今夜の授業を職員の新人職員Nが振り返り!
SCHOOL OF LOCK!今夜の授業は…
『君の恋が始まったきっかけ』
「きっかけはふとした仕草でグッときて、最終的には自分だけに向けられたとびっきりの笑顔です!」
「クールだから最初はちょっと嫌いだったのに…ギャップに思いっきりやられました!」
「幼馴染なので普通に甘えてくるんですけど、母性本能をくすぐられて…"もう好き"ってなりました」
など、生徒のみんなが好きな人をが好きになったきっかけを教えてもらいました。
最初に電話をつないだのは…
【東京都 15歳 女の子 RN:ふりふりポテトです。】
合唱コンクールがきっかけで好きになったという、RN:ふりふりポテトです。
彼が伴走者、ふりふりポテトです。が指揮者になり、2人きりで朝練をしている時に、普段とのギャップを感じて好きになったのだそう。
合唱コンクールで距離が縮まり、いまは付き合っているということで、彼氏へのメッセージを伝えてくれました。
次に電話をつないだのは…
【静岡県 14歳 女の子 RN:あいにゃんねこ】
授業で隣の席の人に、「私は○○」です!と自己紹介しあうことがあり、その際に隣の男子が「僕は彼女がいない」と言っていた。それがキッカケで「そんな宣言するということは、私のこと好き?」と思い、彼のことが好きになったという、RN:あいにゃんねこ。
「好いてくれる人のことを好きになりたい」という気持ちで、バレンタインに本命チョコレートをわたし、現在はホワイトデーの返事待ち。
「彼もきっと私のことが好きなはず!」と嬉しそうに話してくれました。
3月14日どうなるか、結果を楽しみにしています!!
次に電話をつないだのは…
【福井県 17歳 女の子 RN:鱈子】
学校でお弁当を忘れたときに、いきないり彼が「ごはん買って来な」と500円玉を差し出してくれたのがキッカケで好きになったという、RN:鱈子。
いまはバレンタインにチョコをあげたけど相手の気持ちが分からない状態ということで、そんな彼への気持ちを言葉にして伝えてもらいました。
最後に電話をつないだのは…
【静岡県 18歳 女の子 RN:くろいNAMIDA】
好きな人は、同じ日に同じ病院で生まれた、同じ血液型同じイニシャルの相手だという、RN:くろいNAMIDA。
中学3年生で初めて同じクラスになって、彼からの告白がキッカケで好きになったのだそう。
大晦日に告白して、受験が終わったら付き合うことになっていると、幸せな気持ちを教えてくれました。
今夜の授業はradikoのタイムフリーで聴きなおすことができます!ぜひ再出席してみてね!
君の恋が始まったきっかけを教えて!!
ぺえ教頭「黒板、読み上げていいですか?」
こもり校長「まだ読み上げないで欲しくて。この黒板を見て、何だと思う?」
ぺえ教頭「何かこの間の授業が進んでる感じがするわね」
こもり校長「自分で書いておいて“何だと思う?”ってすごくバカな質問してるなって正直思ってる(笑)」
ぺえ教頭「(笑)」
こもり校長「でも、その通りよ」
『 ボカロプロジェクト 』
こもり校長「このプロジェクトは、ある授業がきっかけとなって、始まることになりました。もうピンときたって生徒いると思うんだけど、それが、ボカロ好きな生徒にオススメのボカロ曲を教えてもらう授業
“ボカロNight”。
今年の1月にやって、生徒の熱がすごくて、
2月にもう一回やりました。その授業をたまたま、ドワンゴさんが聞いてくださっていて“何か一緒にやりましょうよ”とドワンゴさんからメールが来ました。そして、いろいろと話し合って、SCHOOL OF LOCK!とドワンゴがタッグを組んだ“ボカロプロジェクト”がスタートします。
じゃ具体的に、説明していきます。この春、SCHOOL OF LOCK!で、新たな授業が始まります! その授業が…
『ボカロLOCKS!』」
こもり校長「ボカロの授業がついに始まります」
ぺえ教頭「どうなっちゃうの? 全然、想像が付かないわ」
こもり校長「まだ内容は明かせなくて」
ぺえ教頭「でも、すごいね。あの授業からこんなスピード感で話が進んでくって」
こもり校長「もう決まってたんじゃないかと思っちゃうよね」
ぺえ教頭「確かにそうだよね(笑)」
こもり校長「俺らが知らないところで、大人が動いてたんじゃないか? 教育委員会か?」
ぺえ教頭「(笑)」
こもり校長「とーやま委員か? 裏で進めてくれてた? それぐらい急ではあるんだけど。これは楽しみに待っていて欲しいなと思います。そして、その
『ボカロLOCKS!』は、今月3月22日火曜日にスタートします!! 早いんです」
ぺえ教頭「トントン拍子ね」
こもり校長「2月に授業やって、3月からLOCKSがスタートすると。詳しい授業内容は後日発表するので、待っていて欲しい。さぁ、SCHOOL OF LOCK! 今夜も開校です!」
♪ パメラ (self cover) / 須田景凪
■
え!
え、ボカロロックス!?最高じゃん!!
