム『ANTIDOTE』をリリース。おめでとうございます!
アルバムのお話は後ほど聞かせてもらおうと思ってますが、アルバムのタイトル『ANTIDOTE』が“解毒剤”という意味なんですよね。これはなんで解毒剤という意味をつけたんですか?」
向井先生「アルバムを作る時に、最初にサウンド面のコンセプトから決めていて、聴いた人たちが思わず踊ったりとか、盛り上がれるようなサウンドを作りたくて。結構今、ライブをしている中で声が出せなかったりとかで、100%楽しめない世の中だからこそ、そういう作品がみんなの心を軽くすればいいなと思って、“解毒剤”というタイトルをつけました」
ぺえ教頭「今、向井先生と話しているだけで、私も毒素が抜けてくわ」
こもり校長「そんな感じがあるよね」
向井先生「ありがとうございます(笑)」
こもり校長「すごく僕を抜いてくれる。だから今日、生放送終わってくる頃には多分キレイになってると思うわ。肌もすごくツヤツヤなってると思いますので、ちょっと期待しててください(笑)」
向井先生「(笑)」
こもり校長「(笑) さぁ、今夜は生徒のみんなの中にある毒を向井先生と一緒に解毒していこうと思います。授業テーマは…!」
『自分の中の悪い自分』!!!
こもり校長「今夜は、みんなの中に潜んでいる悪い自分を教えてください」
ぺえ教頭「例えば“友達の好きな人と、実はこっそり隠れて付き合ってます。罪悪感すごいけど…でも、好きなんです”とかね。いるのかしら?」
こもり校長「いるでしょう。めっちゃいるでしょ」
ぺえ教頭「ホント?(笑)」
こもり校長「“悪口を言っている友達に乗っかって悪いと思いつつも、自分も悪口陰口言ってしまいます”とかもあると思うんだよね」
ぺえ教頭「“友達になっても、どこかうわべだけの関係で心から信用していない自分がいます”」
こもり校長「そうなんです」
ぺえ教頭「これはあなたですか?(笑)」
こもり校長「僕です(笑) でも、周りから見たら“何が? 全然悪くなくない?”ってこともあると思うので、“自分的に”っていうもので大丈夫です。“こんな自分って悪いな”と思うことがあったらお聞かせください。
向井先生はありますか?」
向井先生「ありますあります。大人になってから強くなったんですけど、結構周りに素晴らしいアーティストがいて、いい曲とか出すともう聴けないですもん」
こもり校長「それはいいんじゃないですか」
向井先生「素直に友達の作品を喜べないっていうのがありますね」
こもり校長「身近な人に対してもそうなってしまう自分がちょっといる、みたいな」
向井先生「そうそう。大人になって、よりそういう嫉妬心じゃないけど、引け目を感じる部分が結構強くなってますね」
ぺえ教頭「でも、あるよね」
こもり校長「俺はそう。ずっとそうやって生きてきたから」
ぺえ教頭「すごく何か胸張って言ってますけど(笑)」
こもり校長「そうだよ。俺は、周りの人がよくなればなるほど“何だこのやろー”と思って生きてきたタイプ」
ぺえ教頭「でも、それがあれば力になる時もあるからね」
こもり校長「さて改めて。
向井先生は、5月11日に5枚目のアルバム『ANTIDOTE』リリース。おめでとうございます!」
こもり校長「全11曲入りのアルバムでして、今回、その11曲の中になんと僕の先輩でもあるCrazyBoyさんが。これはどうして客演で迎えられたんですか?」
向井先生「元々プロデューサーの方と、ソロの曲として作っていて。で、パーティーチューンなんですけど、何かもっとアッパーなVIBESを高めてくれるラッパーが欲しいって話になって、当時ELLYさんの作品も手掛けていたってのもあって、“CrazyBoyはどうかな?”みたいな話があって。僕からすると、もうテレビの中の人だったんで、“逆にいいんですか?”みたいな感じで、本当に鶴の一声でご一緒することになりました」
