今夜の授業を職員のジェーンが振り返り!
今夜のSCHOOL OF LOCK!は本日3月30日にNEWアルバム『プラネットフォークス』をリリースしたASIAN KUNG-FU GENERATIONから
後藤正文先生&喜多建介先生 が来校!!!
一緒におこなう授業テーマは
『変えたい自分』!!!!
新学期、新生活を前に、自分の中で変えたいと思っていることをみんなに教えていってもらいました( ˘ω˘ )
1人目に繋いだ生徒 RN:
のへさん が変わりたい自分は『人に話しかけられたら話せるのに自分からは話しかけられないのを自分を変えたい!!』というもの。春から高校生になるRN:のへさんは、中1の時に今の土地(宮城県)に転校してきたという。その時にクラスメイトから話しかけられたら話せるけど、こっちからは話しかけられない自分がいるということに初めて気が付いたとのこと。今ボランティアサークルにも入っていて子供と接する機会もあるのに子供にすら話しかけられない自分がいて、このままでは高校生活で友達作りにも影響が出そうなので話しかけられない自分を変えていきたい!! 誰かに頼られるような人になっていきたい!! と、話を聞かせてくれました。
この話を聞いたゴッチ先生からは「良いところを見せようと思っていると余計に構えてしまって話しかけずらくなっちゃうから、頼られたい!とか良いところを見せたいというのを一回フラットに考えた方が楽に話せるかもしれないね!」とアドバイス!
2人目に繋いだ生徒 RN:
ねこのねごと が変わりたい自分は『やりたいことや挑戦したいことがあるのに色々と理由をつけて結局やらない自分を変えたい!』というもの。仲良くなってみたいと思う子がいても、自分から話しかけるのはどうかな?と考えてしまって声をかけられなかったり、生徒会に入ってみたいと思っても、自分に務まるかな?とやる前に立ち止まってしまい、やりたい事は沢山あるのはずなのに何も出来ず後悔する日々が多いので、高校生活のラスト1年は後悔のないように、やれる自分になっていきたい!!と話を聞かせてくれました。
サラリーマン経験があるゴッチ先生からは「どうせやるならとことんやってみて後悔する方が良いよ!」そして、喜多先生からは「俺は結構、楽天的に考えるタイプだから、案外もっと気楽にやってみても良いと思うよ!」とアドバイス!
今日はこもり校長の大好きなアジカン先生が来校!!ということで生放送授業が始まってすぐの頃には緊張からかちょっとだけ様子が変だった校長だけど、、実はその裏で職員の私、ジェーンもドキドキしてました。笑(アジカン先生好き)アルバム聞きまくろーっと!!
ASIAN KUNG-FU GENERATION 後藤先生&喜多先生来校!! 君が変わりたい自分ってどんな自分??
ぺえ教頭「校長、何かドキドキしててかわいいね。すごく私にもビンビンに伝わってきます。伝わってき過ぎて、私までものすごく緊張しそう(笑)」
『 僕が1番じゃない 』
こもり校長「3月30日というこの日を、僕は楽しみにしていたけども、この日を一番楽しみにしてたのは、世界の中でもっといると思うのよ。もっと楽しみにしている生徒がきっと今ラジオの前にいるだろうし、3月30日という日にアジカン先生のアルバムが出て、僕ももちろん楽しみにしてたけど、それ以上に楽しみにしている人は世界に絶対いると思うわけ。
ただ、僕が一番じゃないけれども、ASIAN KUNG-FU GENERATIONというバンドに熱狂させられた1人であることは間違いないと」
ぺえ教頭「うん」
こもり校長「で、こんなに熱量がこもっているのかっていうのを知らない生徒もいると思う。僕は最初、このバンドがいるということを高校生の時に知らなくて、高校1年生の時は全日制に通ってて、2年生に上がる時に通信制に行くんだけど、正直すごく悩んでた時期だった。青春を捨てて夢を掴むか、夢もそこそこに青春も楽しむか。
その時にCMで流れてきた曲がアジカン先生の曲で、その曲に背中を押され、そこからASIAN KUNG-FU GENERATIONというバンドを知って、色々な曲を聴くようになって、好きだ好きだと言い続けて、夢を一生懸命頑張って追い続けたら、なんとゲストとして会うことができた…みたいな、ずっと自分の美談でもあるわけ。
だから、今日という日は俺にとってはすごく楽しみだし、すごく熱量もこもってるし、楽しみなんだけども、もう正直帰りたいと思ってる自分もいる」
ぺえ教頭「(笑) でも、今のところ順調よ。すごくちゃんと自分の心を気持ちを、本人を目の前にして伝えてる」
こもり校長「すごいよね。本人が目の前にいるのに、俺は緊張で1ミリも横を見ないんだから(笑)」
ぺえ教頭「ちょっと試しに目を合わせていただきましょう(笑)」
こもり校長「しんどいね(笑) 俺ちょっとで緊張で手が震えてるのよ」
ぺえ教頭「本当にそれも伝わってくるし、今、生徒のみんな校長は涙目ですよ(笑)」
こもり校長「喋ると感情がぐっと出てきちゃうんですけど、僕ばっか喋っててもしょうがないですから、さっそくいきたいと思います!
SCHOOL OF LOCK!、今夜の生放送教室には…!」
我が校の“ロックの講師” ASIAN KUNG-FU GENERATIONの後藤正文先生と喜多建介先生が来校ーーー!!!!!