えーーーーーーーーやばいよ…
hota
女性/15歳/北海道
2022-03-03 22:03
こもり校長「そうだよね。あの授業をやった時に、生徒からの熱がすごかったのよ。元々知ってた生徒もいれば、知らなかった生徒もいて、あれをきっかけで好きになった生徒の書き込みもあったから」
ぺえ教頭「私もそうだったしね。興味持ったわ」
こもり校長「生徒のみんなに繋がっていってる感じがすごく嬉しいなと思うけど。で、ボカロプロジェクトって、これだけだと思ったでしょ?」
ぺえ教頭「これだけじゃないの?(笑)」
こもり校長「まだあるんですよ! ドワンゴさんが主催している“ボカコレ”と言うイベントがあって、ボカコレはボーカロイドコレクションの略で、これまで、様々なボカロクリエイターを輩出してきた、ボカロ文化の祭典です。そのボカコレでは、ボカロPによる楽曲のランキングバトルが開催されていて、今流れている須田景凪先生のボカロP名義バルーンの『パメラ』のセルフカバー曲なんだけど、この曲のボカロ曲が去年秋の“ボカコレTOP100ランキング”で、1位になっております」
ぺえ教頭「うん」
こもり校長「ここからさらに具体的に説明していきます。
この春に行われる“ボカコレ”に、なんと“SCHOOL OF LOCK!賞”を創設してくれることになりました!」
ぺえ教頭「素晴らしい! あの2回の授業をきっかけに?」
こもり校長「そうだよ。逆に2回しかしてないのにいいのかなってのはあるよね。で、この賞についても後日詳しく説明しようと思ってます。これは、とにかく、ドワンゴさんから、SCHOOL OF LOCK!と生徒への“信頼の証”でもあるから。“ボカロに詳しい生徒が多い!”“熱意がある!” それがドワンゴさんに伝わって、この賞ができたわけです」
ぺえ教頭「この学校の生徒がきっかけになって、こんなに大きくなっていくのがすごいね。目の前で起きてるのに信じられない」
こもり校長「嬉しい限りだよね。『ボカロLOCKS!』については、詳しくは後日、改めて発表するので、楽しみに待っていて欲しい」
こもり校長「俺、今日ちょっと興奮してるな」
ぺえ教頭「まぁ分かるわ。最初の発表も熱かったし。…あと今日の授業、あなた好きだもんね?(笑)」
こもり校長「そうだね。そうなってきちゃうよね。今年の4月、生徒のみんなは入学したり、進級したりで、新学期にはいろんな出会いがあったと思います。クラスメイトとか部活の仲間とか。そして、もうすぐ丸1年が経とうとしております。そんなみんなと一緒に過ごすうちに、良いところも悪いところもあって、人のいろんな部分を知ったんじゃないかと思います。
で、単刀直入に聞きます。
今、好きな人いる? …生徒のみんな、どう? 照れてないで、教えてくれよ。今、好きな人がいるって、うなずいてる生徒に、今夜教えてもらいたいことがあるのよ。それがまさに今日の授業テーマ。SCHOOL OF LOCK! 今夜の授業テーマは…
『君の恋が始まったきっかけ!』」
こもり校長「今日は、君の恋の“きっかけ”を 生徒にシェアしてもらう授業をやっていきます。恋の始まりっていいものですよ」
ぺえ教頭「そうよね。でも特に私は学生の時の恋の始まりが、いまだに一番美しいものだったなって思うわ。今の恋の始まりのもちろん素敵なんだけど、ものすごくピュアでクリーンで。大人の恋もクリーンなんだけどさ」
こもり校長「ちょっとドロッとした感じに聞こえたけどね」
ぺえ教頭「(笑) でも、学生の時の方が、透き通ったような恋のきっかけを感じるよね。私は実体験でそうよ。でも、なんでこの授業をやろうと思ったの?」
こもり校長「昨日も学掲示板に恋にまつわる書き込みが多かったんだけど」
ぺえ教頭「春に向けて、そういう時期なのかしら?」
こもり校長「だと思うよ。あと、別れがあるから、言っておきたいのもあるじゃん」
ぺえ教頭「でも、そうね。春の感じとか桜を感じると、恋したくなる気持ち、上がらない?」
こもり校長「そういう成分が桜から出てるんだと思うよ」
ぺえ教頭「あれって桜から出てるの?」
こもり校長「そうだよ。チェリーブロッサムから。日本は4月に桜が咲くじゃん。他の国って桜が公道にないから、4月は恋の季節って言うのは日本人だけなんだって」
ぺえ教頭「へぇ。いいわね〜」
こもり校長「好きになるきっかけを知るって大事だと思うのよ。あと、誰かの恋のきっかけを知れば、自分に置き換えて生かせる可能性もあるじゃん。確実にヒントにはなるし、それをシェアしたら、みんなの恋愛偏差値が上がるし」
ぺえ教頭「私も上げなきゃ」
こもり校長「大人になってもそう思うんだから、大事なわけよ。恋に10代も20代も関係ないわけで」
ぺえ教頭「私、恋愛偏差値が下がってる気がするわ」
こもり校長「でも、あると思うよ。10代の方が出会いも多いし、関わりも多いし」
ぺえ教頭「何か積極性もあったわ、私。出会いの場がないって言い訳をして、今の私は恋愛から遠ざかっているわけよ。でも、10代の時、そんな言い訳してなかったもん」
こもり校長「分かる。出会いがないはウソだもんね」
ぺえ教頭「あんなのウソよ。出会いに行けばいいんだから。狩りに行くしかないのよ(笑)」
こもり校長「いつしかそういうのがなくなるのはなんで何だろうね」
ぺえ教頭「ちょっとくたびれるところもあるんじゃない?」
こもり校長「(笑) でも、今はいいタイミングだと思うのよ。好きな人と離れる前だし、新たな出会いがこれから来るし。だから今日は“君が好きになったきっかけ”を我が校の学校掲示板に書き込んで欲しくて。好きになるきっかけって、いろいろあるじゃん。笑顔とか、ギャップとか、母性本能をくすぐられてとか。教頭が中学生の時の恋のきっかけってどうだったの?」
ぺえ教頭「知りたい?」
こもり校長「知りたい知りたい」
