これってどう思います? 君は色んな角度でモノを見れてる?

生放送教室 2021.5.31 月曜日

SCHOOL OF LOCK!

今夜の授業を職員のいとかんが振り返り!


今夜の授業は『これって、どう思います?』
生徒が日々の中でちょっと引っかかってしまった事、疑問に思ってしまった事を逆電で教えてもらい、それに対する意見を他の生徒に掲示板を通して聞いていきました。

電話を繋いだのは「模試の成績順に席替えをするのってどうなの?個人の成績が明らかになっちゃってすごく嫌だ!でも、もしかしたら受験生としての意識をするチャンスなのかも!?みんなの意見が聞きたい!」という【東京都 17歳 ラジオネーム 世間で言うカープ女子】

そして「地毛が茶髪なのに、学校で黒髪に染めろを先生たちに言われるのってどうなの?学校側は学校外の他人の目を気にして言っている。ありのままの自分を学校側に認めて欲しい!」という【三重県 16歳 ラジオネーム ちゃむ@Sol大好き】

二人の生徒の疑問に対し、校長、教頭、そして生徒のみんなが、賛成・反対双方の立場に立って、意見を交わしていきました。
そんな今夜の授業はradikoのタイムフリーで聴き直すことができます!ぜひ再出席してみてね!

この後記の放送を聴く

聴取期限 2021年6月7日(月)PM 10:00 まで

これってどう思います? 君は色んな角度でモノを見れてる?


SCHOOL OF LOCK!


『 BOYS 』

さかた校長「SCHOOL OF LOCK!の長い歴史の中で、今夜ついに、『GIRLS LOCKS!』が『BOYS LOCKS!』に…なります!!」

こもり教頭「今までありそうでなかったですね」

さかた校長「そう。この週末のうちに、なか3日で女子クラスを男子クラスにリノベーションしました! いやぁ〜、職員総動員でねぇ〜…」

こもり教頭「本来、別の教室でいいんじゃないかなっていうところもありますが…

さかた校長「やっぱり、日本一のマンモス校、SCHOOL OF LOCK!と言えども、教室の数は無限ではなかったな!」

こもり教頭「きっと無限だろうけどな…

さかた校長「男子クラスに変えるにあたって、“男子っぽさ”必要かな、と思って」

こもり教頭「“男子っぽさ”って何色ですか?」

さかた校長「まぁ…筋肉? 俺は筋肉だと思ってるから…、肌黒い? 日に焼けた…」

こもり教頭「ええ…(笑) その教室の色嫌なんだけど!」

さかた校長「ダンベルとプロテインを散りばめさせて頂きました。あと、ジャンプ・マガジン・ヤンジャン・ヤンマガ・スピリッツ敷き詰めて、いつでもゆっくり休憩できる」

こもり教頭「本棚があるってことですか?」

さかた校長「いや男子だから本棚は置いてない(笑) もう適当に置いて、寝っ転がって手に取ったやつを読めるように」

こもり教頭「あー、なるほどね」

さかた校長「やっぱり女子クラスとは違うね。荒々しさというところを意識して、リノベーションをさせていただきました」

SCHOOL OF LOCK!


こもり教頭「リノベーション(笑) そうですか…」

さかた校長「そんな『BOYSLOCKS!』を、本日より担当してくれるのは、櫻井海音くん!!!!」

<イェーイ!!>

さかた校長「今ちょうど、SCHOOL OF LOCK!の校門の前を通った! あー、すっごい、いい匂いがした! いやぁ、これは楽しみだね!」

こもり教頭「はい! 他の生徒のみんなも一緒に登校してください!」

さかた校長「…ということで、SCHOOL OF LOCK! 今週も開校!!」


♪ ボーイズ・オン・ザ・ラン / 銀杏BOYZ



さあ、今夜のSCHOOL OF LOCK!の授業は!
『これって、どう思います?』

さかた校長「今夜は生徒の君が、日々の生活の中でちょっと引っかかてしまったこと、疑問に思ってしまったことを教えて欲しい! そして他の生徒に意見を聴いてみて欲しい!」

こもり教頭「そして聞かれた生徒はその意見を掲示板にレスで書き込んでください」

さかた校長「…というのも、実はこんな書き込みが前にあって」

どう思いますか?
毎日、スクールバスで学校に行くんですが 同じ学校の1年の女子が あちこちでソーシャルディスタンスを守って!と言われているのにもかかわらず、ディスタンスを守らない奴がいて、時には手を繋いだり。この事についてどう思いますか?私は、とてもイライラしていて 毎朝学校に行くのか憂鬱です。
パステルわたあめ
女性/15歳/北海道
2021-05-13 19:20


さかた校長「一応、今はソーシャルディスタンスのルールがあって、“守ってください”という中で、こういうのはめちゃくちゃ多いと思うのよ。ルールはあるんだけど、このルールっていうのが『100%絶対に駄目で罰せられる』というルールでもないから、究極は、その人たちの判断に任せられることになる。だから、“自分は守ってるのに、守ってない人がいる”っていうことが起きてしまうやん」

