悩みを抱えた生徒のみんな!君の悩みを聞かせてほしい!

生放送教室 2022.2.10 木曜日

SOL!

今夜の授業を職員の新人職員Nが振り返り!


SCHOOL OF LOCK!今夜の授業は…
『君の悩みを聞かせて欲しい!』

悩みが原因で、今落ち込んでたり、吐き出したいことがあったり、自分一人ではどうしたらいいか分からなくなっている。
そんな生徒の相談に、こもり校長とぺえ教頭がのっていく授業をお届けしました。

最初に電話をつないだのは…
【山形県 15歳 女の子 RN:エディキュール】
大好きな人に直接会うことができないまま、卒業して県外の高校に進学するという、RN:エディキュール。
その前に告白して思いを伝えたい!背中を押して欲しい!という悩みを教えてくれました。
相手は同じ学校に通う女の子。SCHOOL OF LOCK!がキッカケで仲良くなったそう。
コロナや受験があってもう直接会うことはできないけど、やっぱり思いを伝えたいということで、大好きな気持ちを言葉で届けていきました。

次に電話をつないだのは…
【広島件 16歳 女の子 RN:ちくわバナナ】
小学生の頃いじめにあったトラウマで、今学校がしんどいという、RN:ちくわバナナ。
過去先生に「誰にも言わないで」と言って相談したことを、クラスや親に話されてしまった経験があり、誰かに相談することが怖くなっているため、いまの悩みを誰にも相談できていないと教えてくれました。
RN:ちくわバナナ、SCHOOL OF LOCK!を信用して、打ち明けてくれてありがとう。

今夜の授業はradikoのタイムフリーで聴きなおすことができます!ぜひ再出席してみてね!

この後記の放送を聴く

聴取期限 2022年2月17日(木)PM 9:59 まで

悩みを抱えた生徒のみんな!君の悩みを聞かせてほしい!


こもり校長「教頭、Twitter見たよ! 自分でカリスマって言ってんじゃん!」

ぺえ教頭「違うわよ(笑)」

こもり校長「“今1番お悩み相談したいカリスマ ぺえ哲学が満載!”って書いてあったね」

ぺえ教頭「3月22日に初のエッセイ本を出させていただくんですけど、『退屈の愛し方』ってタイトルで。4月22日に私30歳、三十路になるわけよ。だから、その誕生日の1ヶ月前。世間では崖っぷちとかさ」

こもり校長「あぁ、言われる歳だよね」

ぺえ教頭「そう。そのタイミングで、30になる私の生きてきた証として、いろんな想いだったりとか、本音を綴って。YouTubeとか、ここSCHOOL OF LOCK!でも本音をお話しさせていただいてるだけど、それ以上に本音が綴られた一冊になってるので」

こもり校長「作品に残してやろうと思ったわけね?」

ぺえ教頭「ちょっとそうね。さっき校長にも」

こもり校長「そう。ちょこっとだけ読ませてもらったけど、生徒のみんな、これはヤバい」

ぺえ教頭「ホント?(笑)」

こもり校長「これはSCHOOL OF LOCK!の生徒と一緒にこのテーマについて考えたいってことがすっごく散りばめられてるから。詳しくはFridayで話すわ」

ぺえ教頭「楽しみに待っててください」


SOL!

『 ボカロnight!! 』

ぺえ教頭「あれ? でもこれこの間、授業でやったよね?」

こもり校長「今日は別の授業なんだけど、まあどこかでボカロNightやりたいなってのがあるのよ」

ぺえ教頭「授業やったのは先月だっけ?」

こもり校長「そう。1月11日にやってるから、ほぼ1ヶ月前にやってるんですよ」

ぺえ教頭「でも、物足りなかったよね?」

こもり校長「そう。生徒もかなり盛り上がってて、まだまだやって欲しいってこともあったから、コレはやりたいんですよ。だから、来週の木曜にやろうかなとか思ってるんだけど…あ!」

ぺえ教頭「ちゃんこちゃん?」

こもり校長「いや、ちゃんこちゃんはボカロに詳しいだけの職員だから」

SOL!


ぺえ教頭「だけの職員はやめなさい(笑)」

こもり校長「ボカロの授業にうってつけの人がいるのよ! 今日木曜だよね? この時間はブースの外にいるはずなんだよね。…あ! いたいた! ちょっと! jon-YAKITORY先生! こっち!」

<扉ガラガラ>

こもり校長「すいませんね〜」

jon-YAKITORY先生「急に呼ばれたんですけど、何ですか?」

こもり校長「お久しぶりです。あけましておめでとうございます」

jon-YAKITORY先生「お久しぶりです。あぁ、あけましておめでとうございます」

こもり校長「教頭は初めましてだよね?」

ぺえ教頭「そうです。初めまして〜」

jon-YAKITORY先生「初めまして。フラフラしてたら、急に呼ばれたんですけど、何ですか?」

こもり校長「スタジオが近いんですよね。jon-YAKITORY先生、SCHOOL OF LOCK!の前の時間、夜9時からの『クリエイターズ・スタジオ with ボカコレ』という番組の木曜パーソナリティやられております。JFN系列なんですけど、一部地域を除いての放送だから、もしかした初めましての生徒もいるかもしれないけど、毎週木曜、この校舎の隣で放送してるから、言ってみればお隣さんですよ。だから、いるかなぁと思ったら、やっぱりいましたね」

