今夜の授業を職員のいとかんが振り返り!
今夜のSCHOOL OF LOCK!には、東京事変から伊澤一葉先生&刄田綴色先生&亀田誠治先生が来校!
お送りして行った今夜の授業は『東京事変先生と掲示板逆電』!!
相談したいこと、伝えたいこと、恋愛や部活についてなどなど生徒と東京事変先生が自由に話して行った。
電話を繋いだのは…
来る26日の吹奏楽部のコンテストを緊張しいの私がどう乗り切ればいい!?と聞いていった【静岡県、14歳、女の子、ラジオネーム『Peacock』】
2個上の吹部の先輩ともっと仲良くなって、あわよくば付き合いたいけどどうやって話しかければいい!?と聞いていった【静岡県、15歳、女の子、ラジオネーム『ふくいんちゃん』】
理想の高い自分がいて、そこに追い付かず大好きな絵が自分を苦しめている… と相談して行った【山口県、17歳、女の子、ラジオネーム『ピンクのまほう』】の3名
それぞれの生徒がそれぞれの話したいことを東京事変先生にぶつけて行きました!
そんな今夜の授業はradikoのタイムフリーで聴きなおすことができます。ぜひ再出席してみて聞いてみてください
東京事変先生が来校!!! 君が話したいことは何!?
『 3人 』
こもり校長「今夜は、
東京事変の亀田誠治先生、刄田綴色先生、伊澤一葉先生の3人が来てくれて、一緒に授業をお届けします。 東京事変先生はこの後、登場! SCHOOL OF LOCK! 今週も開校です!」
♪ キラーチューン / 東京事変
こもり校長「今夜のゲスト講師は、
東京事変先生〜!」
亀田誠治先生(Ba)
伊澤一葉先生(Key)
刄田綴色先生(Dr)
亀田先生「
最年長です!」
一同笑い
こもり校長「伊澤先生、今年の6月振りということで、お久しぶりでございます」
伊澤先生「はい」
こもり校長「そして、亀田先生、刄田先生は、初めましてということで」
亀田先生・刄田先生「はじめまして。よろしくです」
こもり校長「伊澤先生、前回、今年の6月に生放送教室に来ていただきましたが、覚えてらっしゃいますか? (6月9日放送分
『東京事変先生と掲示板逆電!』)」
伊澤先生「キッズたちの、恋愛の相談ですかね、それがすごい印象的でしたね。なんて、ぼくは、澱んでしまったんだろう…」
一同笑い
こもり校長「(笑) どこから澱んでしまったんだろう?」
伊澤先生「どこから… 道を…」
こもり校長「あの頃に戻りたい?」
伊澤先生「あの頃に… トキメキを… ちょっと、適当なことばかり言いすぎちゃった…」
一同笑い
こもり校長「いや(笑) そんなことないです」
ぺえ教頭「はい。じゃあ書き込み〜 読みま〜す」
■
ロックの日はありがとうございました!
6月9日のSOLで恋愛相談をさせて頂き誕生日を祝ってもらった竹取物語です。放送後、SNSを通じてたくさんの方々から励ましのお言葉や誕生日のお祝いメッセージをいただきとても元気が出て心の傷も癒えました。両親もこれをきっかけに事変が大好きになり、一葉先生のソロツアーに連れて行ってくれたりクリスマスプレゼントに総合とPrime Timeを買ってくれたりしました。最高の思い出を作ってくださった林檎先生、一葉先生をはじめたくさんの方々に感謝しております。
現在私は大学入学共通テストに向けて日々勉強に励んでいます。なかなか良い結果が出ず投げ出したくなる時もありますが、大学生活で良い恋人と出会えることを夢見て残り約1か月頑張ります!