こもり教頭「うん。まぁそうだね」

さかた校長「その時に、パステルわたあめみたいに、自分は守ってるからこそ(目についてイライラしてしまう)。本来、仲がいい友達と手を繋いだり、肩を組んだりすることは微笑ましくていいことでもあったんだけど、この状況の中では、そういうのも“控えよう”、“消毒してからにしよう”っていうのもある。
でも、100%罪なわけでもないからね。だからパステルわたあめが毎日そういう場面に遭遇していて、守ってない人に対してイライラしてると思う」

こもり教頭「難しいところだなと思いますけど…。パステルわたあめ自体が、スクールバスに乗って学校に行く時にソーシャルディスタンスを守っていてルールの中で生きてるから、それじゃないことをしてる人に対して、すごく苛立ちを覚えると思う。ちゃんと目を通せば、世の中って意外とそういうことが多かったりする。例えば、電車の優先席の近くにいた時にわざわざ携帯電話の電源を切ってるのか、とか、歩道を歩いていて本当は車道を歩いちゃいけないけど、歩道のちょっと外に出て歩いてる人がいたりとか、“罰せられないけど守らなきゃいけないルール”って、言いだせばたくさんあって。
守らなきゃいけないのは当たり前だし、道徳的なところだけど、1個ずつ言いだすと本当にキリがないことだらけになっちゃうから。自分は本当にそれを守ってる。守ってて守っててそれが自分の中のルールであればあるほど、守ってない人に対してイライラしちゃうけど、それが罰せられないものであるからこそ、その人の生活スタイルやスタンスに寄ってしまう。だから、余り気にしない方がいいかなと思う。俺はパステルわたあめの気持ちがそっちに持って行かれちゃうのはもったいないな、思う」

SCHOOL OF LOCK!


さかた校長「そうね。『ある程度』っていう基準が曖昧で人によって違うから、難しいやろうけども…。パステルわたあめは守ってると思うのよ。守ってる自分がすごく誇らしいと言うか、“自分はちゃんと守ってるから偉いんだよ”って思っててもいいけど、それを強要と言うか、“あいつら守ってないじゃん!”ってイライラしてムカついて、そのムカつく空気感を与えてしまうと、向こうも“え、なに?”って思うし。ムカムカしてるオーラをぶつけるまでいくと、自分も損しちゃうし、いっぱいいっぱいになっちゃうのはマジでもったいないと思うんだよね」

こもり教頭「でも、こっちの言ってることは正当なわけじゃないですか。『そこにある正義は何なのか論』になったら、どうしたらいいですか?」

さかた校長「これは究極『正義』の話になってきたり、思想の問題と言うか、自分の人生の考え方の問題にも行き着くすごい身近なことであって、実は昔からずっとある、大人たちも困ってるようなことで。俺が心の中であるのは、“全ては言い方次第やな”というのがある。
例えば、同級生の子がソーシャルディスタンスを守らずに手を握ってお話してた時に、“ちょっと気になるな、ムカつくな”って思ったら、“ダメだよ!”と言うと、これが本当のことだとしても棘があるじゃん。って言うかね、本当のことって、そもそも、めちゃめちゃ傷つくのよ」

こもり教頭「うん…そうね」

さかた校長「それをどれだけ優しくうまく言い換えるか。例えば、手を繋いでることに関してもうちょっと柔らかく“繋ぎたいよねー”とか。“まぁ、わかるんだけどさ”っていう、表情も込みでコミュニケーションの技術にもなってくるんだよな」

こもり教頭「難しいですね。今のだと、自分の意志が入ってないじゃないですか。伝えきれてないと言うか」

さかた校長「一発で全部伝えるのは難しい時もあるよな。本来はちょっとずつ“良くないかもね”ぐらいに言った方がいいかもしれんし」

こもり教頭「そうか…。でも、熱量があればあるほど伝えたくなっちゃうじゃないですか。やっぱり伝わらないもんですか?」

さかた校長「うん…。相手を100%思うのか、比重はすごく難しい気はするんだよな。話した時に、どっちを気持ちよくさせようとするのか。本来はもっと言い方とか手法があったかもしれないし、でも、こういう小さなところでいっぱい考えすぎて、“ワー!”ってなるのは、もったいない気もするし、ひょっとしたらもっと簡単な方法があるかもしれない。俺ですら、手を繋いでいることに関してはマジで何て言っていいか、向こうにもちょうどいいあんばいなところは難しい。
だから今日は、色んな方法や意見を生徒のみんなに書き込んで欲しいんだよね」

SCHOOL OF LOCK!