jon-YAKITORY先生「前もこんな感じで急に呼ばれたんですけど」

こもり校長「去年の4月頃でしたか?(笑)」

jon-YAKITORY先生「そうですね。もうちょい、5〜6月ぐらい。それ以来、また急に呼ばれて」

こもり校長「歩いてるとこ、我々はすぐに捕まえちゃうのよ〜」

jon-YAKITORY先生「今日は何ですか?」

こもり校長「ボカロ、詳しいですよね?」

jon-YAKITORY先生「はいはい。もちろん」

こもり校長「詳しいどころか、ボカロPですよね?」

jon-YAKITORY先生「そうなんです」

ぺえ教頭「あ、そういうことね。詳しいどころじゃないんだ」

こもり校長「そうなんです。jon-YAKITORY先生、取り急ぎの確認になるんですけど、来週の木曜日、夜10時から12時までってスケジュール空いてたりします?」

jon-YAKITORY先生「あ、今ですか? 来週のね。ちょっと確認しますね。ん〜行けるかなぁ…あ、空いてますね」

ぺえ教頭「あ、空いてるって」

こもり校長「よし! ちなみに、来週“ボカロNight”って授業をやろうと思ってるんですよ。ボカロに詳しい生徒とか、ボカロが大好きな生徒から、オススメのボカロ曲を教えてもらって、一緒に聴くって授業なんですけど、僕らと一緒にやりません?」

jon-YAKITORY先生「いいですよ」

ぺえ教頭「すごーい」

こもり校長「生徒のみんな、ということで、来週木曜日のSCHOOL OF LOCK!はボカロNightの開催決定!
ゲスト講師はjon-YAKITORY先生!

SOL!



♪ アンチシステム's / jon-YAKITORY


こもり校長「すいません。また捕まえちゃいまして」

jon-YAKITORY先生「毎回ゲストの講師の方はこうやって捕まえてるんですか?」

ぺえ教頭「いやいや(笑) 新体制になってから初めてのこういう公開オファーです」

jon-YAKITORY先生「じゃ、僕は運が良かったんですかね?」

こもり校長「運が良かったというか、お隣さんですから」

jon-YAKITORY先生「あ、そうですね」

こもり校長「こういうのがあったら、すぐに捕まえちゃいますよ」

jon-YAKITORY先生「じゃ今度お隣さんとして差し入れとか持ってきますんで」

こもり校長「嬉しい〜 でも、差し入れ以上に来週ゲストとして来ていただくんで」

jon-YAKITORY先生「そうですね(笑)」

こもり校長「今かかってる『アンチシステム's feat.Ado』は前回来てくれた時に初オンエアしてくれた曲です。いやぁ、ボカロNgihtをボカロPと一緒にできるなんて、SCHOOL OF LOCK!贅沢なものですよ」

jon-YAKITORY先生「こちらこそ本当にありがたいです」

こもり校長「びっくりしました?(笑)」

jon-YAKITORY先生「そりゃびっくりしました(笑)」

こもり校長「だって、スタジオ入って2分ぐらいでゲストが決まりましたからね」

jon-YAKITORY先生「そうですね(笑)」

ぺえ教頭「とんでもないスピードのキャスティングでね。こんなことないわよ」

こもり校長「もしダメって言われたら、どうするつもりだったんだ?(笑) 生徒のみんなもびっくりしてるけど、来週もう決まってますから、生徒のみんなも楽しみにしてください!」

jon-YAKITORY先生「こんな風に呼ばれて、スケジュール確認させられたら、もう覚悟を決めて出るしかないですよ(笑)」

こもり校長・ぺえ教頭「(笑)」

ぺえ教頭「覚悟は決まったそうで。良かった良かった」

こもり校長「では、来週木曜2時間、よろしくお願いします!」

jon-YAKITORY先生「よろしくお願いします!」


こもり校長「さて、SCHOOL OF LOCK!、今夜の授業テーマは…君の悩みを聞かせてほしい!!」

こもり校長「悩みってもちろんあるよね?」

ぺえ教頭「誰しも持ってるだろうと思いますけどね」

こもり校長「僕もあるし、もちろん教頭もあるだろうし」

ぺえ教頭「校長は今一番の悩み、何かある?」

こもり校長「悩み? あんまり最近…」

ぺえ教頭「悩んでるヒマもないのかしら(笑)」

こもり校長「でも、そうしてる。忙殺されるように生きてるかも。ちょっとでも立ち止まったりとかすると、悩んじゃうタイプの人間だから、時間に追われて、ちょっとグチグチ言ってるぐらいの方が自分は心が落ち着いてるのかな。それが逆に悩みだったりするんだけどね」

ぺえ教頭「確かにそうだね」

こもり校長「“分かってよ〜”ってプレイしちゃうの」

ぺえ教頭「(笑)」

こもり校長「その忙殺されて、悩みも吐けない自分を演じちゃうというか」

ぺえ教頭「そういう校長、見たことある(笑)」

こもり校長「それが悩み。それが嫌なんだよね。でも、その負の感情を人の押し付けたくなっちゃうというか」

ぺえ教頭「悩んだことがあったら、誰かに話せるタイプ?」

こもり校長「話せるタイプだと思う。察知させるというか。“どうしたの? 疲れてるの?”とか“忙しいの?”とか」

ぺえ教頭「そいう態度を出して、言わせるんだ(笑)」

こもり校長「そうそう。だから、嫌な人間だなと思う」

ぺえ教頭「なんでよ。可愛いじゃない(笑)」

こもり校長「って言ってくれる人はいいけど。すごく繊細な人とか、そういうのに引っ張られちゃう人からすると、そういう人が現場にいるのは嫌じゃん」

ぺえ教頭「あ〜 私は逆にそれが出来ないから羨ましい。私は強がって、悩みとか弱い自分を見せられないから、羨ましいわよ」

こもり校長「だから、ないものねだりと言えば、ないものねだりなんだけどね。でも、それが俺は悩みだったりするかなぁ」

ぺえ教頭「しゃべりながら、悩んでるわね(笑) 私たちも、もがきながら東京で生きてるわね」

SOL!