こもり校長「すごいなぁ。確かに何か1つバイブスを上げてくれるという意味ではものすごい先輩ですから。楽曲の中で、向井先生は初のダンスもチャレンジされていると?」
向井先生「ちょっと恥ずかしながら、初めてダンスをやっていて(笑)
実は今までちょっとやんわり事務所にダンスNGを出していて。もともと漫画を描いているような陰キャだったんで(笑)
でも、音楽は好きだったので、“このクラブに行って乗る”みたいなのはあったんですけど、“振り付けで踊る”みたいなことは今までやったことがなくて、自分の恥ずかしい部分を見られたくなかったんですけど、それもプロデューサーの“踊ればいいじゃん”の一言でレッスンが始まって(笑)
で、ダンスがまさかCrazyBoyさんの曲で初めて踊れるなんて僕も思わなかったので、もう直前までめちゃくちゃ緊張しながら準備してましたね」
こもり校長「また、うちの先輩はダンスが上手いんで(笑)」
向井先生「そうなんですよ」
こもり校長「緊張感はあったでしょうけど、実際に踊ってみて、どうですか? 新しい切り口での自分での表現方法だったと思うんですけど」
向井先生「めちゃくちゃ楽しかったです。辛いって思ったことは1回もなくて。新しいことで楽しかったっていうのもあるし、あと今後の曲のつくり方が変わるなと思いました。ダンスって新しい見せ方ができたらなと、ちょっと今後違ったテイストの曲とかもやってみたいなって思うようになりました」
こもり校長「今回は11曲入ってて、今の向井先生の全てが詰まってるとは思うんですけど、このアルバムに込められた想いは、どういうところにあるんですか?」
向井先生「今までの作品はどちらかというと、その時の何かリアルな感情とか、感じてる憤りとか、今の状況・世の中の状況みたいなのをぶつけた作品だったんですけど、それよりも今回の『ANTIDOTE』は、すごく未来を見据えた作品になっていて、ある意味、時代錯誤なメッセージなんだけど、それが“何か楽しみだよね”とか、みんなに“ちょっとワクワクするよね”“みんなこういうの待ってたよね”って言ってくれるような作品になればいいなと思っております」
♪ Special Seat / 向井太一
こもり校長「透き通っているんだけれども、その中にエネルギーさとパワフルさと、歌詞も聴いてた感じも含めて、大きいこと言ってるようで、でも凄く的を射ていることもあったりとか、分かりやすいし、耳に入ってくる。自分でも使えそうな曲とかっていうのが入ってくる、このバランス感は聴いていて心地良いみたいな部分のバランス感もあるのかなっていうのも、すごく思った」
ぺえ教頭「すごく格好いいね」
向井先生「ありがとうございます」
ぺえ教頭「私も普段、陰キャだけど乗っちゃった。これは乗っちゃうわ」
向井先生「(笑)」
こもり校長「乗っちゃったってすごいね」
ぺえ教頭「普段こうやってお喋りしてる時、こんなに可愛いのにね」
向井先生「全然、ギャップが。最初なんかは、実際の自分の姿と歌ってる人が別人って噂が広まってて」
こもり校長「(笑)」
ぺえ教頭「本当にそのぐらいのインパクト(笑) ギャップがあり過ぎて。今はこんな愛くるしいのに」
向井先生「今の自分が歌ってます(笑)」
こもり校長「本人ですもんね(笑)」
向井先生「一応、そのつもりで(笑)」
ぺえ教頭「そうよね。何か疑っちゃってんのよね」
こもり校長「でも、そこが魅力なのかもね。レンジの振り幅が広い」
ぺえ教頭「本当そう」
こもり校長「さあ、今夜は向井先生と行っていく授業テーマは…!