後藤正文先生(Vo,Gt)
喜多建介先生(Gt,Vo)
こもり校長「入り口から少し熱苦しくて、すみません」
後藤先生「SCHOOL OF LOCK!は熱くててなんぼでしょう」
こもり校長「めちゃくちゃ嬉しいですよ」
ぺえ教頭「ゲストに来てくださると決まった時から、この日を楽しみにして、校長がもう毎日のように興奮して」
こもり校長「そうなんですよ。しかも、SCHOOL OF LOCK!は校長教頭の立ち位置が弱いので、事前に知らせていただかないんですよ。その日の授業のゲスト告知みたいなので“あ、来るの? 先に言ってよ!”みたいな」
後藤先生・喜多先生「(笑)」
こもり校長「その日からずっと楽しみでした。
前回来ていただいた時 がオンラインゲスト講師だったんですよね」
後藤先生「そうでしたね。喜多さんが全然喋らなかった回ですね」
喜多先生「そうですね。悩みに答えないみたいな」
こもり校長「確かに、それは正直否めないところはありますね」
一同笑い
喜多先生「今日もちょっと緊張してるんですよ。10代の悩みに答えられるかなって」
こもり校長「すみません、ウソです(笑) あれは僕たちのミスですね。僕らもオンラインで緊張していたので、慣れていなくて。
なので、僕が生放送教室で直接お会いするのは1年半ぶりになるということで、ものすごい緊張感ですけれども。教頭は初めてですよね?」
ぺえ教頭「もう校長の熱にすごくやられてますけど、私ももちろんすごく光栄で、今日は嬉しいです」
後藤先生・喜多先生「ありがとうございます」
ぺえ教頭「Tシャツもいただいて。校長は着ているんですけど、私はMサイズをいただいたんですけど、2Lぐらいなんです」
こもり校長「(笑)」
喜多先生「ぜひ飾ってください」
ぺえ教頭「ピチピチだったのでちょっと見苦しいかなと思って」
こもり校長「今夜2時間よろしくお願いします!」
♪ エンパシー / ASIAN KUNG-FU GENERATION
VIDEO
こもり校長「この楽曲は知っている生徒も多いと思うけど、
『僕のヒーローアカデミアTHE MOVIE』 の主題歌にもなっていて、僕は映画公開になったら、すぐに1人で仕事の合間に観に行きました。曲が流れてきて、1人で勝手にテンション上がっちゃって。これは結構、今聴いてくれてる生徒の中でもアニメと映画と連動して聴いたよって生徒もいると思うけど、この
『エンパシー』 が出た時に、前回オンラインで授業に来ていただいたんですよね。
あれからそんな時が経ったのかと思うと、時の流れを感じますけども、
ASIAN KUNG-FU GENERATION先生は、本日3月30日、ニューアルバム『プラネットフォークス』をリリース!
おめでとうございます!!!
12時回ってすぐに聴きましたよ! ずっと聴いてます。今日ここに来るまで、あんまりパツパツのスケジュールじゃなくて、車の中で移動中だったりとかで聴いたりとか。
もう最高ですね。曲数も多くて、かつリリースされていた楽曲も6曲入ってて。僕
『解放区』 めっちゃ好きなので、Album Mixとかというワードがサブスクとかで見た時に入っていると、“どうなるんだろう? 何が違うんだろう? 今までのオリジナルと…”とか、ちょっと勘ぐって聴いちゃったりとかするわけですよ(笑)
そんなワクワクもありながら、ぜひアルバム『プラネットフォークス』については後ほど改めてたっぷりお話聞かせてもらいたいと思います!」
さあ、今夜はこんな授業行っていきます!
『変えたい自分』!!!
こもり校長「4月まであと2日です。新学期、新生活を前に自分の中で変えたいことがあるという生徒もいると思います。どんな風に変わりたいと思っているのか変えて、どんな自分になりたいのか、今夜は後藤先生、喜多先生と一緒に君の話を聞いていきたいと思います」
ぺえ教頭「はい」
こもり校長「アジカン先生は結成25周年。その中で、やはり変わってきたことだったり、逆に“変わらないな”みたいこととかはあるんですか?」
後藤先生「メンバーの仲が良くなってきたというか、昔よりお互い変な求め合い方をしないというか。“もうちょっとギターちゃんと弾けよ”とか」
一同笑い
喜多先生「俺に限定されてる(笑)」
後藤先生「そういう言い方しなくなってきてますね。それよりも“喜多さんがすごく良いプレーした時のことを喜ぼう”みたいなモードになってくるというか、仲間の良さを見つけて喜ぶ、みたいなモードになっているのかなって感じが」
こもり校長「なるほど」
後藤先生「いがみ合っているおじさんって怖いじゃないですか。4人集まって、いがみ合ってるって(笑)」
ぺえ教頭「(笑)」
こもり校長「正直めちゃめちゃ怖いです(笑)」
喜多先生「今が一番仲いいかもしれないですね」
こもり校長「喜多さんは25周年やってきて、自分の中ででも、バンドとしてでも、変わったこととかは?」
喜多先生「やっぱり昔はもうちょっとギラギラしていて、そういうところは本当に変わって、ゴッチが言ったように、自分でも個人的にも朗らかになったかな。昔の写真を見ていると、目つきとかも変わった感じが」
後藤先生「悪い顔してましたよ〜」
こもり校長「(笑)」
後藤先生「ラジオじゃ言えないこといっぱいありますから」
ぺえ教頭「穏やかで優しそうなのに(笑)」