こもり校長「歳を増すごとに、三重県とか帰りたいなとか思うこと、たまにあるけどね(笑)」

ぺえ教頭「そうね。悩むと地元に帰りたくなるわよね」

こもり校長「で、校長みたいにかまってちゃんみたいなモードの人もいるだろうけど、悩みはなかなか人に相談にしづらいものもあるし、内容で相談しづらいもあるし。で、生徒の中には今、悩みがあっても、仲の良い友達だったりとか家族とか先生に相談できなくて、悩んでる生徒もいると思う。今悩んでることがある生徒は、良かったら、今夜、僕たち二人に相談してみないか? 内容はホントにどんなことでもいい」



私の悩みは、大好きな人にバイバイがちゃんと言いたいけど、どう伝えたらいいかわからないです。
今日、第2志望の高校に合格しました。
それに伴い、私は来年度から県外に引っ越すことになります。
とても嬉しい。
けど、大好きな人と会うことが難しくなってしまいます。
ただでさえ、コロナで人と会うことが制限されるのに。
このまま離れ離れになって、一生会うことがなくなってしまうかもしれない。
生きている限り、なくはない話です。
私はそれがとても辛いです。
どうやって、このことを話したらいいかもわからないです。
まだ、県外に受験しに来ることすら、ちゃんと伝えられてないのに。
このことを伝えて悲しむ顔は見たくないけど、ぜひ助言お願いします。
エディキュール
女性/15歳/山形県


こもり校長「直接聞いていきましょう!」

エディキュール 山形県 15歳 女性

こもり校長「『芋煮逆電』(11月25日放送)の時にお世話になりましたね(笑)」

エディキュール「そうですね(笑) お久しぶりです」

ぺえ教頭「また、ありがとね。山形は雪はどう?」

エディキュール「1月末くらいに結構もう春かなと思ったんですけど、また降って来ました(笑)」

ぺえ教頭「そうね。2月の山形の雪はすごいからね」

こもり校長「雪には気をつけてな。で、さっき書き込み読ませてもらったんだけど、やりたいことって言うのは、前に言ってた“山形の魅力を伝えていきたい”ってことだよね?」

エディキュール「はい(笑)」

こもり校長「あそこから、第2志望の私立高校には合格できたんだ?」

エディキュール「はい」

こもり校長「それは良かったね」

ぺえ教頭「頑張ったねぇ」

エディキュール「ありがとうございます」

こもり校長「それに伴って県外、山形から出るってことだよね?」

エディキュール「はい」

こもり校長「それはどこに引っ越すか聞いてもいいのかな?」

エディキュール「神奈川県です」

こもり校長「じゃ、まぁまぁ距離あるね」

ぺえ教頭「そうだね。新幹線で2時間半ぐらいかかっちゃうね」

こもり校長「新幹線で2時間半は結構だね。それで大好きな人と会うのが難しくなってしまうってことか。相手の人はどういった関係の人なの?」

エディキュール「大好きな人は隣のクラスの女の子で、最初は友達だったんですけど、いつの間にか友達以上に仲良くなってて、向こうからも“好きだよ”とかLINEで言ってもらったりしてる人です」

ぺえ教頭「いいわね〜 あったかいわ〜(笑)」

こもり校長「いいよ。非常にいいことです。誰かと一緒にいて、心が温かくなるのは。その大好きな人とは学校とかではどういう感じで過ごしてるの?」

SOL!


エディキュール「学校では廊下とかですれ違ったり会った時には、一緒に手を繋いだり、おしゃべりしたりします」

ぺえ教頭「いや〜ん。いいわね。私も思い出したわ」

こもり校長「高校時代?(笑)」

ぺえ教頭「イチャイチャしてたな〜 手を繋いで廊下歩いてたわ〜 懐かしいわ」

こもり校長「(笑) 連絡は取ってるの?」

エディキュール「連絡はLINEで」

こもり校長「頻繁にしてるの?」

エディキュール「毎日ってほどではないんですけど、昨日もLINEしてくれました」

こもり校長「仲良くなったきっかけは何だったの?」

エディキュール「いろいろあるんですけど、1つはSCHOOL OF LOCK!を2人とも聴いてたのがあって、たまたま向こうが聴いてるって話をしてて、“え、私も聴いてるよ”って」

