今夜の授業を職員のジェーンが振り返り!
今夜のSCHOOL OF LOCK!授業テーマは……
友達ってなんだろう?
今夜は生徒のみんなにとって"友達"ってどんな存在なのか、基準だったり、友達というものに対して思うことや考えを教えてもらっていきました。( ˘ω˘ )
1人目に電話した生徒RN:
ホットケーキ味のホットケーキにとっての友達とは?の答えは……
自分のことを受け入れてくれる信頼できる存在が友達だと思う。とのこと。でも実際は、一緒に過ごす子はいるけどその子にとって自分ってどんな存在なんだろう?とか、どう思っているのかな?と思ってしまってい、そんな時ふと私はその子と友達なのかな?と思う時があるという。RN:ホットケーキ味のホットケーキはSNSがあまり得意ではなくやっていない。でも周りの子がやっているので、そこでSNSの話をされて盛り上がっているのを見ると疎外感を感じ、自分的にはSNS上で仲良くなるのではなくリアルに仲良くなりたい。でも相手にはそれを言えずにただただ過してしまっていて本当は本音で話がしたい。と気持ちを聞かせてくれました。
2人目に電話した生徒RN:
猫を見習う犬派が暁羽(さとは)にとっての友達とは?の答えは……
恋愛とか秘密を打ち明けられる存在が友達だと思う。とのこと。今、実際に恋をしているというRN:猫を見習う犬派が暁羽(さとは)。今一緒にいる中学の同級生には、恋の話とか自分の秘密を打ち明けられる子がいない。小学校の時の友達や学校掲示板には書き込めるけど今の同級生には秘密を共有出来るような、そこまでの関係性を築けている子がまだいないという。これを聞いていた こもり教頭からは、秘密を共有するのって今日明日で出来るような関係性ではないかもしれないけど、一緒にいたいとか大切にしたい。って思える子が出来たら、少しずつで良いから、秘密を共有出来ていけたら良いね!と声をかけていきました。
そして最後に電話した生徒RN:
星空へJUMP!にとっての友達とは?の答えは……
自分にちゃんと友達が出来たことが無いので良く分からない存在。とのこと。小・中学校と強くいじられてきて友達と呼べるような人がいなかったというRN:星空へJUMP! なので実際に友達って何なのか?がピンとこないという。嫌な経験のせいで、友達=怖さが8割、でも欲しいという気持ちも2割あって、好きなものの話とかはしてみたいと思う事もある。と話を聞かせてくれました。
RN:星空へJUMP!が小説や音楽が好きだという話から、さかた校長からは「好きな事があって話したい事があるなら怖いかもしれないけど自信をもって周りの人に話してみて欲しいと思う。」と、声をかけ、背中を押してきました。
今日の学校掲示板では、友達って「宝物」「なくてはならない存在」「別に必要ない」……など色んな意見が飛び交っていました。考え方や捉え方は人それぞれ。書き込みを見てみんなはどんなことを思ったかな?また意見を聞かせてください(^ω^)
今日のテーマは『友達ってなんだろう?』……君にとっての友達って?
『 宝物 ライバル 一緒にいて楽しい 契約 いつかなくなってしまうもの 』
こもり教頭「これはどういうことでしょうか?」
さかた校長「今日の
掲示板に生徒のみんなが書いてくれた
“友達って何だろう?”という問いに対する考えのほんの一部なんだけど…“宝物”“ライバル”“一緒にいて楽しい”とかはプラスの、友達がいて楽しいことなんだけど、“契約”とか、“いつかなくなってしまうもの”って、ちょっとマイナスな言葉っていうか。例えば、“契約”に関しては、例えば高校3年間だけとか、”いつかなくなってしまうもの”は卒業とか別れのタイミングで切れちゃうんじゃないかとか、ネガティブな考えもあるし、生徒によって友達に対する考えがいろいろあったんだよね」
こもり教頭「友達の存在自体が自分を苦しめてるって生徒もいると思いますし、同じ友達でもすごく好きな友達もいれば、あまり合わない友達がいたり、“一緒にいて友達って呼べる存在なのかな?”とかを考える生徒もいるかもしれないですね」
さかた校長「必ずしも、“友達=良いもの”とは、ならないこともあるから」
こもり教頭「校長にとって、友達はどういう存在ですか?」
さかた校長「俺の考えだけど、友達は最高な時はもちろんそうだけど、最低な時にいくつその瞬間を分かち合えたかなってところだと思ってて。嬉しいことがあった時はぶっちゃけ1人でも楽しくて、周りがいなくても何とでもなるんだけど、本当にしんどい最低な時に、俺が人生を振り返って、10代の時めちゃくちゃ心が疲れてしんどい時に隣にいてくれたやつって一生覚えてるのよ。絶対そいつの隣にも俺がいてあげたいと思ったし。
だから、すごく最低な時に一緒にその空間・時間・気持ちを分かち合えたことかな。でも、1つでも友達と共通点、例えば映画が好きって共通点があって、それが楽しいって瞬間があったら、俺はそれも友達だと思ってしまうし。でも、それはケースバイケースだから、難しいなってのはあるな」
こもり教頭「僕は、“友達”とは考えてなくて、”ま、何でもいいや”って思えるのが友達の存在なんですよ。それは、“友達”って言葉って、使いやすくて都合がいい言葉だなって思ってて。自分の中では2面あって、一緒にいてくれる人、自分が“この人と一緒にいたいな”って思う人が、それこそさっき校長が言ったように、自分が辛いなとか悩んでる時に理解者であってほしいなともちろん思うんですけど、それって、自分の“我”じゃないですか。
自分が求めてほしい答えがある時に、その人が理解者になってくれなかっただけで友達じゃなくなっちゃうのって僕は寂しいと思うし。もっと違うところで一緒にいたいって思ってたはずなのに、そういう自分の“我”だけで、関係性が切れてしまうのも、友達って言葉だと思うんですよ。
でも、反対に、好きだから一緒にいたいし、楽しいことも友達がいたから倍になった経験もいっぱいあったし、逆に悲しいことが半減したこともいっぱいあったから、周りには一緒にいたい人をたくさん増やしたいなって思う…と考えた時に、僕は友達って存在は、友達って言葉を使わない、“何でもいいや”って。もしすごく嫌な言葉を言われようが、逆に自分が相手を助けたいと思ったりとか、逆に助けられたいと思ったりとか、その時の自分の空気感と相手の空気感で、常に一緒に居合える存在だったら、それが友達なのかなっていう僕の考え方なんですよ。だから、今、校長と僕だけで話してもなお、ちょっとニュアンスが違うじゃないですか。言葉は1つなのに」
さかた校長「そうなんだよね。だから、黒板に書いたように、みんなの気持ちや想いが様々あると思うから、今夜はそんな“友達”について、生徒の君たちとみんなで、2時間考えていこう!」
♪ すべてが壊れた夜に / SEKAI NO OWARI
さかた校長「さぁ、今夜のSCHOOL OF LOCK、授業テーマは…!