ぺえ教頭「私は中学2年生の時に初めての彼氏が出来たんだけど、その彼は中学1年生の時から気になってたの。で、中2のクラス替えで一緒になって、出席番号が隣の席だったの。で、意識し始めて。私が意識してたんだけど、何か向こうの方がすごく愛情表現をストレートにしてくれて、押されまくって気づいたら付き合ってたというか、私の方が好きだったと思ってたら、向こうの方がすごく変に包み隠さずに。だから、学校でも手もつなぐし、廊下でもすごくイチャイチャしてたし、教室のカーテンにくるまって、隠れて何かしてたりさ(笑) そう。そのストレートさがすごく私は心地よくて。最初はもうちょっとびっくりするぐらいだった。そんなにやめて〜 人前で恥ずかしいからって感じだったけど。山形の田舎でね」
こもり校長「いいことだよ。ストレートに何か思いをもらえるっていうのは」
ぺえ教頭「校長は?」
こもり校長「俺の中学のきっかけは何だったんだろうね。全く分からないね。中学3年生の時にクラスメイトの子と付き合ったんだけど。うちのクラスって20人くらいしかいなかったのよ。クラスというか学年が。私立だったから一学年20人ぐらいしかいなくて、その子が何か中学1年生の時から、めっちゃいじられてるタイプの子だったの。いつもスカートが短くて、ちょっとかがんだらパンツ見えちゃうみたいな。“お前ワカメちゃんじゃん!”みたいなことずっと言ってて。でも、その子は“それを逆に伸ばしたら、バカにされている感じがして嫌だ”みたいな。で、パンツ見えているぐらい短くしてる、ちょっと変わった子だったんだけど。中3の体育祭ぐらいに急に気になっちゃってみたいな。きっかけはよくわかんなくて、体育祭かな?」
ぺえ教頭「体育祭で何かあったの?」
こもり校長「そう。体操服着て一緒に喋ってるあの感じが好きみたいな感じになったんじゃないかな」
ぺえ教頭「好きになった季節は?」
こもり校長「もう覚えてないな。10月とかかな」
ぺえ教頭「全然春ではないわね(笑)」
こもり校長「こんな感じで今日はずっと喋る1日になると思うから、ちょっと今好きな人がいないっていう生徒も、前に好きになった人でもいいから教えてください」
ふりふりポテト 東京都 15歳
こもり校長「学年は?」
ふりふりポテト「中学3年生です」
こもり校長「今好きな人がいるのかい?」
ふりふりポテト「います」
こもり校長「それは今好きな人? それとも昔好きだった人?」
ふりふりポテト「2年生から好きだった人です」
こもり校長「出会いはいつごろなの? 中2?」
ふりふりポテト「はい。毎年10月にある、合唱コンとかで関わりがあって…好きになりました(笑)」
こもり校長「やっぱり好きな人のことを思って話すと笑っちゃうんだろうね。それは好きな人っていうのはどんな人なの?」
ふりふりポテト「普段は冷たいっていうか、あんまり関わらない人には冷たいんですけど、仲良しの人とかには優しい人です」
こもり校長「ちょっと恥ずかしがり屋というか、あまりコミュニケーションを多くとるタイプではないというか、内弁慶な感じだったりするんだね?」
ふりふりポテト「はい、そうです」
ぺえ教頭「ツンデレな部分があるんじゃない?」
ふりふりポテト「(笑)」
ぺえ教頭「校長も似てるんじゃない?(笑)」
ふりふりポテト「(笑)」
こもり校長「俺もそういうタイプだから分かるんだけど。それをツンデレって言うのかなと思うわけ。要はツンデレって、好きな人にもそれができるわけじゃん。でも、ふりふりポテトの好きな人と校長がやってるのは、本当にただ心を開けないだけの人だから、ちょっとツンデレとは違うんだよね」
ふりふりポテト「(笑)」
ぺえ教頭「違うのか(笑)」
こもり校長「これは難しいラインなんですよ。で、好きな人っていう第一印象はどんな感じだったの?」
ふりふりポテト「クラス替えが2年生の時にあって、その時はすごい顔が怖くて、あんまりかなって感じだったんですけど、1回話してみた時に“あ、意外と優しいなと思って、すごく好きになりました」
こもり校長「やっぱり人ってのは外見だけで決めつけてはいけないんですよ。で、恋が始まったきっかけは何だったんだの?」
ふりふりポテト「合唱コンクールで、私が指揮者で伴奏者で」
こもり校長「いい関係じゃん。ペアじゃないの。それが好きになったきっかけ? で、伴奏者と指揮者でペアとは言え、それだけじゃないでしょ? 何かもっと親密になるきっかけがあったんじゃないの?」
ふりふりポテト「合唱コンクールの練習で指揮者と伴奏者だけ朝練ができて」
ぺえ教頭「そうなんだ!」
ふりふりポテト「それで部屋で2人だけで練習したんですよ」
こもり校長「そういうのって映画だけかと思ってたわ」
ふりふりポテト「(笑) で、普段はちょっと冷たいというか、そういうツンデレな感じもあるんですけど、ダジャレ言ってきたりとか、すごく優しく指揮を教えてくれたりしたので、そこでもっと好きになっちゃって…っていう感じです(笑)」
ぺえ教頭「幸せそうね」
こもり校長「じゃあちょっとズバリ聞くけど、恋が始まったきっかけは何よ?」
ふりふりポテト「合唱コンクールですね」
こもり校長「やっぱり同じ時間を過ごすのはいいね」
ぺえ教頭「伴奏者と指揮者は2人だけのアイコンタクトが何度もあるから、やっぱり恋に落ちやすいのかもよ」
ふりふりポテト「(笑)」
こもり校長「目が合うのも大事なことなんでしょうかね」
ぺえ教頭「目を合わせるっていうのは、やっぱ恋の鍵になってると思うよ」
こもり校長「その人のどういうところが好きなの?」
ふりふりポテト「優しいし、私は話しやすいと思ってるし、ちょこちょこボケるし、ドジだから、可愛いところあるし、みたいな感じで(笑)」
こもり校長「めっちゃ出る〜」
ぺえ教頭・ふりふりポテト「(笑)」
こもり校長「ふりふりポテト、その人のこと、めっちゃ好きだ〜。で、結局、恋の行方はどうなったの?」
ふりふりポテト「付き合ってます」
ぺえ教頭「いいわね〜」
こもり校長「めちゃくちゃいいやん。それは好きなところ言えるな。どっちから告白したの?」
ふりふりポテト「あっちからです」
こもり校長「告白されたんだ〜 何て言われたのよ?」
ふりふりポテト「その日の給食の時間に、親友とその相手の好きな人を当てようみたいになってて、その話を聞いてたらしくて、話してたよねみたいな流れになって」
こもり校長「最高」
ふりふりポテト「で、うちが当ててって。で、自分の名前を言ったんですよ“私?”って(笑) そしたら“そうかもね”って言われて。“え、うそ?”って言ったら、“好きだよ”って言われて」