こもり教頭「そうですね、確かに。みんなの意見も聞きたいと思います!」


さあ、SCHOOL OF LOCK!今夜の授業は、『これって、どう思います?』

さかた校長「まず、さっき紹介した『ソーシャルディスタンスが言われる中で、スクールバスの中でそれを守らない人をどう思うか?』という書き込みを紹介したけど、どんな反応が来てるかと言うと…」

コロナ
最近はコロナ気にせずに友達と普通にくっついちゃってるな^^;気をつけます^^;
なごもり
女性/17歳/東京都
2021-05-31 22:19


こもり教頭「くっつくことが悪いことでもないと思うけど、こうやって意識する角度になるというのも、ひとつの意見だよね」

さかた校長「そうだね」


これってどう思います?
んー、難しいところだけど、もしかしたらその人たちも消毒とか手洗いうがい頑張ってるかもしれないし、、、手を繋ぐことは大声で喋ったりするよりそこまで周りに迷惑かけることでないから守ってる偉いあなたは無視した方がいいのかなって思います。
そよ風に吹かれてみたい
女性/16歳/広島県
2021-05-31 22:24


こもり教頭「その意見もあるな。確かに、離れてる方が大声で喋っちゃうから迷惑になるし、くっついてる方が(迷惑にならない)っていう角度もあるね」

さかた校長「手を繋ぐ、ということがな」


難しいねぇ
注意した自分の言い方を後から後悔するときもあるよね
東雲心優
女性/15歳/宮崎県
2021-05-31 22:15


さかた校長「そうな。“何であの時あんなふうに”と思うけどもね。でもその時に言わないとその時の君の気持ちじゃない可能性があるから、これまた難しいけども…」

SCHOOL OF LOCK!


こもり教頭「そうそう」


ソーシャルディスタンス
私の大学もバスの中の会話は慎むように言われてます。
でも、大体の人が喋ってます。
一人一人の意識の問題でもありますよね、、、何が正しくて何が正しくないのか、判断が求められますね
まえむき
女性/19歳/岐阜県
2021-05-31 22:24


こもり教頭「確かにそうだね。決して、その中の自由を奪うことをしていいわけではないと思うから、“喋るなよ!”っていうことは絶対に言えないし。かと言って“喋っていいよ”とも言えないし」

さかた校長「そうだね。“喋ることを我慢する代わりに、私たちはちゃんと手を洗って消毒して手を繋ぐんです!”っていう、そこにしっかりとした強い想いがあって、意図的にやってるのなら、俺は悪いことじゃないかもしれんな、と思う。反面、だとしても、“会話も、ソーシャルディスタンスも、手の接触も一緒じゃないですか”という人の意見もあるよね」

こもり教頭「いっぱいあるよね。これは言い出せばすごいいろんな角度があるから答えはないだろうし、『アリ』という言葉を使うのも良くはないと思うのよ」

さかた校長「“別に手を繋ぐのはいいじゃん”って許容するのが一番良くない気はするけども、いろいろ考えた上で、方法のひとつとして“これが一番最良だよ”と提案するのは悪くない気がする」

こもり教頭「でも、その人たちからしたらそれが最良なわけじゃない。…とか考えるじゃない。“そんなこと言ったらあなただって…”そう、これが生まれるのよ! 『そう言ったらあなただって』問題!」

さかた校長「“じゃあひとりひとりが好きに行きましょう!” それはもう全然違うよね。そうなってしまうと、無秩序と言うか。だから、日常のささいなことで、判断を全部自分でしなくちゃいけないっていうのが、だいぶ大変なんよな」

こもり教頭「ひとりひとりに心があるから、自分にルールがあればあるほどだから、難しいよね」

SCHOOL OF LOCK!



さぁ、続いては、電話で話を聞いていこう。

世間で言うカープ女子 東京都 17歳 女性

ラジオネームの通り、カープファンだと言うRN 世間で言うカープ女子は、現在高校3年生。
そんなRN 世間で言うカープ女子が「これってどうなの?」と思っていることとは…。

世間で言うカープ女子「今日席替えがあったんですけど、その席替えが『成績が悪い順』に前に座っていくという席替えの方法でした。その席替えの時に自分の成績がバレちゃうというのと、それぞれの偏差値が表に作られていて、本当にみんなが目で“あ、この人の偏差値いくつなんだな”って目視できるようにされていました。
私はあまり頭がいい方じゃないので、みんなの前に自分の成績が晒されるのがすごく嫌だったし、正直、それで今勉強に身が入らなくなっちゃています。先生としては、受験生の自覚を持たせるためとかそういうことでやってくれているとは思うんですけど、私的にはあまりそういうのは合わないので、むしろモチベーションが下がってマイナス効果になっちゃってます」

さかた校長「そうな。勉強が身に入ってないってことだもんね。カープ女子は、どうして他の子の意見も聞きたいなと思うの?」

世間で言うカープ女子「『他の人がどう思うか』っていうのにも興味があったのもあるんですけど…。私は本当に反対側なので、今すぐにでもくじ引きとか自由な方法で席順を決めて欲しいなって思ってるんですけど、賛成側の意見ももちろんあると思っていて」

こもり教頭「まぁね」

世間で言うカープ女子「例えば、それで勉強に身が入る人もいるととか。私は反対側の意見なので、賛成側がどう思うのかも興味本位で聞いてみたいなと思いました。みなさんに答えていただければな、と思って」