こもり校長「結成25年って結構な月日だと思うんですよ。僕はそれこそ1歳とかの時に結成していることになるんで。自分もこの世界で活動してきて、グループを持って、今年やっと10年目になるんですけど、10年でも正直けっこうしんどいなと思うというか、辛いことも色々あるんですけど」
後藤先生「10年目ぐらいが一番の波が荒い時だよね。一番メンバーの張り合いが大きかったですよ」
ぺえ教頭「こうやって朗らかに変わっていくから大丈夫よ」
後藤先生「あと10年やったら、多分、こんな目になれますよ」
こもり校長「(笑)」
ぺえ教頭「目が変わってくるんですね」
こもり校長「何がそうさせるんでしょうね?」
後藤先生「やっぱり最初10年ぐらいって、バンドの中でも、自分のこと…キャラを確立したかったり、張り合いとかあったんですけど、だんだん、“そもそも一緒にいることが奇跡”というか、“20年も25年も何かをみんなで作り上げることってそうそうなくない?”みたいな気持ちになってきて」
喜多先生「多分、メンバーみんながそれに気付いたりとか」
後藤先生「そうすると、単純に喜ぼうっていう気持ちになってくると思いますよ」
ぺえ教頭「今は踏ん張りどころだって」
こもり校長「今、僕も本当にただのいちファンとしての会話になるんですけど、
THE FIRST TAKEの『ソラニン』をやられた時 に、最初ゴッチさんが喋るじゃないですか。弾く前に“みんないる?”ってところ。
“今までのTHE FIRST TAKEの頭で、色々な人が色々な話をするから、ちょっと昨日、何を話そうか考えたのよ。でも、それよりやっぱりみんなでここまでこれたってことがすごいから、今日はそのやってこれたことを歌にできたらいいと思うんだよね”というのを聴いた時に、“20年以上はやっていると、そういうことになるんだ!”って」
後藤先生「なっちゃうんですよ(笑)」
こもり校長「(笑)」
喜多先生「あれはいいことを言ってましたよね」
こもり校長「僕は喜多さんの“ついてるよ”ってっていうのも好きですけど。だから、そういう歴史もやっぱりありますし。僕たちがやっているようなダンスミュージックとロックはジャンルが違うと思いますけど、それでも音楽っていう1つのジャンルの中でこういう風に、自分たちが共存できているというのもすごく幸せですし。僕すごく今、感慨深いんですよ」
ぺえ教頭「お2人がぶつかり合った瞬間もあったんですか?」
後藤先生「もう日々、ぶつかりげ稽古みたいな時期を経て(笑) 喜多さん、フェスのライブの後、一言も喋らない日もありましたし、大阪城ホールのワンマンツアーファイナルが終わって打ち上げ来ずに横浜に帰ったりとかね」
こもり校長「えぇ(笑)」
喜多先生「ツアーファイナルなのにね(笑) 1人で先に新幹線で帰ったりとかね。よくなかったね」
後藤先生「リーダーですよ。リーダーなので最後に乾杯の挨拶とかリーダーがするはずなのに“いない!”みたいな。そういうのも経て、ですよ」
喜多先生「今日のテーマとも関わってくるかもしれないね」
こもり校長「“変えたい自分”ですか」
一同笑い
後藤先生「あの頃の喜多さんからメール来ないかなぁ(笑)」
一同笑い
こもり校長「改めて。
ASIAN KUNG-FU GENERATION先生は本日、3月30日にニューアルバム『プラネットフォークス』をリリース! おめでとうございます!
先ほどもちょっと言いましたけども、これまでで一番多い14曲を収録ということで。8曲新曲ですけども、結構時間がかかったなという感覚はありますか?」
後藤先生「時間がかかったっていうよりは、すごく短い期間で集中して作ったので。去年の秋ぐらいからレコーディングして、年明けには完成させなきゃいけないようなスケジュールだったので」
喜多先生「新曲8曲は、本当に去年の秋ぐらいから一気に。期間は長かったですけど、ちょっと動けなくて、どうしたらいいかわからない時期もあったので、最後は頑張りました」
後藤先生「怒涛の期間でしたね」
こもり校長「結構、急ピッチと言えば急ピッチですよね?」
後藤先生「そうですね。“1日もミスできないの”みたいな、綱渡りみたいなスケジュールで。でも、おかげで集中力が高まりましたよ」
喜多先生「団結しました」
後藤先生「こんなに団結することあるんだってね」
こもり校長・ぺえ教頭「(笑)」
喜多先生「秋に3月30日リリースしますって決まったんで、それに向けてね」
後藤先生「そう。逆算したらもうすぐ始めないといけない時期で」
こもり校長・ぺえ教頭「(笑)」
後藤先生「そこで一気に団結して、やるぞみたいな空気になって」
こもり校長「で、今回の楽曲。それこそ先ほど言った
『解放区』 から入っているということで。既存のリリースされていた楽曲は、各々意味を持ってテーマを持ってる曲が強いじゃないですか。だから僕が聴いた感覚で言うと、一貫したテーマというよりは、本当にたくさん色々な角度の曲の色々なテイストの曲が入っているところが、10枚目というところでの幅の広さだったりとか、“アジカンってこういう面もまだ持っているんだ”とか、“むしろずっとやり続けたことがここに集結してこういう形になったんだ”って思う曲もありましたし、何よりもアルバムの中の色の多さと客演の重さも、僕の中ではちょっと驚きな部分で」
後藤先生「今回、ゲストが多いですね」
こもり校長「これってどういう風に決めたとかあるんですか?」