こもり校長「いやぁ嬉いね。SCHOOL OF LOCK!をきっかけに使ってくれて、ありがとう」

ぺえ教頭「嬉しいね(笑)」

こもり校長「本当に嬉しい。SCHOOL OF LOCK!が話題になって、繋がりが出来るのは本当に嬉しいよ。ありがとう」

エディキュール「いえいえ(笑)」

ぺえ教頭「ちょっとキューピッドになれたのかもね」

こもり校長「そうかもな。じゃ、今その大好きな人は、もしかしたら聴いてる可能性もあるんじゃないかな?」

エディキュール「聴いてるかもしれないです(笑)」

ぺえ教頭「確かに!」

こもり校長「その合格発表はいつだったの?」

エディキュール「合格発表は今日の夕方にありました」

こもり校長「じゃ今日、山形を出て神奈川に行くことが決まったんだ。で、それと同時に大好きな人とも離れることが決まったと」

エディキュール「そうですね」

こもり校長「それを伝えられない?」

エディキュール「はい」

こもり校長「コロナもあるんだけど、それ以外にも会えない理由はあるの?」

エディキュール「その好きな子のお母さんは医療系の仕事とかもされていて、学校でちょっと会えても、休みの日の買い物とかは絶対に行けない世の中ですね」

こもり校長「じゃ、なおのこと、直接これを機に会って、どこかに出かけて話すのもやるにくいってことか?」

エディキュール「はい」

こもり校長「でもやっぱ伝えて悲しい顔を見たくないってとことろもあるんだもんな」

エディキュール「はい」

ぺえ教頭「その気持ち大きいよね。大好きだからこそ言えないよね?」

エディキュール「はい。やっぱり悲しむ顔は見たくないし、辛いけどバイバイするなら笑顔でしたいけど、そうするにはどうやって伝えればいいかわからない…」

こもり校長「まだ高校生の段階だと、自分の気持ちと行動力だけでは行き来できる物理的な距離じゃないし、だからこそ悲しませたくないってのもあるけど。でも、本当に今、自分が思ってる気持ちだったりとか、そういうのって神様に願ったとて、大好きな人を私にくださいって言ったら、神様が好きな人を好きな人を作ってくれるわけじゃないし、そのきっかけをくれるわけでもないし、伝える勇気を神様に願ったら、勇気をくれるわけでもないし。やっぱり何事も自分の決意でいかなきゃいけないところがあるから、エディキュールは今日合格発表だったから瀬戸際だし、何かに頼らずに今が自分で決断するきっかけの瞬間なのかもしれない。でも、エディキュール自体には伝えたい気持ちはあるんだもんね?」

SOL!


エディキュール「ありますし、いずれかは話さないとなと思ってるんですけど…」

こもり校長「もしエディキュールの心が許すのであれば、SCHOOL OF LOCK!が2人を出会わせるきっかけになったように、今日この日をエディキュールのきっかけの日にしてみるのもいいと思うんだよね。教頭も俺も職員も生徒も背中を押すし、“行ってこい”って手放すわけじゃなくて、みんなで横に並んで一緒にその瞬間を迎えるから、もしかしたらエディキュールの大好きな大切な人が今聴いてるかもしれないこともあるから」

ぺえ教頭「でも、私はいいタイミングだとは思うわよ。SCHOOL OF LOCK!がきっかけで出会って。で、今迷ってる時にSCHOOL OF LOCK!きっかけに本音でぶつかって、本当の話をするのは、このタイミングを逃したら、もうちょっと後は言いにくくなっちゃうじゃないかと思うから、今日どうかしら?」

こもり校長「どう?」

エディキュール「今、頑張って…伝えたい…です」

こもり校長「じゃ今日この場で。全員いるから大丈夫だからね。心が震えても、そのまま伝えてごらん」

エディキュール「はい。3月に私が神奈川の高校に行って、地元の山形を離れてしまうから、直接気持ちを伝えられないかもしれないけど、手を繋いだり、SCHOOL OF LOCK!の話で盛り上がったり、本当に幸せな時間を過ごせました。直接伝えられないかもしれないから、この場を借りて伝えます。これからも友達としても恋愛対象としても、ずっと大好きだよ。ちゃんと会えるのもあとちょっとだね。3年間ありがとう。バイバイ」


♪ ピアノのうた / カネヨリマサル


こもり校長「今、言葉にしてみて、どう? 何を思ってる?」

エディキュール「すごく緊張したけど、もしこれを聴いていたら、この後ある第1希望の高校もしっかり合格して、山形に帰ったら卒業式までには、ちゃんといろんなことを伝えたいなと思いました」

ぺえ教頭「よく言葉にして伝えたね、強かったね」

こもり校長「その緊張も不安も、ラジオという電波に乗った音でしかないんだけど、その思いだったりとか気持ちは音に乗るから。大切な人の大切な場所に届いてることを願ってる」

ぺえ教頭「最後の“バイバイ”って言葉で胸がキュッとなったわね」

SOL!



どうか
届いていますように……。
ミスターレイニー
男性/18歳/熊本県
2022-02-10 22:45


きっと届いてる
SOL生徒さん同士ってのがまたいいな
きっと相手の子もSOLを聴いてますよ。 届いてるといいな
残り少ないですが、2人で思いっきり思い出作ってくださいね!
ひまわりイエロー
女性/15歳/大阪府
2022-02-10 22:46


こもり校長「本当に届いてて欲しい。自分のことではないし、こうしてSCHOOL OF LOCK!の中で出会った君の想いが今、自分の胸にも届いてるし、校長の元にも教頭の元にも、もちろん生徒のみんなの元にもこうして届いてて。全国でたくさんのラジの前にいるみんなで願ってる。こんなにもみんなで一緒のことを願える夜って、俺はすごい夜でしかないと思うから、例え外の人が聞いてたら、もしかしたらそれは奇跡だと言うかもしれないけど、奇跡を起こそうよ。綺麗事じゃなくて、起きて欲しいと本気で思ってる。だから、エディキュールが今、願ったこと、曲が流れてる間に思ったこと、そしてこれから電話を切った後に思うこと、それを全部大切にしまっておきながら、絶対にいつか来るその日のために、大事に温めておいて」

エディキュール「はい」

こもり校長「今日はありがとね」

ぺえ教頭「ありがとね。頑張ったね」

エディキュール「こちらこそ、ありがとうございました」


♪ それは、 / バカがミタカッタ世界



さて、ここからは…『農業部 supported by JA全農』!!!

こもり校長「生徒のみんなに農業の魅力を知ってもらうための部活動! それが、SCHOOL OF LOCK!農業部!」

的場部長「農業部部長、虹のコンキスタドールの的場華鈴です!>

明桜先輩「農業部部員、大和明桜です!