竹取物語
女性/18歳/鹿児島県
2021-12-20 17:30
こもり校長「すごい! “Love”が、受験のモチベーションになってる。共通テストっていったらもうあと1か月、切ったくらいですから。いまが多分、相当、追い込みの時期ではありますけど。この子、
6月9日の放送では、
“2か月、付き合った彼氏と別れて…”みたいな…」
ぺえ教頭「次に行くか? 留まっていた」
こもり校長「ちょっと、引きずってます… みたいなところもありつつ、でも、新しい、来年から、っていうので、いろいろお話頂いたっていう」
伊澤先生「林檎ちゃん、結構、白熱したやつだっけ?」
こもり校長「そうなんです」
亀田先生「同じ人なの?」
刄田先生「
林檎ちゃんがスイッチ入っちゃったってやつ?」
こもり校長「
“それって!”みたいな感じで(笑)
“恋って”みたいな、
“傷ついた数だけ”みたいな(笑) いろいろ話して頂いて。今日もこの竹取物語は聴いてくれてると思うので。今夜も前回と同じく、みんなには東京事変先生と自由に話してもらおうと思う。SCHOOL OF LOCK! 今夜の授業テーマは!
『東京事変先生と掲示板逆電』!
亀田先生「大袈裟だぞ。大丈夫か?(笑)」
こもり校長「今日は(笑)、もう自由に、我が校のスタンダード授業『掲示板逆電』を東京事変先生とやっていきたいと思います。この授業は、いわば、生徒が話したいことを、どんなことでもいいので、話して行こうという。内容はどんなことでも、大丈夫だったりしますか?」
亀田先生「僕らは大丈夫ですよ」
刄田先生「僕も大丈夫です」
伊澤先生「何でも大丈夫」
ぺえ教頭「心強い」
刄田先生「亀田さんが一番あぶないですからね(笑)」
亀田先生「僕が一番あぶないですからね(笑) “最年長です”と言っておきながら(笑)」
ぺえ教頭「とばしてほしいね」
こもり校長「亀田先生が、どこでスイッチが入るのか? そのターニングポイントが楽しみでございます」
亀田先生「刄田先生も、伊澤先生も、僕のスイッチ、押しにかかってきますよ」
一同笑い
ぺえ教頭「待ってるからね。スイッチ」
こもり校長「
東京事変先生は、12月22日に初のオールタイムベストアルバム『総合』、さらにオールタイムミュージックビデオ集『Prime Time』をリリース。おめでとうございます!」
刄田先生「やったぁ〜〜〜〜〜」
亀田先生「ありがとうございま〜す」
こもり校長「東京事変先生は、2004年のアルバム『教育』から、ここまでに8枚のアルバムをリリースされております。今回、初のベストアルバムということで、
全30曲入りで、
新曲が2曲、収められております」
刄田先生「贅沢」
こもり校長「本当に贅沢な内容になっております」
■
東京事変
私は今、大学が決まり、大学に向けた勉強をしています。
わからなくて嫌になることもありますが、林檎さんや事変の曲を聴いて、元気をもらっています。
最近では、学校での受験の面接練習真っ只中、「仏だけ徒歩」のMVが公開され、『叱ってもらって育ってやれ』という歌詞に勇気づけられました。
そのお陰で、怖い怖いと思わず、自信を持って練習できました。そして第一志望に合格出来ました。
ゆず〜
女性/18歳/岐阜県
2021-12-20 18:28
亀田先生「『仏だけ徒歩』で、合格だ?」
伊澤先生「第一志望って、俺、なかったわ…」
一同笑い
伊澤先生「志望もしたことがないから… 公立校をそのまま上がる、みたいな… すみませんでした! はい! 黙ります!」
こもり校長「いやいや、そんなことない」
ぺえ教頭「大好き」
こもり校長「今回、ベストアルバム『総合』では、新曲以外、28曲が選ばれてますけど、楽曲が沢山ある中で、どういう基準、この楽曲を入れよう、ってされたんですか?」
伊澤先生「
基本は、林檎ちゃんが」
刄田先生「
って言ってるけど、意外とあの人“違う!”って言うよ」
亀田先生「どういうこと?(笑)」
刄田先生「
“スタッフが選んだ!”って、そういう風に言うの、何回も聞いてるよ。多分、斉藤君あたりかな?」
伊澤先生「我々が知らない…(笑)」
亀田先生「なんかでもあの、すごいちゃんと、本当に“オールタイム”になってるよね」