『自分の中の悪い自分』!」
明日を飛ぶ鳥 埼玉県 15歳
こもり校長「学年は?」
明日を飛ぶ鳥「高1です」
こもり校長「ちょっと明日を飛ぶ鳥の中に、悪い自分がいるの? それはどういう自分なの?」
明日を飛ぶ鳥「
周囲の人と接する時に、周囲の人をつい対等に見ない自分です」
こもり校長「対等に見ないっていうのは、どういうことなんだろう?」
明日を飛ぶ鳥「人を上から見るって感じです」
こもり校長「あ〜なるほど。周囲の人っていうのは、どこのラインまで?」
明日を飛ぶ鳥「友達とか家族とか学校の先生とか」
こもり校長「上から見ちゃうっていうのはどういう風に思っちゃうの?」
明日を飛ぶ鳥「例えばなんですけど、この前ちょうど中間テストが返ってきて、その時に友達が“勉強してないけど点取れた”とか自慢してきたんですけど、解答用紙を見たら選択問題のところばっかりで、記述とか、ちゃんと自分の力で解くところが全然取れてなくて、“え。お前、ただそれで運で取れただけじゃん”ってポロっと言っちゃって。そしたら“運も実力のうちだ”って言われて、“でも、その記述とか自分の力の部分で点数が取れてないんだったら、それ実力じゃねーじゃん”って」
こもり校長「2個目のポロが出ちゃったんだね(笑)」
明日を飛ぶ鳥「それで、ケンカ気味になっちゃって」
こもり校長「今の例えだけだったら、俺は明日を飛ぶ鳥派」
ぺえ教頭「おぉ。まさかの」
こもり校長「だから、何も思わないかも」
ぺえ教頭「校長も結構こういう同じことを?」
こもり校長「今めっちゃこっち派。だって向こうは勉強しなかったけど点取れたわけで、勉強してないじゃん。でも点取れてるんでしょ。運じゃん」
ぺえ教頭「でも言わなくていいじゃん(笑)」
向井先生「確かに(笑)」
こもり校長「え、そう? じゃあ向こうも言わなきゃいいじゃんって」
ぺえ教頭「でも、そっちからそういう風に言われたから言いたくなるじゃん。こっちだって頑張ったのかもしれないじゃん」
こもり校長「でも先に言ってきたのは向こうでしょ?」
明日を飛ぶ鳥「向こうです」
こもり校長「ほら」
ぺえ教頭「でも“点取れたわ”っていうことだけじゃん」
こもり校長「別になんでこっちがそれを上げてあげなきゃいけないのって俺は思っちゃう」
ぺえ教頭「なるほどね(笑)」
ぺえ教頭「私は逆に“よかったじゃん”で終わっちゃうからさ」
こもり校長「ちょっと腑に落ちなかったんでしょ?」
明日を飛ぶ鳥「そうです」
ぺえ教頭「言い返した後に罪悪感みたいなものあるの?」
明日を飛ぶ鳥「ちょっとありますね。しょうもないことで言い返してるなってところもあったりして」
こもり校長「向井先生はどっちですか?」
向井先生「僕は心の中でバチバチに思うんですけど、言わないタイプです(笑)」
ぺえ教頭「それは10代の頃から?」
向井先生「10代の頃から割とそうですね。なんとなく心の中にあるちょっと嫌な感情はもちろん誰もがあるんだけど、何か、“いい人ぶる”ってことが自分の中では別に悪いことじゃないなと思っていて。(本心を)言わないのも嘘をついてるのかもしれないけど、でも、お互いに嫌な感じにはならないじゃないですか。そういう感じかな」
こもり校長「そうか。それがたぶん正解なのかもしれないとは」
ぺえ教頭「心の中では“うるせーよ”と思いつつもね」
こもり校長「そうそう」
向井先生「気持ちは無茶苦茶分かる(笑)」
こもり校長「この例えで言ったら、校長先生みたいにそう思うパターンもあるし、教頭のパターンもあるし、向井先生のパターンもあるけど、明日を飛ぶ鳥は、この例えだとしても、それがちょっと悪い自分だなって思っちゃうということだよね」
明日を飛ぶ鳥「思っちゃいます」
こもり校長「その“ちょっと悪いなぁ”があるのに、なんでその自分が出ちゃうんだろう?」
明日を飛ぶ鳥「もともと自分が反発しやすい性格があるっていうのもあって、つい相手のことを跳ね返しちゃうっていうか」
こもり校長「反発したくなるのはなんでなんだろう?」
明日を飛ぶ鳥「“自分100%正しいぜ”って態度が、自分は腑に落ちないっていうか、イラつくというか」
ぺえ教頭「(笑)」
こもり校長「なるほどね。向こうの100%に乗れないってことね」
明日を飛ぶ鳥「はい」
ぺえ教頭「何か損しない?」
明日を飛ぶ鳥「損することもあります」
ぺえ教頭「そうだよね。結局、反発して私は負けてしまってる気がするから、その反発をしないのよ。そっちを選択をしない」
こもり校長「なるほどね。ちょっと俺はそっち側の人だから反発したくなっちゃうんだけど(笑) 向井先生はどうですか?」
