『アイナ掲示板逆電』仲良かった友達が急に離れてしまって「学校でひとりで辛い」という生徒と話していきました。
アイナ・ジ・エンド 2023.1.17 火曜日
聴取期限 2023年1月24日(火)PM 10:00 まで
アイナ「い・ろ・は・す、たくさんありがとねーーー! 」
アイナ「『あいえお哲学』っていう授業をやってるんですけど、この授業は簡単に言うと、あいうえお作文の哲学版です。“あ”で連想した言葉が、例えば“朝”だったら、自分にとって“朝”とは…という哲学を考えて、発表してもらう授業です。」
アイナ「今“まみむめも”を募集しています。その“まみむめも編”が終わったら、“やゆよ”と“わ”これをやったらなんと、コンプリートしちゃうんです。早い早い! なんか嬉しい〜!! 来月にはコンプリートしちゃうかも♪ ということで、とりあえず“まみむめも編”を募集してるので、アイナ掲示板にぜひぜひどしどし書き込んでください! 」
アイナ「SCHOOL OF LOCK! 表現の講師 アイナ・ジ・エンドです。今夜のアイナLOCKS! は……」
アイナ「アイナ掲示版逆電〜〜! 」
アイナ「アイナ掲示板の書き込みの中から、気になった生徒に逆電していこうと思います。わくわく♪ 逆電大好きなんでね、私。そして、なんと今日は2023年初逆転ですね。来たぞ〜! 早速お話していこうと思います。」
アイナ「もしもしー? 」
なっちゃん「もしもし! 」
アイナ「アイナ・ジ・エンドです。」
なっちゃん「岡山県13歳 ラジオネーム:なっちゃんです。」
アイナ「なっちゃん〜初めまして! 」
なっちゃん「初めまして! 」
アイナ「なっちゃん、岡山の13歳って言ったら中1? 」
なっちゃん「中1です。」
アイナ「中1か〜次中2? 」
なっちゃん「はい! 」
アイナ「ありがとうね、書き込みしてくれて。私のことはいつ知ったの? 」
なっちゃん「4月です。」
アイナ「え、なんで知ったん? 」
なっちゃん「SINGの声優やってるので。」
アイナ「あら、SINGの映画を見て知ったってこと? 」
なっちゃん「いや、映画は見れてないんですけど…」
アイナ「いや、見てないんかい!!(笑)」
なっちゃん「予告みたいなので見て、すごい声が好きで。」
アイナ「えー嬉しい! ポーシャっていう役のやつやんな多分? 」
なっちゃん「はい! 」
アイナ「SINGのポーシャが歌ってる歌めっちゃいいからさ、暇があったら聴いてみて! 」
なっちゃん「聴きます! 」
アイナ「うん、今日はのんびり喋っていこう。」
なっちゃん「はい! 」
アイナ「いま緊張したりしてる? 」
なっちゃん「めっちゃ泣きそうです。」
アイナ「泣きそう? 大丈夫やで。なんかのんびり喋ってみよう♪ 」
アイナ「なっちゃん、『学校に行くのが苦痛になってきました』っていう結末が書いてる書き込みを送ってくれたんやけど、具体的にどんなことがあったのか聞いてみてもいい? 」
なっちゃん「はい。元々仲良かった子がいて、その子が、別にケンカしたとか嫌いになったとかじゃないのにどっか行っちゃって、今1人になってて…それでなんか辛いなって思って。」
アイナ「元々仲良かったけど、喧嘩してないのに1人にされてるってこと? 」
なっちゃん「はい」
アイナ「それなんでやろうね…私もされてたことある。『なんで無視すんの最近?』って言ったら、『今はアイナの番やねん』って言われた(笑)」
なっちゃん「(笑)」
アイナ「だからなっちゃんの今の気持ち、私なりに分かるよ。なんでかわからへんけど急に冷たくされるやつやんな。嫌やんな。」
なっちゃん「嫌ですね。」
アイナ「その仲良いなって思ってた子は何人ぐらいいたん? 2人とか? 」
なっちゃん「2人です。」
アイナ「2人とも今は冷たくしてくんの? 」
なっちゃん「冷たくしてくるっていうか、普通に仲はいいんですけど、学校では全く話さないみたいな。」
アイナ「学校で話さんかったらどこで話すん? 」
なっちゃん「登下校に誘ってきたり、放課後遊ぼうって誘ってきたりします。」
アイナ「それは、遊びに誘ってくれてる、仲良くしてくれてるってわけではないんや。」
なっちゃん「遊ぶのも普通に楽しいんですけど、学校だと別の友達の方すぐ行っちゃうみたいな感じ。」
アイナ「寂しい! そうなんや。気分屋なんかな? その女の子たち。」
アイナ「なっちゃん、じゃあ学校では、遊んでくれへん時間は1人なんかな? 」
