合唱発表会はこれにて終了。
応募してくれたラジオネーム きさらぎが所属する、放送局のお部屋をお借りして、改めてみんなの話を聞いていきました。
集まってもらったのは、スクールソングプロジェクトに応募してくれた、ラジオネーム きさらぎ。
今回の合唱発表会の実行委員、留加ちゃん。
指揮を担当した、齊藤くん。
放送局の顧問で、多大な協力をして下さった、久保田先生。
校長・教頭、ユニゾン先生と一緒に話を聞いていきます。
校長「まずはラジオネーム きさらぎ!」
きさらぎ「は、はいっ!」
田淵先生「君、電話で話したときそんなんじゃなかったろ!(笑)」
一同(笑)
校長「きさらぎはユニゾンLOCKS!で3回くらい逆電つないだもんね。」
教頭「しゃべり方がパーソナリティーみたいだったもん!「どーもー!」みたいな(笑)」
きさらぎ「どーもー!」
校長(笑)
校長「今、合唱終わったばかりだけど楽しかった?」
きさらぎ「楽しかったです!すごい楽しかったです!!」
校長「どんなところが楽しかった?」
きさらぎ「歌ってる途中に後ろからデカい音が聞こえてきて、振り返ったらユニゾン先生がいてビックリしました!!え…なんで来たんですか?(笑)未だに信じられない!目の前にいるのが信じられないです!!」
校長「留加は今どんな気持ち?」
留加「東栄高校には、合唱発表会とかがなくて、合唱をすることがないんですよ。最初で最後の合唱だったので成功して良かったなって思いました。」
校長「後ろから見させてもらっててイントロの段階で涙出て、口押さえて歌えない子がいたりとか、逆にずっとものすごい笑顔で歌ってる子とかもいて、様々な生徒がいたなぁって思ったんだけど、留加はどうだった?」
留加「私は、今、学祭とかの仕事が多すぎて大変で…。それで色々思い詰まって涙を流しながら歌いました。」
校長「大変すぎるからか、両膝に絆創膏貼ってるもんね。」
一同(笑)
教頭「多分両膝から崩れ落ちたんでしょうね(笑)」
校長「この合唱の準備期間はどんなことが大変だった?」
留加「「みんなで頑張ろう!」とは言ってたけど、歌が苦手で声出ない人もいて、練習のとき指示するのが大変でした。」
校長「齊藤くん、あ、指揮者の齊藤くん(笑)さいとうA!」
齊藤くん「俺Aでいいんですか?(笑)」
斎藤先生「いいですよ~。Aで~。」
校長「あんまり腑に落ちてない感じがしますけど(笑)」
斎藤先生「全然Aでいいですよ~(笑)」
校長「指揮者として全体のまとめ役を務めたわけだけど、まず今の気持ちは?」
齊藤くん「成功して良かったなというのが1番で、合唱する生徒も指揮も大変なんですけど、僕的に伴奏が1番大変だったろうなと思います。今回、髙野さんがちゃんとやってくれたから成功できたと思います。」
校長「本番はどんなことを思いながら指揮をしてた?」
齊藤くん「ユニゾン先生が曲に懸けた思いを考えつつ、自分がミスったらヤバイとかも考えました。でもみんながちゃんと歌ってくれたので良かったです。」
校長「久保田先生も生徒のために、このプロジェクトに大変協力して頂きました。」
久保田先生「まぁ、ちょいちょい(笑)」
一同(笑)
久保田先生「バレちゃいけないからコソコソやらないといけなかったんですよ。」
校長「先生方はどんな思いでやられてました?」
久保田先生「とにかく生徒が頑張っているのを応援しながらも、バレないように気をつけながらやってました。」
校長「生徒にバレちゃいそうな瞬間とかありました?」
久保田先生「おしゃべりな先生には、極力ギリギリまで内緒にしてました!」
一同(笑)
校長「みんなの合唱をご覧になられていかがでした?」
久保田先生「短期間の間に、こんなに上手になると思わなかったので感動しました。」
校長「きさらぎ、これは嬉しいんじゃない?」
きさらぎ「やったー!ありがとうございます!」
久保田先生「(きさらぎは)1番バレちゃいけない生徒だけど、部活などで一緒にいる時間が多いので、内緒にしてるのが心苦しかった。」
校長「きさらぎは予感とかなかったの?」
きさらぎ「全くなかったです。友達から「ユニゾン先生来るとか聞いてないの?」って聞かれて「来ないって言われたけど。」って話してたら後ろから(笑)」
