「新春特別企画!『第5回ミュージシャンしりとり』」

サカナクション 2023.1.6 金曜日

SCHOOL OF LOCK!


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聴取期限 2023年1月13日(金)PM 10:00まで




音を学ぶ "音学" の授業、サカナLOCKS!、2023年さいしょの授業です。
本年もよろしくお願いします。
まずは今年の目標についての書き初めからスタートです。


山口「年が明けました。明けましておめでとうございます。」

職員(カヲル先生)「明けましておめでとうございます。」

山口「今日は "一郎の日" (1月6日)ということで。」

職員「あ、本当だ。ごめん、何も用意してないや(笑)。」

山口「ふははは(笑)。一郎の日にサカナLOCKS!がスタートということで。」


山口「2023年最初の授業になりますね。新年恒例の書初めをしたいと思います。去年がね、ちょっと上半期下半期とムラのある一年だったので、今年は無理をせずに……あれだね。鳥人間コンテストかな、テーマは。ずーっと低空飛行(笑)。ずーっと低空飛行で行こうかなと思う。無理せずに。急上昇したり急下降したりしないように、常に一定の高さを飛び続けられるように頑張ろうと思ったりしているのかな。それをふまえて、書初めをしたいと思います。」

「……今書いてるぞ。」

「今年の山口一郎的、書初めを発表したいと思います……ドン!

『"新"』

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「新しいと書いて、新でございます。去年の自分は、良い時も苦しい時も両方あったんですよ。前半がすごく良くて後半苦しかったんですけど、その苦しみから元に戻ろうとするのではなくて、この苦しみから新しい自分を生み出すために、新しい習慣を身につけよう。そう思っております。」

「去年何だったんだっけな。……あ、去年は"藪漕ぎ"だったんだ([2022年1月7日の授業])。まさに藪を漕いで倒れたね(笑)。藪を漕いで倒れて、倒れ込んでその場で今考え込んでる状態だから。そこから新しい自分を生み出していくという、良いストーリーができたんじゃないでしょうか。」

SCHOOL OF LOCK!



新年さいしょの授業ということで、今回は新春特別企画『第5回ミュージシャンしりとり』を開催します!今回から(リモートで開催していることもあり)目隠しをするという新ルールを追加します!

<ミュージシャンしりとりのルール>
・我こそはいろいろなミュージシャンを知っているという生徒同士がZoomで出場!
・しりとりの基本ルールにのっとる。
(「ん」で終われば負け。「バ」や「パ」で終わった場合は「ハ」に置き換えてもOK。小さい「ィ」などで終わった場合は「イ」で始める。)
・メジャデビューしているミュージシャンの名前のみ。(有名であればOK)
・5秒以内に答えなければ失格。
・3人勝ち抜くとチャンピオン。
・ミュージシャンの名前を言ったあと、そのミュージシャンのうんちくもひとつ言う。
・競技中は目隠しをする (←NEW!)


山口「今回から新たなルールが加わりました!カンニング防止のために "目隠しをしてしりとりをする" こと。これはリモートだからできるやつだよね。今まではノート(メモ)を見ながら言ったりしているんじゃないかみたいなことがTwitter界隈でざわついていたんですよ。今回はリモートで対面なので、目隠しをしてミュージシャンしりとりに参加してもらおうと思います。勝った生徒には、サカナクションのTシャツであったり、何かしらグッズをプレゼントするという形にさせていただきたいと思います。」

