ステージの上には一人。
二つ結びが似合う小柄な女の子。
ポロリとギターをひき歌った瞬間、会場がざわめき、
１コーラス歌い終わった後、会場から自然と声があがった。
”ヒューーーーーーーーーーーーーーーーー!!!!!!!!!!!!!!”
彼女の名前は…池田百花。
大分からひとり、ギターを抱えてここ名古屋大会に来てくれた百花ちゃんは…
ギターを本格的にはじめたのは１年前！（ひぇー）
が！すでにオリジナル曲はなんと７０曲以上！
しかもギターや曲作りは全て独学！
才能の花が開きまくりの百花ちゃん…花満開！！！
１曲目と２曲目の間。
前をまっすぐ向いて百花ちゃんが話はじめた。
「高校生の時、学校や家で辛い事があって生きる希望をなくしかけた時音楽に救われた。
今度は、自分がその音楽で誰かを救いたい。」
ーーー輝き続けるのは難しいけど 笑っていればいいね。
自分に言い聞かせるような…優しく、強い、歌。
あの瞬間…「百花」は「私」で、「私」は「百花」だった。
「私の気持ちのこもった歌を聞いてくれてありがとうございました。」
最後まで、誠実な百花は…かすみ草のように可憐だった。
かすみ草の花言葉は…「切なる願い」。
その願い、叶うよ。
いや、今日もう、叶ったよ。
M1.Pagasus
M2.待って