後藤先生「ミュージシャンを選んだのは、もう本当にただ好きで、かっこいい人達に声をかけましたけど。今、みんな何かフューチャーしあって何か仲間たちで作ってる人たちが多いじゃないですか。色々なアーティストがそれぞれに参加し合って。そういう時代にあって、“おじさんたち4人で閉じた世界観を作る危うさ”みたいな、“やばくない?”みたいな(笑)」
こもり校長「閉じた世界(笑)」
後藤先生「4人でどこかに合宿行って仕上げてくるとか、結構ギリだな、みたいな」
喜多先生「最初はそんな話もあったけどね」
後藤先生「最初はロンドンって話もありましたけど、だんだんと、人とやるのって意味があるし、アジカン自体も4人だけで成り立ってるんじゃなくて、いろんな人との関わり合いの中で25年間バンドが成り立ってるから、少しずつ自分たちの音楽も仲間たちを増やすようなイメージでミュージシャンに声をかけたりした方が彩り豊かになっていくかなっていうイメージだったんですね」
こもり校長「このアルバムで、今日の書き込みで“今日初めてアジカンの先生に会います”って10代の生徒がいたりとかするんですけど、この曲を聴いた時に色々な入り口があるなというか、“この曲が好きだから、アジカンいいかも”って思うとか、“この客演が入ってるから、この人が好きだから聴きやすい”とか、今言ったみたいに制作側として仲間がどんどん入ってますけど、聞き手側としても受け取り手の幅もすごく広がるアルバムになったなというのは、僕個人の感想としてすごくあるんですよ。
だから、人それぞれに聴いた時に、“この曲がいい”とか、“この曲順がいい”とか、もしかしたら逆に“こっちの曲順の方がいいんじゃね?”って人が出てきてもいいぐらいのキャラクターの濃い楽曲が集まっているなっていう。
あと、
初回生産限定盤に、去年11月にBillboard Live TOKYOで開催された25周年のアニバーサリーツアーの模様が特典として付いてる と。俺まだ初回生産限定盤のやつ見ていないんだけど、もう家に帰って観たいもんね。このラインナップ、このセットリストは」
ぺえ教頭「さっき、それいただいた時に見えないところで飛び跳ねて喜んでたもんね(笑)」
喜多先生「そのライブにメンバーで副音声も入れたんですよ。実況するというより全然関係ない話していますけど」
こもり校長「(笑)」
ぺえ教頭「それが嬉しいんだよね」
喜多先生「どうしようもない話(笑)」
後藤先生「どうしようもなかったな(笑)」
喜多先生「何回も同じ話してな(笑) よかったら見てください」
こもり校長「改めて、10枚目のこのアルバム。込められた想いをお聴きしてもいいですか?」
後藤先生「僕たちは、別にありのままでいいような気がしていて。でも、ありのままって難しくて。クラスメートとかでもやっぱり1人2人合わないやつとかいるじゃないですか。でも多様性が今叫ばれてて、それって“それぞれがそのままでいていい”って意味なんだけど、難しいなと思う瞬間もあって。ただ“あ、この音楽好きだ”とか、そういう可能性ってすごいなと思うというか、本当に合わないやつとも好きなミュージシャンが一緒だったりする、これって一つ音楽の力だなって思う
んで、そんな力を信じて作ったアルバムがこの『プラネットフォークス』という作品です」
♪ 星の夜、ひかりの街(feat. Rachel & OMSB) / ASIAN KUNG-FU GENERATION
こもり校長「この曲聴いた時はちょっとびっくりというか、何かフューチャリングの方が入った時の良さってもちろんあると思うんですけど、参加人数が増えれば増えるほど1人あたりの尺が短くなっていくし、“担当しているパートがちょっと聴き足りない”とか“もっと聴きたいな”っていうのがちょっとあるイメージが強いんですけど、この曲を聴いている中で、聴きごたえもすごくあるし、あと、“バンドとラップがここまで共存できるのか”っていうのと、“それって今までの楽曲でアジカン先生自体がラップ調のものにアプローチし続けてきた結果がこういうところにつながったりもするのかな”とか、“本当に長年やってきたものってこういう風に形としてまとまるんだな”みたいに感じた楽曲で、すごく聴いてほしいと思ってた楽曲。この曲が一番すごくいろんな人に刺さるような気がしてるんですよね。幅広く、ジャンルレスで。
…っていう、すみません、僕の想い、熱い勝手な喋りたい感じで喋ったんですけど。ここで、どういう風な流れでフィーチャリングでお2人が来られたのかなとか、聞いている生徒の中でも気になるだろうし、だからこそ音楽の深さもあるし。1曲だけじゃ語りきれないっていうか、1回聴いただけでも理解しきれない。それがなんか音楽の良さなのかなっていうのが、発信者と受け取り手がいる意味なのかなとかもすごく感じる曲でした」
ぺえ教頭「歌詞がすごいね。いろんな人を共感させたり納得させたりする歌詞だなって私も聞きながら思ってました」
後藤先生「ありがとうございました。ラッパーの2人のリリックが素晴らしいですね」
こもり校長「その2人を何を想って書いたんだろうなとか思うところもありますし。でも、それを全部聴き出すことが正解でもないと思うんですよ。受け取り手がどう感じたか。これを聞いて、もしかしたら悲しくなった人もいれば、逆に希望に感じる人もいるだろうし」
ぺえ教頭「そうだね。いろんな色で聴けるよね」
こもり校長「さあ今夜、後藤先生、喜多先生ともなっていく授業テーマは…!
