フルアルバム『アイラヴユー』のアナログ盤について語らいます!

SUPER BEAVER 2025.2.7 金曜日

SCHOOL OF LOCK!




今週のSCHOOL OF LOCK!は、スペシャル授業ウィーク!毎日、生放送教室でスペシャルな授業をしたり、各LOCKS!のアーティスト講師が色んな授業をお届けしたりして、生徒のみんなと楽しい時間を共有していきました!

そんなスペシャル授業ウィークも今日が最終日!ということで、ビーバーLOCKS!もいつも以上にスペシャルなことをしていく予定なのですが…早速、ビーバーのみんなが何かを囲んで話しているようです。

あれ?あれは…?レコードプレーヤー??ってことは、先月リリースされたあのレコード盤を流す予定なのでしょうか٩( 'ω' )و

気になるので、生徒のみんなもビーバーと一緒にレコードプレーヤーを囲みましょう♪



この後記の放送を聴く

聴取期限 2025年2月14日(金)PM 10:00まで



≪教室のドアが開く≫

渋谷「はーい!1番乗り!ということで。」

上杉「はーい!」

藤原「1番、取られた。」

渋谷「こんばんは。今日も1番!」

柳沢「渋谷さんは、かつてというか小学校ぐらいの時ってどっち派でした?遅刻とかしちゃう派か、しない派か。」

渋谷「俺、小中ほとんど休んだことない生徒だよ。」

柳沢「出た!えっ!?もしかして1年中Tシャツ?」

藤原「Tシャツ半ズボンの子?」

渋谷「違う。『半ズボン?』って聞くなら分かる。上半身は無理だよ!小5までずっと半ズボンだった!」

柳沢「そうなんだー」

藤原「なんで小6では長ズボンになったの?」

渋谷「ジーパンを覚えた!」

柳沢「自我が芽生えたんだ(笑)。俺とひろの同級生でさ…」

藤原「いた!いた!」

柳沢「半袖半ズボンこだわっているやつがいたんだけど。」

藤原「何くんだっけ?」

柳沢「“さっかり”ね!」

上杉「さっかり…??」

柳沢「真冬に急に温かいダウンベストだけ着て、下は半袖なのよ。」

渋谷「下は半ズボンなの?」

柳沢「半ズボン!」

渋谷「いやー、分かる…分からない。」

藤原「格好つけているもんな。」

柳沢「ギリ反則じゃない?」

渋谷「でも、あのおかげで俺は継続力がついた!ということで、SUPER BEAVERでございますけど…4月1日に20周年を迎えるわけでございまして。」

全員「ありがとうございます!」

渋谷「SUPER BEAVER 20周年企画の一環で、メジャー再契約後にリリースしたフルアルバム3枚をレコードでリリースするということで!第1弾『アイラヴユー』が1月に発売されましたー!!

全員「ありがとうございます!!!」

渋谷「第2弾の『東京』は、来週2月12日にリリースということで、手に取ってくれた方もいるんじゃないのかなと思いますけど、なかなか嬉しいことでございますよ。レコードで出るっていうのは。」

渋谷「私は高校時代の時にずっとレコード買い漁っていましたので、こういう形で出せるということがすごく嬉しいですね!」

柳沢「そうよね!」

渋谷「しかも色々と盤にもこだわりまして、180グラムの重量盤というもので出させていただいているので、通常のものよりもちょっと重たいよ。」

柳沢「しっかりめってことね。」

渋谷「そう!」

藤原「本当に重いもん。」

渋谷「重いよ。だって2枚組だからね。」

藤原「今持っているけど、2枚組ですっげえ重たいよ。」


SCHOOL OF LOCK!


柳沢「360グラムってことか。」

渋谷「お肉みたいに(笑)!2枚乗っているから。こういう仕様がいいとか、帯はこういう形がいいとか結構わがまま言って。」

藤原「そうなの?」

渋谷「そうだよ。作らせてもらったので、通常の1枚組レコードのジャケットの形とは少し異なるんですけど、自分が好きなアーティストであったり、そういうものを割とオマージュして作らせていただいた盤ですね。」

藤原「夢が詰まってますね!」

柳沢「ちょっと思うんだけど、例えばCDって帯と言われるものがついていたり、そもそもその前に、通常のプラスチックケースだったらキャラメル包装と呼ばれるセロファン…フィルムがあるじゃない?」

渋谷「うん。」

柳沢「あれを取っておく人もいるじゃない?」

渋谷「うんうん!」

柳沢「俺は捨てちゃうんだけど…」

藤原「捨てちゃうの?」

柳沢「でも、レコードのビニールは、ありきの感じがしない?」

渋谷「無きゃダメ!」

藤原「無いと傷ついちゃうから。」

渋谷「いわゆるケースというか、ケースはケースであるから盤自体は傷つかないじゃんって。だけど、このレコードのケースってか、レコードはフィルムありきな感じがするよね。」