さかた校長「ちなみに、これのやり方は先生が勝手に独断で決めた感じなの?」

世間で言うカープ女子「(席替えを)やるっていうのは前々から言われてたんですけど、あまり生徒に“どう思う?”って言うより、“やるね”って決めた後みたいな」

こもり教頭「まぁね、学校のルールは基本的に学校側が決めてるからね」

世間で言うカープ女子「そうなんですよね(笑)」

こもり教頭「まず聞いてみて、率直にどうですか?」

さかた校長「俺も、これはあんまりやなと思っちゃうな。恥ずかしいよ。もちろん、成績のいい子は嬉しいと思うのよ。マイナスな気持ちと言うか、頑張った自分が目でもわかるし、っていうのはあるかもしれんけど。俺もクラスじゃ成績が悪かったから、当時そう言うことがあったとして“ああ、前の方か”と思ったら、たぶんすごい反発してたと思うのよ。“いやいやいや、それは各々でいいじゃないですか”って。
しかも、偏差値まで事細かくばらされるって、プライバシーの侵害っていうのもあって、俺はちょっと怒っちゃうかな」

世間で言うカープ女子「あぁ…」

さかた校長「ただ、さっきカープ女子もちょっと言ったけど、“は? 何でこんな辱めを受けないかんの? マジムカつく。めっちゃ頑張ろ!”っていうふうに、俺は怒りの感情ってめちゃめちゃパワーだと思うから、それでめっちゃ頑張れるっていう人ももちろんいて。先生は、そこすらもちょっと読んでる可能性もあるし。
教頭はどうっすか?」

SCHOOL OF LOCK!


こもり教頭「僕は単純にこれは反対側の意見だと思うのよ。カープ女子が思う反対の子がいて、自分の成績が出ることによって“やったー! 嬉しい!”って思う子もきっといると思う。
勉強って分かりやすく出るじゃん。頑張ったら頑張った分だけ伸びるし、自分が目標にするものを叶えた瞬間、みたいなのもあると思う。“今回成績が良くなれば後ろの席に行ける。私はこんだけ頑張った、結果が出た、やっぱりこの順位になった、頑張ってよかった!”って思える子がいるから、その子たちからすればそれがご褒美なわけじゃない」

世間で言うカープ女子「はい」

こもり教頭「逆に、“なんで頑張ってる私たちは報われないの?”って思う子もいるだろうな、っていうのがあるから、この席替えに関しては『何かを勝ち取る』みたいな部分もあると思う。だから、教頭先生の意見としては、すごく“やりがい・燃えがいがあるな”というか。もしここで自分が“成績を出されるの嫌だな…”って思ったら、逆の発想で行ったら、頑張っていい成績を取れば自分が自由をゲットできるわけじゃない。…とか思っちゃうから、“この方法いい! 賛成!”って思う子は存在すると思う。
その反面、正直、俺は前の席って好きなのよ」

世間で言うカープ女子「(笑)」

こもり教頭「“先生に見つかるじゃないですか”って学生の時に思ってたんだけど、自分が教団に立つ側になった時に、逆に前の席ってあんまり集中して見れないんだよね」

世間で言うカープ女子「へぇ〜」

こもり教頭「だから、後ろの子の方が意外と目が行く。ドア側の一番前の席が一番いいね!」

さかた校長「死角的にね」

こもり教頭「そう! あそこは死角だからたぶん先生の目にはあんまり入らない。とかって考えると、自由度が高いのは前の方だと思うから、逆にいい気はしてる。前の席っていい席だと思う!」

世間で言うカープ女子「なるほど」

さかた校長「これぐらい、本当にいろんな価値観があるな。話し出すと、席替えひとつでもめちゃめちゃあるだろうから、他の生徒のみんなも、今のカープ女子の意見も聞いた上で、みんなの意見を掲示板で聞かせて欲しい!」

こもり教頭「うん!」

さかた校長「カープ女子、ありがとうね! すごくいい議論のテーマをありがとう!」

SCHOOL OF LOCK!


こもり教頭「ありがとね!」

世間で言うカープ女子「はい、ありがとうございました!」


♪ そこんところ / gb


さかた校長「曲の間にもコロコロ意見が変わるぐらい、難しいな」

こもり教頭「“それって燃えるじゃない”って自分が言っといてなんだけど、今の曲の間で、やっぱり頑張りたくない子もいるじゃない。そこに熱量がない子がいるから、そういう意見もあるなと思う!」

さかた校長「うん」


掲示板にはいろいろな意見が届いているぞ!

うーん
成績と教卓に近いか遠いかは全くの無関係だと思うのは自分だけですかね?
教師の方は競争心を煽りたいんだとは思いますけど。
ゾンビ社長のぽんたまん
男性/18歳/京都府
2021-05-31 22:47


さかた校長「そうな。前のめりに授業を受けている子は、もうどこにいたって聞くだろうしな」

こもり教頭「そうだね」


席替え。
私の学校でもクラスによっては、クラスでの成績が下位の人が一番前の席になります。私は、この決め方は反対です。
一番前じゃなくても授業に集中している人はたくさんいるし、頑張っているけどなかなかテストの結果に結びつかない人もいると思います。
授業態度が良くないなどの理由などだったらしょうがないという気持ちが生まれますが、結果だけで決められてしまうのはモヤモヤします…
真夜中の日影
ー/16歳/埼玉県
2021-05-31 22:48


こもり教頭「なるほどねぇ…。ゾンビ社長のぽんたまんの話になってきちゃうけど、『席が近い方が悪くて、遠い方がいいのか?』っていう話も出て来るじゃない。そこって無関係だからさ」

SCHOOL OF LOCK!