SOL!


こもり校長「こうじゃないと! やっぱりここは4人じゃないと!」

的場部長「フルメンバーが揃った!」

明桜先輩「安心感〜」

ぺえ教頭「先週は私と的場ちゃんがお休みでね」

的場部長「本当にすみませんでした」

こもり校長「2人で頑張ったよな〜」

明桜先輩「はい(笑) めちゃくちゃ助けていただきました〜」

こもり校長「2人でギリギリの糸を切れないように切れないようにやったよなぁ〜」

的場部長・明桜先輩「(笑)」

ぺえ教頭「それもまた、なかなかスリルがあって良かったけどね(笑)」

こもり校長「今日は悩みの授業をやってますが、2人はどうですか? 相談できないタイプじゃないですか?」

ぺえ教頭「決めつけるの? まだ分からないわよ」

的場部長・明桜先輩「(笑)」

明桜先輩「私は結構お母さんに相談してます。何でもママに言うタイプです」

ぺえ教頭「あ〜 メンバーには言えないの?」

明桜先輩「メンバーは、たまに言うぐらいで」

ぺえ教頭「お母さんの方が信頼があるんだね」

明桜先輩「そうですね」

こもり校長「部長は…」

的場部長「私は校長と一緒なんですけど(笑)」

こもり校長「誰にも言えないタイプだもんな」

的場部長「でも、あーおちゃんにはたまにするんですよ」

こもり校長「4年に1回ぐらいの?」

的場部長・明桜先輩「(笑)」

的場部長「そんなオリンピックみたいな(笑) あーおちゃんってメンバーの相談室みたいなところがあって」

ぺえ教頭「え、いい答えくれるってこと?」

的場部長「そうですね。その時、自分が欲しいなと思ってる言葉を的確にくれたりする」

ぺえ教頭「すごいじゃない」

こもり校長「素晴らしい」

明桜先輩「深夜なんで、深夜だと何でも言っちゃうみたいな感じで」

ぺえ教頭「ん?」

的場部長「あ、大体、相談する時間が深夜なんです(笑)」

明桜先輩「はい。深夜テンションで喋ってるところがあるから(笑)」

的場部長「次の日、朝起きて、LINEの内容とか見返すと恥ずかしいらしいです」

明桜先輩「(笑)」

ぺえ教頭「なるほどね」

的場部長「でもいいこと言ってくれるんですよ」

こもり校長「さぁいきましょうか!」

的場部長・明桜先輩「(笑)」

こもり校長「今週の活動内容は…
農業レポート!

こもり校長「レポートしてくれるのは、これまでYouTube番組を通して全国各地で農業に触れてきた、的場部長とあ〜お先輩! それでは農業体験レポート、お願いします!」

SOL!


的場部長「はい! 私たち虹のコンキスタドールが全国各地で農業に触れて、その様子を発信しているYouTube番組“全農 presents 虹のコンキスタドールの届け!ファンファーム シーズン2”! 今回は大分県杵築市に行ってきました!」

明桜先輩「杵築市のイチゴ農家さんや直売所にお邪魔してきました」

的場部長「今回、大分県のオリジナルイチゴと、杵築市特産のミカンをいただいてきたんです」

こもり校長「ミカン!」

的場部長「そうなんです〜!」

こもり校長「お土産が楽しみ〜」

的場部長「お土産…」

明桜先輩「じゃ次!」

一同「(笑)」

ぺえ教頭「残念ながら手ぶらでした」

的場部長「たぶんJAタウンで買えると思います」

こもり校長「じゃサイト見てみますね」

明桜先輩「よろしくお願いします(笑)」

的場部長「名前の由来も教えてもらいまして、ちょっとダジャレっぽいところもあったりとか」

明桜先輩「そうそう。イチゴはダジャレっぽくて」

的場部長「ミカンは、そんな由来があったんだ〜ってものがあったりして…」

明桜先輩「ここで問題です! 大分県のオリジナルイチゴの名前の由来は、味が“スイーツのようなストロベリー”からつけられました。名前はなんでしょうか?」

こもり校長「ストロベリーってそもそもスイーツなんじゃないの?」

的場部長「あ〜 スイーツといえばパフェとかケーキとかそういうものになるんじゃないですか」

こもり校長「じゃ、イチゴケーキ」

<ブブー>

的場部長「違いますね。教頭どう思いますか?」

ぺえ教頭「マカロンとか?」

<ブブー>

ぺえ教頭「プリン」

<ブブー>

こもり校長「パフェ」

<ブブー>

的場部長「ヒントを言うと、ちょっとダジャレ」

ぺえ教頭「どういうこと? 分かんない」

こもり校長「教えてくれよ。このままだと農業部終わっちゃうよ!」

的場部長「(笑)」

明桜先輩「正解は“ベリーツ”です」

ぺえ教頭「何それ?」

的場部長「大分県のオリジナルイチゴは“ベリーツ”って名前なんですね。スイーツみたいなストロベリー」

ぺえ教頭「あ、今やっと分かった!」

的場部長「そうなんです。味はもちろんとっても甘いし、それでいてちょっと酸っぱさもあって、バランスがいいんですけど。美味しいイチゴの見分け方も教えていただいたりして。それは動画を見ていただきたいなと思います! そして、もう1つ私たちがいただいた、杵築市特産のミカンは、名前を“みこ”と言います。この名前の由来は、杵築市の方言で、女の子のことを“みこ”というそうなんですね。そこから、漢字で“美娘”と名付けられたそうです」

ぺえ教頭「可愛い名前」

こもり校長「美娘の味、どうでしたか? あーお、一言で!」

明桜先輩「えーと、フレッシュパワーみたいな(笑) 分かりますか?」

こもり校長「分かりやすい。フレッシュパワーだったのね」

的場部長「美味しかったです! 今回の動画では、美味しいイチゴの選び方も伝えてます! ぜひチェックしてみてください! レポートは以上です!」

こもり校長「こうしてレポートしてもらうと食べてみたいと思います。JAタウン見てみます。買ってみます!」

ぺえ教頭「レポートの様子が気になった生徒のみんなは、YouTubeチャンネル“全農 presents 虹のコンキスタドールの届け!ファンファーム シーズン2”で、映像を見ることができるので、ぜひ見てみてください!」

こもり校長「というわけで、農業部掲示板、今週の部活動は以上!」

SOL!