『友達ってなんだろう?』」
こもり教頭「生徒の君にとって友達とはどんな存在なのか、友達の基準、友達というものに対して思っていることや悩み、考えを自由に教えてください」
さかた校長「さっそく話を聞いてみよう!」
ホットケーキ味のホットケーキ 青森県 16歳 女性
さかた校長「まさにホットケーキだな(笑)」
ホットケーキ味のホットケーキ・こもり教頭「(笑)」
さかた校長「学年は?」
ホットケーキ味のホットケーキ「高校2年生です」
こもり教頭「じゃ、いこうか。中2、高2は当たって!」
ホットケーキ味のホットケーキ「砕けろ!」
こもり教頭「突っ走れーーー!!!」
ホットケーキ味のホットケーキ「おー!!!」
こもり教頭「よく言った!」
さかた校長「ナイスあたジェネのホットケーキ味のホットケーキ。さっそくだけど、友達って何だろう?」
ホットケーキ味のホットケーキ「
自分のことを受け入れてくれる、信頼できる存在だと思います」
さかた校長「どうしてそう思ってるの?」
ホットケーキ味のホットケーキ「私自身が友達と話してる時に、その子は自分のことをどう思ってるんだろうとか、その子にとって私ってどんな存在なのかなってすごく気になって。“そうなったら友達なのかなぁ”って思っちゃう時があって。すごく気になるなって」
さかた校長「それは学校のクラスメイトに対して、“自分はどういう存在って思われるのかな?”って思っちゃう?」
ホットケーキ味のホットケーキ「そうですね」
さかた校長「今、クラスではめちゃくちゃ仲良いって友達は自分の中でいるのかな?」
ホットケーキ味のホットケーキ「話す友達はいるんですけど、すごく仲良いって自分で思った人はいないです」
こもり教頭「しかも、それを心から友達だって受け入れるのかって悩みにも繋がるってことだよね?」
ホットケーキ味のホットケーキ「はい」
さかた校長「それはなんで、そう思えないのかな?」
ホットケーキ味のホットケーキ「友達の周りの人たちがけっこうSNSを使ってて。私は見るだけなんですけど、周りの人たちはけっこう投稿したりしてて、友達と話してる時に、違う友達が“あ、この前の投稿見たよ”って話しかけて、そこで話が盛り上がっちゃうと、すごく疎外感を感じるし、自分の知らない話をしてるんだなって思っちゃって、そういうのってSNSじゃなくても出来るのかなって」
こもり教頭「逆に自分がSNSをやって、その子とより仲を深めたいって感じではないんだ?」
ホットケーキ味のホットケーキ「う〜ん、そういうのもあるんですけど、あんまり使うのが得意じゃないので、出来るだけ対面で普通に話したいなって思いが強いんです」
さかた校長「SNS使わずに直接、顔を見て話したいってことか?」
ホットケーキ味のホットケーキ「はい」
さかた校長「今の高校のクラスではそうかもしれないけど、小中の友達とかはどうだったの?」
ホットケーキ味のホットケーキ「中学校の時はみんなスマホとか持ってないので、言いたいことがあったら直接顔見て言う感じだったので、“話してるな”って感覚があって、自分的には気持ちが楽だったんですけど、高校に入ってから、みんなでSNSとかを使い出して、裏で仲良くなってて、みんなは自分がSNSとかを苦手なのを知ってるから、気を遣って“やらない?”って子も言ってくれる子もいて。裏でけっこうみんなで仲良くなってて、そういうのを聞いたりすると、寂しいなって感じがします」
こもり教頭「ホットケーキがSNSとかをやってないから、“自分は話したいよ、コミュニケーションを取りたいよ”ってのを全面的に受け入れてくれる子が、もし出て来たら、その子とは友達になれるかなって感じるってことかな?」
ホットケーキ味のホットケーキ「思いますね」
さかた校長「今まで、そういう風に自分をありのままに受け入れてくれた存在の友達はいたの?」
ホットケーキ味のホットケーキ「唯一いて、小学校の頃から高校までずっと一緒で、そういう不安とかを全部話したのを聞いてくれて、それでも受け入れて、大丈夫だよって励ましてくれれた子がいて。その子は“あ、友達だな”って思います」
こもり教頭「その子は高校も一緒ってことだよね?」
ホットケーキ味のホットケーキ「はい」
こもり教頭「じゃ、その子は自分の中では唯一の友達で、自分のことを受け入れてくれる存在なんだ?」
ホットケーキ味のホットケーキ「はい」
さかた校長「逆にクラスの友達に対しては、自分にどういう風にしてきてもらいたい?」
ホットケーキ味のホットケーキ「う〜ん。本音で接してほしいなって感覚があって。自分も本音で接してない部分もあるけど、たまに表情とかがすごく気になっちゃって。“あ、作り笑いだな”とかそういうのを見ちゃうと、“あ、自分って受け入れられてないんだな”って思っちゃうことがあって。だから、本音で接してほしい、本音を言ってほしいなって想いがあります」
こもり教頭「なるほどね。それは確かに、自分が相手の立場になった時に、とか考えちゃうと難しく思うところもあるしね」
ホットケーキ味のホットケーキ「はい」
さかた校長「その本音の部分を向こうにも出してほしいってところもあるからね。今、クラスの友達と打ち解けられてないかもしれないけど、ぶっちゃけ、ホットケーキはどうしたい?」