さかた校長「うん。場所によってはあるけど、“授業態度が良くない”という理由もそれに入れてもいいのかな、とも思ってしまう人もいるやろうしな」

こもり教頭「ねぇ」


正直
予備校だとホームルームの際は成績順で前から席決まってるし、まず偏差値をそこまで重視しなくてもいいと思うし成績順にされた所で俺だったら気にしない。だって受験生だったら気にする暇あるなら勉強して最後に結果だせばいいから
岩倉使節団の創始者
男性/18歳/神奈川県
2021-05-31 22:52


こもり教頭「まぁね」

さかた校長「まぁな。そういう受験をするために特化した場所だと、また授業に対しての意思が違うからね。何なら、“絶対に前の席でお願いします!”っていう学校とか特進クラスもあると思うしね」

こもり教頭「まぁ行きたい子もいるだろうしね」


賛成派かも。
私は悔しい気持ちが原動力になるから、自分に厳しくするなら賛成派かも。でも成績を晒す必要はないと思うんだよなぁ。友達どうしで少し聞き合う位でいいと思う。成績っていわゆる個人情報だと思うし、その人の優劣を公に目に見えるようにするって、プライバシーの侵害って思っちゃう。だから積極的に賛成とは言えない。
ra-la-らいす
女性/17歳/山口県
2021-05-31 22:56


こもり教頭「何か難しいですよね。果たしてそれがプライバシーなのか、とか」

さかた校長「そうね。成績というものって、そもそも個人情報、プライバシーなのか? 合格発表が貼り出されたりもするし。この開示で喜ぶ人もいるわけやん。自分が頑張った努力が目で見える。実感できる。“やった! この席をずっと守りたい!”っていうスイッチの子ももちろんいると思うけども…。プライバシーのところもどこまで、っていうのもあるからなぁ」

SCHOOL OF LOCK!


こもり教頭「個人情報を開示する…。要は成績がいいものを発表された時に、それを反対する子がどれだけいるのか、っていう話じゃないですか。でも、成績が悪いことを露呈されて“それを開示するのは良くない!”っていう意見があった時に、“じゃあプライバシーとは何だろう?”とかさ。“いいものはプライバシーじゃなくて、悪いものはプライバシーなのか”とか、そういう発想もあるじゃん」

さかた校長「例えば全校朝会とかで、部活動とか頑張ったりして、みんなの前で表彰とか公表されることは、誇らしいわけやん! みんなの“すげーな!”っていう拍手も、それが快感なのに“そういうのもやめましょう”ってなると、ちょっと寂しいかな、っていうのもあるけどもね。
でも、みんなの前で“サッカー部は1回戦負けでした!”って言われるのはちょっとまた違うやん」

こもり教頭「そうそう、それも違う!」

さかた校長「でも、みんなが“ウワー! 頑張れよ! 1回戦負け、次は2回戦までだ!!”ってなると、また話は変わるしさ」

こもり教頭「そうそう。今度はプライバシーとか個人情報とかじゃなくて、ちょっとデリカシーとか道徳的・倫理的な話になってくるじゃない」

さかた校長「そうなんだよね」

こもり教頭「でも結果、こういうのって誰かが決定しなきゃいけないから、その決定権を持っている人の想いに偏っちゃうよね」

さかた校長「そうな。そういうのが身近で、もう自分でしなくちゃいけない状況になってきたのが多いからね」

こもり教頭「そうだね」


続いて話を聞かせてくれるのは…。

ちゃむ@Sol大好き 三重県 16歳 女性

現在高校1年生のRN ちゃむ@Sol大好きが「これってどうなの?」と思っていること!

ちゃむ@Sol大好き「校則で『髪を染めたらいけない』っていうのがあるじゃないですか。元々茶色い髪をしてるのに、学校の先生に“(黒く)染めて来なさい”と言われるのが良くわからないな、と思っています」

こもり教頭「そうか…」

さかた校長「じゃあ、ちゃむは元々髪の毛が茶色なんだね」

ちゃむ@Sol大好き「はい、そうです」

RN ちゃむ@Sol大好きによると、高校に入ってから担任の先生や生活指導の先生に「染めて来なさい」と言われるようになったとのこと。

こもり教頭「出た、生活指導! 学生の時、“『生活指導』ってなんだよ”ってめっちゃ思ってたな(笑)」

さかた校長「思う! そもそも、“『生活』の『指導』ってなに?”ってね(笑)」

SCHOOL OF LOCK!


こもり教頭「それは、髪の色が校則の既定の範囲外だから、黒色に染めて来なさい、と?」

ちゃむ@Sol大好き「そうです…」

さかた校長「ちゃむが“私はこれが地毛なんです”って言わないの?」

ちゃむ@Sol大好き「言いました。言ったら、“校則だから”みたいな感じでした」

さかた校長「それしか返答がないんだ。そこで、ちゃむの話を聞くっていう感じではないの?」

ちゃむ@Sol大好き「全然ないです」

さかた校長「うん…それはちょっと腹立つね」

こもり教頭「地毛で染めてるわけじゃないのにね。理由がその規定に沿ってないだけだもんね」

ちゃむ@Sol大好き「はい、そうですね」

さかた校長「2か月経って、ちょいちょいずっと言われてるの?」

ちゃむ@Sol大好き「はい、言われてます」

さかた校長「ちゃむ的にはどういう気持ちになってるの?」

ちゃむ@Sol大好き「もうしんどいです(笑)」

こもり教頭「しんどいよな。言われ続けるって、聞くのも体力いるしね」

SCHOOL OF LOCK!