渋谷「要はデジタルのもんじゃなくて、アナログのもんだから湿度であったり、そういうものにも直で影響を受けるよ。」

柳沢「そういうのもあんのか!」

渋谷「電気信号ではないから、録音じゃなくて“アナログ録音”だから重量盤にしたのもの、なんつうんだろう、重たいとヨレが少なかったり…」

藤原「なるほどね。」

上杉「だから安定するんだ。」

藤原「乾燥とかにも強いのね。」

渋谷「レコードって曲がっちゃったりするのよ。そういうものからも強いっていうのがあって、割と安定して音を届けられるっていう利点もあったりするんですよね。」

藤原「楽器みたいですね!」

渋谷「そう、だから電気信号で弾かれちゃう部分の音質が入っていたりするから、人間の耳には聞き取れない部分が入っていたり、普段じゃ省かれちゃうものもちゃんと録音できるっていう面白みがあるよね。

藤原「すごいじゃん!」

渋谷「一聴してどっちがどっちって分かると言われれば、実際はちょっと難しいと思う。」

柳沢「でも、おもしろいかも!俺、実はアナログ盤のプレスを見させてもらって。

渋谷「そうだよね、行ったんだよね。」

柳沢「ちょっと見さしてもらったんだけど、要はまっさらな“コレ”があるじゃない?」

上杉「“コレの”って言われても(笑)!」

柳沢「ディスクのまっさらなね。」

上杉「円盤の。」

柳沢「一緒に行ったソニーのレーベルの人もいるんだけど…なんつったかな?“マザー”みたいな呼ばれ方をするやつがあって、本当に大元のマスターみたいな。」

柳沢「それをさらに何かに型焼きみたいことをして、それすらをまたどんどん焼いていく用のもう1個型をとるあるみたいな感じだったっぽいんだけど、1番最初にディスクの板面にいわゆる“溝”を掘ってそれが音に変わるわけじゃん?

渋谷「うん。」

柳沢「あれを掘っている時、そこから音が鳴ってるんだね!」

渋谷「そうだね、きっとそうなんだろうね。」

柳沢「ずっとちっちゃーい音で鳴っていて、そうなんだ!と思いました。」

渋谷「そうよ。」

上杉「貴重な体験じゃない!」

渋谷「だって、レコードって実際にスピーカーから通さなくても、針を落とすだけで聞こえるからね。

柳沢「そうだよね。」

渋谷「だから、そういうこと。その現場に立ち会えたというのは素晴らしいことでございますけど、柳沢さんはレコードをほぼ通ってない?」

柳沢「通っていないですね!」

渋谷「ということで、柳沢さんに本日はレコードに針を落としていただいて。」

柳沢「これ、繊細でしょ?」

渋谷「本当に、本当に大事にやってね!」

柳沢「なんでかって、俺の父親がレコードで聴いていたんだけど、繊細なもんだから『間違っても触ってくれるな!』って子供の頃にすごく言われていて。」

上杉「子供が触るのは怖いだろうな。」

渋谷「側面とラベルの部分。ラベルの部分だけ触っていい!」

藤原「藤原がセットしようか?」

柳沢「投げてもいいの?」

上杉・渋谷・藤原「ダメに決まってんだろ!」

藤原「…盤、投げるな!」

柳沢「投げるとするなら、自分の盤じゃない?」

全員「(笑)!」

藤原「あんたが曲作っているしな。」

柳沢「そういうことじゃない(笑)!立つよ?ちょっと届かない。」

渋谷「これってあれだよね?このまま乗っけていいやつ?カバーじゃないよね?あまりにも良いやつでよくわかんない!」

「今、ちょうどセットしまして…」

上杉「今、柳沢さんが乗せました。」


SCHOOL OF LOCK!


渋谷「LPは何回転ですか?

柳沢「わっ…えー、、、33回転は短い方ですか?」

渋谷「45回転がEP盤です。」

柳沢「33回転はかけない?

渋谷「LPです。」

柳沢「合ってる?

渋谷「合ってます!

