吉川「あのさ、ちょっと聞いてほしいんだけど、ツアーで北海道の釧路と札幌の日があったじゃない。」

松岡「うん。」

吉川「あの日さ、私東京にケータイを忘れちゃったじゃない？5日間ぐらい結局ケータイを放置していたんだけど。」

宮崎「あのケータイ依存症の吉川が。」

松岡「(笑)」

吉川「で東京に戻ってきて、ケータイを保護してチェックしたの。そしたらLINEが124件来てたの。見たら、124件のうち85件がSHISHAMOのグループLINEで。で次24件が、私の家族のグループLINEで。まだあるじゃん。残り20件くらい。」

宮崎「20件になったね。」

吉川「全部企業からの公式アカウント。(笑)5日間も放置していたのに、友達から1件も来てなかったの……」



ビーナス「ねえ。…ねえ。ねえ？聞こえますか？ 聞こえますか？聞こえてるでしょ。驚かないで。今、私は特殊な力を使って、あなたの頭の中に直接、話しかけているわ。はじめまして。私は、ビーナス。ここ。ここ。ここよ。机の上。いつも私の顔を見て、デッサンの練習をしてるでしょ？いや〜。今日もSHISHAMOの3人の話は面白いわね。うん。じゃあみんな今日は、私と一緒に3人の話を聞いていきましょ。」



宮崎「[ SHISHAMO掲示板 ]って見てる？」

松岡「見てるよ。」

宮崎「結構書き込んでくれてるでしょ。生徒が。」

松岡「いろんな人がいるよね。」

宮崎「私もいろいろ見ていて。一個ね。」

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★ギターについて教えてください!!
SHISHAMO 先生、こんにちは！
朝子ちゃんに憧れて、エレキギターを始めたいと思っています。
全くの初心者なので、何もわかりません。
ギターを始めるのに必要なもの、おすすめのギターなどを教えて欲しいです！

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宮崎「これから始めるよってことね、朝子ちゃんに憧れて。」

松岡「(笑)」

宮崎「パッと見て、運命を感じたものでいいと思う。」

吉川「見た目的なことでね。」

松岡「私もそう思う。」



宮崎「最初からギターのこういう種類がこういう音が鳴りますとか、確かにギターって物によっていろいろ違うからさ、出したい音とかあるかもしれないけど、そんなの出してみたいとわかんないじゃん。最初私もわからなかったから、パッと見でいいかもって思ったものにしたんだよ。それが最初っからテレキャスターって物だったんだけど。いいなと思ってギターを買えばいいと思う。」

松岡「うん。」

宮崎「始めるのに必要な物。初心者セットとかあるよね今。私高校の時それ買った。」

松岡「私もそう！」

吉川「そっかそっか！」

宮崎「アンプとチューナーとか、シールドとか全部付いて1万いかないの！」

吉川「えー！」

宮崎「みんなめちゃめちゃバカにされてて。覚えてるでしょ？」

吉川「めっちゃバカにされてた！先輩とかからね。」

宮崎「よくそれで弾けるな！みたいなね。でも意外とそれがよかったの私は。だから、みんな私が3年になるまで使ってたら、“そのギターいいんじゃね？”みたいな空気になってきて、バカにできないの安いのも。」



松岡「私も掲示場で気になったのを読んでもいい？」

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★友達との距離のつめ方が分からない
友達との距離のつめ方が分かりません。
4月から短大での新生活が始まり、頑張って話しかけてやっとできた友達が3人いて、その3人と普通に挨拶もするし他愛もない話もしますが、一緒に遊びに行ったり当たり前のように一緒にいたり写真を撮ったり、そういうことができる仲ではまだありません。
中高の友達はみんなもう既に友達と遊びに行ったり写真を撮ったりして楽しんでるのに、私だけ置いてけぼり感がすごくて焦ってます。
どうすればもっと仲良くなれるんでしょうか、、