向井先生「どっちの気持ちもめちゃくちゃわかるし、でも、どっちかと言うと、相手に合わせるかも。相手も自分と同じ考えだったら、言っても“確かに”で終わる話じゃないですか。言ってるように、本当にしょうもない話だと思うんで。相手が何かムカつきそうなバイブス持ってたら、言わないかなって(笑)」
こもり校長「(笑)」
向井先生「でも、自分本位でいていいと思う。人のためにやるって思ってるから、たぶん今、罪悪感を感じていて。というよりは、自分が傷つかないとか損しないために、言わない選択だったり言う選択だったり…みたいな形で決めれば、楽になるんじゃないかなって思うんですけど」
こもり校長「確かに、何が賢いかっていう定義は人それぞれあるから、この中に論点を置くのは1回抜いておくけど。賢く生きるってあるじゃないですか。答えは分からないけど、世の中として賢く生きるという選択肢を取るというのは必要なのかなって思う。
だから、明日を飛ぶ鳥が、反発したい気持ちもあって、しかも、“お前の言っていることは違うだろう”って思っても、向こうに合わせられる気持ち、受けとめられる気持ちをもし持てるとするならば、考え方も多分すごく広がるんじゃないかなとは思うな」
明日を飛ぶ鳥「そうですね」
こもり校長「でもこんなことを言っといて、校長は言っちゃう気持ちが分かる(笑)」
ぺえ教頭「そうね(笑) 自分の意見を言わなきゃいけないタイミングって絶対あるんだけど、このパターンって、この場合は、別にそこは言わなくてよくない?って思うのよね」
明日を飛ぶ鳥「確かに言う必要はないですよね」
ぺえ教頭「言う必要ないものと伝えなきゃいけないものってあると思うのよね。…すごい疑問な顔で校長が私を見てきてる(笑)」
こもり校長「そんなことないよ(笑)」
ぺえ教頭「でもやっぱり、これだけ違う考えがあるからさ」
こもり校長「そう。絶対に100%っていうのはないから。これが正解だっていうのはないから、明日を飛ぶ鳥が、自分が損するなってわかっているんだったら、損しない選択を取ってほしいなって思う」
明日を飛ぶ鳥「はい」
ぺえ教頭「そうだね」
こもり校長「でも、損しないと思うんだったら、100%戦う姿勢もアリだと思う」
ぺえ教頭「だって、結局、自分の意見や感情を言ったとしても、スッキリしてなくない? モヤモヤしてるんでしょ?」
明日を飛ぶ鳥「してます」
ぺえ教頭「私は“じゃあ、それどうなの?”って思うのよね。こうやって自分の意見をここまで言ったのに、スッキリしてないじゃない。校長はどうですか?」
こもり校長「俺? 俺は逆に言わない方がモヤモヤしちゃうから」
ぺえ教頭「え、でもこれは言ったとしてもモヤモヤしてるのよ。だとしたら言わない方がいいじゃない」
こもり校長「その子との関係性にもよるかも(笑)」
向井先生「これって、“言ったことに対して”というよりは、“言った後の友達の態度”でこうなっているってことですよね」
明日を飛ぶ鳥「そうです」
ぺえ教頭「だから、変な感じになったらすぐ謝るとか」
向井先生「大事!」
ぺえ教頭「“ごめん。俺は言い過ぎた”みたいな。そしたら、もう終わるからさ。言ってもいいんだけどさ。やっぱり自分の思いとか言葉って、とっさに出ちゃうから」
こもり校長「だから、言い方も大事だったりするのかな」
ぺえ教頭「言い方は大事! じゃ、全部、笑いながら言ったら?」
向井先生「(笑)」
ぺえ教頭「そしたら、まだそこまでトゲがないかもね」
こもり校長「でも、そういう意味でも勉強はしなきゃいけないなって、俺の歳でも思うから。だから、明日を飛ぶ鳥もこれが正解だっていうのが今、俺らも出せないし、明日を飛ぶ鳥もないだろうから、考え続けていこうよ」
ぺえ教頭「そうよ。これは私、全然長い旅になっていいと思うわ。答えが出なくてもいいと思う。大人になってからも出てないんだから、校長も私も(笑)」
こもり校長「(笑)」
ぺえ教頭「長い長い旅にしましょう(笑)」
こもり校長「そうだね(笑) だから、ちょっと難しいこともあるだろうけど、それが人生だっていうところもあるから。自分の悪いところだけ見つめないようにね」
明日を飛ぶ鳥「はい」
こもり校長「明日を飛ぶ鳥のいいところなんてもっとあるんだから。そこと向き合えるように一緒に頑張っていこうね」
明日を飛ぶ鳥「はい」
こもり校長「じゃあね」
ぺえ教頭「バイバイ」
明日を飛ぶ鳥「ありがとうございました」
♪ YES / 向井太一
こもり校長「5月11日に5枚目アルバム『ANTIDOTE』をリリースされた向井先生、
6月18日には『Release Live -ANTIDOTE-』を開催ということで、おめでとうございます!