柳沢「合ってた、すみません!」

渋谷「じゃあせっかくなので2曲目に収録している『ハイライト』という楽曲をかけたいなと思うんですけど…」

柳沢「これ、わかりそうじゃない?」

渋谷「そう、わかるよ。」

上杉「溝がね。」

藤原「わかりますよ。」

柳沢「これを溝にのっけるんでしょ?ちゃんと鳴らしちゃってもいい?」

渋谷「ちゃんと鳴らしちゃっていい。」

柳沢「本当に?これを乗っけて再生を押せばいいのかな?」

渋谷「ほら、そこを持って溝の部分まで運んでください。その黒いところは上がっている状態だよね?」

柳沢「上がってます!」

渋谷「上がっている状態ね。ここだ!ってところに持っていって。ごめん、スイッチ入っているよね?」

柳沢「スイッチ?電気は通ってます!ごめんなさい!今、ラジオに全く向いてないね。」

上杉「オンにはなってるよ!」

渋谷「やなぎ、一旦その針を戻そう!」

柳沢「はい!後で“シャンプー”…(笑)!

上杉・渋谷・藤原「シャンプー!!??

渋谷「シャンプーはしないで?」

藤原「あとでシャンプーって、お好きにどうぞ!だけど。」

渋谷「水とかかけちゃダメだからね。」

柳沢「あとで“写真”があがるかな?って。なんで“シャンプー”って言ったんだろう(笑)」

渋谷「『33』っていうの押してみて。そしたら回るんじゃない?」

柳沢「今、33で…スタート押していい?」

渋谷「していい!盤が回りました!」

上杉「それで上に落とすんでしょ?」

柳沢「おいおいおい、マジかよ!止まっていないと置けなくない?」

渋谷「違う、上に持っていって、最終的にはその黒いところで針を落とすんだよ。針が上がっている状態でしょ?」

柳沢「今、上がってる。」

渋谷「その溝のところにちょうどあるなと思ったら、その黒いのでゆっくり下げていくの。」

柳沢「よし!みんな!流れるぞ!いくぞ!

上杉・藤原「お願いします!」

(曲の途中から流れる♪)

渋谷「失敗ですね!

全員「(笑)!」

藤原「途中から流れましたね。」

柳沢「あれ!?」


SCHOOL OF LOCK!


上杉「自分のギターソロが流れましたね。」

藤原「もっともっとよく見てください。」

柳沢「ちょっとだけ待って!みなさん!これさ、本当に難しくない?」

藤原「そんなことないです!」

柳沢「2曲目から聴きたい時どうすんの?」

上杉「感覚なんでしょ。」

柳沢「太い溝のところ。」

柳沢「行くよ!聞いてください!SUPER BEAVERで『ハイライト』

(2度目の失敗)

上杉「あ、ちょっと惜しいね…!」

渋谷「いいよ(笑)!」

柳沢「ちょっと待ってよ。最後の…3度目の正直。」

渋谷「針の先端見える?一気に降ろさなくていいんだよ。降ろしていく過程を見ていて大丈夫だよ。」

柳沢「そういうこと?」

渋谷「そうだよ。」

柳沢「聴いてください。SUPER BEAVERで『ハイライト』

(3度目の失敗…!)

柳沢「(笑)!」

藤原「さっきよりヘタになってる(笑)!」

柳沢「このままいきますっ!」


M. ハイライト / SUPER BEAVER (アナログ盤より)


柳沢「さあ、というわけでやらせていただきましたけど…」

渋谷「どうでした?」

柳沢「難しいですね!」

渋谷「そうじゃないよ(笑)!音、音!」

柳沢「…え!?」

渋谷「でも、高校の時からめちゃくちゃレコードを持っていた身としては、“もの”にも価値はあると思うんだよね。

上杉「より感じるよね。」

渋谷「やっぱり音楽を大事にできるじゃない?音楽を“消費”するもんじゃなくて、すごく大事に手に取って自分でゆっくり針を落として音楽を聞けた時の喜びっていうのはすごくあると思うし、音楽が手元にある感覚っていうのは今の時代じゃ感じられないものがある気がすんだよね。


SCHOOL OF LOCK!


柳沢「そうだね。」

渋谷「なので、ものとしてもいいし音を聞いてもらっても、もしかしたらちょっとの違いは分かってもらえるかもしれないなっていう風に思うから。」

柳沢「ってか、今このサイドAという我々2枚組で、A面B面があってA面に3曲しか入っていないじゃん。ってことは、聴こう!として聴くものではあるよね。

渋谷「そう、そう、そう!」

柳沢「いちいち変えなきゃいけないから、どんどん次の曲にいって…なんなら10何曲目までいったら次のアルバムにいくみたいなことじゃないじゃない?変えないと終わるから。それを聴こう!っていう感じだよね!」

上杉「楽しみだね。」

柳沢「それが物への愛着ではあるよね!」

渋谷「だと思うよ。それでどうやって大事に聴いていても乗っちゃうスクラッチノイズとかに愛情を感じたりとか。やっぱり、特有の自分ならではのもの、っていうのが出来上がってくってのもすごくいいものだと思うので、ぜひまだ聴いたことないよ、お家にないよって方は冗談で『聴けるもん買ってください!』って言ったんだけど、結構感じ方変わると思う。」