『変えたい自分』!!! 」
■
変えたい自分
高校の入学式の日までにいつも朝遅くまで寝てしまう自分を変えたい。
無名のみかん
女性/15歳/岡山県
2022-03-30 22:38
ぺえ教頭「早起きしたいってこと?(笑) お2人は朝強いですか?」
喜多先生「だんだん長く寝られなくなってきて、結構5時とか6時に起きちゃうんですよね」
後藤先生「我々、別のことが始まってますよ。リスナーの皆さんとは違う何かが」
こもり校長「新生活が?(笑)」
後藤先生「先生活が(笑)」
喜多先生「起きたくないのに起きちゃう」
こもり校長「学生時代の頃ってどうでした?」
喜多先生「朝は弱かったですね」
後藤先生「僕は野球部だったのでめっちゃ早かったですよ。朝6時からトンボとかかけてましたもんね」
こもり校長「え〜!」
後藤先生「全体にふっかふかにしとけって言われて」
こもり校長「それ、朝起きるのって苦じゃなかったんですか?」
後藤先生「苦でも何でも、起きなかったら先輩に怒られるから起きていましたけど。でも辛いですよね」
ぺえ教頭「そうよ。寝られる時に寝とけよってことですよね」
喜多先生「そうですね。だんだん寝られなくなってくるから」
後藤先生「5時6時に起きちゃうんだから」
こもり校長・ぺえ教頭「(笑)」
■
変えたい自分
いつまでたっても好きな人に告白できない自分を変えたいです。私は一年程前から好きな人がいますが、普通に話すことはできるものの、なかなか思いを伝えることができません。どうしたら告白する勇気が出るのでしょうか?
神秘の卵焼き
男性/16歳/福岡県
2022-03-30 22:13
後藤先生「難しいところだよね。その言うまでが楽しいんじゃみたいな。だって言ったら終わっちゃうもんね」
ぺえ教頭「じゃ、お2人はその時間を楽しむんですか?」
後藤先生「この歳で楽しんでいたら大変ですよね」
こもり校長・ぺえ教頭「(笑)」
ぺえ教頭「ちょっと前のことを思い出すと?」
後藤先生「中にいると、楽しいと思わないかもね。苦しいというか」
喜多先生「俺もなかなか言えなかったかもしれないですね。告白みたいなことをちゃんとした記憶があんまりないかも」
ぺえ教頭「お2人は恋愛になると、どんな感じになっちゃうんですか?」
後藤先生「10代の時とかは振られた記憶ばかりですね」
こもり校長「本当ですか!」
喜多先生「へ〜」
こもり校長「へ〜って(笑)」
喜多先生「あんまり聞いた事がないので(笑)」
後藤先生「そういう記憶の方が多いですよ。惨敗。連敗連敗で。中日みたいな感じでさ」
こもり校長「今3連敗ですからね(笑)」
後藤先生「こっちとしては“言っちゃえ!”とも言えないしね。そればっかりは自分で乗り越えるしかないんじゃないかなって気も。本当に頑張れって応援しますけど。
…喜多さん自分のこと全然話さない(笑)」
喜多先生「僕も言えなかったですよ。共感できますよ」
ぺえ教頭「神秘の卵焼きと一緒だってさ」
後藤先生「難しいところだね。恋愛問題は俺たちの泣きどころだもんね」
こもり校長「(笑)」
ぺえ教頭「意外じゃない?」
こもり校長「意外意外」
後藤先生「俺たちこういう話はダメなんですよ。事務所的にもレーベル的にもあんまりそういう話しないでくれっていう…」
こもり校長「そんなトーンなの?(笑)」
ぺえ教頭「やだやだ(笑)」
後藤先生「本当にそういう話やめてほしいと」
こもり校長「ウソだ(笑)」
喜多先生「事務所からは何も気にされてないと思います」
ぺえ教頭「(笑)」
こもり校長「神秘の卵焼き、その今の時間みたいなのも大事だからね。惨敗でもいいから戦うという方法もあるぞということで」
後藤先生「どっちかですね(笑)」
♪ C'mon / ASIAN KUNG-FU GENERATION
こもり校長「本日3月30日にアルバム
『プラネットフォークス』 をリリースされたアジカン先生ですが、
5月28日からこのアルバムをたずさえて、全国ツアー『ASIAN KUNG-FU GENERATION Tour 2022 「プラネットフォークス」』を開催!!!