ホットケーキ味のホットケーキ「う〜ん、顔色とかを気にしないで、話を楽しめるような関係になりたいなって思います」
こもり教頭「さっき言ってた唯一の友達だと思える子がいる中でも、クラスの子と友達になりたいと思う?」
ホットケーキ味のホットケーキ「思います」
こもり教頭「そうだよね」
さかた校長「その友達になりたいって想いがあって、今は友達に受け入れてほしいって想いがあると思うけど、自分から何かアクションを起こしてたりしてるのかな?」
ホットケーキ味のホットケーキ「グループワークの時とかに積極的に話すようにしたりとか、席が移動の教室とかで隣とかになった時に“〇〇が好きだよね?”って感じで話を振ったりはしてます」
さかた校長「ちゃんとちょっとずつ行動は出来てるんだな。それはすごいよ」
ホットケーキ味のホットケーキ「はい」
さかた校長「もうアクションを起こしてるから、それをもうちょっと濃くラリーが出来たらいいもんな。で、ホットケーキの“友達とは受け入れてくれる存在かな”って想いがあるわけじゃん。で、自分は相手を受け入れる準備は、その行動の中で出来てるってことだよね?」
ホットケーキ味のホットケーキ「はい」
こもり教頭「だから、あとは相手が心を開いてくれれば、そこに飛び込みに行きたいのにってことかな?」
ホットケーキ味のホットケーキ「はい」
さかた校長「めちゃくちゃ信頼して全部を受け入れてくれる小学校からの友達がいるじゃん。その子はホットケーキにとってすごく素敵な存在で、めちゃくちゃ大切な存在じゃん。その存在ってけっこう奇跡的に近いんだよね。出会ってお互いのことをよく知れるって関係性でいられるのは」
ホットケーキ味のホットケーキ「はい」
さかた校長「だから、そこのレベルに…レベルって言い方悪いかもしれないけど、高校の仲良くなりたいなって友達が、いきなりそこにいくのってめちゃくちゃ難しいかもしれないのよ。今、ホットケーキがちょっとずつアクションを起こしてても、なかなか上手くいかないように。その友達は素敵な存在だから、難しいと思うのね」
ホットケーキ味のホットケーキ「はい」
さかた校長「だから、俺の考えなんだけど、1回、ホットケーキが思う理想の友達ってハードルをちょっとだけ下げてあげたらいいのかなって思うわけよ。例えば…何か趣味ある?」
ホットケーキ味のホットケーキ「読書が好きです」
さかた校長「じゃ、その自分の読書が好きって部分で友達に話して、他の話は盛り上がらないかもしれないけど、読書の部分はすごく話せるって子がいるとした時に、俺はもうそれで友達だと思うわけよ」
ホットケーキ味のホットケーキ「あ〜」
さかた校長「全部を好きになってもらうのはすごく難しいことだから。それはホットケーキもそうだと思うんだよ。他の子の好きを全部受け入れるのは難しいけど、自分のいっぱいある好きなことのパーツの1つだけを、好きの共通点が1つでも見つけることが出来たら、俺は友達だと思っていいと思う」
ホットケーキ味のホットケーキ「はい」
さかた校長「で、それを積み重ねた時に、ひょっとしたら好きじゃないものでも話せたり、小学校のからの友達みたいに“あれ、何でも話せるかも”って、どんどん積み重ねた先に、その素敵な友達があると思うんだよな」
ホットケーキ味のホットケーキ「はい」
さかた校長「だから、ちょっとだけ自分の中の理想のハードルを下げてみたらいいんじゃないかなと思うな。どうだろう?」
ホットケーキ味のホットケーキ「やっぱり何か自分の理想が邪魔してたのかなって今、すごく感じて」
さかた校長「いきなり100が難しいからね」
こもり教頭「うん。理想が邪魔してるのは違くて、自分が心地良い場所だったりとか、誰かのために何かしたいって思ったり、誰かに受け止めてもらいたいっていうのは、すごくピュアな気持ちだと思うから、もっとホットケーキがわがままになってもいいのかなって思うわけ。自分の“こういうこと受け止めてよ”って発信が、実は物すごくピュアなことだったりとか、自分の何かを分け与えるってことだと思うから、そこをいつしか受け止めてくれる子がいた時に、自分が最大限の何かを出せるような準備が常に出来てるのが、今のこのホットケーキの友達って存在を見つけるきっかけにもなるんじゃないかなと思う。もっとわがままでいいと思う。“もっと見てよ”“こういうの好きんだよね。どう?”みたいな。それぐらいラフでもいいんじゃないかなって。肩の力を入れずに」
ホットケーキ味のホットケーキ「はい」
こもり教頭「もっといろんな種類の人がいて、いろんな友達って関係性があると思うから、いっぱい見て、いっぱい接するのがいいと思う。もう準備が出来てるからね」
ホットケーキ味のホットケーキ「はい」
さかた校長「すごく気楽な気持ちでやっていいと思うよ。ほんの一歩ずつ、何なら0.1歩ぐらいでいいからな。それぐらいラフな気持ちでいっていいと思うから、明日から楽な気持ちで一歩一歩接してみてほしい」
ホットケーキ味のホットケーキ「はい」
さかた校長「出来そうか「?」
ホットケーキ味のホットケーキ「頑張ります」
さかた校長「おぉ、よく言った! 約束だ! 頑張れよ」
