聴取期限 2024年8月13日(火)PM 11:00まで
石原「生徒の皆さんこんばんは。SCHOOL OF LOCK!の普通の講師、Saucy Dogボーカルギターの石原慎也です。」
石原「皆さん、夏休みはいかがお過ごしでしょうか。みんながここに来ているということは、夏期講習みたいなもんなんですけども。宿題やってるか〜!?今週もばっちりできましたよっていう人が多いんだろうな、俺が言ったからにはやってくれるんだろうな、なんて思っておりますけども。というわけで、まずは「普通に聞きたい」あてに届いた書き込みを紹介していきましょう。」
石原先生こんばんは!!
いつも気になっていたんですが歌を歌っている時は何を思って歌っているんですか??恋愛曲とかその時の事を思い出したりして歌っているんですか??教えてください!!
神奈川県 17歳 女性
石原「思い出さない!残念ながら。ごめんね、思い出さないんだ。でもね、あれだよ、 1番に思ってるのは、この曲はお客さんに届いてるかな、とかかな。こういう風な歌い回しをしたら、 ちゃんとお客さんの心に届かせることができるかなとか思いながら歌っています。どうなんだろう?みんなその時のことを思い出しながら歌っててほしかったりするのかな。嫌じゃん。もう忘れた恋愛だよ。みんなが歌うときは思い出しながら歌ったりするんだろうな。メッセージありがとうございました。」
石原「では、ここで1曲お届けしましょう。なんと新曲が配信リリースされました。
この曲はABEMA『キミとオオカミくんには騙されない』の主題歌です。ありがとうございます。8月11日、今日から5日後が初回放送になります。皆さんも聴いてくれているんでしょうか。MV見た?『ドッグヴィル』って映画がありまして。何もないところで、ここがあなたの家なんだ、ここがあなたの職場ですみたいなことを言われる映画があるんだけど。犬がいないんだけど名前が書いてあるだけでこれ犬ねって可愛がってあげてください、みたいなことを言う映画があるの。それをオマージュして作ったMVですね。皆さんもこのMVを見て何を思うのか知りたいので、また感想等送ってきてください。それではお聴きください。」
<M:馬鹿みたい。/ Saucy Dog>
石原「いかがでしょうか。バカみたい。あまりSaucy Dogには無い曲調ではあるんじゃないかなと思ってます。皆さんのお気に入りになったら嬉しいな。」
石原「さて、続いてはこちらの授業をお届けします。」
石原「それでは黒板を読み上げます。」
石原「普通にしんどい。」
石原「生徒のみんなの普通を受け止めるSaucy LOCKS!のメイン授業。普通にしんどい。今ちょっとしんどいなと思ってる生徒と話をしていきます。」
学祭で仲良くなった人と結構いい感じになったのですが、この前振られちゃいました。遊びに行った時に「手つなご」って言われて繋いだり、ぎゅーもしたりしたのにいきなり無理と言われてしまってまだ引きずっています。どうやったら忘れられますか。
北海道16歳 男の子
石原「ああ、女の子の蛙化だったのかな。好きだったけど、好きって思われたらちょっと、みたいな感じになっちゃうみたいな。難しいところですけども。では、お話していきましょう。もしもし。」
葉「もしもし。」
石原「こんばんは。」
葉「こんばんは。」
石原「お名前お願いします。」
葉「葉です。」
石原「相手はどんな子だったの。」
葉「相手はめっちゃ元気で、話しかけてくれるし。話しやすいって感じですね。」
石原「なるほど。めちゃめちゃ良い子だったんだね。」
葉「はい。」
石原「良い感じだったっていうのはどんな感じだったの?」
葉「学祭の時も、2人でずっと一緒に飾り作ってたり。学祭の打ち上げの時も、行きと帰り一緒に行ったりして、って感じですね。」
石原「2人きりで?」
葉「はい。」
石原「なるほどな。ちなみに、デートとかは行ったことある?どこ行った?」