こもり校長「俺“そうかもね”のワンクッションが一番キュンとくる」
ふりふりポテト「(笑)」
ぺえ教頭「分かる」
こもり校長「なんか踏ん切りつかない感じというか、“まさか、ここか?”みたいな。本人からすれば、急に来たわけじゃん。それがもっと温めてもっと温めて、チャンスに臨んだから、“かも”とか言っちゃうみたいな。その感じが好きだわ〜」
ふりふりポテト「(笑)」
ぺえ教頭「心があったかい」
こもり校長「ちょっと最後、この場を借りて、ちょっと彼氏に伝えとこうよ。どうぞ」
ふりふりポテト「
1年記念日が経って、これからもずっと愛してます。よろしくお願いします」
こもり校長「その愛っていうのはどんどん深くなっていくから。1日1日を大切にな」
ふりふりポテト「(笑) はい」
こもり校長「また進展あったら、ぜひ教えてくれ。じゃあね!」
ぺえ教頭「バイバイ〜」
ふりふりポテト「ありがとうございました〜」
♪ 恋降る月夜に君想ふ / King & Prince
こもり校長「いいよね〜」
ぺえ教頭「伴奏者と指揮者、いいわ」
こもり校長「何か映画っぽくない? 2人きりの朝とか]
ぺえ教頭「ちょっと見てみたい映画化とかで(笑)」
こもり校長「ドラマになりそうだよね(笑) でも、これからは中学3年生ってことだから、4月から高校生にもなるし、まだ環境も変わったりするかもしれないけど、その変化すらも楽しんで、2人だけで愛を育んでいってください」
あいにゃんねこ 静岡県 14歳
こもり校長「聞くまでもなくテンション上がってるな(笑) 学年は?」
あいにゃんねこ「中2です」
ぺえ教頭「あ、中2、高2は…好きにしなさい」
あいにゃんねこ「分かりましたにゃ〜」
ぺえ教頭「好きにしてるわ」
こもり校長「してるね」
ぺえ教頭「言うまでもなかったわ(笑)」
こもり校長「いま好きな人いるの?」
あいにゃんねこ「はい!(笑)」
ぺえ教頭「分かりやす過ぎるわよ(笑)」
こもり校長「(笑) それは今好きな人? それでも昔好きだった人?」
あいにゃんねこ「今好きな人です」
こもり校長「出会いはいつですか?」
あいにゃんねこ「出会いは4月です」
こもり校長「去年の。その好きな人はどんな感じの人なの?」
あいにゃんねこ「えっと、あんまかっこよくないんですけど」
こもり校長「見かけなんて関係ないんだよ」
あいにゃんねこ「(笑) で、テニス部で、たまに弱みを見せてくれる人です(笑)」
ぺえ教頭「弱さを見せてくれると、女はキュンキュンしちゃうのよ」
こもり校長「は〜なるほどね」
ぺえ教頭「勉強してるんじゃないわよ(笑)」
こもり校長「今、自分で勉強して、恋愛偏差値高めてかなきゃいけないから(笑) 第一印象はどんな感じなんだろ?」
あいにゃんねこ「第一印象はもうなんとも思わなくて(笑)」
こもり校長「無からのスタート?」
あいにゃんねこ「はい(笑)」
ぺえ教頭「そっか。私そういうの今までないかも。最初からちょっと意識して恋愛が始まるってパターンがほとんどだったから、気づいたら好きになってたみたいな経験はないかも」
こもり校長「で、去年の4月に出会ったわけでしょう。何がきっかけ?」
あいにゃんねこ「学活で“私は〇〇女子”っていうのを伝え合うって授業があって、その相手と話してて。そしたら、相手の誕生日が私の弟と同じ誕生日で。で、そのあとに“僕は彼女がいません”って言ってきて(笑)」
こもり校長「あ、じゃ同じクラスなんだ?」
あいにゃんねこ「はい」
こもり校長「いいね。じゃ続き恋が始まったきっかけっていうのは何だったの?」
あいにゃんねこ「相手に“彼女がいない”って言われて。そういうのって好きな人にしか言わないじゃないですか」
こもり校長「ん〜、それはどうだろうか…いいことだと思うけどね」
ぺえ教頭「前向き(笑)」
こもり校長「で、それを言われて?」
あいにゃんねこ「で、なんか意識してんのかなって(笑)」
こもり校長「私のことをね」
あいにゃんねこ「はい」
こもり校長「で、隣になってね。で、それは何て返したたの?」
あいにゃんねこ「で、“私も彼氏いないよ”って(笑)」
こもり校長「でも、その彼氏いないとかってのは、あいにゃんねこの定義でいくと、好きな人にしか言わないじゃないですか? なんで言っちゃったの?」
あいにゃんねこ「好かれてるなら、好きになりたいじゃないですか(笑)」
こもり校長「(笑)」
ぺえ教頭「意外と単純ね(笑)」
こもり校長「好かれてるなら、好きになりたいじゃないですか(笑) でも、今の結構名言かも」
ぺえ教頭「そうだね」
こもり校長「好かれているんだったら好きになりたいって超ピュアだと思うんだよね」
ぺえ教頭「余計なことを考えるから、私はこうやって一歩踏み出せないかな」
こもり校長「そういうことなんだよ、結局。で、それってその後の恋の行方はどうなったの?」
あいにゃんねこ「バレンタインに本命チョコを渡して、ホワイトデーを期待してます(笑)」
ぺえ教頭「今月だ」
こもり校長「バレンタインは“本命です”って言って渡したの?」
あいにゃんねこ「はい!」
こもり校長「ちょっと待って。“本命です”って言って渡したわけじゃん。なんでホワイトデーに期待なの? その時は何て言われたの?」
あいにゃんねこ「“好きな人いるよ”って言われて(笑)」
こもり校長「ぽよ?」
ぺえ教頭「え。その彼に?」
あいにゃんねこ「はい」
こもり校長「あいにゃんねこが、その彼に“本命チョコだから受け取って”って言ったら、向こうが“好きな人いるよ”って言って受け取ったの?」
あいにゃんねこ「はい」
ぺえ教頭「え、その好きな人は、あいにゃんねこ?」
あいにゃんねこ「もしかしたら、私のまんまじゃないですか?」
こもり校長「ってことじゃないの? 他に好きな人がいたら、あいにゃんねこから受け取らないじゃん」
あいにゃんねこ「はい」
こもり校長「だって、そんな思わせぶりなことできないでしょ?」
ぺえ教頭「そうだね」
こもり校長「“俺も好きな人いるよ”で受け取るわけでしょ。あるかもな」
ぺえ教頭「どうなんだろ? その子の気持ち、めちゃめちゃ気になる」