ちゃむ@Sol大好き「そうですね、すごい不安になるのがありますね。“自分らしさを認めてくれてないんじゃないんかな”って」

さかた校長・こもり教頭「うん」

さかた校長「ちゃむにとっては、髪の毛が茶色なところも自分の個性のひとつって思ってるもんな」

ちゃむ@Sol大好き「そうですね」

さかた校長「親御さんとか、家で話したりはしてるの?」

ちゃむ@Sol大好き「話はしたんですけど、“仕方がないんやろ”みたいな感じです」

さかた校長「親御さんは“黒く染めた方がいいんじゃない?”っていう意見かな」

ちゃむ@Sol大好き「そうですね。一応、(黒く)染めてはいるんですけど、それでも“納得いかへんな”と思って」

こもり教頭「あ、黒に染めてるんだ」

さかた校長「そうだよな。わざわざね。今世界的にもすごく『自分らしさ』っていうのを尊重する世界になって来てて。それこそ“『ありのままの自分』でいいんじゃない?”っていうのは、色んな人たち…著名人の方だったり、スポーツ選手の方たちも言ってる中で、ね。わざわざ黒く染めるっていうのもな。だって、その染める時のお金は出してくれるわけじゃないでしょ? ね」

ちゃむ@Sol大好き「そうですね」

さかた校長「教頭がもし、ちゃむと同じように髪の毛が茶色だったりした場合、校則が厳しかったらどうします?」

こもり教頭「僕だったら、もう一発目で黒に染めちゃいますね」

さかた校長「おお、染める?」

こもり教頭「もうね、面倒くさい。教頭は本当にこういうのが面倒くさいタイプだから、“黒にしなさい”“僕これが地毛なんですよ”“でも校則の規定だから黒にしなさい”って言われたら黒にする。もう揉めることすらしたくないし、こういうのって意味ないなと思っちゃうから」

ちゃむ@Sol大好き「うん…」

こもり教頭「たぶん生活指導の先生も『校則だから』っていう答えしか持ってないわけよ。“じゃあ上と戦ってみるね”とかそういうのがないから、たぶんどういう会話の仕方をしても言われちゃう。“教頭だったらどうしますか?”っていう問いだったら、速攻黒にして何も揉めることなく3年間通うんだけど。
ちゃむの話だけ聞くと、いっぱい色んな意見があるね。地毛が自分の個性だと思ってるものを、否定されてる不安っていうのももちろんわかるし。“それを認めてよ”って言いたくなる気持ちもやっぱりわかるし。“もし、もっと他に変えられないものが出てきた時に、どういう風に対応してくれるんですか?”とかっていう学校側に対しての不満も出て来るだろうし。“こういうのは矛盾してるよな”っていう意見ももちろん教頭の中にはあるから、どこの角度で見るかだな、って悩んじゃうね」

ちゃむ@Sol大好き「はい」

こもり教頭「校長だったらどうします?」

さかた校長「俺はね、“は?”って言ってちょっとキレちゃうんだよね…(笑)。これは先生に対して良くないかもしれないけど、俺、言い訳するとかじゃなくて、“じゃあ他の人はどうなんすか?”みたいな」

SCHOOL OF LOCK!


こもり教頭「言っちゃう?」

さかた校長「言っちゃったり、“これが生まれつきなんで”って言っちゃうのよ。でも俺はね、今思うと、高校の生活指導の先生にめちゃめちゃ嫌われてたのよ」

ちゃむ@Sol大好き「(笑)」

さかた校長「っていうのもね。一見“屁理屈なんだろうな”と思う中戦ってたんだけど。もう変な意地でケンカしてたのはあるんだよね。余りにもムカつき過ぎて、必要以上にけんけんしちゃってストレスになったこともあった」

こもり教頭「それも嫌なんだよね。自分の正当なものを主張しているはずが、主張し続けるがゆえに意地になっちゃって、自分も受け入れる態勢がゼロになってしまう状況になるのが嫌だし。だから難しいよね。言い続けたい気持ちもわかるけど、言い続けることが正解じゃない時もあるからね」

ちゃむ@Sol大好き「気持ち的にしんどいな、って」

こもり教頭「なるもんね。だって“地毛が茶髪だからいいじゃないですか”って、別に悪いことを言ってるわけじゃないからね。でも、見方によっては“『校則だから』って言われれば、確かに校則だよな”っていう意見もわかるのよ。古いルールもまた呪いだから(笑)」

さかた校長「そうなんだよね。先生も『校則だから』っていうその言葉に呪われてると言うか。本当はもっとその前後に“こういう理由もある”って、ちゃむの言葉をしっかり聞いて話せてたらいいかもしれんけど。先生の立場になって言うと、先生も数多くのいろんな生徒たちがいて、ひとりひとりにピックアップして言ったら、校則自体がむちゃくちゃになっちゃう。…というのも踏まえて、言葉足らずやけど『校則だから』とか言っちゃってるのもあると思うんだよな」

SCHOOL OF LOCK!


