閃光ライオット2013

閃光ライオット誕生の鼓動

優勝したらメジャーデビューとか、いかにもテレビ番組の企画です!的なのとか、クサル程ある、そういった類のオーディションが、なんかウサンくさかった。

チャンスをつかむことは大賛成。
究極言えば、チャンスさえ手に入れば、方法論なんてなんでもいい。
そんくらいチャンスって言うヤツは、いばらの道に落っこちてる。

ただ、ある日、思った事は、“音楽やる”って事が、そもそも何だったっけ?ってこと。

その歌は、せまい会議室で、披露するためだけにあるんだっけ?
その音は、小さなオーディション会場で、評価されるためだけに鳴るんだっけ?

何かが、決定的な“何か”が違うと思った。
体や心じゃ抑えきれない“何か”があって、それを音楽にぶつけて、繰り返す爆発と放出。
それが、真夏の大空の下、ドデカイ野外で、オーディエンスの耳に届く。

跳ね返るハンノウ。
湧き上るドキドキ。
その瞬間のために、キミは歌う。
その瞬間のために、キミらは鳴らす。

その一瞬のためだけの、音楽。

その閃光のような今を刻みたいと、SCHOOL OF LOCK!は言った。
その閃光のような今を見つけたいと、Sony Musicは言った。

“未来の鍵を握るラジオ”と、“未来の鍵を探すレコードレーベル”が、手を握るまでに、そう時間はかからなかった。
こうして、このTEENAGE LOCK FES!は、2008年に産声を挙げ、さらに、2009年からは“未来の鍵をつなぐケータイ”auが名乗りをあげ、3社で開催することとなった。

キコエテルカイ?

“言っとくが、スゲー音が鳴らせる”っていうなら、オマエらの音で、乗り込んで来い!
“前に録ったデモしかない・・ていうヤツ”、キミらのバンドは、まだ死んじゃいねーぞ!
ヒトリぼっちの、その声を歌え!
くすぶってるそのギターを鳴らせ!
ヒマだからやったっていいぜ!
金が欲しいためにやるロックもカッコイイもんだ!

最初に言った通り、チャンスは、いばらの道に落っこちてる。
ホンキで欲しいなら、またとないチャンスだ!
ビビリながら拾ったっていい。
チャンスとか、ピンとこないってヤツなら、思いっきり楽しみながら拾って、後で捨てちまえ!(笑)

10代限定の夏フェス、閃光ライオット!
予定調和な日本の音楽シーンを、その音でぶっ飛ばしてやれ!
待ってる。

―― SCHOOL OF LOCK! 閃光ライオット

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