めちゃくちゃ楽しみです」
後藤先生「頑張ります」
喜多先生「だんだん疲れてきてない?(笑)」
後藤先生「早い時間から起きちゃってるからね(笑) で、これが終わった後も今日は働いたからぐっすり寝られると思うじゃないですか」
喜多先生「目覚ましかけないぞってね」
後藤先生「そうなんです。でも起きちゃうんですよね。どんなに疲れていても、きっちり朝が起きちゃうんですよね」
こもり校長「6時7時ぐらいですか?」
後藤先生「そうですね。僕は7時ぐらいが多いですね。喜多さんよりちょっと寝られるんで」
こもり校長「(笑)」
後藤先生「喜多さんの方がちょっと新生活が始まってるタイプ」
こもり校長・ぺえ教頭「(笑)」
こもり校長「5月28日土曜日、埼玉県・三郷市文化会館・大ホールを皮切りにスタートする全国ツアーですが、現在は前半の16公演の詳細が公開になっております。
後半のスケジュールは今後発表ということで、まだまだ公演数は増えていく?」
喜多先生「そうですね。前半に入ってないところとかなんじゃないかなと予想されます」
こもり校長「(笑) このアルバムを引っ提げてということですけれど、どんな感じのツアーになるかみたいな話は始まっているんですか?」
後藤先生「今絶賛、話し合い中ですね。もちろん『プラネットフォークス』の曲も演奏しつつ、昔の曲も織り交ぜながら、今のアジカンを見せられたらなと思っております」
こもり校長「公演数もかなりたぶん増えていくと思うんですけれども、全国を回ってくっていうことで、今はちょっとずつ世の中が戻ってきて、やっと皆さんにお会いできる機会が増えてきましたけど、改めて直接会いに行くっていうのはどうですか?」
後藤先生「やっぱり嬉しいですよ。札幌で久々に有観客ライブやった時、終わったあと、僕らもう信じられないぐらい疲れたというか」
喜多先生「出し切り過ぎてね」
後藤先生「いつもよりオーバードライブしちゃって」
喜多先生「お客さんがいると全然違うなって」
後藤先生「オーバーヒートというか燃えちゃって、いつもよりエモかったんですよね」
ぺえ教頭「若いよ」
こもり校長「若いよって」
喜多先生「若いです(笑)」
後藤先生「気持ちだけは若いんだけど、札幌のライブの後で体はもう堪えているのがよくわかったんですけど」
こもり校長「でも、改めて全国を回っていくとなると、やっぱり出し切るツアーにもなってくる感じになるんですかね?」
後藤先生「そうですね。毎晩毎晩、最高の夜にしたいですね。ここに来てよかったってみんな思ってほしい。僕らも見たいしね」
<⇒ツアーの詳細は、
アジカン先生のオフィシャルサイト からチェックしてね!>
♪ You To You(feat.ROTH BART BARON) / ASIAN KUNG-FU GENERATION
VIDEO
こもり校長「この曲は先行で配信になってからずっと聴いてます。冗談抜きで毎日聴いてます」
後藤先生・喜多先生「ありがとうございます」
こもり校長「めっちゃいい曲で、アジカン先生にROTH BART BARON先生が入ることによって…僕は元々ROTH BART BARON先生を聴くんですよ。幻想的な感じだったりとか、ちょっと非現実的な空気感みたいなのがものすごく好きなんですけど、今回のこの楽曲
『You To You』 も“非現実感”をちょっと感じるんですよ。
なんですけど、アジカン先生が歌う歌詞の中で急に現実に戻されるというか、ファストファッションみたいな歌詞が出てくると、今の自分を思い返して、“そういえばそういうのを着ているな”みたいな、そこの中間にいる感じが僕はものすごく好きで、この楽曲、毎朝聴いてます」
後藤先生「嬉しいです」
こもり校長「夜も聴いてます」
ぺえ教頭「ずっと聴いてるじゃん」
一同笑い
のへさん 宮城県 15歳
こもり校長「学年は?」
のへさん「今、中学3年生です」
こもり校長「じゃもうあと2日後にはもう高校1年生か」
のへさん「ですね。来月8日にはもう入学式なんで」
こもり校長・ぺえ教頭・後藤先生・喜多先生「
おめでとう! 」
のへさん「ありがとうございます」
こもり校長「その、“新生活を前に変えたい自分”というのは、どんなこと?」
のへさん「
相手から話しかけてもらう分には大丈夫なんですけど、自ら話しかけるとのが難しいというか、人見知りな自分を変えたいなと思っています 」
こもり校長「コミュニケーションがちょっと苦手というところはあるのかな?」
のへさん「自分から相手に話を振ったり、話しかけたりするのがちょっと苦手で」
こもり校長「じゃ向こうから話題を振られる分には別にすらすらとコミュニケーションはできる?」
のへさん「ある程度はできます」
こもり校長「でも自分から“ねぇねぇ”みたいなのは言いづらいんだ?」
のへさん「いい辛いくらいですね」
こもり校長「それはもうずっと昔から?」
のへさん「元々、神奈川県に住んでたんですけど、中学1年生の秋ぐらいに宮城に引っ越してきまして、転校して、クラスのみんなからとか話しかけられることは多かったんですけど、自ら友達を作るために話しかけたりすることが出来なかったので、そこで気づきました」
こもり校長「でも、別に話しかけられればコミュニケーションがとれるんだったら、それでいいんじゃないかなと思うけど、変えたいなと思うきっかけみたいなのは何かあったの?」
のへさん「高校に入学するのもあって、新しく友達を作りたいなっていうのもあって。あと、ボランティア活動をやってまして、先日は子どもたちも参加する謎解きイベントの運営の補助に携わらせていただいたんですけど、そこでヒントをあげる役回りになったんですけど、自分から困っている子たちとかに話しかけることができなかったり、助けることができなかったりとか、自責の念にかられたりしていて。