こもり校長「そう。どういうスタンスなんだろうね?」
ぺえ教頭「だってバレンタインもらって、“本命だよ”って言われたら、もうそこで“僕も好きだよ”って言ったっていいわけだもんね」
こもり校長「そうだよ。それで1ヶ月も待たせるってすごくない?」
ぺえ教頭「何これ?(笑)」
こもり校長「それはちょっとホワイトデーに期待だな」
あいにゃんねこ「(笑)」
ぺえ教頭「どうなるのかしら?」
こもり校長「こればかりはもう彼にしか分からん。彼と神にしか」
ぺえ教頭「あいにゃんねこは自分のことだと思う?」
あいにゃんねこ「はい(笑)」
こもり校長「そうか。じゃ、ちょっとこれは、彼にここでも一言言っておこう。ラジオ上にこの気持ちとかを残しておこうよ。言えそう?」
あいにゃんねこ「はい(笑)」
こもり校長「彼に向けて一言どうぞ」
あいにゃんねこ「
ホワイトデー待ってるからね!」
こもり校長「そういうことだな。これ以上の言葉は言わない方がいいわ。その一言に尽きる。あいにゃんねこが渡したチョコレートが、しっかり彼のハートをコーティングしていることを願ってるから」
ぺえ教頭「あら(笑)」
こもり校長「3月14日の掲示板楽しみにしてるよ」
ぺえ教頭「待ってるわよ」
あいにゃんねこ「はい」
こもり校長「頑張ってな」
あいにゃんねこ「はい」
♪ ハート / あいみょん
こもり校長「あいにゃんねこの話を聞いてると、大人になるって信じられなくなるってことなのかもなって、ちょっと思っちゃった。ピュアに本当にこれだけ純粋にまっすぐに削ぎ落として物事を信じられるっていうことが10代の強みなのかなとか」
ぺえ教頭「その言葉。私も痺れた」
こもり校長「マジで14日楽しみにしてるよ」
さて、ここからは…
『農業部 supported by JA全農』!!!
こもり校長「生徒のみんなに農業の魅力を知ってもらうための部活動! それが、
SCHOOL OF LOCK!農業部!」
的場部長「農業部部長、
虹のコンキスタドールの的場華鈴です!」
明桜先輩「農業部部員、
大和明桜です!」
こもり校長「今日は恋が始まったきっかけという授業テーマやってるんですけれどもどうですか?」
的場部長「難しいですけど…」
こもり校長「そしたら、これで終わります」
ぺえ教頭・的場部長・明桜先輩「(笑)」
的場部長「でもやっぱ幼稚園の時とかだと、足が速いとかそういうことじゃないですか?」
明桜先輩「消しゴム拾ってもらったりとか」
ぺえ教頭「え、それで好きになるの?」
明桜先輩「そういうのはありませんか?」
的場部長「図書館で“あ!”みたいな」
ぺえ教頭「そんなの、ないじゃん」
こもり校長・的場部長・明桜先輩「(笑)」
ぺえ教頭「ねぇ、あーおの服、それ桜?」
明桜先輩「これはもらったやつです(笑)」
ぺえ教頭「似合うね。あーおは、渋い花が似合うね」
今週の活動内容は…
農業クイズ Yes or 農!」
こもり校長「電話に出てくれた生徒に、農業にまつわるクイズを出題! 出題形式は“Yes”or "農”の2択クイズ!」
的場部長「ちなみに“農”は、漢字で“農”です! ただし、回答する時は“No”と同じ意味となります!」
こもり校長「そして、クイズに正解した生徒には、JAタウンで使える“ギフトカード9000円分”をプレゼント!」
明桜先輩「生徒のみんなはクイズを聴きながら農業の知識を深めていきましょう!」
こもり校長「早速、エントリーしてくれた生徒に農業クイズを出題していきます!」
ハラ 岐阜県 14歳
こもり校長「さっそくだけど、エントリーした理由、聞かせてもらっていい?」
ハラ「家がイチゴ農家で、気になってエントリーしました」
ぺえ教頭「JAタウンのサイトは見た? ギフトカードゲットしたら何に使いたい?」
ハラ「紅ほっぺときらぴ香のデラックスセット各種2パックと、鹿児島県産の黒豚と牛しゃぶしゃぶのセットです」
ぺえ教頭「贅沢ね〜」
こもり校長「家がイチゴ農家なのに、まだイチゴをゲットしにいくの、俺はすごく好き。じゃその2つゲットできるように頑張ってくださいね」
ハラ「はい」
こもり校長「それではいきましょう! 農業クイズ Yes or 農!」
的場部長「
この時期から旬を迎える緑黄色野菜のグリーンアスパラガスには、疲労回復やスタミナ増強に効果があると言われている、アスパラガスから発見されたアミノ酸の一種が含まれています。そのアミノ酸の名前は『アスパラギン酸』である。Yes or 農(ノー)?」」
明桜先輩「シンキングタイムは10秒、スタート!」
…
明桜先輩「では、お答えください!」
ハラ「農で!」
的場部長「
正解は…Yes!」
こもり校長「部長、解説をお願いします」
的場部長「アスパラガスには、栄養ドリンクにも使われているアスパラギン酸が豊富で、アスパラギン酸には疲労回復のほかに、新陳代謝を高める効果、体内の老廃物の処理、肝機能の促進などの作用もあると言われています。ちなみに、栄養分を減らさないようにアスパラガスを調理する方法は“茹でる時に切らないで長いまま茹でる”というのがポイントだそうです」
こもり校長「残念ながら不正解ということで。こんな安直な名前とは思わないよな。引っ掛けだと思っちゃった?」
ハラ「はい」
こもり校長「でも、農業への想いは感じたから、これから、また機会があったら、挑戦しにきてよ」
ハラ「はい。分かりました」
こもり校長「引き続き、農業部部員としてもよろしくね! 参加してくれて、ありがとう!」
ぺえ教頭「ありがと〜」
的場部長・明桜先輩「ありがとう!」
ハラ「ありがとうございました」
ぺえ教頭「食べさせたかったな〜」
こもり校長「これやってて、この時間だけが嫌」
的場部長・明桜先輩「(笑)」
こもり校長「俺がプレゼントしてあげたい」
ぺえ教頭「何とかしてあげたくなるわ」
こもり校長「でもこれは、農業部としての授業ですから、ここでまた勉強して、さらに知識を深めて、農業部員として再挑戦して欲しいと思います。というわけで、
SCHOOL OF LOCK!農業部、今週の部活動は以上!」
こもり校長「SCHOOL OF LOCK!、今夜はこんな授業テーマでお届け中!