ホットケーキ味のホットケーキ「頑張ります!」
こもり教頭「明日も楽しんで」
ホットケーキ味のホットケーキ「はい」
♪ Friends for life / Novelbright
さかた校長「まだまだ生徒の話を聞いていきたいと思う!」
猫を見習う犬派が暁羽 東京都 13歳 女性
さかた校長「学年は?」
猫を見習う犬派が暁羽「中2です」
さかた校長「お!」
こもり教頭「いきましょうか。中2、高2は当たって!」
猫を見習う犬派が暁羽「砕けろ!」
こもり教頭「突っ走れーーー!!!」
猫を見習う犬派が暁羽「おー!!!」
こもり教頭「よく言った!」
さかた校長「さすがですよ」
猫を見習う犬派が暁羽「(笑)」
さかた校長「いきなり聞いちゃうけど、暁羽にとって友達って何だろ?」
猫を見習う犬派が暁羽「
恋愛とかでも秘密を打ち明けられる人です」
さかた校長秘密ね。それは何でそういう風に思ってるの?」
猫を見習う犬派が暁羽「今、私、恋してるんですけど、誰にも言ってないんですよね。SCHOOL OF LOCK!の掲示板に書き込むのと、今は別だけど小学校が同じ友達ぐらいにしか言ってなくて。だから、よっぽどの関係性じゃないとそれは言えないなと思ったんで」
さかた校長「他の人では言えないような、深いところでの悩みだったり想いをな。その小学校の友達って?」
猫を見習う犬派が暁羽「中学校は分かれちゃったんですけど、LINEで繋がってて」
こもり教頭「こういう時期だけど、会えたりはしてるのかな?」
猫を見習う犬派が暁羽「たまに私がお土産とか渡しに行く時に、家を回ったりするんですけど、集まったりは出来ないですね」
さかた校長「その友達は1人?」
猫を見習う犬派が暁羽「私合わせて、4人ですね」
さかた校長「じゃその4人はすごく仲が良いんだ?」
猫を見習う犬派が暁羽「はい」
こもり教頭「それはいいね」
猫を見習う犬派が暁羽「(笑)」
さかた校長「中学になってからはどうなの?」
猫を見習う犬派が暁羽「その4人中3人、私以外が他の中学に行っちゃって、私だけ違う中学で(笑)」
こもり教頭「なるほど〜。今の中学では秘密を打ち明けられるような友達はいないの?」
猫を見習う犬派が暁羽「まだ2年じゃ難しいですね」
こもり教頭「そうか。まだ2年になって3ヶ月ぐらいだもんね」
猫を見習う犬派が暁羽「はい」
さかた校長「その4人の友達は好きな人の話とかの秘密を話せるきっかけとかはあったの?」
猫を見習う犬派が暁羽「昔行ってた、卒業した小学校で運動会があったんで、それを見に行ったんですけど、偶然その友達を出くわして、その時に“何か懐かしいよね。そう言えば、私、好きな人できたよ”って言いました(笑)」
こもり教頭「そういう時間と何気ないきっかけで、グッと縮まることってあるからね」
猫を見習う犬派が暁羽「はい」
こもり教頭「でも、暁羽のこの友達って考え方は俺もすごく思う。秘密を打ち明けられるって距離感だと思うし。周りにそういうことを言える友達、そういう関係性の人がいるって自分の心が楽になると思うから。教頭の友達って考えにもあるから、すごく共感も出来るというか」
さかた校長「暁羽も、友達から言われることあったの?」
猫を見習う犬派が暁羽「けっこう昔なんですけど、友達は1人なんですけど、クラスメイトの女の子と揉めちゃった時に、私が“味方だよ”って言ったら、すごく“ありがとう”って言ってくれて、それで友情を感じましたね」
さかた校長「それは向こうからありがとうって気持ちが来たけど、暁羽はどんな気持ちだったの?」
猫を見習う犬派が暁羽「優しくするって大事だなっていうか」
さかた校長「向こうもしんどい、心苦しい想いを見せたわけじゃん。それも嬉しかったりしたの?」
猫を見習う犬派が暁羽「はい。信頼関係が成り立ってるって実感できるのは嬉しいです」
さかた校長「だから、暁羽が秘密って言ったところの、ちょっと心の弱ってる部分を見せ合えたのは、きっかけとしてすごくデカかったよな」
猫を見習う犬派が暁羽「はい。そうですね」
こもり教頭「だから、今の学校でも、“中2だからまだ”ってのもあると思うの。時間が関係性を育むことってすごくあると思うから」
猫を見習う犬派が暁羽「そうです(笑)」
こもり教頭「さっきの“優しく人に接するって大事なんだ”って俺もすごく思う。やっぱり自分がしてほしい時って、相手に自分が何かを打ち明けないと、向こうが打ち明けてくれないこともあるから」
猫を見習う犬派が暁羽「あ〜」
こもり教頭「そう思うのよ。だから、暁羽が今思ってることはすごくピュアだし、いいと思うし。だから、今の学校で秘密を打ち明けられるぐらいの友達を作りたいと思ったとするなら、自分が手を差し伸べてみて。今日明日ですぐにできることじゃないじゃない? それで出来た関係性はちょっと…って思うのも当たり前だから」
猫を見習う犬派が暁羽「そうですね(笑)」
こもり教頭「だから、時間が経ったとしても、自分が一緒にいたい、大切に思いたい子のために何かして、いつしか自分の心が開いたと時に、それが打ち明けられる関係性であれば、素敵だなってすごく思う」
猫を見習う犬派が暁羽「なるほど〜」