こもり校長「SCHOOL OF LOCK!、今夜はこんな授業テーマでお届け中
君の悩みを聞かせてほしい!!」


悩み
最近周りの目がすごく気になって、なかなか授業に集中できずにいます。夜になると、とにかく不安になって泣いてしまうこともあり、1日中気が休まらなくて困っています。
ちくわバナナ
女性/16歳/広島県
2022-02-10 18:43


こもり校長「直接話を聞いていきましょう!」

ちくわバナナ 広島県 16歳

こもり校長「学年は?」

ちくわバナナ「高1です」

こもり校長「読ませてもらったけど、何があったのか聞いてもいい?」

ちくわバナナ「私が通ってる高校が中高一貫校で、小学校の頃にいじめを受けていて、それから人がちょっと怖くなって、その子たちと離れるために中学受験をして、違うところに行ったんですけど、高校になったら、その子たちが入ってきて」

こもり校長「それは外部入学の形で高校から入ってきたってことか。気になり始めたのは、いつ頃からなんだろう?」

ちくわバナナ「2週間前ぐらいかな、すごく気になり出して」

ぺえ教頭「最近だね」

こもり校長「その子たちが高校になって入ってきたことはすぐに気づいたの?」

ちくわバナナ「はい。入試の時にいるなとは思ったんですけど、入学式の時に見てみたら、その子たちがいて…」

こもり校長「ちょっとしんどい気持ちになっちゃったのか」

ちくわバナナ「はい」

ぺえ教頭「それはちょっと怖くなっちゃうわね」

SOL!


こもり校長「自分の中の大きな決断として、中学受験をして中高一貫校に入ったのもあるから、余計に思うこともあるかもしれないけど。その子たちとは今、クラスはどうなの?」

ちくわバナナ「クラスは違うんですけど、クラスの子がその子たちと仲良くて、最近すごく教室に来たりとか」

ぺえ教頭「そうあ。じゃ違うクラスだけど、会う機会が多いんだね」

ちくわバナナ「はい」

こもり校長「向こうは、ちくわバナナがいることが分かってるのかな?」

ちくわバナナ「分かってるっぽいんですけど、別に特に話したりはしないし」

こもり校長「向こうからアプローチをかけてくることもない?」

ちくわバナナ「はい」

こもり校長「でも、逆に気にしちゃうのもあるかもね。もしかしたら、向こうがその頃の話を誰かにしてるかもしれないとか、もし自分のクラスに来た時に向こうに悪意がなかったとしても、もしかしたら話しかけられるんじゃないかとか。もし話しかけられた時に、こっちが“何?”って邪険にする必要性がないじゃない。ちくわバナナが持ってる感情があるにしても、周りからの目も気になるだろうし、そこでその子だけを拒絶し続けた時に、自分のクラスでの立ち位置も絶対に気にした方がいいし、気になるものの1つだと思うから、そういう意味でも怖いね」

ちくわバナナ「はい」

こもり校長「じゃ、ちょっと学校にいても、休み時間も授業中も時間関係なく張り詰めちゃう感じだね?」

ちくわバナナ「はい」

ぺえ教頭「ちょっとトラウマになっちゃってるね」

こもり校長「そこからはどうなんだろう? 周りからの目が気になるだろうけど、その子たちがクラスに来た時はどうしてるの?」

ちくわバナナ「とにかく1人で、存在感消しつつ、宿題やったりとか勉強したりしてます」

こもり校長「時間が過ぎることを、とりあえず一生懸命してるってことか」

ちくわバナナ「はい」

ぺえ教頭「その時間ってすごく長く感じるよね」

こもり校長「あと、ちくわバナナは自分のクラスでは仲良い子とかいるの?」

ちくわバナナ「仲の良い子はいます」

こもり校長「おぉ。その子とはどんな感じの関係性なの?」

SOL!