柳沢「そうだね。」

渋谷「なので、ぜひこの機会に手に取ってみてください!よろしくお願いします!」

「はい!ということで、レコードを聞いていこうという時間になりましたけど、上杉さんも実際手に取ってみて、これを機にレコードを買って…」

上杉「そうですね。音楽をやっていますけど、そのレコードっていうものじゃなくCDの制作したりしながらバンドをやっていて、なかなか僕は機会がなかったんですけど、これを機にプレーヤーを買って…」

上杉「さっき言っていたことだけど、1曲1曲大事に聴いたり、わざわざ聴くんだみたいな。その1個1個のアクションすら愛おしい!

渋谷「そうだね。たしかにね。」

上杉「あと、このしっかりレコード自体の重みみたいな、ものとしてずしっと感じることって、とってもいいなってすごく思いました。」

渋谷「ちゃめちゃ素敵!」

上杉「なので、これを機にぜひSUPER BEAVERのこの盤からでもいいので、出会ってほしいなと改めて思います。」

渋谷「本当だね。ジャケもかっこいいし!」

藤原「かっこいいんですよー!」

上杉「飾りたくなるよね。」

渋谷「そう!『アイラヴユー』のジャケめちゃくちゃいいから!これ置いときたいもの!」

渋谷「開くとメンバー3人と藤原さんか。」

藤原「なんでわざわざそういう言い方するのー!」

渋谷「ごめんなさい!藤原さん、どうでした?実際手に取ってみて。」

藤原「本当に重いのよ。」

渋谷「そうだね。」

藤原「これがすごく良くて。」

渋谷「うん、わかるわかる。」

藤原「自分たちで作っているからあれなんだけど…すごく頑張って作ったなって感じがこっち側もするし、受け取った側も多分すると思うけど。

渋谷「たしかにね!」

藤原「自分でも思う。すごいし、みんなで頑張って作ったぜ!みたいなもずっしりくる、この重みが。」

渋谷「でも、媒体がレコードしかなかったから、きっとその全部の工程を踏んでできた時に手に取った喜びみたいなのが…」

藤原「すごくあったと思うよ!」

渋谷「うわぁ!できた!!っていうのがきっとあったんだろうね。だから、そういうのを踏まえ『音楽』『もの』に対しての色んな気持ちを実際に書き込んでくれても嬉しいですね。
聞かせてくれたら嬉しいなと思っております!」

全員「よろしくお願いします!」

上杉「ビーバー掲示板は、あなたがいつでも書き込める場所でございます。こうやって音楽の話に特化するのもミュージシャンらしくていいですね!」

藤原「いいと思います。」

上杉「本当にこういう気持ちで音楽をやって、バンドをやってって作ったものがレコードになる。そのレコードが発売することになりまして、今こうやって手に取って聴いてくださっている方もいると思うので、ぜひどんな感じの気持ちでレコードを聴いてみたよとか、こう思ったよっていうのを掲示板に書き込んでください!待ってます!」

渋谷「音楽人っぽいラジオ!笑い一切なし!」

全員「(笑)!」

柳沢「でも、本当にレコードはこれだけ言っているけど、完全生産限定盤で数に限りがあるっぽい…!予約してもらいたいですね!ここまでして、聴いてみようとしたらなかった…とか、切ないから。」

藤原「悲しいからね。」

柳沢「興味を持った方も、もしよかったら予約してみてもらえたら嬉しいなと思います!」

全員「よろしくお願いします!」

渋谷「それでは、我々とはまた来週の金曜日、この教室で会いましょう。以上!SUPE R BEAVERでした!」

全員「バイバーイ!」



今日は、先月リリースされたフルアルバム『アイラヴユー』のアナログ盤について、たっぷりと、いつもよりちょっぴり真面目にお話していきました!

レコードプレーヤーの操作に慣れていないやなぎでしたが、ぶーやんがフォローしてくれて無事に曲を流すことができましたー!!

どうでしたか?いつもと違う感じで聴こえましたか?電波を通じてお届けしたので、違いがあまり分からなかった生徒もいると思いますが、少しでもアナログ盤の良さが伝わっていたら嬉しいです♪

今日のビーバーLOCKS!を聴いて、アナログ盤が欲しい!と思った生徒はぜひCDショップやオンラインサイトをチェックしてみてください!

来週12日には、第2弾の『東京』がリリースされるので、そちらも楽しみですね!

アナログ盤をゲットした生徒は、ぜひビーバー掲示板か、ビーバー宛てのメールに感想を書いてください!

それでは、ビーバーのみんなとは、また来週!!

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聴取期限 2025年2月14日(金)PM 10:00 まで


                
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