閃光ブログ

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1人。



16才の高校1年生、れーな




「楽しみたい」

そうライブ前に聞かせてくれた。


ライブハウスは初。
熊本のお母さんから「いってらっしゃい」と一言もらって、東京へやってきた。

遠く熊本から東京・渋谷にたった1人で参戦。



華奢な小さな女の子がステージの真ん中へ。
目の前にはぎっしり入った生徒たち。

ギターが、鳴り始めた。



「大切なこと」



赤いライトが少女を包む。

熱気で包まれていたさっきまでの会場が、一変する。

心地いい空間。
そうさせたのは、れーなの優しい音色と優しい声。
優しさだけじゃない。時折、強さが加わる。



れーなが、目をつぶって叫ぶ。



誰に向かって歌ってるんだろう?
歌詞をひも解きながら、そんなことを思ってた。


聴いていて浮かんだのは、なぜだか分からないけど、
一つだけだった。



それは……SCHOOL OF LOCK! の生徒に向けて。



生徒に、とても距離の近い音だと、思った。
生徒に寄り添える音楽。

れーなは、小6からSOLの生徒だ。

すっとSOLを聴いてきてくれた。
その何かが彼女の音楽を作っているのなら。



それは……みんなの音楽だ。



「しゃぼん玉。」


優しさは変わらない。寄り添い方も変わらない。
だから、相変わらず生徒を釘付けにしている。
じっと見つめて微動だにしないオーディエンスの生徒たち。

ふと伴奏が止まる。

声だけが、O-WESTに広がった。




優しく。強い。叫ぶ。今を歌う。
10代から10代へ。
小さな体から、大きな、大きな、世界へ放たれる。


「偽物はいらんです。作り笑いは嫌。笑いたい。歌いたい。」


れーなの、蒼き暴動は、今、ここにある。



演奏を終えたれーなを優しい拍手が包み込んだ。



TOPバッターのれーな!お疲れさま!!



間違いない!!
今年の「閃光ライオット」も素晴らしい幕開けだ!!!




M1.大切なこと
M2.しゃぼん玉。



ダンガリー


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