ちくわバナナ「中学校の頃から友達で、休みの人かも電話したりとか」

こもり校長「その子には悩みとか相談できてたりするのかな?」

ちくわバナナ「できてないです」

ぺえ教頭「何かできない理由はあるの?」

ちくわバナナ「私が相談することで、その子が迷惑に思ったり、変な気を遣わせたりするのも嫌だなと思って」

こもり校長「自分の想いを背負わせてしまうのが迷惑になっちゃうんじゃないかってこと?」

ちくわバナナ「はい」

こもり校長「それは同じクラスの子?」

ちくわバナナ「はい」

こもり校長「小学校の時の子が来た時は1人で勉強とかしてるって言ってたけど、その子と休み時間とか話したりしてないの?」

ちくわバナナ「教室にいる時はあんまり話さなくて。移動教室の時とかに話すぐらいで」

こもり校長「じゃ、なかなか相談するきっかけとかタイミングも難しいね」

ちくわバナナ「はい」

こもり校長「そのストレスを発散できる場はあるの?」

ちくわバナナ「今はないです」

ぺえ教頭「それは結構厳しいよね」

こもり校長「そういうのって具体的に何かをすればってことでもないしね。部活とかは入ってるの?」

ちくわバナナ「入ってます」

こもり校長「部活の時はスイッチ切り替えできてるの?」

ちくわバナナ「でも、部活の時もその子が廊下にいたりとかすることがあるから」

ぺえ教頭「ちょっと怖くなっちゃうんだね。じゃ学校にいる間は結構ずっと怯えちゃってる状態なんだね」

こもり校長「それはしんどいなぁ。学校も短い時間じゃないからね。親とかにはいえてるのかな?」

ちくわバナナ「小学校の時とかは言えてたんですけど、最近は言えてないです」

ぺえ教頭「親とかとは、いじめの話以外は話したりできてるの?」

ちくわバナナ「その話以外はしたりするんですけど、そういう話しちゃうと迷惑かけちゃいそうで」

ぺえ教頭「考えちゃうよね」

こもり校長「ちくわバナナがさっきの一緒にいると友達にも心配かけたくないとか想いを背負わせたくないとか、お母さんとか家族にも背負わせたくないとか、誰かのことをずっと大切に想ってるって聞こえるんだけど、そういうのを何か誰かに背負わせてしまったとか、自分の悩み事を相談するのが言いづらくなったきっかけとかあるの?」

ちくわバナナ「小学校の時に先生にいじめのことを相談して、誰にも言わないでって言ったけど、クラスの中で話し合われたりとか、親に勝手に伝えられたりして」

こもり校長「信用して話した人にそういう対応されたら、怖いのがあるかぁ。先生も悪気があってのことではなかったとしても、相談した先生のものの捉え方と、ちくわバナナの価値観が違ったがゆえに、そういう行動を取られてしまって…それはしんどかったね。そこから中学に入って3年過ごして、一緒にいられる友達も出来て。なのに高校に入って、またトラウマなものが続くのはなかなかしんどいね」

ぺえ教頭「心が痛いね」

SOL!


こもり校長「じゃ今日も朝からきっといっぱい心が疲れる瞬間もあったんじゃない?」

ちくわバナナ「はい」

こもり校長「それを抱えて、今年だけでももう2月10日だよ。1ヶ月以上も毎日学校で辛い想いを抱えて、家で家族に心配かけたくないから、ちょっと明るく振る舞ったりもしてたでしょ?」

ちくわバナナ「はい」

こもり校長「1人の部屋に戻ってから、いっぱい不安になったでしょ?」

ちくわバナナ「はい」

こもり校長「泣いてしまったこともあるって言ってたもんね」

ちくわバナナ「はい」

こもり校長「たぶん今ぐらいの時間になったら、不安になるんじゃない?」

ちくわバナナ「不安になります」

こもり校長「お風呂も入った? ご飯も食べて?」

ちくわバナナ「はい」

ぺえ教頭「それだけ学校が辛いと、もう明日が来てしまうって思っちゃうわよね」

こもり校長「でも今日は、よく話してくれたね」

ちくわバナナ「はい」

こもり校長「たぶん、ちくわバナナの心の中で、話したくないとか、話せないとか、怖いものがある、辛いものがある、今日の学校も緊張した、もう心が疲れちゃった、でもそれでも誰かのために何かこの自分の気持ちを言いたくないって1年間を過ごしてきた時に、たぶん急に自分の気持ちを言葉にしてみろって言われても、難しいと思うんだよ」

ちくわバナナ「はい」

こもり校長「でも今日は電話で、俺は何があったら全部は分かってあげられない中で、言葉に出来るってものすごいことだと思うのよ。しっかり自分と向き合ってるってことだし、自分の気持ちも理解できてるってことだし。しかも今こうやって話してて、現実的な解決は何も出来てないと思うわけ。明日も学校?」

ちくわバナナ「明日は休みです」

こもり校長「あ、祝日か。土曜日は?」

ちくわバナナ「土曜日は部活があります」

こもり校長「部活でも会う可能性もある?」

ちくわバナナ「いや、今はまんえん防止で、作品展が近いから、特別に許可をもらってるから、土曜日は会わないと思います」

こもり校長「じゃ明日は学校休んで、土曜日は部活に行って、そしたら日曜。嫌なことを感じない、つかの間の3日になると思うけど、そんな大切な夜に今日感じたことをこうやって言葉にしてくれて、言葉にしたことで何か、ちくわバナナの今日1日だけでもいい。2月10日が他の日と比べて、少しでも気持ちが軽くなってた日になったら良いなと俺はすごく思ってる」

ちくわバナナ「はい」

こもり校長「もしかしたら100万分の1ぐらいかもしれない。俺が思ってる何倍も何百倍も辛い想いをしてると思うけど、その中でも、全く誰にも言えなかった言葉を伝えてくれて、ありがとう。今日もよく頑張ったね」

ちくわバナナ「ありがとうございます」

こもり校長「今日もしんどかったな」

ちくわバナナ「はい」

こもり校長「今、一緒にこうやって話してみて、昨日と比べてどう?」

ちくわバナナ「昨日よりは楽です」

ぺえ教頭「良かった」

こもり校長「昨日がマジで寝られない夜だったとして、今日は寝られない日ぐらいになったら、俺はすっごく嬉しいと思うんだ。たぶん疲れてるよ。すごく頑張ってる」

ちくわバナナ「はい」

こもり校長「約束しようってことでもないけど、校長も授業が終わったら寝る。で、今日ちくわバナナと会って、2月10日=ふとんの日、今日ぐらいは少しでも肩の力抜いて寝られるように、2人で布団の中で願いながら寝ようよ」

ちくわバナナ「はい」

こもり校長「明日という日が少しでも楽になるように。まだまだ現実的なことはいっぱいあると思うけど、出会えた今日だけは。しかも今日だけじゃないからね、これかもずっとあるからね。掲示板は明日も動くし、週が明けたら、また俺たちはここにいるし。そんな急にはいなくならないから。俺がもし“やめだ! いなくなるぞ!”となっても、絶対に後任の人を連れてくるから」

SOL!