伊澤先生「それはもう間違いない」
亀田先生「ほんと、1枚目から、最新までがこう、おいしく、香ばしく、選ばれてますよ」
刄田先生「最初はもうちょっとマニアックだったらしくて、“なんでこれ入れないの?”みたいなのは、林檎さんが言ったらしいですよ」
亀田先生「そういう話は、誰に聞くの?」
刄田先生「本人、本人、本人」
伊澤先生「なんでそれ、綴色ちゃんだけ、知ってるの?」
刄田先生「この間、別の局で喋ったもん。それ」
こもり校長「椎名さんがいらっしゃらないからこそ聞ける話…」
亀田先生「それはあるかも」
ぺえ教頭「東京事変の仲のよさが伝わってくるわね」
■
私にとって東京事変は、、
オールタイムベストアルバム発売おめでとうございます!!私は東京事変が結成された2004年生まれの事変チルドレンです。2012年の解散後に東京事変を好きになったので、東京事変がリアルタイムで活動されている事自体、夢のように感じながらこの二年過ごして来ました。東京事変の音楽・歌詞・映像・五人の格好良すぎる姿とお茶目で可愛らしい姿のギャップなど、あらゆる面で魅了されてきました。そんな東京事変の存在は私の心の支えです。いつも本当にありがとうございます。
きらきら武士
女性/17歳/東京都
2021-12-20 19:45
伊澤先生「とんでもないです」
亀田先生「うれしい! “きらきら武士”さんありがとう! 僕たち、こう見えてもね、
“褒められるとどんどん伸びてくタイプ”だからね」
一同笑い
刄田先生「“こう見えて”って…?(笑)」
亀田先生「どう、見えてるんだろうね?(笑)」
こもり校長「SCHOOL OF LOCK! は、10代の生徒が多いんですけど、“きらきら武士”のように2004年生まれの生徒が、ものすごく多くて。東京事変が活動されてきた年数と、生徒の生きてきた年数が一緒っていうのも多いんです。今回、ベストアルバムが出るにあたって、いまの10代に、どういう風に楽曲を聴いて欲しいとか、どういう風に感じてもらいたい、みたいなのってあるんですか?」
亀田先生「
僕らのは、みんな本当にこう、生の演奏をしてるから、“生演奏”…
“楽器と楽器をみんなで合奏する喜び”っていうか… レコーディングの時も、曲作りのときも、常にそこが基本にあるので… そこは伝えたい。きっと、他では得られないものが、東京事変の音楽には詰まってるんじゃないのかな? っていう風に思いますね」
こもり校長「ということで、いま、ご本人の言葉を直接、届けてもらったけど、どうかな? もしも〜し!」
いきなり電話トークに突入〜!
デンパ 富山県 15歳
こもり校長「いま、直接、亀田先生から、“10代に向けて”って言葉、もらったけど、どう?」
デンパ「言葉が… 出てきません…(笑)」
亀田先生「デンパさんね、もしかして、東京事変の曲『電波通信』からラジオネーム「デンパ」にしてるかもしれないけど、あの『電波通信』のベースラインを、伊澤先生が譜面に全部書いて“この通りに弾け!”って言って、ぼくは、
あれで、腱鞘炎になりました(笑)」
伊澤先生「恨み…(笑)」
亀田先生「だからいま、デンパさんとお話できてうれしいよ。救われた。ようやく、電波回収した。俺、いま。電波使って(笑)」
こもり校長「こういう裏エピソード聞いて、ドキドキするよな?」
デンパ「ドキドキしました!」
こもり校長「デンパは、ベストアルバム『総合』は、もう買った?」
デンパ「買いました!」
こもり校長「自分のお小遣いで?」
デンパ「はい! 貯めて買いました!」
こもり校長「お小遣いいくら?」
デンパ「月1000円です!」
こもり校長「ベストアルバム、いろんな形態のがあるけど、どれを買ったのかな?」
デンパ「通常盤を買いました!」
亀田先生「ありがとう。いいよね。通常盤」
刄田先生「ほんとだよ」
こもり校長「お母さんにも相談して?」
デンパ「そうですね」
こもり校長「デンパが、東京事変にはまったきっかけってなんだったの?」
デンパ「コロナの時に、外に出られないときに、『Mステ』で『能動的3分間』を観て… 衝撃をうけて…」
亀田先生「それまでは、東京事変、あんまり知らなかったんですか?」