こもり教頭「だから、今3人友達がいるんだったら、その3人を物すごく大切にしてあげていいと思うし。でも中学にいる人たちに対して、無理する必要も背負う込む必要もない思うけど、“この人、何か好きだな”って思う子と、ゆっくりでもいいから関係性を築き上げていく。何なら明日からでも良いんじゃないかな?」
猫を見習う犬派が暁羽「あ〜なるほど」
こもり教頭「どう?」
猫を見習う犬派が暁羽「やってみたいなと思います」
こもり教頭・さかた校長「(笑)」
こもり教頭「無理しないでよ(笑)」
猫を見習う犬派が暁羽「はい」
さかた校長「でも、暁羽は自分が味方だよって言えたから、いけるよ!」
猫を見習う犬派が暁羽「頑張ります(笑)」
さかた校長「やってみてくれよ」
猫を見習う犬派が暁羽「はい」
さかた校長「ありがとな」
こもり教頭「ありがとね」
猫を見習う犬派が暁羽「ありがとうございました」
♪ 今日の秘密 / 高井息吹
さかた校長「さっき、RN ホットケーキ味のホットケーキが、SNSが苦手って話をしてくれてたんだけど、SNS関連の書き込みが…」
■
友達、?
LINEの"友達"
インスタの"フォロワー"
目に見えてわかる「友達の数」
あの子よりも多い。
あの子よりも少ない。
時々そんなふうに考えちゃう私。
でもその"数"って本当の"友達の数"なのかな?
パスタパン
女性/17歳/埼玉県
2021-06-23 19:36
さかた校長「可視化されてるからね。でも、じゃ本当にしんどい時に、100人フォロワーがいたとして、100人全員が同じ熱量で来てくれるかって言ったらそうでもないし、そこは数字は分からないやん」
こもり教頭「でも、逆にネットで繋がれる友達っていると思うし、ネットだからこそ話せる友達がいるってのもあると思うんですよ。だから難しいですよね。校長が言ったみたいに可視化され過ぎてるが故に、しかも便利だからこそ故に、あの子にも興味があるってきっかけにもなるからこそ、フォローしちゃってるってところもあると思うんで」
さかた校長「で、生徒でもいたけど、距離が近過ぎるが故に、嫌われるのが怖くて素直に話せない。逆にネットのSNSとか関係性が薄い方が本音で喋れることも少なからずあるから。本当は近い距離の人にそれが言えたら一番いいんだろうけども」
■
ホットケーキさん
あたしもスマホ持つようになってからSNSにとらわれすぎてると思う。
ホットケーキさんが思ってること聞いたら
自分の心と向き合って、また改めてちゃんと友達って言える人を大切にしたいと思った。
ふーゆー
女性/18歳/熊本県
2021-06-23 22:39
こもり教頭「“確かに!”って思うよね。日常にあり過ぎるが故に、そこが正義に感じちゃう時もたまにあるというか。で、感じちゃうだけじゃなくて、そこが正義な時があるというか。SNSであの子は何が好きかを知ってるから、その話をショートカットして、いきなりその子の核心を突いた話が出来て仲良くなるって出来事が目の前で起きてると、“じゃ私もあの子と話す時には、そういうのをしないと話せないのかな?”って思っちゃうのはすごくわかる! だって目の前で起きてるんだもん」
さかた校長「きっかけがすごく簡単に見つかることがあるんだけど、そのきっかけってその人のルーツだから、実はちょっとずつちょっとずつ話して知った方が“あ、だから好きなんだ!”って、その時の燃える感情というか熱量って、本当はちょっとずつの方がいいけど。でも便利だからね」
こもり教頭「そうそう。だからインターネットとかSNSを使う時にすごく二面性があると思う。でも、それってすごいことじゃないですか。相手のことを画像1枚と140文字で知れちゃうって。ただ、それだけじゃないところの良さもあって悪いところもあるから、囚われ過ぎるのは違うなって教頭は思う」
さかた校長「だから、バランスを見て、1つのツールとして使えたら本当にいいけど、そこがマジで難しいからね」
こもり教頭「それがムズいだよね。だから悩むんだよね。教頭も悩んでるもん」
さかた校長「悩みもどこまで呟いていいのか、そのレベルも人によって違うから、RN ふーゆーもそう思ってると思うけど、心のどっかで危惧してるのは少なからずみんな抱えてることだと思うから、本当にいい塩梅の使い方を、こういう場があるから、みんなで改めてSNSの使い方についても考えていきたいなと思う」
こもり教頭「そうだね。今日のテーマとはちょっと違うけど、そういうところも考えながら。単純じゃないからね」
■
友達っていうのは、1キロを会話に迷うことなく歩ける人だと思います。
無言の時間も楽しめるものです。
ユニコーン
16歳/佐賀県
こもり教頭「歩いてる距離で、友達を測ることも出来ると」
さかた校長「会話がない時間も気まずくなく楽しめるってことね。心の中の無言の会話もあるからね」
こもり教頭「あるね。しかも、このユニコーンの書き方が教頭は好き。“1キロを会話に迷うことなく歩くける人”。“ 距離かぁ!”って思った」
さかた校長「うん。ロマンチック部の俺たちからしたら、通ずるものがあるよね」
こもり教頭「チック部(笑) そうだね。だから友達って言葉自体はいろいろ捉えられるなと思いますけど」
■
友達っていなきゃダメですか?