「ということで、新春特別企画『第5回ミュージシャンしりとり』、開催いたします!」


山口「まずは、この生徒と繋いでみましょう。東京都22歳 ラジオネーム アジアのダイナモ!」

アジアのダイナモ(以下、ダイナモ)「はい!」

山口「よし!ミュージシャンしりとり初出場ということですけど、聞いたことある?」

ダイナモ「あります。」

山口「何系のミュージシャンが得意なの?ダイナモは。」

ダイナモ「僕は、結構80年代〜90年代とかの曲を聴いているので、その辺を頑張りたいなと思います。」

山口「ロック?ファンクとか?何系のジャンル?」

ダイナモ「ロック系好きですね。THE BLUE HEARTSとかエレファントカシマシとかが好きなので。」

山口「おー。そっち系が好きなのね。最近のはどうなの?」

ダイナモ「最近は、サカナクションです。」

山口「お前、Zoomの後ろ(部屋)に『SWITCH』のポスター貼ってあるじゃないか。最高じゃん!」

ダイナモ「はい、飾ってます。」

山口「ありがとう、嬉しいわ。これ、ミュージシャンの名前を言った後に、うんちくを言わないと失格になるからね。」

ダイナモ「はい(笑)。分かりました。」

山口「あと、目隠しもしてもらうからな。」

ダイナモ「これでいいですか?」

山口「お、サカナクションタオル!ありがとう。それで目隠ししてもらうぞ、後で。」

ダイナモ「はい。」

山口「ダイナモは今学生?」

ダイナモ「そうです。大学4年生です。」

山口「あれ?就活は?」

ダイナモ「就活終わりました!」

山口「内定もらってんの?もう。」

ダイナモ「はい、内定もらいました。」

山口「おー、いいなー。新しい生活始まるな。楽しみだね。」

ダイナモ「楽しみです。」

山口「よーし。じゃあ、次の出場者に繋ぐからちょっと待っててな。」

ダイナモ「はい。」


山口「続いての出場者は、愛知県 19歳 ラジオネーム EU!」

EU「お願いします!」

山口「おー、お願いします。EU、大学生?」

EU「専門です。」

山口「専門学校生。ミュージシャンしりとりは知ってる?やったことある?」

EU「高3の時に1回出ました!([2020年4月10日の授業])」

山口「お!1回出てる!出場者か。ってことはちょっと自信あんじゃねーのか?EU。」

EU「いや、でもその時全然うまくできなくて(笑)。」

山口「その時は惜しくも、ラジオネーム 議長に負けたんだな。」

EU「負けました。」

山口「おー。でも1回経験しているのはでかいな。」

EU「そうっすね、はい。」

山口「あー。EUは何系のミュージシャンが得意なの?」

EU「最近HIP HOPが好きです。」

山口「おー、HIP HOP系。日本のHIP HOP?」

EU「日本のもだし……でも、元々邦ロックが大好きなので、邦ロックで頑張りたいと思っています。」

山口「よしよし。今回、新しいルールで、カンニング防止の目隠しをしてもらうけど大丈夫か?」

EU「はい(笑)。」


山口「じゃあ、今回からの新ルール、目隠しをふたりともしてください。」

2人「はい。」

山口「よし。カンニング防止だからな。……これ異様な光景だな(笑)。……よし、2人とも準備はOKか?」

2人「はい!」

山口「それではふたりとも!まだまだ踊れる?」

ダイナモ「イェーイ!!

山口「おい、EUやれよ!」

EU「あ、イェーイ!

山口「まだまだ踊れる?」

2人「イェーイ!!