デンパ「椎名林檎さんのことは前から知ってたんですけど」
亀田先生「今日はね〜、どこ見渡しても、いま林檎さんおらんのだけど(笑)」
こもり校長「デンパ、いま、緊張してるよね?」
デンパ「めっちゃ、緊張してます…」
こもり校長「せっかく東京事変のお三方いらっしゃるから。自分の中の想い、伝えていいよ」
デンパ「
私、中学2年生の時に、学校に行けた日が少なくて… 暗い毎日を過ごしてたんですけど… 東京事変さんの曲を聴いて、元気出して、いまでは毎日、学校行けてるんで、“ありがとう”を伝えたいです」
亀田先生「やった〜!」
刄田先生「とんでもないですよ〜」
亀田先生「こちらこそ、ありがとう」
刄田先生「ごめんなさい。むしろ」
一同笑い
こもり校長「ごめんなさい?(笑)」
刄田先生「いや、もうちょっと、いいドラムが入ってたらよかったな〜、って(笑)」
こもり校長「そんなことない(笑)」
刄田先生「ごめんね」
亀田先生「まあでも、うれしいね。僕らが人生を貰うね。デンパさん、ありがとう」
刄田先生「ありがとう」
デンパ「こちらこそ、ありがとうございます」
刄田先生「元気出た」
♪ 仏だけ徒歩 / 東京事変
SCHOOL OF LOCK! は、東京事変先生を迎えて、この授業テーマでお届け中!
『東京事変先生と掲示板逆電』!
こもり校長「もしもし!」
Peacock 静岡県 14歳
こもり校長「15歳、学年は?」
亀田先生「“Peacock”、孔雀だ」
こもり校長「(笑) 孔雀ですね〜 14歳、学年は?」
Peacock「中学2年生です」
ぺえ教頭「中2高2は、好きにしなさい!」
Peacock「了解です!」
こもり校長「Peacock、東京事変先生の好きな曲は?」
Peacock「『勝ち戦』です!」
こもり校長「Peacock、掲示板の書き込み、読ませてもらったんだけどさ、今週、吹奏楽のコントテストがあるってことで。コンテストを控えているいま、事変先生とどんな話がしたいの?」
Peacock「
自分、すごい緊張しやすくて… コンクールの時とかも緊張しすぎて、失敗しちゃったりするので… どうしたら緊張しないで乗り越えられますか?」
こもり校長「みなさんって緊張って、されるんですか? ステージ立つ時とか」
刄田先生「我々は、みんな、緊張する…」
亀田先生「わたくしもそうです。チキン系です」
刄田先生「めちゃくちゃします」
ぺえ教頭「意外」
こもり校長「緊張ってした方が、パフォーマンスが上がる人と、下がる人、いるじゃないですか。みなさんって、どちらのタイプですか?」
伊澤先生「それを、行ったり来たりするんですよ。悪循環と好循環が同時にやってくるから、ものすごいジェットコースターみたいな感じなの。幽体離脱してるみたいな、時もあるし。自分とピッタリするときもあるし」
亀田先生「初めて聞いたわ。わっち(伊澤先生)のそういうの」
刄田先生「ジェットコースター?」
伊澤先生「そうだよ。戦ってんだよ〜」
一同笑い
亀田先生「みんな戦ってんだね(笑)」
刄田先生「だからか。ウロウロウロウロするピアノを弾くのは。全部、イヤモニで分かってるからね(笑)」
こもり校長「Peacock、コンテスト、緊張するパートとかっていうのもあるのかな?」
Peacock「はい。あります」
亀田先生「どういうパートがあるんですか?」
Peacock「クラリネット吹いてて、ソロパートが初めてあるんです」
亀田先生「ソロパートは、楽譜に書かれてある、決まったこと、決まったフレーズを吹くんですよね?」
Peacock「そうです」
亀田先生「これ、わっちとか音大系だけど。こういうとき、どうするの?」
伊澤先生「どっちの面でも攻めるっていうか」
亀田先生「どっちも?」
伊澤先生「精神面もそうだし、フィジカル面も。だから分けて考えて。フィジカル面で出来ることの全てをやりつくす、というか」
亀田先生「“練習をしっかりする”、ってこと?」
伊澤先生「そうだね」
亀田先生「フレーズは決まってるんだもんね」
刄田先生「わかるわかる」
