今、僕はどこにいるのでしょうか?
水族館? それとも水の中?
シャワーのように、全身で音楽を浴びている感覚。
更には浮遊感にも包まれる。
…圧倒的な世界感。
青い光と白い光がYpsilonを照らす。
一言でいうと、気持ちいい。
しかも、生半可じゃない気持ち良さ。
小さなボーカル荒木千晶ちゃんの声は、
この会場を無限の広さに変えたかのように、
どこまでも声が広がっていった。
…そんな感覚。
ベース、ギター、ドラムの演奏も18歳とは思えない。
もっともっと大人な落ち着き。
最後はピアノの旋律で終わる。
音がやんだ瞬間、
もしあるならば、リピートボタンを押したかった。
1曲の長さが10分あったとしても、
ずっとYpsilonの音楽に引き込まれっぱなしだったと思う。
それくらいどこもかしこも圧倒的な世界観だった。
音楽の素晴らしさを改めて感じさせてくれた。
ダンガリー