『君の恋が始まったきっかけ』」
■
楽しい
恋してる声というか、声から笑みがこぼれててこっちも嬉しくなります…!
りいろ
女性/15歳/愛媛県
2022-03-03 22:39
ぺえ教頭「いう通りだね」
こもり校長「ホントそう。何なんだろうね。その好きな人のことを話す時とかの、あの言葉に成分が乗ってるじゃん。それ以外で分かることってないじゃん。要は何か落ち込んでいるのを“落ち込んでいるよ”って言ったら分かるけど、隠されて喋られてる時は分からないから、“あれ? 落ち込んでるのかな??”って思うじゃん。でも恋している人が話している時って、あからさまにも浮かれてるなってなるじゃん」
ぺえ教頭「そうだね。ふわっとしているよね」
こもり校長「そこだけはやっぱり人間は一番素というか、隠せない感情なんだろうね」
ぺえ教頭「隠そうとしても表れちゃうものなんだろうね」
こもり校長「だから恋って素晴らしいんだろうね」
ぺえ教頭「(笑)」
こもり校長「心が変になるって書いて、恋だから。じゃ生徒の話を聞いてきましょうか」
鱈子 福井県 17歳
こもり校長「学年は?」
鱈子「高校2年生です」
ぺえ教頭「はい。中2、高2は…好きにしなさい」
鱈子「好きにしま〜す」
こもり校長「今好きな人いるのかな?」
鱈子「います」
こもり校長「いいね。それは今好きな人? 昔好きな人?」
鱈子「今好きな人です」
こもり校長「イマスキね」
ぺえ教頭「イマスキ(笑)」
こもり校長「出会いはいつなの?」
鱈子「出会いは高校の1年生の頃です」
こもり校長「去年だ」
鱈子「はい」
こもり校長「それは同じクラスでとかそういうこと?」
鱈子「はい。同じクラスで」
こもり校長「オナクラね」
ぺえ教頭「全部略すわね(笑)」
こもり校長「その好きな人ってどんな人なの?」
鱈子「優しくて、笑顔が素敵な人です」
ぺえ教頭「私、好きな人な人の前で上手に笑えないからな」
こもり校長「隠しちゃうタイプ?」
ぺえ教頭「笑えない。もう強がっちゃうから(笑)」
こもり校長「まあそういうタイプもあるもんね。その鱈子の好きな人の第一印象はどういう感じだった?」
鱈子「専攻が私と一緒で、その専攻の勉強の時に、いつも寝てるんですけど、テスト期間とかになったら一緒に勉強し合ったりとかして、ちょっと真面目な部分とかを見られて、すごい自由な人だなって思いました」
こもり校長「真面目な部分が見えて、自由な人だなと思ってたのね(笑) その恋が始まったきっかけって何だったの?」
鱈子「500円玉です(笑)」
こもり校長「全く分からんね。どういうこと?」
鱈子「高1の夏に隣の席になったんですけど、私がお弁当を忘れちゃって、そのことを友達と喋ってたら、いきなり隣から500円玉が出てきて、その子が“部活もあるんやし、ってこれでお昼ごはん買ってきな”って言われたんです」
ぺえ教頭「それは持って帰れちゃう」
こもり校長「優男だな〜 しかも高校1年生の500円はデカいからね」
ぺえ教頭「そうだよね」
こもり校長「めちゃくちゃかっこいい。その時に持っていかれたの?」
鱈子「はい。で、買ってきなって言われて、すごく心がキュンってきて、“あ”ってなったんですけど、500円玉もらうのが自分が申し訳なくて返しちゃって。で、自分の席を離れて帰って来た時に、私が普通の会話してる時に好きだって言ってた購買のチョコスティックパンが置いてあって」
こもり校長「ヤバくね!?」
ぺえ教頭「え〜 買ってきてくれたの?」
鱈子「はい。そこで惚れちゃって(笑)」
ぺえ教頭「それはちょっとすごい」
こもり校長「逆にこれで何も思わなかったら鱈子の方が心配になっちゃう。それぐらいこれはきっかけとしては十分すぎるかもね」
ぺえ教頭「この500円というきっかけ、納得だね」
こもり校長「俺は最初聞いた時に一瞬、ワンコインで人の心なんて動くかよって思ったよ。でも、これはワンコインで恋はできるね」
ぺえ教頭「すごい。できた彼だね」
こもり校長「その人のこと、めちゃくちゃ好き?」
鱈子「はい。好きです」
