【報告】みなさんの言葉のおかげで、自信を持って生活できています。
毎週月曜日のこの時間は、『SOCIAL LOCKS!』。生まれた環境のこと、性のこと、障がいのこと、さまざまな生徒の声を届けていきます。
今夜、声を届けてくれるのは…!
今年2月のSOCIAL LOCKS!で声を届けさせていただいた、RN あん 千葉県 13歳 中学1年生です。お久しぶりです。
あの日私は、もしクラスに吃音症の子がいたら、少し待ってタイミングを取れるようにしてもらえると1番助かるというメッセージを届けました。
今回みなさんに報告があり、またメッセージを届けさせてもらってます。
当時私は小学6年生で、SOCIAL LOCKS! があった次の日に学校に行くと、友だちから、「SCHOOL OF LOCK! 聞いたよ。そうだったんだね」と声をかけられました。自分の吃音症のことはまわりには伝えていなかったのですが、自分だと気づいてくれて、「自分の症状を知ってくれた」「理解してくれている人がいる」、という安心感を初めて感じました。
そして4月から、中学生になり、新しい環境になって、新しい人とたくさん出会う中で、苦手な自己紹介も、先生の助けを借りながら、なんとか乗り越えることができて、新しい友達もできました。
中学校生活は本当に楽しく過ごせています。新しくできた友達にも、自分の吃音症のことを話したりしているからです。
知ってくれている安心感がとても大きいようです。
最後に、こもり校長、ぺえ教頭、掲示板や廊下のみなさんへ。
吃音症について理解してくれようとしてくれて、寄り添ってくれる言葉をたくさんくださって、本当にありがとうございました。みなさんの言葉のおかげで、最近は少し自信をもって生活できています。
あの日、勇気を出して話して、本当によかったです。
「いや~、めちゃくちゃ嬉しい報告だったね。」
とても沁みました。
RN あんがこういう風に声を届けてくれて、また報告をしてくれて、僕たちもすごく自信がついた。
あんが思ってくれたこと、声を届けてくれたことを聞いて、自分たちも発信して、それが誰かに届いている。それで、あんが自信を持ってくれて、僕たちも自信を持って…って、今は1つのことかもしれないけど、あんが届けたことによって、これと全く同じ現象が、もしかしたら全国でも起きているのかもしれないと思うと、この喜びって1個だけじゃないのかもなって思う。
そうだね。そして何より、あんが勇気を持って発信したからこそ幸せや喜びに繋がったということを、あん自身も自信にしてほしい。
これからも素直な言葉や思いを伝えていってほしいなと、改めて思いましたね。
僕たちもそうだし、聞いてくれている生徒のみんなもそうだし、全部が全部「これでおしまい!」ということではなく、多分ここがきっかけだし、ここがスタート地点だと思うし、みんなでみんなが居心地の良い、寄り添いあえるような社会にできたらといいなと心から思う。
あん、こちらこそ改めて、本当にありがとう。
改めて、先週伝えたとおり、『SOCIAL LOCKS!』はこの時間の授業としては今回が最終回となりますが、来週の月曜日(11月7日)に、総決算として、SOCIAL LOCKS!スペシャルをお届けします!
この日はゲスト講師として、『True Colors FESTIVAL』のアンバサダーであるryuchell先生と、一緒にCARAVANを回ったパフォーマーのDAIKI先生が来てくれます!
というわけで、来週の月曜日も、生徒の声を届けていきます!
みんなにわかってほしいのにわかってもらえないこと、毎日の中で“もっとこうなればいいのに”と思っていること、ぜひ直接届けてください。特設サイトで待ってます。