山口「ふふふ(笑)。」


山口「それではいきます!ミュージシャンしりとり!先行はアジアのダイナモで、江島啓一の"ち"からスタート!江島啓一の"ち"!」

ダイナモ「ち……"チェッカーズ"。藤井フミヤ所属のバンド。……これでいいんですかね?」

山口「OK!チェッカーズの"ず"!"す"でもいいぞー。」

EU「えー……"スキマスイッチ"。2人とも愛知県の昭和高校出身。」

山口「詳しいな(笑)。スキマスイッチの"ち"!"ち"返しだぞ。」

ダイナモ「あ、むずい……"チューリップ"。今年でライブ活動を休止する。」

山口「おほほ(笑)。チューリップの"ぷ"!"ふ"でもいいぞー。」

EU「えーっと……"Phoebe Bridgers"。東京と大阪と京都で来日する。」

山口「Phoebe Bridgersの"ず"!"す"でもいいぞー。」

ダイナモ「"スターダスト レビュー"。デビュー40周年!」

山口「おー、渋いな(笑)。詳しい(笑)。スターダスト レビューの"ゆ"!」

EU「ゆ……えーっと……」

<5秒カウントダウンスタート!>

山口「ん……"ゆ"……!出るか?」

EU「"yuigot"!yuigot!!長谷川白紙と曲作ったことがある。」

山口「yuigotの"と"!」

ダイナモ「"トータス松本"。大阪難波のカンテ・グランテでバイトしていた。」

山口「ははははは!(爆笑)詳しすぎだろ(笑)。トータス松本の"と"!」

EU「えー……"TRIPLE AXE "。coldrainとSiMとHEY-SMITHの3バンドのユニット。」

山口「TRIPLE AXEの"す"!」

ダイナモ「"杉山清貴"。オメガトライブ初代ボーカル。」

山口「はははは(笑)。お前詳しすぎるだろ、22歳のくせに(笑)。杉山清貴の"か"!」

EU「か……"カネコアヤノ"!もうすぐアルバムを出す。」

山口「OK。カネコアヤノの"の"!」

ダイナモ「"乃木坂46 "。AKB48の公式ライバル。」

山口「ふふふ(笑)。乃木坂46の"す"。」

EU「えー、"SUPER BEAVER "。熱いライブMCが有名。自分も高校の時フェスに行って何回か泣いたことがある。」

山口「おー、いいね。泣いた?」

EU「泣きました。」

山口「SUPER BEAVERの"ば"。」

ダイナモ「"BARBEE BOYS"。男女のツインボーカルで有名。」

山口「おー、いいね。徹底してるなお前(笑)。BARBEE BOYSの"ず"。"す"でもいいぞー。」

EU「えー……"STARKIDS "。日本のHIP HOPグループで、ハイパーポップみたいな……結構うるさめの音でやってる。」

山口「うるさめの音(笑)。STARKIDSの"ず"。"す"でもいいぞー。おー、"す"が続くな。」

ダイナモ「"スチャダラパー"。小沢健二と共作で「今夜はブギー・バック」を制作した。」

山口「おー、いいね。スチャダラパーの"ぱ"。"は"でもいいぞ。」

EU「えー……"Hump Back"。サブスクに全然曲がない。」

山口「はははは!(笑)。Hump Backの"く"。」

ダイナモ「"クロマニヨンズ"(ザ・クロマニヨンズ)。バンド名の由来が、甲本ヒロトさんと真島昌利さんが別々で考えていたけど、たまたまふたりともクロマニヨンズという名前を考えていた。」

山口「へー!そうなんだ!お前詳しいなー。クロマニヨンズの"ず"。"す"でもいいぞ。……"す"が増えてますねー。」

EU「えー……"STUTS"。ビートメーカーで、愛知県出身。」

山口「OK。STUTSの"つ"。」

ダイナモ「つ……?あ、"つ"が出てこない……」

<5秒カウントダウンスタート!>

山口「あ……!」

ダイナモ「……」

山口「あぁ……!」

ダイナモ「……ツービート……ちょっと待ってください(笑)。ツービートじゃない(笑)。」

<時間切れ!試合終了!>

山口「ざんねーん!!!」

ダイナモ「つじあやの……あー……!」

山口「惜しい、アジアのダイナモ!残念―!」

ダイナモ「出てこなかったー……」

山口「勝利したのは、EU!勝利ー!!」


山口「……もう目隠し外していいぞ、ふたりとも(笑)。これでもね、いい勝負だったなー。良い勝負だったぞー。いやー、惜しかったな。ツービートはミュージシャンじゃないからな(笑)。EUついに初勝利!」

EU「嬉しいです!」

山口「おめでとう!これめちゃくちゃいい勝負だったな。2人とも音楽オタクを発揮できたと思う。特にアジアのダイナモは22歳の割に出てくるミュージシャンが渋すぎるぞ(笑)。」

ダイナモ「はい(笑)。めちゃくちゃ好きなんですよ、本当。」

山口「それは親の影響?」

ダイナモ「いや、全然。自分で発掘して、後で親に聞いて、親も好きだったって聞きました。」

山口「そうなんだ。めちゃくちゃセンスいいじゃん。」

ダイナモ「ありがとうございます。」


山口「EUもすごいじゃん!やっぱHIP HOPから幅広いな。」

EU「ありがとうございます。」

山口「すごい。音楽好きを発揮できたな。EUは、これで1回勝ち抜き!おめでとうございます。ということで、負けてしまったアジアのダイナモはここでお別れです。ありがとな。」

ダイナモ「ありがとうございました!」

山口「新しい仕事も頑張れよ!楽しめよー。」

ダイナモ「はい、頑張ります。」

山口「じゃあ、アジアのダイナモ、さよなら。」

ダイナモ「はい、さよならー。」


山口「さあ、EU。1回勝ち抜きしたぞ。」

EU「意外といけます。」

山口「意外といける?今言った名前はまた使ってもいいからな。」

EU「はい。」

山口「大丈夫だな?」

EU「はい。緊張解けました。」

山口「緊張解けた?よーし、いいぞー。てか、お前天井にポスター貼ってんの?」

EU「天井に、ニルヴァーナ(Nirvana)のポスターと、ソニック・ユース(Sonic Youth)とレッチリ(Red Hot Chilli Peppers)のポスターを貼ってます。」