こもり校長「もうそのチョコスティックパンから、ずっと気になってんじゃない?」
鱈子「はい」
こもり校長「その優しさみたいなところにキュンときてんのか」
鱈子「はい」
こもり校長「勉強とかもいまだに一緒にするの?」
鱈子「もう仲のいい友達みたいになってます」
こもり校長「逆に仲のいい友達になっちゃって、不安になることないの?」
鱈子「はい。すごくなります。恋愛相談とかされるんですけど、不安になります」
こもり校長「そうだよね。分かる。適度な距離感の方がピリピリ感があるけど、仲良くなりすぎると、もうそっちじゃん。友達みたいな」
ぺえ教頭「そうだね」
鱈子「はい」
こもり校長「それはちょっと心配になるよね。ちなみに、鱈子は好きなわけじゃん。その後の二人の恋の行方はどうなの? 友達にはなったんだろうけど」
鱈子「実を言うと、バレンタインに渡しちゃって」
こもり校長「渡しちゃっていいと思うよ」
鱈子「“欲しい?”って言ったら、“欲しい”って言われたんで、遠回しに言ったんですけど、“今は彼女はいらんかな”みたいな。でも、それから別に気まずくなったこともなくて、それまで以上に仲良くなったんですけど、想ってくれてるのかな、ってだけ思います」
こもり校長「分かんないね。男の子の場合だし、その子自体がものすごく優しい人だから。鱈子のことはものすごく大切には思ってるとは思うんだよ。でも、その大切さっていうところが、どういう色でどういうベクトルの大切さかはちょっと今の段階では分からないね。確実に大切な人ではあるんだけどね」
鱈子「はい」
ぺえ教頭「そうだね。どうなんだろう? その彼は他の子にも優しいの?」
鱈子「あんまり話してるところを見たことがなくて。仲良い子には優しいみたいな」
こもり校長「なるほどね。だから、今すぐに関係を変えろとか、何か知ろうっていうのはもちろんできないだろうし、その今もきっと素晴らしい関係値だし、大切にしたいでしょ?」
鱈子「はい」
こもり校長「それは絶対そうだと思うから、焦らずでもいいと思うし。逆にその関係を大切にしている方が長くいけるというのもあるから。そこはね。でも、せっかく、今俺らにその気持ちを教えてくれたわけじゃない。ラジオの学校の中で、その相手に向けて一言言っておかない?」
鱈子「…はい(笑)」
こもり校長「じゃ、その彼に一言頼む」
鱈子「
今までで一番好きになった相手です。好きじゃなくても私は絶対、恋、応援してます」
こもり校長「すごい。やっぱ誰かのことを願えるっていうのは愛だから。それだけ強かったら大丈夫だよ」
鱈子「はい」
こもり校長「これから先、どんなことでもいいから何か変化があったら教えてよ」
鱈子「はい」
こもり校長「教えてくれてありがとね。じゃね」
鱈子「失礼します」
♪ Aitai / 幾田りら
ぺえ教頭「私めちゃめちゃ聴いてた」
こもり校長「加藤ミリヤ先生のを、トリビュートで幾田りら先生がカバーしてね。この曲が今の鱈子のテーマソングっぽいというか」
ぺえ教頭「それは思うね」
こもり校長「話聞いてた時も、こういうことじゃん」
ぺえ教頭「うん。ぴったり」
こもり校長「好きになったけど、いわば友達として大切なものになって。もしかしたら向こうは好きという思いもあるかもしれないから分からないけど、今の鱈子だけの話を聞くと、“どうして私じゃないの? こんなに好きなのに”って。でも向こうの気持ちが分からなくてみたいな。最後に言ってた”もし好きな人が好きな相手が私じゃなくても…”みたいなこと言ったのも、歌詞とリンクしちゃって、これかかった時に、世の中って辛いけど、いいなって思っちゃったね(笑)」
ぺえ教頭「何かあったの? 大丈夫?(笑)」
こもり校長「俺には何もないよ。エピソードとして」
ぺえ教頭「(笑) 今の言い方がすごく染みてたからさ」
こもり校長「だから、人の話と人のエピソードっていうのは、何ものにも代えられないぐらい尊いものなんだなって思ったってこと。俺、今、結構テンション上がっちゃってる」
ぺえ教頭「他にもワンコインの恋、来てます」
こもり校長「ワンコイン、すごいな(笑)」
■
今、恋してます!!