ここで自分から声をかけて友達を作ったり、ボランティアで気さくに話しかけたりしている子どもたちや後輩もいるので、頼ってもらえるような存在になりたいと思ってます」
ぺえ教頭「素敵ね」
こもり校長「喋りかけられないって、どうですか?」
喜多先生「僕も結構、初めての人とかに自分から話しかけるの苦手なんですよね。でも、最初の大学の音楽サークルでゴッチに出会ったんですけど、最初は、多分、そういうバンドをやりたいもの同士が入ってるサークルだから、勇気は出しましたよね。ゴッチに話しかけて今があるというか、バンドを組むきっかけというか。どんな音楽が好きかとか、自分からどんどんアピールしないと。そこはちょっと苦手だったけど、勇気を振り絞って話した記憶があります」
こもり校長「なるほど」
後藤先生「こういうのって、実は得意な人の方が少ないかもしれないよね。僕も初めての人と話すのはそんなに… むしろ積極的に話したいって思わないタイプだから。人付き合いって増えていくと大変なこともあるし。だから難しいのは、のへさんと同じ気持ちですけど」
こもり校長「さっき喜多先生が言ったみたいに、“大学の音楽サークルで、同じものを好きだったから喋れた”みたいなきっかけもあるわけじゃないですか。のへさんはボランティアサークルにも入っていて、これから後輩もできてとか、多分、共通に思うことというのはいっぱいあるだろうし。
誰か初めての人に気楽に声をかけるっていうことは難しいと思うんですよ。何事もきっかけと勇気は必要だとは思うから、全く知らない高校入学の新学期のクラスで話しかけるよりは、そういう共通の多いボランティアサークルとかから勇気を振り絞ってみるのは、何か1つきっかけにはなるような気はしたけど」
後藤先生「あと、“良く思われたい”と思わない方がいいと思いますけどね。人から良く思われたいと思うと、何か話しかけた時、“そうじゃなかったらどうしよう”みたいな気持ちが無意識にもあると思うんですよね。
ライブをやっていて、“何かいいとこ見せよう”と思って演奏すると、緊張しちゃって全然良くないんですよ。多分、同じようなことが人との会話の時もある気がしていて。
この文章を読んでいると、“良く見られたい”とか、“悪く思われたくない”みたいな気持ちが勝っちゃってるんで、もう少しフラットに考えられたらいいかもしれないですね。
人に期待もせず…みたいな感じで、でも何気ない話の中から本当に仲良くなる人って勝手に見つかってくるというか、ふとした時に居合わせたりするようになっていると思うので、もう気張らず自然体を貫くというか、無理せずみたいな、そんなのがいいんじゃないかな。そうな風に思ったりしました」
こもり校長「のへさん、今の話を聞いてみてどう?」
のへさん「自分らしくいていいんだなと。先ほどおっしゃっていたように、自然体でいいんだなっていうのが改めてわかりました」
後藤先生「15歳でボランティアに参加しているなんてもう最高だと思いますよ。めちゃくちゃかっこいいから、自信持って過ごしてほしいなと思いましたけどね」
こもり校長「ちょっと今の言葉は勇気出たな?」
のへさん「はい。出ました」
こもり校長「4月からも自分自身に自信を持って、頑張って!」
のへさん「頑張ります」
こもり校長「応援してるよ」
のへさん「はい、ありがとうございます」
♪ ダイアローグ (Album Mix) / ASIAN KUNG-FU GENERATION
こもり校長「まだまだ生徒の変わりたい自分、聞いていきたいと思います!」
ねこのねごと 徳島県 17歳
こもり校長「4月からは高3かな?」
ねこのねごと「そうです」
こもり校長「高3の新生活を前に、ちょっと変わりたい自分というのはどんなこと?」
ねこのねごと「
やりたいことや挑戦したいことがあっても、色々理由を考えてしまって、結局やれないっている自分を変えたいです 」
こもり校長「そのやりたいことを色々と理由を考えてしまうというのは、言えばマイナス思考に考えちゃうから、できなくなるってこと?」
ねこのねごと「はい。すごくやりたいって思うんですけど。友達と仲良くなりたいって思っても、自分と仲良くなっても楽しくないんちゃうかなとか、運動部とか生徒会とかかっこいいなって思っても、自分のキャラクター的に上手くやっていけんのちゃうかなとか、なってしまうので」
こもり校長「そうか。高校3年間の中で、運動部とか生徒会とか、この2年を振り返ってみて今はどう思っているの?」
ねこのねごと「まぁ楽しかったんですけど、もっとやってみたかった、積極的にどんどんやりたかったなっていう気持ちもあります」
こもり校長「今、正直やってみたいことというのは何だろう?」
ねこのねごと「色々あります」
こもり校長「そうだよね(笑) そんな中で高校3年生になるとクラスも変わるのかな?」
ねこのねごと「そうですね」
こもり校長「じゃあ、仲良くなってみたかった子と喋ってこれなかった後悔があるから、新しいクラスでは色々なことを喋ってみたいなのもあるの?」
ねこのねごと「そうですね。もっといろんな人と仲良くなりたいです」
こもり校長「あ、今年受験になるのかな?」
ねこのねごと「はい」
こもり校長「受験も自分の中でマイナスになることなく、最後まで走りきりたいね?」
ねこのねごと「はい」
こもり校長「何か色々と考えてしまうことってあると思うんですけど、何か挑戦する時に、些細なことでも何を原動力にというか、どうですか?」
後藤先生「難しいところですね。でも、やって後悔するかやらないで後悔するかって考えると。僕らは昔働いてたんで、脱サラして、サラリーマン辞めてバンドやる時に、どうせならとことんやって後悔しようと思いましたね。