会場はLINE CUBE SHIBUYAということで、この会場は昔、渋谷公園通りでアパレル販売をやっていた時代に“あの場所で自分もいつかライブをやりたい”と目指していた場所とお聞きしてますけれども」
向井先生「いや、もう本当に目の前で働いていて、グッズを持ってキラキラした顔で帰っていく人たちを見ていたので、“いつか自分もここでやりたいな”って思っていたので、ようやくその夢が叶いました」
こもり校長「どうですか? ようやく今、それが実現するというところにあるというのは、ワクワクの方が大きいですか? 不安の方が大きいですか?」
向井先生「あんまり不安はないですね。というのも、ライブがすごく少なくなっちゃったから、今はライブすることが楽しすぎて、早くみんなの前に出たいなっていう感じで」
こもり校長「どっちかと言うと、溜まってるものをみんなと一緒に早く発散したい、みたいな?」
向井先生「そうですね。もうアルバムに込めた想いとか、120%出したいなと思ってますね」
こもり校長「もうライブまで1ヶ月切りました。今、どんな気持ちですか?」
向井先生「変なソワソワ感というか、何か溜め込んでいたものがまだ発散できていない感じとか、早く(ライブの日が)来ないかなと」
こもり校長「きっと当日を迎えた時にモヤモヤの答えわかったりするんでしょうね」
向井先生「泣いちゃうそうな(笑)」
ぺえ教頭「あら」
こもり校長「メモリアルな日になりそうですね。ライブの詳しい情報は
向井先生のホームページをチェックしてください!」
こもり校長「さあ、今夜、向井先生とこんな授業を行っています…!
『自分の中の悪い自分』!」
■
悪い自分か…
実は部活終わりは毎回ジュース買って帰ってます。一週間に二回くらいの頻度なのでマネーの消費が激しいです。自分ではずるいと思うんですけど、同じような人って案外いたりするのかな…
ニジイロクワガタ
男性/12歳/北海道
2022-05-25 18:31
ぺえ教頭「なるほど。部活終わりにジュースを買うのが禁止されててってことなのかな」
こもり校長「たぶん、部活ではジュース禁止とか、帰りは買い食いはナシにしようっていうのがあるんだけど、ついつい喉をシュワっとさせたくなっちゃう。そういうことなのかな。
こういう、ちょっとダメなこと、何かやっちゃったりしますか?」
向井先生「え、何だろうな。でも、ライブ後のビールは本当にうまいなとか(笑) …でも、僕の中でライブ前で辛い物を食べることをタブーとしているんですけど、結構好きな方で、つい食べちゃうかも」
こもり校長「そういうことなんでしょうね。ついついって」
ぺえ教頭「それで幸福を得られるなら、ちょっとたまにやってもいいんじゃないって思っちゃうけどね」
向井先生「モチベーションにも繋がりますよね」
■
心の中の自分
私は友達の会話をわかっているふりをしている自分がいます
その友達はゲームの話を友達二人がしていてでも全然分からないし知らないしでも友達を失いたくないのでわかっているふりをしています
パン屋のメロンパン
女性/17歳/北海道
2022-05-25 18:30
ぺえ教頭「話を合わせてね」
こもり校長「話を合わせることってあります?」
向井先生「全然、そんなのばっか(笑) それをできているというのは、逆にすごいと思います。なかなかできることじゃないし」
ぺえ教頭「でも、ちょっと心のどこかで、つまんないんだろうね。ちょっと分かってないから」
こもり校長「それはあるだろうね。共通の話じゃないからね。でも理解力の高さはある。その場の瞬時はわかんないけど、その人たちが話してる単語をつなぎ合わせて話せるって素晴らしいよね」
向井先生「確かに」
■
私の中に潜む悪い自分はやらなきゃいけないことを後回しにしてしまう自分です。
後回しはなるべくしないようにしているのですが、部屋の片付けや学校の課題を明日すればいいよねとか、週末暇だからと後回しにしてしまう自分がいます。
小さなことから、まず後回しにしないことを意識して行動しようかなと思ってます。