ちゃむ@Sol大好き「うん」

こもり教頭「そうだよ」

さかた校長「校則とか校則以外でも、“こうだよ!”っていう先生がいた時、教頭は中学の時、どうだったんですか?」

こもり教頭「中学の時はすごく反発してたかもしれないですね。“それをすることに何の意味があるんですか?”とか、“『校則だから』って言われればそうだけど、でもそしたらあの子って…”みたいな、屁理屈を言うタイプだったかな? でも、それがどんどんいろいろなっていくにつれて、自分がそこのルールの中で生きちゃってるから、それはもうしょうがないな、って。だって、自分が選んでその学校にいるし、そのルールを知った上で自分が入ったのに反発するのは違うよな、そこと戦うことに意味がないな、って思って、そういうのはどんどん言わなくなってた。
だから、そういう中にいるのに“やれよ!”って言われることに“こういう理由だからそれはやりたくないです”って反発するのが、自分のプライドだったり変な意地になっちゃうからなのかな、とかっていうのを、学生時代は考えながらいたね(笑) …もちろん反発する時期もあったしね」

さかた校長「そういう時期があったけど、考えが変わったってことだもんね」

こもり教頭「そう、俺は変わった」

さかた校長「そうなんだよな。これ難しいのが、考えが変わるんだよね。例えばその日によっても変わったりするから、何か刺激を受けて考えが変わった時に、“この間あんなこと言ってたのにもう変わったの? じゃああの時の覚悟は?”って言われることもあるからね」

こもり教頭「ちゃむのことだけではないんだけど、ここで立ち上がる時に何をしたいかにもよって、たぶん発言が変わってくると思う。校則で『地毛の茶髪なのに染めろ』って言われることに対して自分が“違うよ”って言うことによって、その校則を変えられる可能性もあるじゃない。 その可能性もあるから、強い意志で立ち向かうっていう選択肢もあるし。縛られたくないから、自分の自由を勝ち取るために戦う選択肢もあるだろうし。まぁ俺みたいに“そういうの面倒くさいんで黒に染めちゃいます”って諦めちゃうってパターンもあるだろうし。
いろんな角度と方法があるし、いろんな答えといろんな道があるから、悩むよな(笑)」

SCHOOL OF LOCK!


さかた校長・ちゃむ@Sol大好き「うん」

こもり教頭「“自分がこれだ”って言ってるものを“違う”って言われるのはやっぱり辛いしな」

ちゃむ@Sol大好き「そうですね」

さかた校長「現実、ちゃむは今、黒に染めてしまっているからな。鏡で毎日見るわけやん。そのたびに、負けたわけでもないのに“なんかなぁ”ってちょっとずつミリ単位のストレスが溜まるのも不服やしな」

ちゃむ@Sol大好き「何か悔しい」

さかた校長「悔しいんだよね」

こもり教頭「これはうちの学校だけのスーパー特殊案件なんだけど…。うちも『黒髪』と『茶髪』の規定があったのよ。うちの場合はずる賢いヤツがギリギリのところまで茶髪にすることがあったから厳しかったんだけど、規定に地毛の色に『1・2・3・4・5・6・7・8』みたいな数字があったの。で、『4番まではいいけど5番まで明るかったら染めなさい』っていうのがあって、5・6番目の子は染めさせられてたんだけど、8番とか9番まで明るい子は染めなくて良かったの。
で、それで問題になったことがあって、“どこまでが地毛で良くて、どこまでが駄目なんですか?”って。“8・9番ぐらいまでになってくると、もう生まれつき持っちゃってる特殊なものだから認めてるんです”っていうのが学校の言い分だった。“でも4・5番目の子も、もともと持ってるものなのに染めなさいと言われるのは、何なんですか?”っていう意見。でも、染めちゃって4・5(相当の髪色)にするヤツらがいるから厳しかったんだよ。そういうややこしさもあったりした」

さかた校長「そうなんだよ。ちゃむ、そういう立ち回りが上手いヤツっているんだよな」

ちゃむ@Sol大好き「はい(笑)」

さかた校長「明らかに染めてるのに“マジでこれ地毛なんですよ”とか言うヤツがいるから、それをやめさせるためのことなんだけど、割りを食らうのは真面目にしっかり生きてる子だからさ。
…他の生徒たちの意見も聞いてみたいな」

SCHOOL OF LOCK!