私には友達と呼べる人がいません。それどころか、挨拶をするような人もいません。
多くの人にとっては友達なんていて当たり前で、ひとりでいると悲しい人として見られたり、嗤われたりします。「あの子独りじゃん、可哀想…」とか。「うわ、あいつ″ぼっち″じゃん(笑)」とか。
友達がいないのはそんなに悪いことですか?友達っていなきゃダメなんですか?人といる方が疲れても、無理してでも誰かと一緒にいなきゃダメですか?
名前のない風鈴
女性/17歳/奈良県
2021-06-23 18:30
さかた校長「うーん。友達、めちゃくちゃ気を遣って、偽ってでも一緒にいたりするのはマジでしんどいからね。それだったら、1人の方が楽だって考え方だったら、俺はその考えでいいと思うし」
こもり教頭「校長としては、友達となった時に?」
さかた校長「うん。だって、なんでもかんでもずっと一緒にいて共有するのも楽しいけど、疲れる時あるやん。1人でいたいしって瞬間ももちろんあるし。“1人で本を読むのが好きです、漫画を読むのが好きですって、この時間が1日の中で一番尊いです”って子は全然それでいいと思っちゃうんだよな。その時間が自分の中で大切なら。でも、“それを話したい、友達と一緒に見たい”って子の考えも、それはそう思ってるから尊いことだし。だから、1人だから悪いってことは全然ないんだよね」
こもり教頭「そうだね。これ、教頭の考え方で言うと、どこの立場にいて、どこの角度を見てるかだと思うの。自分が周りに友達がいて、それが自分のいる立ち位置・角度の人って、それが当たり前だから、そこがないものを見た時に違和感を感じて、人に依るから全員が全員じゃないと思うけど、バカにする人もいれば、可哀想と思う人がいて。でも、これって、その人がいる場所が自然で当たり前だから、そう思う人がいるのも現実で。
でも、ものの見方は360度だから、反対側の立場にいて、反対の角度から見てる人からすれば、そこがすごく騒がしく見えて。自分は1人でいる方が自分として楽だし、それが自分の空間だと思ってる子からすれば、それが自分のテリトリーだし、それが自分の当たり前だから、そこが心地良く感じるし。
だから、一概にどこか正解で、どこがダメってことは絶対になくて、自分はどこが居心地が良いと思って、そこにいるかってことが意外と大事だったりするのかなって思う。でも、世の中って、さっき言ったみたいに角度があるから、いろんな意見があるから、どれも正解だし、角度を変えて見れば、どれも間違いだし。だから自分が1人でいることが変だなとか悪いなって思う必要は1ミリもないって思う」
さかた校長「そう。で、居心地良いところが自分にとって一番いいからな。その中で、“あれ? やっぱ1人じゃなくて、友達いた方がいいな。騒ぎたいな”と思ったら、その心は絶対的に正しいものだから、その自分を自分で受け入れてほしいよね。変化を恐れることはマジでないから」
こもり教頭「そうだね。だから、RN 名前のない風鈴からすれば、悪いことですか? ってことはないと思う」
さかた校長「全然大丈夫だよ。
まだまだ生徒の話を聞いていきましょうか!」
星空へJUMP! 愛知県 16歳 女性
星空へJUMP!「もしもし!!!!!!」
さかた校長「すげー元気! 星空へJUMP!どころか、飛んじゃったよ!」
星空へJUMP!「(笑)」
こもり教頭「いいよいいよ!」
さかた校長「久しぶり!」
星空へJUMP!「お久しぶりです!」
こもり教頭「元気出た。ありがとう」
さかた校長「そして、時を経て、16歳。学年上がって、今、何年生?」
星空へJUMP!「高2です!!!」
こもり教頭「よっしゃ、いきましょうか! 中2、高2は当たって!」
星空へJUMP!「砕けろ!!!!!」
こもり教頭「突っ走れーーー!!!」
星空へJUMP!「おー!!!!!!」
こもり教頭「よく言った!」
さかた校長「あたジェネ史上、一番声出てたかもな」
こもり教頭「そうだったし、いい意味で、ちょっと教頭が頑張らないとなって思っちゃった。こっちが元気もらい過ぎちゃって(笑)」
さかた校長「最高だったよ。JUMPどころか、もう“星空へFLY AWAY!”でいいぐらい」
こもり教頭「FLY AWAYもJUMPも好きな方でいいけど(笑)」
星空へJUMP!「(笑)」
さかた校長「そこで急に冷めんなよ。あたジェネの長なんだからさ」
こもり教頭「(笑) ありがとね」
星空へJUMP!「いえいえ」
さかた校長「高校2年生になって、星空へJUMP!が思う友達ってなんだろう?」
星空へJUMP!「はい。私にとって友達は、さっきのご挨拶とは裏腹で
よく分かんない存在です」
さかた校長「どうしてそういう風に思ってるの?」
星空へJUMP!「それは、ちょっとネガティブな方にいっちゃうんですけど、小中学校の頃から、いじめとまではいかなかったんですけど、よく男子とかにいじられる身だったんで、あまり良い友達がいなかったんですよ。で、それに高校に上がってからはいじられることはないんですけど、まともに話しかけたこともないし、話しかけてる時、“声かけても大丈夫かな? そうしようかな?”ってちょっと留まっちゃうことがあるんですね」
さかた校長「ちょっと様子を伺ってしまうか?」