伊澤先生「テンポを落としてやるとか? 分解して。そこまで分解するかがカギだと思ってて。で、気持ちのことは、受け入れるしかないですよね。緊張して当たり前、みたいな。頭、真っ白になるの、当たり前。その上で、みたいなこと。“緊張するからどうしよう”つって、緊張に対して抗ってたら、平行線だから、緊張を受け入れるっていうこと」
刄田先生「わかるわかる」
亀田先生「緊張する自分を許してあげるっていうか。僕ら、事変のメンバーの中で、Peacockさん、あのね、合言葉があって、
“調子悪くて当たり前”つって(笑)」
一同笑い
伊澤先生「それ、亀田さんのキラーフレーズ(笑)」
亀田先生「
“大丈夫だよ。調子悪くて当たり前だから”って。それくらいの時の方が、よかったりするよ」
Peacock「すごい参考になります! コンクールの前にずっと唱えます!」
こもり校長「勇気もらって頑張って!」
亀田先生「頑張ってね」
Peacock「ありがとうございます」
こもり校長「ありがとね〜!」
ぺえ教頭「ありがと〜!」
Peacock「ありがとうございます」
こもり校長「こういう、東京事変の裏側が聞けるのはレアかなって思いました」
伊澤先生「こういう話、なかなか、しないですもんね」
亀田先生「なかなかでも、わっちは、こうやって“禅問答”するよね」
刄田先生「そんなに考えてるんだ?」
一同笑い
刄田先生「あのウロウロするフレーズは、緊張したりしながら…」
伊澤先生「一緒に出来なくなっちゃうから(笑)」
こもり校長「イヤモニで分かってるから(笑)」
刄田先生「わかるもん、ほんと。すぐわかるもん」
SCHOOL OF LOCK! は、今夜のゲスト講師は、
東京事変先生!
こもり校長「あらためて、
東京事変先生は、12月22日に初のオールタイムベストアルバム『総合』、さらにオールタイムミュージックビデオ集『Prime Time』をリリース。この『Prime Time』は全28曲、内、1曲は、新作のミュージックビデオ。ここまでミュージックビデオを沢山、撮られてくると、まあ思いはどれもこもってると思うんですけど、 “特に印象深いミュージックビデオ”、“これ”大変だったなぁ〜”とか、ありますか?」
伊澤先生「パッと思い浮かぶのは… 『能動的3分間』が、めちゃくちゃ長かった…」
刄田先生「あぁ〜、あれは、わっちが一番長かったね」
伊澤先生「
完全に24時間を超えてました」
一同笑い
伊澤先生「16時間待ちとかして…
で、最後に、薔薇を投げつけられる(笑) だからもう、
すごい興奮しましたね(笑)」
亀田先生「どういうこと?(笑) 薔薇、投げられて?(笑)」
伊澤先生「2回、投げられてるもんね。観て下さい。みんな」
亀田先生「東京事変のミュージックビデオって、すごい、こだわって作ってて。そもそも、香盤、“香盤”って“スケジュール”、何時に入って、何時に終わる、ね、スケジュール表みたいなもんなんだけど、その通りにいかないんですよ。もう、軒並み。撮影開始から、カメラが回るのが、もう5時間くらい押して始まったり」
刄田先生「ありました。
4時間押しとかでスタート、みたいな」
亀田先生「スタートがもう4時間。じゃあ、4時間あとから入ればよかったのにって(笑) 次の日の昼とかまで押しちゃって、もう次の現場、行かなきゃいけない人とか出てきちゃって。そんなのばっかり」
こもり校長「ばっかり?」
亀田先生「ばっかり。終わんなかったやつ、あったよね?」
刄田先生「それ、文明開化…」
亀田先生「『新しい文明開化』って、あの、僕が、“新しい亀田誠治に変身する”んですけどね… まあ、それはいいや(笑) みんな、そんなこと、聞いてないよね。でも、あのミュージックビデオは、予定の香盤で撮り切らなくて… もう1回、別日に、残りの部分を…」
こもり校長「え〜!」
亀田先生「まぁでも、それだけ、監督やいろんな関わってる人も、本当に、もう本気で、やってて」
こもり校長「思いがあるがゆえに、っていうところもありますよね」
亀田先生「もう大体、俺、香盤見ると、“これ疑わしい”と思うもん(笑) “絶対、この時間でいかないよな〜”って(笑)」
刄田先生「亀田さん、だって、別件入れますもんね(笑)」
さあ今夜のSCHOOL OF LOCK! は、
東京事変先生を迎えて、この授業テーマでお届け中!