なっちゃん「そうです」
アイナ「そっかそっか。仲良くなろうって思って、頑張ったこととかないの? 」
なっちゃん「話しかけたりとか何回かはあるんですけど、あんまり自分から話しかけに行くの得意じゃなくて。で、1人でそのまま。」
アイナ「そうか。なっちゃんはさ、1人にされた時にどんな気持ちになるの?さっき辛いみたいなん言ってくれてたけど。」
なっちゃん「自分だけが独りぼっちで居場所がないみたいな感じ。」
アイナ「そうだよね。それは誰かといると、居場所があるって思えるの? 」
なっちゃん「思います」
アイナ「そうか、そうだよね。誰かといるとちょっと安心するよね。」
なっちゃん「はい」
アイナ「1人でいると恥ずかしいとか思う? 」
なっちゃん「うん、ちょっと思います。」
アイナ「私もさ、高校2年生で学校に行かなくなったんやけど、行ってみようと思う日があって、久しぶりに行ってんやんか。そしたら、今まで一緒にお弁当食べてくれてた女の子が違う女の子とお弁当食べてて、1人ぼっちやってんな私も。で、学校がもっと嫌になっちゃって。だから1人ぼっちの怖さとか言葉に言い表せない不安とかって、結構あるよね。」
なっちゃん「あります」
アイナ「でも、それでもなっちゃん、今学校行ってるんでしょ? 」
なっちゃん「行ってます」
アイナ「ほんとに偉いよ! すごい、かなり強い。私はそれでね、また『学校嫌だ、もう誰も友達になってくんないんだ』と思って辞めたのね、また行くの。でもまあ、何日か経って『学校おいでよ』って言ってくれた女の子がいて、また行けたりしたりしたのね。私はそんな不安定だったんやけど、なっちゃんは毎日ちゃんと学校に行って、もしかしたら授業中に辛くなって泣いちゃう時もあるかもしれないけど、ほんとに偉い。だから、まず自分を褒めてあげよう。」
なっちゃん「うん、嬉しいです。」
アイナ「なっちゃんね、すごいよ。しかもこうやって前向きに、私に言葉にして送ってくれてるわけじゃん、すごい強い。」
なっちゃん「アイナ先生のおかげです」
アイナ「ありがとうね。でな、私これ読んでて思ってんけどな、1人でいることが嫌とか、1人でいると恥ずかしいとかっていうのが、今なっちゃんを苦しめてるやんか? 」
なっちゃん「はい」
アイナ「もしかしたらやけど、1人でいることを別に恥ずかしくないって思う心を持てたら、なんか結構変わるんじゃないかなって思って。私さっき、お弁当1人で食べてたって話したじゃんか? 」
なっちゃん「はい」
アイナ「でもこれ多分やけど、『あの時アイナお弁当1人で食べてたよな? 』って言う人いないんよ、今大人になって。アイナ1人でお弁当食べてたっていう印象がみんなにない。だから、案外誰も私を見てなかった。案外1人ぼっちで過ごしてることを誰も気にしてなかった。気にしてんのは、私だけやってん。だから、1人でいることって、実はなっちゃんしか気にしてないかもしれん、みんなあんまり見てないかもしれへん(笑)『誰も私のことなんて見てないもん〜』って一瞬でも思えたら、少しだけ楽になるんかな、なんて思ったかな。」
なっちゃん「確かに…」
M. スイカ / アイナ・ジ・エンド
アイナ「そろそろアイナLOCKS! 終了のお時間です。今日はね、2023年初逆電ということで…なっちゃんね、中学1年生やのに、こんなふうに自分の気持ちを言語化できて私に送ってくれるっていう、素晴らしい岡山の女の子やったな。なっちゃんが、逆電初めでよかったかなって思います。」
アイナ「こんなふうに、生徒ちゃんとたくさん話がしたいので、どんなことでもいいからアイナ掲示板に書き込んでちょうだい! 今のこととか日常のこと、報告…なんでもいいよ♪ 」
アイナ「以上、SCHOOL OF LOCK! 表現の講師 アイナ・ジ・エンドでした。」
★君の頭の中を表現してもらう「あいうえお哲学」、現在は“まみむめも編”を絶賛募集中!!!!! “まみむめも”で君が連想する言葉とその言葉は自分にとってどんな意味を持つのか?哲学を教えてください〜!
★他にも!表現にまつわるお悩みをアイナ先生に直接相談する「表現の時間」、生徒とアイナ先生のオススメの本で本棚をつくる「生徒と私の本棚」、自分の得意なことや誰にも負けない経験を履歴書に表現する「私の履歴書」、各授業に参加したい生徒は [ アイナ掲示板 ] または [ メール ] からエントリーをお待ちしています!
聴取期限 2023年1月24日(火)PM 10:00 まで