まずはこのユニットの、今までのツアータイトルの抜粋をご覧下さい。
うんこわしづかみ/うんこもりだくさん
第6回野糞探し大会
2階から虫ぎょー虫ぶらさげおじさん
野村ツアー
ツアーめがね
こういう人たちです。
1991年にメジャーデビュー。
“石野卓球”と、“ピエール瀧”の2人組。
卓球先生は、世界的にも有名なDJ。テクノってジャンルでは“神様”と呼ばれたり。
そして、ピエール瀧先生は、俳優としても活動中。映画やテレビでもよく見かける名アクター。
電気グルーヴ。“電グル”とか“電気”って略される。
プロミュージシャンのファンも異常に多い。
ちなみに、閃光ライオットの特別審査員を務めてくれているいしわたり淳治先生は、
Sony Musicにデモテープを送ってデビューしたんだけど、
Sonyを選んだ理由は「電気グルーヴがいたから」。
ジャンルで言うと、一応“ダンスミュージック”。
天才音楽家(石野卓球)がつくった曲に天才作詞家(石野卓球&ピエール瀧)の歌詞が乗っかって、
天才パフォーマー(ピエール瀧)がそれを届ける。
とか言うとカッコいいんだけれども。
冒頭のツアータイトルを見せられつつ、こんなことを言われてもねえ(笑)。
ふざけ方に、すごく品があるんす。
う○ことか言ってるのに品があるとはどういうことかというと、
それはつまりまあ、いつもマジメっぽいことばっかり言っているくせに、
裏ではクソみたいなことをやってるアイツの逆ってこと。
(そんなヤツの冗談なんて、ちっとも笑えない。)
笑いが遠くに飛んでいくために必要な土台。
それは、「あの人が言っているんだから」という安心。
あるいは、「あの人がやっちゃったんだからしょうがない」という諦め。
モラルを知ってて、わきまえる。
モラルを知ってて、はみ出しちゃう。
少しでも興味を持った生徒はひとまず、
今すぐ電気グルーヴのLIVE DVD『レオナルド犬プリオ』を借りるか買うかして、
オーディオコメンタリーのバージョンを観たり聴いたりするといい。
(話もすんげえオモシロいのよ)
そして、すんげえムカつくヤツが目の前に現れた時に、
心の中で“あー、コイツはきっと、電グルも知らねえんだなあ。ダッセー!”
などと思いながら、う○こでも投げつけてやればいい。
凝った投げ方とかしてね。