ちゃむ@Sol大好き「そうですね。どう思ってるのかっていうのを聞いてみたいです」

さかた校長「素敵なテーマをありがとうな、ちゃむ!」

こもり教頭「ありがとう!」

ちゃむ@Sol大好き「ありがとうございました!」


♪ 反論 / 映秀。


髪の毛
うわ、もう全く一緒
入学当初地毛証明書出して、最近また言われ始めて 一昨日泣く泣く黒染めした 自慢の色だったのに
ななみっっっ
女性/16歳/東京都
2021-05-31 23:32


さかた校長「自分の髪の毛を誇りに思ってる子からしたら、たまらんなぁ」

こもり教頭「ね」


髪の色
染めるのがダメっていう校則なのに黒に染めたらそれこそ校則違反になるよね
ほんと謎の校則多い
秋の夕暮れ
女性/18歳/鳥取県
2021-05-31 23:32


こもり教頭「まぁ確かに」

さかた校長「そうなんだよね」


俺の友達もね
同じことですごく悩んでたよ。その子は染めずに通してたけど、初めの頃はすごく悩んでた。1回黒染めをしたりもしたけど頑張って地毛を通してたよ。昔の風潮がある中で今の流れもやってきてるからさ!きっと 君の思いが伝わる日が来る!
となりの大学生
男性/19歳/静岡県
2021-05-31 23:39


さかた校長「みんな通って来てるんだな」


私も!
私も地毛が茶色いので、先生よりもあまり関わりのないクラスメイトに「あいつ茶色くない?」みたいな雰囲気を出されたことがあります。なんなら、髪を染めてた人に「あの人より黒いですよ!」って言われたこともあって、嫌な思いをしたこともあります。
先生も個人の事情をもうちょっと見てくれたら良いのになぁ…
ハニーアップル
女性/17歳/埼玉県
2021-05-31 23:34


こもり教頭「染めたい子たちもいるから、わかんないと言うんだよな。単純に、その先生個人にも権限が無さ過ぎるっていうのもあるからね。先生たちもまた校則に縛られて生きてますから…」

SCHOOL OF LOCK!


さかた校長「そうなんだよね。ある程度のそういうルールがないと、先生たちも難しいんだよな」


髪色
私のクラスには帰国子女の子がたくさんいるので、髪色が黒じゃない子が普通にいます。校則は髪を染めてはいけないってなってるけど、今多様性とか色々なことが言われる中で、地毛の色を認めることは当たり前だと思います。正直、黒に染めなきゃいけないって言う考え古くて、時代にあってないなって思っちゃいます。
ルナックマ
女性/15歳/東京都
2021-05-31 23:40


さかた校長「そうだな」

こもり教頭「確かにそれはそうだね」

さかた校長「もう時代と言うか…。別に、日本人の黒髪が当たり前ではないと思うしね。凝り固まったイメージだしね」

こもり教頭「あと、俺の友達は水泳部で、塩素で茶髪になって黒染めしろって言われてる子はいた。“それはかわいそうだろ!”って言ったことあるもん。“じゃあ部活辞めろってことか?”って思っちゃったこともあったね」

さかた校長「部活だと、それは仕方のないことなんだけども。その仕方のないことに関して、どれだけ、どの立場で話すか、っていうところだもんね」

こもり教頭「そう。自分がどこにいるのかっていうのは、どの角度に立つかが問題だからね」



今日の黒板



SCHOOL OF LOCK!


『 正義の正解 』

さかた校長「今日ずっとみんなの話や意見を聞いて、それぞれの正しさがたくさんあって、正義という自分はこう思う、こう考えるという正しさがあって。でもその正しさが正解ではないんだよね。正解なんだけど、正解ではない側面もあって、一つじゃないから。それが場所だったり、国だったり、人間関係だったり、何なら自分の中でも時間が経って変わってきたりするし。
そんな中で本当に自分の信念はしっかりあったほうがいいと思う。それでもひょっとしたら自分は間違っているかもしれないと少しだけ思うだけで、周りの人の意見を聴ける余裕が生まれると思う。だから100%自信を持って私が全てだと思うのは危険なんじゃないかな? みんなの意見を聞くっていうのがすごい大事なことだと分かったから、周りの意見を聞ける余裕を君たちにも持って欲しいと思ったな」



♪ ほんとのきもち / 高橋優


こもり教頭「いろんな意見があるからこそ、考えれば考えるほど、ですよね」

さかた校長「そうだな。本当のことが100%わからない状態でも、進んでいかなきゃいかんから、それがまた大変なんだけどもね。いろいろとみんなの意見を聞いて、これからも考えていきたいと思う!」

SCHOOL OF LOCK!



さかた校長「SCHOOL OF LOCK!は、明日夜10時に再び開校!」

こもり教頭「起立! …礼!」

さかた校長・こもり教頭「また明日ーーーーー!!」



さかた校長の放送後記

想いは持つべき。伝え方だよなぁあとは。


こもり教頭の放送後記

自分が見る角度が大切。

この後記の放送を聴く

聴取期限 2021年6月7日(月)PM 10:00 まで

Music 2021.5.31 PLAYLIST

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「自分のことを認めてくれていないんじゃないか」校則を理由に黒髪に染めた10代の不安

ラジオの中の学校、TOKYO FM「SCHOOL OF LOCK!」、5月31日(月)は『これって、どう思います?』をテーマに放送。10代のリスナーから募集した、日々の生活のなかでちょっとひっかかってしまったこと、疑問に思ったことについて、パーソナリティのさかた校長とこもり教頭がいっしょに考えていきました。そのなかから、直接電話をつないで話を聞いた高1の女性リスナーとのやり取りを紹介します。


Students 今日の生徒

東京都 17歳 女の子 世間で言うカープ女子
三重県 16歳 女の子 ちゃむ@Sol大好き

この後記の放送を聴く

聴取期限 2021年6月7日(月)PM 09:59 まで

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