クジラ
女性/15歳/山形県
こもり校長「わかります!」
ぺえ教頭「私も締め切りギリギリにならないと無理」
こもり校長「身近なところで言うと、家の火災点検みたいなのあるじゃないですか。人が立ち会って、エアコンのフィルター掃除とか。そういうのが来る時って、部屋を片付けないと迷惑じゃない。エアコンの下とかに物が置いてあったらダメとか。なのに、俺は片付けられないタイプ。何かしなきゃいけないのに…はあるよね」
ぺえ教頭「分かるよね」
こもり校長「こういうのは後回しにしちゃうはありますか?」
向井先生「公共料金とか国からの手紙になかなか開けられなくて、税金とか(笑)」
こもり校長「国からのやつだけは怖いですからね(笑)」
向井先生「大人あるあると思うんですけど。もちろんいけないことはやってないんですけど(笑)」
こもり校長「ちゃんと納めるものは納めてますから」
向井先生「もちろんもちろん」
ぺえ教頭「だいたい封筒の色が変わってくから、だんだん怖くなってくるわね(笑)」
向井先生「(笑)」
こもり校長「ちゃんとした方がいいけど、それはわかるからでもやった方がいいものはやって方がいいから、一緒に頑張っていこう!」
♪ 99' / 向井太一
こもり校長「これが、うちの先輩がフィーチャチングで入ってる」
向井先生「はい。CrazyBoy先輩が」
ぺえ教頭「つながってるね」
こもり校長「11時台も直接話を聞いていきたいと思います!」
ダッフー 長崎県 17歳
こもり校長「学年は?」
ダッフー「高校3年生です」
こもり校長「ちょっと自分の中に悪い自分がいるの? ちょっとどんなところなのか教えて?」
ダッフー「
可愛い人のことをずるいと思ってしまう自分がいます」
こもり校長「なるほど。でも、可愛い子に対してちょっとずるいと思う気持ちはわからなくもない」
ぺえ教頭「あるよ。分かるよ」
こもり校長「そうだよね。どういう時にずるいなと思っちゃうの?」
ダッフー「中1の頃から、二重のはっきりした人に憧れて、アイプチをしてたんですけど、元から二重の子たちにアイプチについて陰口を言われるようになって、それから、元から可愛い人はずるいなって思うようになりました」
こもり校長「難しいところだけどね。何が可愛いかって人それぞれじゃない」
ぺえ教頭「一重の人の方が可愛いって思う方ももちろんいるし」
こもり校長「しかも、ダッフーは自分を思ってアイプチもしてるわけだし、努力もしているわけじゃない。だから、そこに向けて言われたら“何だよ”って思う気持ちも分かる。その子からは直接何か言われたわけではないの?」
ダッフー「それはなかったんですけど、自分に声が届くような場所で大きい声で言われて」
ぺえ教頭「わざとくさく言われちゃった感じだね」
こもり校長「それがちょっとコンプレックスみたいな感じにもなってるのかな?」
ダッフー「ありますね」
ぺえ教頭「今“コンプレックスは個性だ、みたいな考え方を持とう”みたいな風潮があるけど、でも私は、それって結構な上級者しかできないんじゃないかなって思ったりもするし、コンプレックスはコンプレックスだよねって思うね」
ダッフー「はい」
こもり校長「向井先生も先ほど、いろいろな周りの方とかにちょっと嫉妬してしまう部分もあるって言ってましたけど、比べたりとか、自分に対してのコンプレックスって、学生とか10代、今でもそうですけど、感じることってあります?」
向井先生「ありますね。自分が比べなくても比べられてしまうことが職業柄多かったりとか、そういうことを周りで言ってるのを見ちゃうと、ちょっとネガティブな感じになりそうにはなるんですけど。
でも、ちょっとずつ自分の中でマイナスな要素を認めるようになってから、だいぶ楽になりました。さっきの、友達のアーティストの曲がすごいかっこいい。で、嫉妬してるってなると“めちゃくちゃ格好良くて、ちょっと悔しいんだよね”って、わざと言っちゃうとか、何か“自分の中で昇華する”みたいなことは、大人になるにつれて、ちょっと学んできましたね」