校長「曲を作られた田淵先生は見ててどうでした?」
田淵先生「よく頑張ってましたね。いや?鬼練したんじゃないですか?(笑)150人が一同にみんなで力を合わせるというのは、なかなかできることじゃないと思うので、これは"僕らが曲作ったから"とか"ラジオ番組だから"とかじゃなくて、この学校の生徒に元から備わっている"仲の良さ"の勝差だと思います。この2週間、みんな協力的に作ってきたのが見えたので、よく頑張ったなと思った次第です。」
校長「みんなは、ここまでの高校生活はどうだった?」
きさらぎ「1年生の時は、高校に慣れなくて学校休みがちで。でも2年、3年とどんどん慣れていって学校にも来れるようになって、元々この学校入る時に「閉校だからできることがあるはず!楽しい事したい!」と思ってたので、この合唱ができて良かったなって思います。」
留加「1年生の時は、先輩2学年もいたけど、2年、3年とどんどん減って、下駄箱も減って、今では封鎖されている教室とかもあるので、それを見るとやっぱり廃校は悲しいなって思います。」
齊藤くん「中学校から同じ友達がたくさんいて楽しかったです!でも寂しい瞬間はあって、いらなくなった机が色んな所に送られていったり、本当は自動販売機も、もう1個あったんですよ!それも減らされ「ここまでやるか!」みたいな(笑)」
校長「自動販売機に関しては、久保田先生、なんとかならなかったんですか?」
久保田先生「やっぱり150人で2台はペイしない」
一同(笑)
田淵先生「大人の事情だね(笑)」
校長「改めてみんなからユニゾン先生に伝えたいことある?」
齊藤くん「今日何回か歌ったけれど、ユニゾン先生が出てきて一緒に歌った時が1番声が出ていたので本当に感謝しています。」
鈴木先生「齊藤くんは、指揮の技術以上に人間で引っ張っている感じがありましたね。引っ張れる人ってなかなかいないんですけど、その力を感じていいなって思いましたね。」
留加「最初乗り気じゃない人とかもいたけど、練習していく中で雰囲気も変わってきて、今日の本番で、今までで1番いい合唱になりました。本当にありがとうございました。思い出になりました。」
きさらぎ「最初逆電したときに、まさか当たると思わなかったので、決まったときはビックリしました!ユニゾン先生が1番好きなバンドだったので……(泣)夢の中の人と思ってたので存在してると思わなかった(泣)」
一同(笑)
きさらぎ「本当にありがとうございました!」
校長「最後にユニゾン先生、今回のプロジェクトやってみていかがでした?」
斎藤先生「本当に音楽やってて良かったなって思いますよね。今回のプロジェクトは、僕らが曲を作って、僕らの手を離れて、直接指導することもなく、みなさんに託すしかないという状況で、しかも時間も短い中、これだけのことをやってもらって、それを生で体感できたっていう非常に素晴らしい時間でした。こちらこそありがとうございました。」
鈴木先生「僕、高校生活全く楽しくなかったんですよ。本当にいい思い出がなかったんですけど、今日生徒の1人みたいな感じで色々やらせてもらって、僕の学生生活が上書きされたというか、学校でいい思い出作れたなって思いました。」
田淵先生「貴重な経験だったなと思います。曲を書く過程とか、電話で話す過程とか、今日対面するまでの流れの中で毎回思い入れが深くなってるなって自分で思いました。だからこそ書けた曲であり、歌詞だなと思います。最初になんとなく考えてたイメージと、今日繰り広げられたことが全く一緒だったので、ここに向かって動き出して、みんなでやってって辿り着いたと思うと本当に貴重だったなと思います。10年後、思い出した時に「みんなで合唱やった」というのが人に自慢できることになると思うんですよね。大人になって思い出して「いい1日だったな」って思ってもらえたら嬉しいです。ありがとうございました。」
以上でスクールソングプロジェクトは終了です。
なんと!!!……この合唱発表会の模様はもちろん、東栄高校の生徒たちの練習の様子など、
スクールソングプロジェクトの全てが映像で見ることができるんです!!!
短い期間でどんな練習をしていたのか!?
本番はどんな表情で合唱していたのか!?
是非、映像でもチェックしてみて下さい!!!!!!