True Colors CARAVAN 出発式レポート@恵比寿ガーデンプレイス
こんにちは!SOL職員のいとかんです。
2022年4月21日木曜日!
東京・渋谷区にある恵比寿ガーデンプレイスにて「True Colors CARAVAN」の出発式が開催!
その出発式に、毎週月曜日に行われている授業『SOCIAL LOCKS!』でさまざまな悩みや考えを持つ、生徒の声を聞いているSCHOOL OF LOCK!が参加してきました。
「True Colors CARAVAN」とは、パフォーミングアーツを通じて、障害・性・世代・言語・国籍など、個性豊かな人たちと一緒に楽しむ『True Colors Festival 超ダイバーシティ芸術祭』を日本全国に広げる新たな取り組みのこと。
今回はその出発式ということで、日本全国に多様性を持った考えを届けていくための意気込みを語っていきました。
会場は普段、色んなライブが行われたり、冬はイルミネーションで有名な場所なだけあってとってもカラフルで超おしゃれ!
野外イベントなので空模様も心配されましたが、お天気も崩れることなく、無事に開催することができました!
会場内のモニターには、リアルタイムで話していることが字幕表示!
さらに舞台上には手話通訳の方もいたり、音声ガイドがあったり、イベントのコンセプトの通り、さまざまな人たちが楽しめるような工夫がされていました。
さて、そんなこんなでいよいよSOLコラボのお時間!
司会の乙武洋匡先生、ryuchell先生に呼び込まれこもり校長&ぺえ教頭が登場です!!
普段の生放送授業の格好とは違い、何だかフォーマル&ゴージャスな格好!
2人でイベントに出るのもこれが初めて。
「なんだかお昼に会うのは新鮮だね」と笑い合うシーンもありました。
さて、緊張もほぐれてきたところで…
私たちの未来に向けて、誰もがありのままで居心地の良い社会をどうやったら作っていけるのか、みんなで一緒に考えていきましょう!
まずは、毎週月曜日の『SOCIAL LOCKS!』の中で生徒の生の声を聞いてきた二人がこれまでに感じたことをレポート。
こもり校長は、「直接声を届けてもらうことで感じること、学ぶことが多い時間になっている」と話していきました。
ぺえ教頭も、「生の声を聞くことで、自分自身では気が付くことのなかったことに気付かされてます」とコメントしていきました。
続いて、舞台上にはSOLではお馴染みの3名が登場!
SUPER BEAVERの渋谷龍太先生、そして、我が校の飼育小屋の子犬 豆柴の大群からハナエモンスター&ナオ・オブ・ナオ!
乙武さんがSUPER BEAVERの大ファンだと発覚したり、ぺえ教頭が「なんかいつもより真面目ね」と豆柴の2人にツッコんだりしつつ本題へ。
テーマは…『違い、ってなんだろう?』
渋谷先生は、「そもそもが全員“違う”ところから始まっているんだからもう少しゆとりを持って過ごしていったらいいんじゃないか」と違いを当然と捉える意識の面から変えていくのもいいんじゃないかと提案。
豆柴の大群のナオ・オブ・ナオは「SNSが主流の時代の中で、思ってもみない風に言葉を捉えられることがある。だから文字だけじゃなく感情や言葉を一緒に共有できるツールがあればいい」と違いをより生まなくするためのアイデアを。
ハナエモンスターは、「違いを個性と捉えるのは大事。互いに違いを認め合って、個性を伸ばしていけば面白いと思う」とコメントしていきました。
「学生時代に“違い”についてどう捉えていましたか?」という乙武先生からの質問に対して、
こもり校長は「正直学生時代は、ダンスという打ち込むものがあったから、違いについて深く考えたことがなかった。もしそういうものがなかったら、悩んでいたのかもしれない」
ぺえ教頭は「中高バレー一筋で過ごしてきたので、自分らしさみたいなものは、正直割り切っていた。東京に行ってから爆発させてやろうと思って生きていた。
だから当時のチームメイトは今の私を見て『あの松田慎平が!?』と思っているかも」と。
自分自身の学生時代を振り返り、違いに対してどう向き合っていたのかを話していきました。
早いものであっという間に時間は過ぎ…イベント終了のお時間に。
最後はいつもの授業と同じように黒板で締めくくります。
5人が同時に黒板とチョークを手に持ち、文字をしたためる普段はあまり見ない光景!
司会のryuchell先生は「5人の字の個性が爆発してる!」と大興奮(笑)
そんなこんなで、5人それぞれが今日のイベントを総括する思い思いの黒板を披露
会場に駆けつけてくれた生徒のみんなに向けてメッセージを届けていきました!
『True Colors CARAVAN』は、今回の出発式を皮切りに、札幌、仙台、名古屋、大阪、広島、福岡の計6カ所を回って誰もが居心地の良い社会の実現に向けて、全国に多様性について考えるきっかけを届けていきます。
SCHOOL OF LOCK!も一緒に全国を訪れるので、今回参加できなかったという生徒のみんなも、次の機会にぜひ参加してみてほしい!