こもり校長「なるほどね。ダッフーが今言ってる、“可愛い子に対してずるいと思っちゃう”みたいなのは、今の時点では、どういう時に思っちゃうの?」
ダッフー「私が、今の学校の他に、同時に“サポート校”っていうところにも通ってるんですけど、サポート校に外見が可愛い子とかが入ってきて、みんな“可愛いよね”みたいな感じで外見のことを話しだすと、“あ、また外見の話か…”みたいになって。いろんな人が内面の方が大事だよって言うけど、自分の周りは少なくとも、内面じゃなくて外見の話ばっかりするから、そう思ってしまいます」
こもり校長「なるほどな。確かに、周りの人は“内面だよ”って言う。たぶん俺でも言うもん。そっちの側面から見ると、絶対に内面が大事だよって思うところもあるし、でも、違う側面から見ると、そこ(外見)だけで盛り上がっちゃう空気もわかっちゃう。アーティストとか、女優の方、アイドルの方とか。俺だったらガッキーとか、萌歌さま見て“うわ! めっちゃ可愛い!”って言ってるようなテンションじゃん。その側面は俺も持っているから、言っちゃうなっていうのもわかる。でも、周りだけでそういう風に盛り上がってると“何だよ”って思うこともあるのも、すごくわかる」
ぺえ教頭「そうだね」
こもり校長「でも、ダッフーは“なんだよ”だけじゃないんでしょ? そこに対して、自分でも向き合ってたりするところもあるんでしょ?」
ダッフー「はい。ダイエットしたりとか、お小遣いを貯めて自分磨きのために脱毛に行ったりとか、毎日、絶対筋トレとかストレッチをするようにして、コンプレックスをなくしていこうってするようにしてます」
ぺえ教頭「素敵ね」
向井先生「すごい」
こもり校長「そう考えると、それは悪い自分なのか?って思っちゃうけどね。だって、誰かに対して“ずるいな”って思うことが自分のモチベーションになってるわけでしょ?」
ダッフー「はい」
こもり校長「ダッフーが見た自分はすごく嫌なのかもしれないけど、今、俺が聞く限りでは、“それは100%直した方がいいよな”って思うことではないと思う。だって、それを思うがゆえに人づきあいが上手くいっていない、ということはあるの?」
ダッフー「いや、それはないです」
こもり校長「どうですか?」
向井先生「僕の考えなんですけど、ネガティブな部分がないと、跳ね除けるパワーはできなくて。“上に行こう”って自分を良くする人って、“悔しい”とかのマイナスの要素がないと、バネと一緒で、やっぱり反発する力がすごい必要だと思うんですよ。
だと思うし、完全にハッピーな人よりも、やっぱりそっちの人の方が強いし、魅力的に感じるんですよね。
だから、ダッフーちゃんが“跳ね除ける”というか、ネガティブな嫉妬心とかが自分の綺麗になりたいっていうモチベーションに変わってるっていうことは、めちゃくちゃいい考えだと思いました」
こもり校長「俺もすごくいいと思う。それはすごくパワーになるだろうし、そこがたぶん折れない、いいところだなと思うし。今の向井先生の話聞いて、どう?」
ダッフー「可愛い子のことをずるいって思う自分が嫌いだったんですけど、上にいくために、自分をもっと良くしようって頑張るバネになるって言ってもらって、すごく嬉しかったです」
こもり校長「本当にそう思うよ」
向井先生「うん、なかなかできることじゃないから、ほんとにすごいと思います」
こもり校長「ですよね。きっと、誰かのことをずるいと思っちゃう自分に嫌気がさしちゃうことも、いつしかそれを吸収できる自分になってるだろうし、そこから得るものってものすごくあるだろうからね。だから、そういう意味では、周りの“可愛い”っていう言葉だけに振り回されないでほしいなとも思う」
向井先生「確かに」
こもり校長「“なんだよ。結局可愛いやつって…”ということだけが全てではないから、そういうところじゃない人との関わり方って、絶対にあると思うし。
だから、結局、内面が全てでもなければ、外見が全てでもないし、きっとその人の輝くチャームポイントって絶対にあると思うから。そこで戦っていくっていうのがいいと思うけれどもね。教頭はどう思う?」