星空へJUMP!「はい」
こもり教頭「だから、小中学校の頃は、友達って言葉にピンとハマる関係性があんまり気づけなかったなってのがあるってことか?」
星空へJUMP!「はい」
さかた校長「さっきみたいな、めちゃくちゃ元気な挨拶の星空へJUMP!のそういう面は今の高校のクラスには見せてないのかな?」
星空へJUMP!「そうですね。けっこう、学校ではおとなしい方で、まともに話せないというかコミュ障の方なんで」
こもり教頭「今、思うのは、話してて、自分の中ではコミュ障の方って言ってるけど、俺は全然そう感じないし、むしろ星空へJUMP!から受け取るものの方がすごく多いから、そう思わないんだけど、でも友達といざ話そうかとなった時、何が壁になるんだろう? 相手のことは友達とか、仲良くなりたい存在とは、また違う感情が湧くのかな?」
星空へJUMP!「そうですね。大半が恐怖で。正直なところ、友達はほしい方なんですけど、友達と言っても言い方が悪いと思うんですけど、友達って最初は赤の他人じゃないですか」
こもり教頭「うん。初めまして、から始めるわけだからね」
星空へJUMP!「で、周りからしたら、何を考えてるから分からないですし、自分から行動をとれば、下手したら、また小中学校のように、いじられる可能性もゼロではないですし、ちょっとイタいやつだなと思い込まれるのも嫌なんで。10割で表すと、8割恐怖で、2割友達ほしいなって気持ちがありますね」
さかた校長「自分の素の部分というか、本音の部分を出した時に、“え、何?”ってマイナスな感じで取られたら、苦しいか?」
星空へJUMP!「はい。そうですね」
さかた校長「2割って言ってたけど、本当は友達がほしいんだろ?」
星空へJUMP!「う〜ん、そうですね。ちょっと矛盾しちゃうかもしれないんですけど、私自身、友達はお預けした方がいいかなって思うんですよね」
さかた校長「なんでそう思うの?」
星空へJUMP!「無理に友達作らなくてもいいし、さっき言ったように恐怖心から…何て言うんだろうな、ちょっと言い表すのが下手なんで…」
こもり教頭「いやいや、心の中で思ってることを口にするのは難しいよ」
さかた校長「やっぱ怖いしな」
星空へJUMP!「そうですね」
こもり教頭「さっき10割で表してくれた時に、怖さ8割だと、他のものが1出てきたとしても、押しつぶされるってこともあると思うからな」
星空へJUMP!「そうですね」
こもり教頭「校長、どうですか?」
さかた校長「恐怖があるけど、しっかりちょっとでも友達がほしいって感情があるわけやんか」
星空へJUMP!「はい」
さかた校長「で、その友達が出来た時、何をしたいなとかあるの?」
星空へJUMP!「ありますよ。好きなことを語り合えるのが一番の理想ですね」
さかた校長「めっちゃいいやん」
星空へJUMP!「(笑)」
さかた校長「だって、前に話した時も言ってたけど、小説好きだもんな?」
星空へJUMP!「はい」
さかた校長「何の話したいの? やっぱり小説とか?」
星空へJUMP!「小説もそうなんですけど、強いて言えば、音楽とかですね」
さかた校長「全然いいやん。好きな音楽の話な。だから、怖いけど、明確に友達が出来た時に話したいテーマももう頭にあるんだよな」
星空へJUMP!「ありますよ、もちろん!」
さかた校長「それめちゃくちゃいいことだし、俺も小学生から家族が引くぐらいのお笑い好きだったんだけど、毎日帰っては、テレビの新聞欄見てマーカーで印付けて、ビデオテープも家にもう1000本ぐらいあると思うんだけど、お年玉も全部テレビに使うような…。でも、その熱量で話せる人が高校までいなかったのよ。で、高校を卒業して、そういうお笑い好きのサークルがあって、人見知りだったけど、すごく勇気出して入ったのよ。そしたら、めちゃくちゃ俺以上にお笑い好きの人がいて…俺が今まで友達と話してた時は、10%ぐらいに抑えて話してたのよ、みんなが引くから。でも、その時だと100%、200%のフルスロットルで話しても、向こうも受け入れてくれて理解してくれて、“それだったらこんなのもあるよ”って教えてくれて、めっちゃ俺の世界が広がったんよ」
星空へJUMP!「へ〜」
さかた校長「だから、星空へJUMP!が音楽を話したいって気持ちがあるんだったら、すごく怖いと思うし、出していくのは徐々にがいいかもしれないけど、俺は星空へJUMP!が好きな音楽で友達とめちゃくちゃ盛り上がって、先生に“うるさいよ、お前ら!”って怒られるぐらい盛り上がっちゃうような景色、見たいわ」
星空へJUMP!「(笑)」
さかた校長「だって、もう話したいんだもんな」
星空へJUMP!「はい」
さかた校長「今は我慢なのかなって言ったけど、根っこにその想いがあるなら、俺は全然我慢する必要ないと思うな。もちろん少しずつで。おはようって言う前に、“私はこれが好きで! あの曲聴いた!?”って100%で言ったら、“えぇ…”ってなるけどな」
星空へJUMP!「(笑) そうですね」
さかた校長「ちょっとずつ小出しにしていって。音楽好きな人ってクラスにめちゃくちゃいるからね」
星空へJUMP!「はい!」
さかた校長「俺はそこの好きな気持ちで友達と話したいって想いは、全然セーブしなくていいと思うよ」