だから、このまま誰にも見つけられないまま音楽をやめることになった時に、精いっぱいやってそういう結果だった時と、そうじゃなくて中途半端に続けてやっぱりやめようと思った時、将来の将来の自分が過去の自分を見た時に、思い切りやってないのに失敗した感じを持つのが、一番なんかどこにも成仏できない思いを抱えて、ずっと年老いていくなと思っちゃって。だったら精いっぱいやって後悔しようって思いましたね。それでうまくいってよかったですけどね。やらなかったら、成功することってないですから」
喜多先生「そのマイナス思考的なのはすごく分かるし、自分のそういうところあるけど、自分の場合はもうちょっと楽天的に考えちゃうというか。いい意味でちょっとおバカになれるというか」
後藤先生「そういうところあるよね(笑)」
喜多先生「“何とかなるべ”みたいな気持ちも結構強いので、そういう風にチャレンジしてきたかな。そういうところもあるといいなって。軽く考えるというか」
後藤先生「飛び込んでみちゃうのも大事ですね」
こもり校長「今の話聞いてみてどう?」
ねこのねごと「ちょっと考え過ぎなんかなって思ってたんで」
後藤先生「そう。喜多さんぐらいアホな方がいいと思うよ。さっきの子もそうだけど、自分ってどう思われてるんだろうって気になっちゃうけど、ここから逃れるといいですよね。でも、長い人生から考えると、今しか出来ないことはなるべく挑戦してほしいなって思いますね」
ねこのねごと「はい」
後藤先生「こうなっちゃうんでね。俺たちみたいに朝早起きになっちゃうんで」
こもり校長「(笑)」
後藤先生「こういう取り返しのつかなさもあるんで、今やりたいことを頑張ってほしいな」
ねこのねごと「分かりました」
こもり校長「自分がちょっとバカになっちゃってるかもって、自分で言えるぐらいになるっていうのもアリなのかなとは思うし」
ぺえ教頭「そう思えたら、楽しくなってくるよね」
こもり校長「あとやっぱり2年で振り返ってみて、ちょっと…って思うことがあるなら。ラスト1年ぐらい、もう2年後悔したんだしっていう気持ちでやるのもアリなのかもなっていう」
ねこのねごと「わかりました」
こもり校長「ちょっと新生活、飛び込んじゃってよ」
ねこのねごと「いっぱいやってみようと思います」
後藤先生「最高。応援したい!」
こもり校長「4月からの高校生活も楽しんでね!」
ねこのねごと「はい。頑張ります。ありがとうございます」
今日の黒板
『なんとかなるさ 大丈夫!!』
後藤先生「本当に悩みっていっぱいあると思うんだけど絶対何とかなるから! 大丈夫!! もうそれしかない!!!」
♪ 解放区 (Album Mix) / ASIAN KUNG-FU GENERATION
こもり校長「SCHOOL OF LOCK!、そろそろ下校の時間です!
さっき黒板を書いている時に、なんで“お!”って言っちゃったかというと、1年半前、俺が初めて教頭先生になって、アジカン先生、
その時 もゴッチさんと喜多さんが来てくださいましたけど、その時にゴッチさんが書いた黒板が『大丈夫!!』だったんですよ。俺はもうそれを写真を撮って、なんで俺はその黒板をはいで持って帰らなかったのかと後悔しているぐらいだったの。
“でもその『大丈夫!!』って、ホントそうだよな”と思ったというか。“世の中やっぱりやっちゃえば大丈夫なんだよ。後悔しても大丈夫だし、成功しても大丈夫だし、逆もしかり、何にしなくても大丈夫だし”みたいな。結果大丈夫、どんなところでも大丈夫、というのが、これはロックだなって思ってる」
後藤先生「でも、若い子がそう思えるような社会を俺たち大人の側が用意したいですよね」
こもり校長「だから改めて、“1年半経ってもこの人は同じことを書くんだ”と思ったら、“マジでブレない大人ってカッコいいな”と思って声が出ちゃったという」
喜多先生「大丈夫おじさん」
一同笑い
後藤先生「じゃ、俺が次の世代の志村けんになろう」
喜多先生「(笑)」
こもり校長「今日聴いてる10代の君、ラジオの前にいる君も大丈夫だから! マジで大丈夫!」
後藤先生「大丈夫」
こもり校長「マジで何でもやってほしい! 可能性しかないし、今ここにいる大人プラス、おじさんおじさんと言ってるけど、超格好いいおじさんもいるから、マジで大丈夫!
夢があるんだったら夢をつかんでほしいし、学校生活がちょっと不安なんて思っている子も行ってみよう。行かなくてもいいし、何をやってもいいから、君の選択肢に一歩踏み出してみよう。大丈夫!
改めて本日は来ていただきありがとうございました」
後藤先生「いえいえ、こちらこそ」
さかた校長「SCHOOL OF LOCK!は、明日夜10時に再び開校!」
こもり教頭「起立! 礼!」
さかた校長・こもり教頭・後藤先生・喜多先生「また明日〜〜〜〜〜〜!!!!」
♪ Be Alright / ASIAN KUNG-FU GENERATION
こもり校長の放送後記
あの頃からずっと
熱狂の渦の中に居る。
カッコいいおじさんだった。
Music
2022.03.30PLAYLIST
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ASIAN KUNG-FU GENERATION ニューアルバム『プラネットフォークス』は制作スケジュールの厳しさに「4人が一気に団結しました」
ASIAN KUNG-FU GENERATIONのボーカル・ギター後藤正文さんとギターの喜多建介さんが、3月30日(水)放送のTOKYO FM「SCHOOL OF LOCK!」にゲスト出演。この日リリースのニューアルバム『プラネットフォークス』について、ファンを公言しているパーソナリティのこもり校長が質問しました。