ぺえ教頭「(笑)」

こもり校長「ずっと続くから。どうしてもしんどかったら、またここに来てくれよ」

ちくわバナナ「はい」

こもり校長「言葉に出来なかったら、掲示板に書いてくれればいいし、LINEがあるなら、LINEの友達にもなってやるよ。SCHOOL OF LOCK!のLINEアカウントもある。Twitterもある。全部頼ってくれ」

ちくわバナナ「はい」

こもり校長「本気で良い夢みような」

ちくわバナナ「はい」

こもり校長「いろいろ話してくれて、ありがとう」

ちくわバナナ「ありがとうございました」

ぺえ教頭「泣いて良いのよ。いっぱい泣いて、泣き疲れて寝ましょう(笑)」

ちくわバナナ「はい(泣)」

こもり校長「このあと、一緒に曲聴くか。ありがとね」

ぺえ教頭「ありがと」

ちくわバナナ「ありがとうございます」


♪ ひとつになりたい feat. 奇妙礼太郎 / KERENMI


『自分』を殺さないで
中学校3年間で楽しい時間を過ごせてたのに、その人が入ってきただけで自分の学校生活を壊されるのはダメだよ。学校だけでなく家でも悩んでしまったり、周りに隠してしまったりしていくうちに『自分』がいなくなってしまうかもしれない。そうやって悩んでる中で今日、話が出来たのはすごいことだと思う。
こく民
男性/17歳/熊本県
2022-02-10 23:42


大切な
自分のことは信じてあげてもいいんだよ。
頑張ったね
フルーツポンチの桃
女性/16歳/東京都
2022-02-10 23:39


大丈夫
自分の悩みを背負わせたくないって考えられることが、まず本当に優しい。そして今日まで一人で抱えてきた貴方は強い。
だから、今日ここで話してくれてありがとう。私はラジオの前で話を聞かせてもらったいち生徒でしかないけど、少しでも力になりたいと思った。味方です。
どうか、人に頼れないときは、いつでも私たちを味方にしてください。
Pなっつ
女性/15歳/栃木県
2022-02-10 23:45


こもり校長「生徒のみんなもありがとう」

ぺえ教頭「みんないろんな想いを抱えて、ホントに強く歩いてるよ。あと校長の言葉がすごく私にも響きました」



今日の黒板



SOL!


『 目に見えるものが全てじゃない。 』

こもり校長「『ゾウを想像しないでください』この一言を聞いて、ゾウを想像しなかった人はいないと思います。
次はスキーで例えさせてください。すごく険しいスキーの道です。木がたくさん生えています。『木にぶつからないように進もう』と思ったとき、多分木を見てぶつからないようにすると思います。『この道を最短ルートで進もう』と思ったとき、周りのものなんて気にせず、最短ルートの道だけを見ると思います。
人間って、否定を脳で処理できない生き物なんです。だから、『木にぶつからない』と考えたら木を想像するし、『最短ルート』とを想像すれば、道を見れるものなんです。 今日、誰にも相談できない生徒の悩みを聞かせてもらいました。10時台にRN エディキュール、11時台にRN ちくわバナナ。2人とも、『何かできない』『誰かに気持ちを伝えることができない』とか『自分がしんどい』とかを気にしていたよね。
でも、さっき言ったみたいに、人は自分の目に見えるものを自分で変えることができるんです。君たちが持ってる選択肢は、1つだけじゃないんです。君たちで選ぶことができる。
だから、これから先いっぱい悩むこともある。目の前に壁ができることもある。だけど、この世界は広いんです。目に見えるものだけが全てじゃない。君が目で見るものを選んで、まっすぐ君だけの道を進んでください」



♪ 真っ白な世界 / amazarashi


こもり校長「今日1日、生徒の話を聞かせてもらって、そして掲示板に書き込んでくれた生徒のみんな、本当にありがとう!」


こもり校長「SCHOOL OF LOCK!は明日夜10時に再び開校! 起立!」

ぺえ教頭「礼!」

こもり校長・ぺえ教頭「また明日〜〜〜〜〜!!!!」



こもり校長の放送後記

なんで時間が過ぎるのか、時間が許されるだけ”キミ”と話したい


ぺえ教頭の放送後記

今日もよく生き抜きました。

この後記の放送を聴く

聴取期限 2022年02月17日(木)PM 9:59 まで

Music 2022.2.10 PLAYLIST

    22:08
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  • 23:22
  • 23:44
  • 23:52

「察知させる」「弱い自分を見せられない」誰かに悩みを相談できますか?

ラジオの中の学校、TOKYO FM「SCHOOL OF LOCK!」。2月10日(木)の放送では、『君の悩みを聞かせて欲しい!』と題してお届けしました。今回のテーマを説明する際にパーソナリティのこもり校長とぺえ教頭が語った、自身の悩みについての会話を紹介します。


Art FAXイラスト

SOL!
SOL!

Students 今日の生徒

山形県 15歳 エディキュール
広島県 16歳 ちくわバナナ

この後記の放送を聴く

聴取期限 2022年2月17日(木)PM 09:59 まで

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