星空へJUMP!「はい」
こもり教頭「そうだね。それに、今、教頭が思うのは、さっき怖さ8割、友達ほしいが2割って言ったけど、その2割のポジティブに思ってる気持ちが、8割のネガティブな気持ちに押し潰されて欲しくないって思ってるのね。なんでかって言ったら、これは教頭が言った友達の定義で言うと、星空へJUMP!はもう友達だと思ってるのよ」
星空へJUMP!「そう言ってもらえると嬉しいです」
こもり教頭「もしかしたら、SCHOOL OF LOCK!という学校で、こもり教頭という名前で、ラジオネーム星空へJUMP!という名前でしか作れない関係なのかもしれないけど、その関係でも教頭は友達だと思ってる」
星空へJUMP!「ありがとうございます」
こもり教頭「“そういう関係の友達がいちゃダメか?”って思うから。だから僕は思う。別に学校じゃなくていいと思うよ。クラスだけじゃないと思う。もしかしたらネットの世界に出たら、もっといるかもしれない。学校じゃないところで出会う人と友達になるかもしれない。その時に8割ってネガティブな気持ちだけに支配されないでほしいって強く思うから。ちょっと乱暴なこと言うと、ちょっと無理して一歩進んじゃってもいいんじゃないかなと思うぐらい、ピュアになってほしいと思うな」
星空へJUMP!「は〜、なるほど」
こもり教頭「うん。俺はね。だから校長先生が言ったみたいに、好きなことがあって、話したいことがあるって、素晴らしいことだと思うのよ。で、持ってるんだから、デッカい声出せるエンジンを。自信持っていいよ」
星空へJUMP!「はい」
さかた校長「明日から自分の好きなところの、この“話したいな”ってのを思い切って挑戦してみてほしいね。出来そうか?」
星空へJUMP!「結果は分からないんですけど、やれるだけやってみます!」
さかた校長「おぉ!」
こもり教頭「いいね」
さかた校長「よく言った! 結果なんていいんだよ。チャレンジするってその気持ちが最高だしな。絶対に上手くいくよ」
星空へJUMP!「ありがとうございます」
さかた校長「俺たちがいるからな」
こもり教頭「待ってるぞ」
さかた校長「安心してぶつかってこい!」
星空へJUMP!「はい!!!」
こもり教頭「いってらっしゃい!」
♪ 君はともだち / UNISON SQUARE GARDEN
■
星空へジャンプさん
お友達になりたすぎる。。。。きっといいお友達になれそう。。。。ここには沢山の仲間がいるから、1人で抱え込まないでね!!!!
あいするりんご
女性/18歳/岩手県
2021-06-23 23:45
こもり教頭「他にも掲示板、いっぱい書き込んでくれてる友達がいるぞ! ぜひRN 星空へJUMP!、読んでほしいと思う」
今日の黒板
『「かも」はいらない』
さかた校長「友達はいらないかも、友達は出来ないかも色んな友達ってなんだろうって思ったときの君の思いがそこにしっかりあるのならみんな様々だしポジティブに友達を捉えている子もいればネガティブに思っている子もいると思うけど、俺は友達はいらないかも。1人が好きだから、だったらその思いを全力で信じて良いし怖いけど友達が欲しいと思うその気持ちがほんのちょっとでもあったら、その気持ちは君から生まれた絶対的なものだから信じて良いと思うんだよ。君たちが友達ってなんだろうって、今日思った思い浮かべたその思いって言うのは君を心地良くいさせてくれる、守ってくれる居場所だから、自分のその産み出した居場所を心から信じて欲しい!!」
♪ 答えを出すのだ / アイラヴミー
さかた校長「SCHOOL OF LOCK!、そろそろ下校の時間です!」
こもり教頭「校長の黒板を聞いて思ったのが、友達って考えた時に、自分もやっぱ悩んでる。“なんだろうな?”とか“どう言うのが友達なんだろうな”とか。だから、すごく悩んでるからこそ、自分に自信を持って、目の前にいる人だったりとか、自分自身を愛したりとか大切にしたいと思ってきて、その派生がどんどん今の自分の居場所になってるんだなって感じた。だから本当に“かも”は要らず、心に正直になるって大切なことなのかもなってすごく思いましたね」
さかた校長「で、正直な気持ちは伝わるからな。君たちにもそうあってほしいと思う。
SCHOOL OF LOCK!は明日夜10時に再び開校!」
こもり教頭「起立! 礼!」
さかた校長・こもり教頭「また明日〜〜〜〜〜!!!!」
さかた校長の放送後記
君が大好きなものを大好きな人と話してるところに、いつか俺もまぜてくれ!!
こもり教頭の放送後記
関係ない。
自分の思うがままに
感じた事に素直になって
周りに愛を。
Music
2021.06.23PLAYLIST
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「一緒にいて楽しい」「いつかなくなってしまうもの」友達って何?
ラジオの中の学校、TOKYO FM「SCHOOL OF LOCK!」。6月23日(水)の放送では、『友達ってなんだろう?』をテーマにお届けしました。番組の冒頭でパーソナリティのさかた校長とこもり教頭が語った、“友達”について思うこと、それぞれの考える“友達という存在”についてのコメントを紹介します。