『東京事変先生と掲示板逆電』!
ふくいんちゃん 静岡県 15歳
こもり校長「東京事変の好きな曲は何?」
ふくいんちゃん「ベストアルバムに入っている『原罪と福音』という曲が好きで、それでラジオネームも“ふくいん”にしました」
亀田先生「ホントだ。ありがとう! 『原罪と福音』、僕が書いた曲なんですよ」
こもり校長「ベストアルバムはもう?」
ふくいんちゃん「買いました!」
こもり校長「さあ、ふくいんは、東京事変先生と何が話したいの?」
ふくいんちゃん「いま私、高校1年生なんですけど、
吹奏楽部に所属してて、2個上の好きな先輩がいるんです。その先輩に、お近づきになりたい! あわよくば、付き合いたい!」
亀田先生「積極的」
刄田先生「いいじゃない」
こもり校長「2個上ってことは、3年生?」
ふくいんちゃん「そうです。なのでもう、引退、入っちゃって… でも、週1くらいで来てくれます」
こもり校長「どんな感じの先輩なの?」
ふくいんちゃん「
話し方とか見た目とか声が、伊澤先生そっくりで」
亀田先生「あら〜?」
伊澤先生「ボーっと見えるんだ?」
ふくいんちゃん「
性格は、亀田さんに似てて」
一同笑い
亀田先生「ありがとうございます。昔からね、性格いい、“亀ちゃんは笑顔がいいね!” って言われて、“俺、音で呼ばれてるんじゃないんだ?”って思ったことありますからね(笑)」
こもり校長「見た目、話し方は、伊澤先生似?」
ふくいんちゃん「はい」
伊澤先生「ボソボソと。いう感じなんですね」
ふくいんちゃん「その先輩は、あんまりベラベラしゃべらないんですけど、一言が面白かったり。その一言で、場がいい方に変わる感じです」
伊澤先生「素敵じゃないですか」
こもり校長「そういう一言だったりとか、雰囲気だったりっていうことろに、惚れたのかな?」
ふくいんちゃん「そうです」
こもり校長「いつから好きなの?」
ふくいんちゃん「5月くらい? 今年の」
こもり校長「どういうところを見るとキュンとくるの?」
ふくいんちゃん「私、トロンボーンなんですけど、先輩がトランペットで、隣同士で吹く時があるんですよ。チラって見た時に、横顔が綺麗で。伊澤さんって、横顔、すっごい美しいじゃないですか。もう、そっくりだぁ〜! って思って!(笑)」
伊澤先生「めっちゃ褒めるけど、俺がしゃべるとだまっちゃう…(笑) 会話が続かない…(笑)」
ぺえ教頭「緊張しちゃうのよね」
ふくいんちゃん「恥ずかしくて(笑)」
こもり校長「先輩と、距離をまず縮めたいところからなんだよね?」
ふくいんちゃん「はい」
こもり校長「で、あわよくば、付き合いたい」
ふくいんちゃん「はい」
伊澤先生「でも、その、隣で吹いてるんですよね? いまはOBになっちゃったからあれだけど。週1度、だから、やっぱり、“アドバイスを乞う”、みたいな形で、話かけるみたいなことじゃないですか? “これって、どういう風に解釈すれば”…」
刄田先生「策士ですね!」
亀田先生「OBとして先輩も来てるんだから、聞かれて、答えてくれるだろうし、これはグッと近づくかもよ。いままでも、お話はよくしてるの?」
ふくいんちゃん「そうです。でも1日、その来た日、1回くらいで。他の人とも話してるから、ちょっと、やきもちっていうか…」
亀田先生「まあ、そうだね〜」
ふくいんちゃん「出し抜きたいです」
こもり校長「後輩の女の子から話しかけられたら、うれしいもんですよね?」
亀田先生「絶対、うれしい!」
伊澤先生「そっから、もう一段階、行きたいってことだもんね?」
ふくいんちゃん「はい。そうです」
亀田先生「ふくいんちゃんらしい話題というか。例えば、“ここ、どうやって吹くんですか?”とかでもいいし、ちょっと先輩のプライベートじゃないけど、