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宮崎「高校入りたての吉川さんだね。」

吉川「そうだね。LINE来ないから。超分かる。私も大学入学した時に同じ様な状況に陥った。」

宮崎「高校もそうだったよ。」

吉川「新生活が始まる度に毎回そうなの。」

宮崎「入学一週間、一人だったから。」

吉川「その後変に道化に走るっていうね。」

宮崎「そうそう。」

吉川「どうしたらいいかわからなかった。」

宮崎「一週間ひとりぼっち…」

吉川「この子はさ、友達ができないわけじゃなくて、3人いるんだけど、どうしたらもうちょっと仲良くなれるかってことだよね。」



松岡「誰かが先人切って、遊ぼって誘って出かけることが仲良くなるのかな。」

宮崎「私と吉川も高校入って遊びに行ったの夏休みくらいだよね。」

吉川「そうだね。それが高校の友達と初めてくらいだった。」

宮崎「最初で最後だけどね。2人で遊んだの。」

吉川「伝説だよ。ホント。」

松岡「(笑)」

宮崎「夏休みに2人で遊んで以来、一回も遊んでない(笑)」

松岡「ヤバい(笑)」

宮崎「あれはどんなだっけ？」

吉川「あれは、私が勝手に盛り上がって行った気がする。」

宮崎「だからどっちかが勇気を出してるってことだよ。やぶぶんは勇気でないって言ってるかもしれないけど、その中高はみんな勇気出してるんだよ。」

吉川「学校帰りにちょっとお茶してこうよ！でもいいと思うし。」

松岡「それが一番誘いやすい！昼で終わりの日とか、ランチ食べてこうとか……」



ビーナス「うーん、この話はちょっと長くなりそうだから、3分後の世界へ、えい！」

吉川「私吉川が気になった書き込み。」

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★単純な恋愛相談…
こんばんは！SHISHAMO 先生が大好きな男子校生2年です!!
僕はこの進学校に中学から通っていますが、いっっっっさい出会いがないです。笑
そんな中、去年の四月ごろに小学校が同じだった女の子の友達とたまたま会う機会があってその後も2ヶ月くらいはほぼ毎日男子2人、女子2人の4人でよく集まってました。
初めは中学校も違うし少し気まずかったんですけどだんだん話すのが楽しくなってきて常にグループの中の1人の女の子のことを考えるようになりました。恋愛経験が全くなかったので初めはこれが本当の恋なのかどうなのか分かりませんでしたが、だんだんこれが恋なのかと分かってかかるようになり、数日後がたまたまその子の誕生日だったので告白することに決めました。
前日から心臓がバクバクしてたのを今でも覚えています笑。
そして当日、ぼくが思い切って告白したところ「私も好きだけど友達として好きだからごめんなさい」とフラれました。。
もちろんショックでしたがそんな経験も初めてだったのでそんなものなのかと過ごして一週間後、そのグループでよく遊んでいたもう一人の男子が急にLINEのトーク画面を見せてきました。
実は2人は付き合っていたんです！僕が告白する7日前から！
その夜はワーワー泣きました。それから二ヶ月後、その2人は別れて、僕はたまにその女の子と会ってご飯に行ったりしますが、その度その度好きな気持ちが溢れてきます。
最近はこの気持ちが友情なのか恋なのかをさまよい続けてます。SHISHAMO 先生、どうかこんな僕にアドバイスをお願いします!!

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宮崎「恋だろ！」

吉川「せつない！」

宮崎「何を思ってトーク画面を見せてきたのかな？」

吉川「意味わかんないんだけど。」

松岡「知っててこれだったら結構なメンタルで…。」

吉川「じゃないとトーク画面とか見せなくない？」

松岡「知らなくて、“うぇい見てよ〜”みたいな？」

宮崎「どっちにしろ同じグループで遊んでたんでしょ？いや〜無理だわ〜。」

松岡「ちょっと嫌なやつ。」

吉川「でも別れてるからね。」

宮崎「グループの中でカップルができるっていうのは、こういう闇があるから。」



吉川「どうするべき？でもまだ好きだったら全然さ。だってこのグループは一回クラッシュしてるからさいいと思う。」

宮崎「彼女だって振った時には付き合ってたわけでしょ？付き合ってたから振ったかもしれない。」

吉川「それもあるかもしれない。」

宮崎「だからってOKもらってもどんな気持ちなんだか…」

吉川「考えちゃうよね。あいつとも付き合ってたんだよなって。」

宮崎「あるよね。友達の、言い方悪いけど、おさがりみたいなことでしょ？」

松岡「全然いた！大人数のイケイケなグループの中でくっついたり。」

宮崎「グルグルやってるやつでしょ？」

吉川「いつの間にかシャッフルが行われるやつね。そこにこだわらないんだったら、好きな気持ちを優先していいと思うけどね。」



宮崎「シャーフィンは悪くない。私達が疑問に思っているのは、男の子と女の子ことだから。」

吉川「闇が深いから。」

宮崎「グループだって言っても好きになっちゃうもんは好きだし。」

吉川「がんばってもいいと思うわ。」

宮崎「今後進展あったら教えてほしいね。」

吉川「また書き込んでください！がんばって！」

宮崎「見てるんで、がんばってください。」

松岡「がんばって！」





Ｍ　ロマンチックに恋して / SHISHAMO




ビーナス「さあ、3人の話はまだ続いてるけど、そろそろ時間ね。あ、今聴いてもらったのは、SHISHAMOで『ロマンチックに恋して』。Aメロのスプラッシュシンバルがいいアクセントね。じゃあ、今日はせっかくだから、いつも3人が言っているアレ、私が担当させてもらっちゃうわ。
SHISHAMO LOCKS!では、生徒みんなからのメッセージを受け付けてるわ。SCHOOL OF LOCK!のWEBサイトにある[ SHISHAMO掲示板 ]から書き込んでね。www.tfm.co.jp/lock。
ロックのスペルは、エル・オー・シー・ケー。それでは、今夜はここまで。美術の授業SHISHAMO LOCKS!担当は、SHISHAMOの3人。そして、美術室の机の上から、ビーナスでした。バイバイ。」