ぺえ教頭「私も、さっきの向井先生のお話みたいに、日頃から怨念を溜め込んで溜め込んで今も爆発させて、跳ね除ける力をつけたから。だから、自信に思ってほしいなと今思ったよ。私は、人をずるいとか思う感情も全て、いつか爆発させて人間としていい意味で発揮できるタイミングが来ると思うから。だから、それを信じて今は生きていこうか」
ダッフー「はい」
こもり校長「ずるいと思わせてやろうぜ」
ぺえ教頭「ホントそうよ」
こもり校長「これからも、まだまだ俺ももっと輝くように頑張るから、一緒に頑張ろうぜ」
ダッフー「はい。頑張ります」
こもり校長「じゃあね」
ぺえ教頭「バイバイ」
ダッフー「バイバイ」
♪ Celebrate! / 向井太一
こもり校長「コンプレックスをバネにできるっていうのも1つの才能だったりするなって思っちゃいました。自分が相手と比較した時に、マイナスに見ちゃって、自分なんて…って陰に入っちゃうパターンってあるじゃないですか。でも、逆に“だからやってやろう”っていう、あの時の跳ね返りの時の強さって、ものすごいじゃないですか」
向井先生「分かる〜」
こもり校長「あれって何なんでしょうね」
向井先生「それを乗り越えると、より自分のことを好きになるんですよ。“今の自分最強!”みたいな(笑)」
ぺえ教頭「分かる〜」
こもり校長「だから、そこを今、“モテてずるいって分かってる”っていうのはすごく強みだと思うからね。逆に、ずるいと思わせられる人になれると思うし。これがきっかけで、もしかしたら、これが一歩になるかもしれないね」
ぺえ教頭「本当にこれから楽しみよ」
今日の黒板
『何事も全力に!!』
向井先生「やっぱり、どの悩みにも共通している事ですけど何に対しても徐々に努力していったり気持ち的にも変えていったりするだけでも成功の道っていうのがコツコツによって積み重なって成功に導かれるっていうのも私も人生、経験してて思った事なのでみなさんに伝われば良いなと思ってこの黒板にしました」
♪ Bravest / 向井太一
こもり校長「SCHOOL OF LOCK!そろそろ下校の時間です!
今日は結構話した気がする」
ぺえ教頭「そうね。私しっかり毒素が抜けたわよ。向井先生とお話もできて」
こもり校長「分かる。ちょっと普段話す時に、いろいろと喋りすぎないようにしちゃう自分もいるんですけど、向井先生がいるからか、すごい勢いで自分が素直な言葉が出た」
向井先生「今日すごく楽しかったです。明日のやる気になりました」
こもり校長「こっちのセリフです」
向井先生「(笑)」
ぺえ教頭「そうね(笑) すごく苦労された方なんだろうなと思った。ネガティブな部分も陰な部分もすごく愛してくださる方じゃない。それって、いろいろ苦労したことがあったからこそなんだろうなって見え隠れしたわ。いろいろあったね〜」
向井先生「いろいろありましたね〜」
ぺえ教頭「あったのよ」
こもり校長「そういう話?」
ぺえ教頭・向井先生「(笑)」
向井先生「またぜひ呼んでください」
ぺえ教頭「最後に急に苦い顔になったわよ(笑)」
こもり校長「次に来た時は2時間苦い顔で(笑) でも、またぜひ生放送教室に遊びに来てください」
向井先生「お願いします」
こもり校長「SCHOOL OF LOCK!は明日夜10時に再び開校!」
こもり教頭「起立! 礼!」
さかた校長・こもり教頭・向井先生「また明日〜〜〜〜〜〜!!!!」
♪ Portal / 向井太一
Music
2022.05.25PLAYLIST
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向井太一に別人説!?「ちゃんと自分で歌ってます!」楽曲とのギャップとその魅力
シンガーソングライターの向井太一さんが、5月25日(水)放送のTOKYO FM「SCHOOL OF LOCK!」にゲスト出演。10代のころや、5月11日リリースのニューアルバム『ANTIDOTE』について、パーソナリティのこもり校長とぺえ教頭の質問に答えました。