なにか音楽じゃないことも聞いてみちゃったりするとか」
ぺえ教頭「踏み込みたいよね。音楽以外でね」
亀田先生「そう。音楽以外で踏み込むっていう」
刄田先生「LINEとか? 交換してないの?」
ふくいんちゃん「交換してないです」
刄田先生「なんで?」
ふくいんちゃん「だって、いきなりLINE交換したら、変に思われるかな? と思って」
刄田先生「いや、いいんじゃないですか?」
ふくいんちゃん「LINEの、ひとこと目、なんて言えばいいんだろうって思って」
刄田先生「なんか、面白いスタンプでも」
一同笑い
こもり校長「亀田先生が言ったみたいに、音楽じゃないことを聞く方が、スイッチが変わって、印象には残りやすいかもしれないですね。部活中だと、“部活”ってスイッチがあるから、音楽の話だと印象には残んないけど、急に“えっ? プライベート”みたいになると、引っかかるかもね」
ぺえ教頭「まず、先輩のことをよく知るところからね」
亀田先生「“よく知りたいの”っていうのを、こう、ふくいんちゃんの気持ちがちょっとでも届くと、先輩も動くかもしれない」
ふくいんちゃん「
じゃあ、そうします。まずは違う話題から? 好きなバンドとか」
亀田先生「あっ! いいじゃん! いいじゃん! それそれ!
で、“東京事変”って言っちゃうんでしょ?(笑) お互い(笑) よし来た!(笑)」
こもり校長「最後、ふくいんちゃんに向けて、伊澤先生、エールを贈ってもらっていいですか?」
伊澤先生「だから… がんばって…」
ふくいんちゃん「頑張ります(笑)」
伊澤先生「
たぶんね、いいよ。うまくいく」
こもり校長「ばいば〜い!」
ふくいんちゃん「ありがとうございました!」
こもり校長「さあ、続いての生徒! もしも〜し!」
ピンクのまほう 山口県 17歳
こもり校長「17歳、学年は?」
ピンクのまほう「高校3年生です」
こもり校長「事変先生の好きな曲は何ですか?」
ピンクのまほう「『透明人間』です」
こもり校長「ピンクのまほうが、話したいことは何?」
ピンクのまほう「
理想が高い自分がいて、そこに追いつかなくて、大好きな絵が自分を苦しめちゃってる、みたいな… 感じなんです」
こもり校長「元々、絵を描くのが好き、ってこと?」
ピンクのまほう「そうです」
こもり校長「それがなんで“苦しめる”って状況になってるんだろう?」
ピンクのまほう「中学2年生の時から、真剣に、絵を描き始めて、自分が描きたいものと、描ける技量っていうのが合ってなくて… すごいギャップを感じて…」
こもり校長「脳内ものもが具現化できないフラストレーションみたいなのがあって、絵が好きだったはずなのにな〜、みたいな?」
ピンクのまほう「そうですね」
こもり校長「高校に入って視野が広がって、いろいろな絵を見ていくと、より、そういうのって感じたりするのかな?」
ピンクのまほう「そうなんですよ。周りにうまい人がいっぱいいて、コンプレックスだらけ…」
こもり校長「描きたいものがあるのに描けない。それを具現化できてる人が周りにいる、みたいな」
ピンクのまほう「あっ、そうです」
こもり校長「楽器も… 優劣がつくものではないと思いますけど、でもコンプレックスとか、感じることってあります?」
亀田先生「ピンクのまほうさんくらいの年頃のとき、
高校生くらいのときって、自分以外の全員が上手に見えたし… どんどんどんどんプロになっていくような仲間たちもいっぱいいて、自分だけが取り残されるような感じとかもあったな〜。でも、心配ないよ。本当に。何年か経っていくうちにね、例えばこの東京事変のメンバーみたいな、そういう仲間とかに、新しい仲間に出会ったりとかもするし。そういう中で、どんどん変わっていける、っていうか」
