閃光ブログ

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アジカン先生のLIVEが始まる前、早めに行ってフロアを見渡してみた。


1人でここに来てくれた生徒がいる。
学校帰りなのか、友達と制服で来てくれた生徒がいる。
恋人同士で来てくれた生徒がいる。
親子で来てくれた生徒がいる。
早く来てくれて、ずっと最前列にいる生徒。
お昼から最後までずっと同じ場所で見ている生徒。

そんな、みんなが、このイントロに乗せて、
突然、悲鳴のような歓声をあげる!!!!!




「アフターダーク」!!!

この曲から、圧倒的なスピードで、LIVEが展開していく。


とにかく、今日のセットリストを見てほしい!


【閃光ライオット第三次LIVE審査 @ 08.01.Zepp Sendai】

1 「アフターダーク」
2 「All right Part2」
3 「ループ&ループ」
4 「リライト」
5 「Re:Re:」
6 「アンダースタンド」
7 「君という花」
8 「ソラニン」


このセットリストを見たら、なんとなく想像できるでしょ?

もう素晴らしいライブが約束されてるって。

ただ、そんなちっぽけな想像力を遥かに超える、とんでもない熱量のLIVEだった!!!

セットリストを知らない生徒のみんなは、
本当にビックリしたと思う。



生徒が拳を突き上げる。手を伸ばす。手拍子……

それは、いつもと変わらないLIVEで見る景色かもしれない。
けど、今日は全然、違って見えた。



それはきっとアジカン先生の表情が違ってるように見えたから。



音楽から、力と希望がビンビン伝わってきて、
このZeppの空間と生徒の姿を見ているだけで、
目頭が熱くなってしまった。




生徒が突き上げた拳が、何かにあらがおうとする力に。



伸ばした手が、希望を掴もうとしているかのように。

重なる手拍子が、仲間の絆のように……感じた。





誰も、希望を捨てちゃいないし、諦めてもいない。
あれだけ笑顔になれて、楽しめるんだ。

僕らはまだまだ、行けるハズ。
音楽があれば、まだまだ。





ダンガリー



【閃光ライオット第三次LIVE審査 @ 08.01.Zepp Sendai】

1 「アフターダーク」
2 「All right Part2」
3 「ループ&ループ」
4 「リライト」
5 「Re:Re:」
6 「アンダースタンド」
7 「君という花」
8 「ソラニン」

<アンコール>

1 「フラッシュバック」
2 「未来の破片」
3 「新世紀のラブソング」

9組目…lemchap!!

演奏が始まらない。



観客の多さに感極まって、ベースの大谷美夢ちゃんがうっすら涙をうかべ、
両手でぬぐった。


そうだよね、こんな広い会場で、この人数。
ビックリして嬉しくて、感極まってもしょうがない。

今日のオオトリは…lemchap。


4人がドラムの元へ集まる。
何かを話しているようだ。
そして定位置へ。




意を決して、ボーカルの小林ももちゃんの声だけが…Zepp Sendaiに響き渡る。



そして……

4人が同時に鳴らす音!!


「リビングに甘いケーキ」!!





響き渡った声が見ている生徒の動きを止めたように思う。
熱のある、静寂。

そこから、ぐっとリズムに乗っていく。
そして、その勢いを保ったままあの曲へ…


「ドラマチックミラー」!!!



始まった瞬間、キーボード島田彩華ちゃんの指先が、
二重に見えるくらいありえない動きっ!!!!
キーボードから音符マークが飛び出してくるように見えるから、不思議!!!!


そこにドラムとベースのリズム隊が合わさり、
ボーカルが乗って…大きなリズムに乗って揺れる小さな女の子たち!!

生徒の手拍子が、どんどん大きくなる。
見ている生徒の顔が、前へとせり出していく。



これは、lemchapの世界に会場が包まれた証拠だ!!



演奏の勢いは止まらない!!
そして、4人同時に音を止める!!

音が一切、無いはずなのに、lemchapの余韻がそこに残っていた。



ダンガリー

8組目…片平里菜

緊張しているのかな…?
白いスラリとした足。
長い髪。
細い指でギターを持ち、
のどをふるわせ音が鳴り出す。





里菜ちゃんの声は不思議だ。

胸がざらざらする。
のどの奥がざらざらする。

ひとりで、寂しくて、くやしくて、叫びたくて。
誰にもわからない、
誰にも言わない、
私だけのあの夜に突き落とされる。

あの夜のひとりぼっちの私と、
里菜ちゃんの夏の夜、共鳴する。




音楽は「どこでもドア」で、「タイムマシン」なのかもしれない。


7組目…PARADE!!

直前まで4人組!! 5人に増え直前にバンド名を変え再応募!!
独創的な5人組!! PARADEのお出ましだ!!



1曲目が始まる。



「中毒性のあるメロディとロックンロールアンサンブル」


本人たちが形容する、まさに、その通り!!

10代とは思えない演奏をかます!!






そして、2曲目は「プリシア」




イントロから生徒の手拍子が合う。
そこにドラム音がぴったり重なる。
手拍子がいつのまにか、行進しているような足踏みに聞こえてくる。



…これは、PARADEだ!!




これまでの演奏とは、これまた違った一体感!!

PARADEの演奏で、Zepp Sendaiが、行進していくようだった!!




ダンガリー

6組目…或る感覚

圧倒。


ただただ圧倒。



会場の時が止まった。

数々の大物アーティストが演奏している、このZepp仙台。
彼らには・・・・・小さかった。




「遠いところから、わざわざありがとうございます。とってもかわいい曲をプレゼントしたいと思います」
と言い、ポロロンと、ピアノでチャーミングなメロディーを弾き始める。
が、、突如、、、爆炸裂!!!!

4人がステージ上を暴れまわる!
庭だ!庭だ!!ここはやつらの庭だ!!!!




ボクは今、楽器を弾けません。
それを今、後悔しています。
ボクは、或る感覚になりたい。
或る感覚として、もう一度やり直したい。
彼らと同じ空気の中で生きていきたい。

それほどだ!!!!



無理だ。時は遡らない。
ならば、せめて…せめて…ボクが女になれたとしたら、側にいてほしい!!
全員が全員カッコいい。個人的には、ギターの大野くん。こいつはヤバい。彼の動きは全てがカッコいい。おい、どんだけテクニカルなら気がすむんだ!はちきれそうだ。この想い。

ギター&ボーカルのタチバナくんが曲の中で言う、「ふわっふ」。
多分、世界中の人全員に「ふわっふ」を言ってもらったとしても、彼に敵うものはいない。
全てがサマになっているのだよ、諸君!おい、諸君!!

最強最速才能最新最前線最後尾!!!!
超絶爆裂爆音炸裂強烈冷酷帝国!!!!
知性知性知性知性感覚感覚感覚!!!!

もうどうにでもなりたい。
全てがどうでもいい。

或る感覚さえいれば、この世は成り立つのだ。



最後にタチバナくんは、こう口にした。


「みんなとはこれでお別れです



日比谷で会いましょう」




タキンチャイ
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