山口「なんかすごい……それが80年代だな、なんか(笑)。いいじゃん、いいじゃん。」

山口「じゃあ次の挑戦者呼ぶからな。EU待ってろよ。」


山口「それでは、続いての挑戦者の登場です。北海道 17歳 ラジオネーム 風を纏う狩人!」

風を纏う狩人(以下、狩人)「はい。」

山口「自信ある?ミュージシャンしりとり。」

狩人「あんまりないです(笑)。」

山口「聞いたことある?ミュージシャンしりとり自体は。」

狩人「聞いたことはあります。」

山口「あるか。何系のミュージシャンが好きなの?」

狩人「J-POPとかロックとかですかね。」

山口「今回の新ルールで、目隠しをしてもらうんだけども……風を纏う狩人、EUっていう強敵が今いるからな。1回勝ち抜いているからな、今のところ。」

狩人「やばいっすね(笑)。」

山口「彼強いぞ。気をつけろよ。」

狩人「はい。」


山口「よーし、じゃあお互い目隠ししてもらおうかな。準備はいいかな?」

2人「はい。」

山口「緊張ほぐせよ、風を纏う狩人。」

狩人「はい、頑張ります。」

山口「今17歳ってことは?2年生?」

狩人「3年生です。」

山口「3年生か。高3か。受験は?受験勉強してるの?今。」

狩人「受験はもう終わって、自衛隊の方に。」

山口「おー!いいね!北海道だもんな。いいじゃん、頑張れよー。」

狩人「ありがとうございます。頑張ります。」

山口「じゃあ、EUと風を纏う狩人は目隠ししてもらって、対決してもらおうと思います。目隠しをお願いします!」


山口「……それではふたりとも、準備はいいですか?」

EU「イェーイ!

山口「イェーイ!まだまだ踊れるー?」

狩人「フー!ははは(笑)。」


山口「それでは先行はEUで、さっきのSTUTSから始めましょう。EU、STUTSの"つ"!」

EU「えー……"つじあやの"。メガネをかけている。」

山口「ふふふ(笑)。つじあやのの"の"。」

狩人「の……"NOISEMAKER"。札幌出身。」

山口「NOISEMAKERの"か"!」

EU「えー……"GUNS N' ROSES"。ボーカルは……太ってる。」

山口「ははは(笑)。GUNS N' ROSESの"す"。"ず"でもいいぞー。」

狩人「す……"スピッツ"。ボーカルが草野マサムネさん。」

山口「スピッツの"つ"。」

EU「やべ……」

<5秒カウントダウンスタート!>

山口「ふふふ(笑)」

EU「えーっと……"2パック"(2pac)。アメリカのラッパー。」

山口「OK、OK。2パックの"く"。」

狩人「く……く……」

<5秒カウントダウンスタート!>

狩人「まずい……」

山口「お……?」

狩人「あー……待って、やばい……」

<時間切れ、試合終了!>

山口「ざんねーーん!!風を纏う狩人、"く"が出なかったー。EU、2連勝!

EU「いやー、焦ったー……」

狩人「ははは(笑)」


山口「いやいやいや……結構早く決着がついたね。つじあやの、NOISEMAKER、GUN N’ROSES、スピッツ、2パック。で、"く"が出てこなかった。"く"、あったぞー。クロマニヨンズとか。」

狩人「GLAYとか。」

山口「GLAYもあったなー。」

狩人「あー……」

山口「残念、残念……まあ、そういうもんだからこのミュージシャンしりとりは。EU、お前さすがだな。ただ1個物申すぞ。GUNS N’ROSESのボーカルは、いま太ってるだけだからな(笑)。昔はかっこよかったからな(笑)。」

EU「そっか……(笑)。」

山口「ありあり(笑)。全然ありです(笑)。ということで、負けてしまった風を纏う狩人はここでお別れです。楽しめた?」

狩人「そうですね。初めてにしては頑張れた方だと思います。」

山口「よかったと思う。ちょっと緊張しちゃったしな。」

狩人「緊張しました(笑)。」

山口「なー。でも、頑張れよ仕事。これから。応援しています。」

狩人「はい。ありがとうございます。」

山口「ほんじゃ、ありがとな。風を纏う狩人。さよなら。」

狩人「さよならー。さいならっきょ!」

山口「さいならっきょー!ふふふ(笑)。」


山口「EU!やったな。2連勝。あと1勝でチャンピオンだぞ、お前。」

EU「え……!頑張ります!」

山口「うん。今日はここまでかな。あともう1人倒せば。次は強敵を用意するから!覚悟しとけよ、EU。」

EU「頑張ります(笑)。」

山口「じゃあEUまた次回会いましょう!ありがとう!」

EU「はい、ありがとうございます。」

山口「さよならー。」


ということで、ここで今回の授業は終了です。

山口「今回は第5回ミュージシャンしりとりをお届けしました。目隠し、いいね。やっぱりリアリティがあるよ。リモートでやっている意味があるし。3回勝ち抜きなので、試合の続きはまた次回となります。これね……EUに俺は勝てるぞと、負けないよっていう自信のあるやつは是非応募お願いします。」

SCHOOL OF LOCK!



ということで、こんな感じでミュージシャンの名前だけでしりとりするミュージシャンしりとり。参加したいという生徒は [サカナLOCKS!掲示板] か [メール] で応募してください!参加お待ちしています!!

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