刄田先生「いいことだと思うんですよ。“目がいい”、僕らで言うと“耳がいい”って、耳、ダメだと、まず自分が下手かどうかも気付かないですし…」
亀田先生「ジャイアン状態だね」
刄田先生「そうそうそうそう(笑) どんどん、僕ら、耳が成長してって、技術が上がっていくと、今度、自分の演奏が嫌いになっていったりするし。ずっと、いたちごっこだから。“目がいい”ってことは、まず第一条件だから。“自分が劣ってる”ってこと、気付いてるってことは、努力する余地が…」
亀田先生「伸びしろ、だね。伸びしろがいっぱいあるってことよね」
刄田先生「そうそうそう。で、またさらに、高校卒業していろんなものを観ていったら、また観る世間が変わってきて、また目がよくなっていくから。また今度、自分が“もっとやらなきゃやらなきゃ”って。これだから、ずっと… ね」
こもり校長「環境が変わればまた違う目になっていくっていうのもありますしね」
刄田先生「だからいいことだと、僕はすごい思いますけどね」
伊澤先生「いいことだし、当たり前のことだよね。我々もずっとそうですしね」
刄田先生「そうですね。みんな。いい年して」
亀田先生「もうホントに何十年間も、ピンクのまほうちゃんのような気持ちで。ほんま(笑) もうちょっと、上手になりたいとか、もっとよくなりたい、と思うけど、そこには時間がかかったり。自分じゃできないんだけど、
メンバーと一緒だったらできたりとか、するってこともあるし」
伊澤先生「そう、ですね」
亀田先生「美大に行きたいんですよね?」
ピンクのまほう「あっ、そうですね」
亀田先生「美大に行って勉強したり、描いてる間に、また、ピンクのまほうちゃんの伸びしろが、伸びてくと思うし。より、また、目もよくなってくと思うし、上手になると思うの。上手になったら、まだ、“次の上手”っていうのが、出てくるんだけど。でも、それ、振り返ってみると、“前に進んでるぜ!”っていう…」
刄田先生「そうですな。さすが」
ピンクのまほう「すごく、もう、うれしいし、人生の先輩なので、本当に泣きそうです」
こもり校長「これから先ね、まだ高校3年生で、もし大学行くとなったら、新しいチャレンジもあるだろうから。負けずに。頑張って!」
ピンクのまほう「はい! 頑張ります!」
こもり校長「ありがとね!」
ピンクのまほう「ありがとうございました!」
刄田先生「ばいば〜い」
ピンクのまほう「はい(笑)」
♪ 透明人間 / 東京事変
こもり校長「ピンクのまほうが、大好きな、『透明人間』。頑張ってね。ピンクのまほう」
今日の黒板
『 今日現在(きょういま) 』
亀田先生「閃光少女っていう曲が“今日現在を最高値で通過して行こうよ”って歌詞で始まるんですけど。今日、今、若いみんなの気持ちを聞いていて、今を大事にいけっていう東京事変からの応援というそういう気持ちを込めてです」
♪ 閃光少女 / 東京事変
こもり校長「いやもう、あっという間の2時間で」
ぺえ教頭「楽しかったね〜 こんな自然体にお話してくれてうれしかったです」
刄田先生「うれしい」
こもり校長「生徒とも沢山、向き合っていただいて、本当にありがとうございました」
こもり校長「SCHOOL OF LOCK!は明日夜10時に再び開校!」
ぺえ教頭「起立!」
こもり校長「さあ! 生徒のみんなも立って!」
ぺえ教頭「礼!」
こもり校長・ぺえ教頭・東京事変先生「また明日〜〜〜〜〜!!!! ばいば〜い」
Music
2021.12.20 PLAYLIST
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