葉「カラオケ行きました。」
石原「良いじゃない。それはいつ行ったの?」
葉「7月の中旬くらいです。」
石原「7月の中旬。めちゃめちゃ最近やん!」
葉「はい。」
石原「ちなみに、振られたのはいつなの?」
葉「カラオケ行った次の日に、学校の昼休みにフられました。」
石原「何が悪かったん?その時に手繋いだりしたの?」
葉「はい。」
石原「それはどういうシチュエーションで?」
葉「相手が電車なんで、電車を2人で待ってたんですけど。その時に「手繋ごう?」みたいな感じで。」
石原「電車待ってる時に手繋いで。ぎゅーもその時にしたの?」
葉「ぎゅーはカラオケです。」
石原「なるほど。どっちからしたの?」
葉「相手が手広げて「おいで?」みたいな。」
石原「おい!苦しいよ。なるほどな。カラオケとか帰りもなんだけど、お互いの雰囲気はどんな感じだったの?」
葉「めっちゃ楽しい感じで。すっごい下らない話とかもあったし。それと、ずっと楽しかったです。」
石原「電車でその子を見送るときまで?楽しい感じだったの?」
葉「はい。」
石原「その後連絡とかは?」
葉「しました。「楽しかったね、また行きたいね」みたいな。」
石原「マジ?ちなみにその次の約束とかはした?」
葉「次の約束は、自分の誕生日が8月なんで、誕生日に会おうねみたいな。」
石原「うん。俺、全然その女の子の気持ち分からないんだけど、今は何が1番しんどい?」
葉「繋ごうとか言われたり、自分で良い感じかなって思ったんで。そこで振られちゃって、上げて落とされちゃったみたいな感じ。」
石原「そうだね。もう忘れたい、みたいな感じか。」
葉「はい。」
石原「なるほどな。でもモヤモヤするよな。「何でなん?」みたいなのは思ってないの?」
葉「ちょっと思ってます。」
石原「うん。でも、嫌いではないんだ。」
葉「はい。」
石原「俺が思うのは、忘れられない人って俺も今まで何人もいて、別れた当初とかは全然忘れられなかったりとか、結構、2ヶ月ぐらい、3ヶ月、4ヶ月とか、1年ぐらい引きずった人もいたんだけど、結局どっかで忘れるタイミングが来るんだよね。それって何でかって言うと、思い出さないようにとか、忘れようとかしてる時点で、頭の中にはその子がいるわけで、あんまりそのことを考えないように友達と過ごしたりとか、日々仕事を頑張ったりとか、学校を頑張ったりとか、楽しんだりとかしてると、いつの間にか自分の中からその子が薄れていったりして、自然と忘れられたんだけど。忘れようって思わない方が早く忘れられたかも。今まで。変に忘れようとすると「でもあの時楽しかったしな」とか「なんであの時楽しかったのに、こんな感じになっちゃったんやろう」とか余計なこと考えちゃうから無理に忘れようと思わないのが俺の忘れ方かな。」
葉「ありがとうございます。」
石原「葉も、多分今はすごいしんどいと思うけど、めちゃめちゃ友達と遊んだりとか、 もう夏休みだし友達と楽しい思い出作ったりとかして、いっぱい楽しんでほしいな。ありがとね。お話聞かせてくれて。」
葉「ありがとうございました。」
石原「うん。また話聞かせてね。」
葉「はい。」
石原「俺が葉だったら超辛いよ。だって、こっちが1番好きな時期に無理って言われてるわけでしょ。付き合ってて、どっかのタイミングで「無理」とか「まだ好きだけど無理」みたいなことを言われるならまだ良いけど、まだ付き合っても無い状況で…、それもきついな。でもまだ16歳。みんなで葉のことを応援してあげよう。きっと良い出会いあるしね。」
石原「Saucy LOCKS!では、生徒の皆さんからのメッセージを待ってます。そして、SNSの推奨ハッシュタグは「#サウシーLOCKS!」です。ということで、僕とはまた来週お会いしましょう。普通の講師、Saucy Dogボーカルギターの石原慎也でした。」
聴取期限 2024年8月13日(火)PM 11:00まで