私の恋のきっかけは 仲の良かった1つ上の友達と遊んでいる時に好きな人も一緒に遊んでいて、「のどかわいたからコカ・コーラ買ってくる」と伝えて自動販売機に行って買おうとしたら、なかなか10円玉が見つからなくて財布の中を探していたら 後ろから10円玉を入れて好きな人が買ってくれました。私がドキッとして戸惑っていると「はい、あげる」と渡してくれました。
その好きな人が今は彼氏になっています
しゅぬーぴー
女性/12歳/大分県
2022-03-03 17:20
ぺえ教頭「すごいわね」
こもり校長「そういうこともあるんだね。めっちゃいい。ちょっといいわ。最高MAX。Yeah。テンション上がった。やば(笑)」
くろいNAMIDA 静岡県 18歳
こもり校長「学年は?」
くろいNAMIDA「高3です」
こもり校長「今、好きな人がいるんだな?」
くろいNAMIDA「います」
こもり校長「それは今好きな人? それとも昔好きだった人?」
くろいNAMIDA「今好きな人です」
こもり校長「イマスキか」
ぺえ教頭「イマスキよ(笑)」
こもり校長「出会いは?」
くろいNAMIDA「お母さんのお腹の中です」
こもり校長「どういうことか分からん! どういうこと?(笑)」
くろいNAMIDA「その人は同じ誕生日に同じ病院で生まれて。で、同じ血液型で、名前のイニシャルも同じ人です」
こもり校長「やばくない」
ぺえ教頭「すごい」
こもり校長「それ、お母さんのお腹ってことは、その人もお腹の中にいたわけじゃん。お母さん同士で出会ってたってこと?」
くろいNAMIDA「そうですね。病院で出会ったんですけど、仲良くなっていろいろ話しているっていう」
こもり校長「お母さん同士が?」
くろいNAMIDA「はい」
こもり校長「すごいね。ドラマみたいな話だね。え、それはどうやって会うわけ? お母さんじゃなくて、くろいNAMIDAとその好きな人が会ったのは?」
くろいNAMIDA「中学校で初めて会いました」
こもり校長「それは、そのお母さん同士から生まれた子どもだっていうのは2人とも分かってたの?」
くろいNAMIDA「そうですね。前から話は聞いてて」
こもり校長「あなたがその噂の…みたいな?」
くろいNAMIDA「はい(笑)」
ぺえ教頭「すごいね」
こもり校長「で、出会うわけじゃん。それだけで俺は運命的だなって、かなり思っちゃうんだけど、好きになったきっかけ、恋が始まったきっかけは何だったの?」
くろいNAMIDA「彼からの告白があったんですけど、最初は断ったんですよ」
こもり校長「それは、なんで断ったの?」
くろいNAMIDA「当時はLINEは交換してたんですけど、何か誕生日にお互いで“お誕生日おめでとう”っていう話をするだけだったんですよ。なんですけど、なんかそれ以外に突然LINEが来て、映画に行こうって誘われて、で、いつも話すような仲じゃなかったので、焦っちゃって(笑) その流れで告白されちゃったので“この流れで付き合うのはちょっとな…”って思って、断っちゃったんですけど」
こもり校長「えーと。で、今はどういう感じなの?」
くろいNAMIDA「(笑) それが、去年の誕生日の時に“誕生日おめでとう”っていうLINEをお互いした時に、学校でのお互いが今どういう状況かっていう話にまで広がったんですよ。で、そうしたら私が当時、結構学校が忙しくて、体調も崩しがちだったんですけど、そのことを話したら、彼が電話で相談聞くよって言ってくれて。で話していたら、海とか行って、また相談聞いてくれたりとか」
ぺえ教頭「優しいね〜」
こもり校長「そこで好きになったっていうこと?」
くろいNAMIDA「そうですね。で、その時に言われたのが“この話をして、ちょっとでも楽になってくれたらいいな。そういう姿を見てると守りたくなっちゃうんだよね”って(笑)」
ぺえ教頭「すご〜い」
くろいNAMIDA「“また、そういうのだったら連絡してね”って言ってくれて」
こもり校長「じゃあ今ではすごく好きなんだ?」
くろいNAMIDA「はい」
こもり校長「付き合うとかはないの?」
くろいNAMIDA「それがなんですよ」
こもり校長「ここからも深そうだね」
くろいNAMIDA「(笑) 今年、一緒に初詣に行ったんですけど、その時に初めて私が彼にその好きですっていう告白をしたんですよ。そしたら、返事が彼も私のこと好きだよって言ってくれたんですけど、私がまだ受験控えてるので付き合ってくださいとかそういうことは言えないけど、何か受験終わったらいいよって言ってくれました」
ぺえ教頭「お、受験が終わったら…」
こもり校長「すごい。もう目の前だ」
くろいNAMIDA「(笑)」
ぺえ教頭「一番楽しいわね、今(笑)」
こもり校長「今が最高に楽しい時期だね」
くろいNAMIDA「(笑)」
ぺえ教頭「最高、羨ましい!」
こもり校長「じゃ改めて受験が終わるその時までだけど、今思ってることをこのラジオの学校に一言言っとこうか」
くろいNAMIDA「はい」
こもり校長「どうぞ」
くろいNAMIDA「
何するにもカッコよくて、時々優しくて、いろんなところが尊敬できます。大好きです。これからもよろしくお願いします」
こもり校長「その気持ちは変わらないだろうから、受験終わってまた新しい一歩を楽しみにしてるよ」
くろいNAMIDA「はい。ありがとうございます」
こもり校長「ありがとね」
こもり校長「よき。マジでよき」
今日の黒板
『 「こころ」 』
こもり校長「すべてのものは、心から始まるんですよ。先立つものは心だし、心から全てが作り出されると思っています。“心”が“変”になって“恋”って書くようなもので、いまみんなの心のなかにある気持ちが一番大切だと思います。自分が思っていることを信じて、目の前にいる相手の幸せを願ってください」
♪ 好きだから。 / 『ユイカ』
こもり校長「SCHOOL OF LOCK!そろそろ下校の時間です! “現実は小説より奇なり”って言葉があるけど、本当にそうだなと思った。やっぱ世の中に起きていることがリアルで、現実に目の前に見えてるものが本当に起きていることだから、そこから影響されるものだったり、ことだったり、感情だったりは嘘じゃないから、信じ切っちゃっていうのもアリなのかなって、ちょっと今日は生徒の話を聞いて、自分が勉強になりました」
ぺえ教頭「そうね(笑)」
こもり校長「SCHOOL OF LOCK!は明日夜10時に再び開校!」
ぺえ教頭「起立! 礼!」
こもり校長・ぺえ教頭「また明日〜〜〜〜〜!!!!」
Music
2022.3.3 PLAYLIST
22:05
22:26
22:41
22:50
22:58
23:38
23:51
キュンのきっかけは「500円玉」10代の片思いエピソードと恋の行方
ラジオの中の学校、TOKYO FM「SCHOOL OF LOCK!」。3月3日(木)の放送は、『君の恋が始まったきっかけ』をテーマにお届けしました。10代のリスナーはどんなことをきっかけに、誰かを気にかけたり好きになったりするのでしょうか。後編の記事では、ある決定的な出来事をきっかけに恋をしたという高2の女性リスナーと、パーソナリティのこもり校長とぺえ教頭とのやり取りを紹介します。